JPH0138199Y2 - - Google Patents

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JPH0138199Y2
JPH0138199Y2 JP14632284U JP14632284U JPH0138199Y2 JP H0138199 Y2 JPH0138199 Y2 JP H0138199Y2 JP 14632284 U JP14632284 U JP 14632284U JP 14632284 U JP14632284 U JP 14632284U JP H0138199 Y2 JPH0138199 Y2 JP H0138199Y2
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formwork
inner regulating
concrete
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pieces
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はコンクリート型枠の間隔保持具に関
するものである。
[従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点] この種のコンクリート型枠間隔保持具として、
従来、実開昭58−95447号公報に記載のものが提
案されている。それは、第7図に示すように、短
冊状の間隔保持具本体31の両側縁にコンクリー
ト型枠の内側面を規制する内側規制片32,33
をそれぞれ折曲し、その内側規制片32,33の
外側に型枠の厚さaに相当する上下の型枠嵌合部
38〜41が左右位置に形成されるように外側規
制片34〜37を折曲したものであつた。ここに
おいて、上下の型枠嵌合部38〜41はそれぞれ
同一の左右位置に位置している。従つて、このコ
ンクリート型枠間隔保持具を用いて成型できるコ
ンクリートの形状は第6図に示すように下部から
上部まで同一厚さのものであり、第4図または第
5図に示すような中間部に段差があつて上部が薄
くなるコンクリートを成型することは不可能であ
つた。ちなみに、第4図及び第5図に示す形状の
コンクリートは上部側にタイル等を貼着するため
に近年要望され出してきたものである。
この考案の目的は前記のような問題点を解決
し、段差のあるコンクリートを容易に成型するこ
とができるとともに、間隔保持具を簡単に折り取
ることができるコンクリート型枠間隔保持具を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] 以上の目的を達成するために、この考案におい
ては短冊状の本体1の中央部一側縁に、上方へ向
かつて上部内側規制片2を折曲形成するととも
に、その上部内側規制片2の両端の外側にそれぞ
れ型枠嵌合部12,13が形成されるように、一
対の上部外側規制片4,5を折曲形成し、前記本
体1の中央部他側縁には下方へ向かつて一対の下
部内側規制片16,17を折曲形成し、その両下
部内側規制片16,17のうち少なくとも一方を
上部内側規制片2よりも外方に配置するととも
に、小片状に形成し、両下部内側規制片16,1
7の外側にそれぞれ型枠嵌合部14,15が形成
されるように一対の下部外側規制片6,7を折曲
形成し、前記上部内側規制片2の両端に対応して
本体1に折目線18を形成している。
[作用] 従つて、少なくとも一方の上部型枠が内方に位
置決めされて第4図又は第5図に示すようなコン
クリートが成型される。又、コンクリート硬化
後、間隔保持具を折目線から折り取るとき、下部
の内側規制片がコンクリート内に食込むことは極
度に少なくなり、その折り取りは容易となる。
[実施例] 以下、この考案を具体化したコンクリート型枠
間隔保持具の第一実施例を第1図および第3図に
よつて説明する。この実施例の間隔保持具は第4
図に示すコンクリートを成形するためのものであ
る。短冊状の間隔保持具本体1の中央部の一側縁
には上方へ向かう上部内側規制片2が折曲形成さ
れるとともに、同本体1の両端一側縁には上部内
側規制片2の外側に型枠の厚さaに相当する型枠
嵌合部12,13が形成されるように一対の上部
外側規制片4,5が同方向に折曲形成されてい
る。
前記本体1の中央部他側縁には下方へ向かう一
対の第一、第二下部内側規制片16,17が折曲
形成され、第一下部内側規制片16は前記上部内
側規制片2と同一の左右位置においてほぼ同形、
同大に形成されている。又、第二内側規制片17
は上部内側規制片2のやや外方に配置されて、小
さな直角三角形状をなし、その直角片が外方に位
置している。本体1の両端他側縁には前記第一、
第二下部内側規制片16,17の外側に型枠の厚
さaに相当する型枠嵌合部14,15が形成され
るように一対の下部外側規制片6,7が下方へ折
曲形成されている。
又、前記各外側規制片4〜7の内側縁先端部に
は先端側程内側規制片2,26,17に近接する
斜辺19が形成されている。
上部内側規制片2の両端に対応するように、す
なわち後述する上段型枠8,9の内面に対応する
ように、本体1の上面にはその長手方向と直交す
る方向に延びるミシン目状折目線18が形成さ
れ、そこから先端側部分を折り取るようになつて
いる。
次に、この実施例の間隔保持具の使用方法を第
3図に従つて説明する。孔Hの底面の割栗石S上
には底台板20が載置され、その底台板20上に
はほぼM字状のベースブロツク21が固設され
る。そのベースブロツク21の両端部にはベース
型枠22がその水平部において載置される。ベー
スブロツク21上にはこの実施例とは別の間隔保
持具23が載置され、その間隔保持具23により
一対の下段型枠10,11の下端部の間隔が保持
される。
この状態で両下段型枠10,11の上端部間に
この実施例の間隔保持具を架設する。つまり、下
方の型枠嵌合部14,15を下段型枠10,11
の上端部に外嵌すると、両下段型枠10,11の
内側面がそれぞれ第一、第二下部内側規制片1
6,17に係止されてその下段型枠10,11の
内方への移動が規制されるとともに、両下段型枠
10,11の補強リブ10a,11aの外側面が
外側規制片6,7の斜辺19にそれぞれ係止され
て、両下段型枠10,11の位置決めがなされ
る。次に、一対の上段型枠8,9の下端部を間隔
保持具の上方側の型枠嵌合部12,13にそれぞ
れ嵌合すると、両上段型枠8,9内側面が内側規
制片2に係止されるとともに、補強リブ8a,9
aの外側面が斜辺19にそれぞれ係止されて、両
上段型枠8,9の位置決めがなされる。上段型枠
8,9の上端部間にも図示しない間隔保持具が架
設される。このようにして、上下の型枠8〜11
を立設できるとともに、それらを所要の間隔に保
持できる。そして、この場合、下方側の一方の型
枠嵌合間隔15が外方に位置しているので、逆に
言えば上方の一方の型枠嵌合部13が内方に位置
しているので、一方の上段型枠9がその下方の下
段型枠11よりも内方に位置している。
この状態において上段型枠8,9間及び下段型
枠10,11間にコンクリートを打設しそれが硬
化したら、上段型枠8,9、下段型枠10,11
及びベース型枠22を取り外し、間隔保持具をそ
れが邪魔にならないように両端部をミシン目状折
目線18において上方に折り取つて切除する。こ
のようにすれば、間隔保持具がコンクリートの外
面にほとんど露出することなく第4図に示す形状
のコンクリートが成型される。この場合、ミシン
目状折目線18部分からの上方への折り取りによ
り第二内側規制片17はコンクリート内から抜取
られるが、この第二内側規制片17は小片状をな
しているので、コンクリート内に深く食い込むこ
とはなく、その抜取りを小さな力で容易に行うこ
とができる。
なお、型枠間にコンクリートを打設してそれが
硬化する前の状態においては、各型枠8〜11の
補強リブ8a〜11aがそれぞれ各外側規制片5
〜7の斜辺19に押付けられ、その斜辺19の作
用により、各型枠8〜11には間隔保持具の本体
1方向への力が作用するので、各型枠は型枠間隔
保持具との結合がより確実となるとともに、外方
への力が方向転換されて外側規制片4〜7部分の
破損等を防止できる。
第2図はこの考案の第二実施例を示すもので、
この実施例では、第二下部内側規制片17を一対
設けるとともに、それらの間に第一下部内側規制
片20が設けられ、下部型枠嵌合部14,15を
両方とも上部型枠嵌合部12,13の外方に配置
したものである。
従つて、上段型枠8,9は両方とも下段型枠1
0,11の内方に位置することになり、第5図に
示す形状のコンクリートを成形することができ
る。その他の作用は前記第一実施例と同様であ
る。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、次のような態様で具体化してもよい。
(イ) 各外側規制片4〜7及び本体1の両端部の少
なくとも一方に補強用リブを設けて、型枠8〜
11に加えられる外方への力に対する強度を増
すようにすること。
(ロ) 第二内側規制片17の形状を四分の一円形
等、小片状をなす他の形状に変更すること。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案は段付コンクリ
ートを容易に成型することができるとともに、間
隔保持具を簡単に折り取ることができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した第一実施例の間
隔保持具を示す斜視図、第2図は同じく第二実施
例の間隔保持具を示す斜視図、第3図は間隔保持
具の使用状態を示す断面図、第4図〜第6図は打
設されたコンクリートを示すそれぞれ斜視図、第
7図は従来の間隔保持具を示す斜視図である。 1……間隔保持具本体、2……上部内側規制
片、4,5……上部外側規制片、6,7……下部
外側規制片、8〜11……型枠、12〜15……
嵌合部、16……第一下部内側規制片、17……
第二下部内側規制片、18……折目線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 短冊状の本体1の中央部一側縁に、上方へ向か
    つて上部内側規制片2を折曲形成するとともに、
    その上部内側規制片2の両端の外側にそれぞれ型
    枠嵌合部12,13が形成されるように、一対の
    上部外側規制片4,5を折曲形成し、 前記本体1の中央部他側縁には下方へ向かつて
    一対の下部内側規制片16,17を折曲形成し、
    その両下部内側規制片16,17のうち少なくと
    も一方を上部内側規制片2よりも外方に配置する
    とともに、小片状に形成し、両下部内側規制片1
    6,17の外側にそれぞれ型枠嵌合部14,15
    が形成されるように一対の下部外側規制片6,7
    を折曲形成し、 前記上部内側規制片2の両端に対応して本体1
    に折目線18を形成したことを特徴とするコンク
    リート型枠間隔保持具。
JP14632284U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0138199Y2 (ja)

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JP14632284U JPH0138199Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JP14632284U JPH0138199Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JPS6162148U JPS6162148U (ja) 1986-04-26
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JP14632284U Expired JPH0138199Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JP2752805B2 (ja) * 1991-06-21 1998-05-18 株式会社エヌ・エス・ピー 多段積み型枠用間隔保持具

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JPS6162148U (ja) 1986-04-26

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