JPS6329483B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6329483B2 JPS6329483B2 JP56017338A JP1733881A JPS6329483B2 JP S6329483 B2 JPS6329483 B2 JP S6329483B2 JP 56017338 A JP56017338 A JP 56017338A JP 1733881 A JP1733881 A JP 1733881A JP S6329483 B2 JPS6329483 B2 JP S6329483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- cover member
- base member
- distribution board
- resin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 24
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 24
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 5
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 24
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
- Distribution Board (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は分電盤に関するものである。
第１図に示すようにベース部材Ｂとカバー部材
Ｃとを掌合させて分電盤ボツクスＡを形成した従
来みられる住宅用分電盤においては、これらベー
ス部材Ｂおよびカバー部材Ｃを第２図ないし第４
図に示すように合成樹脂素材のみによつて成形し
ていた。
Ｃとを掌合させて分電盤ボツクスＡを形成した従
来みられる住宅用分電盤においては、これらベー
ス部材Ｂおよびカバー部材Ｃを第２図ないし第４
図に示すように合成樹脂素材のみによつて成形し
ていた。
そのため、所定の強度を確保する必要上、カバ
ー部材Ｃ、ベース部材Ｂの合成樹脂層の板厚を相
当厚くしなければならず、材料を多く要するばか
りでなく分電盤全体の形状が大きくなつてしまう
という欠点を有していた。
ー部材Ｃ、ベース部材Ｂの合成樹脂層の板厚を相
当厚くしなければならず、材料を多く要するばか
りでなく分電盤全体の形状が大きくなつてしまう
という欠点を有していた。
また、分電盤は内部にブレーカなどが装置され
るため、前記ベース部材Ｂおよびカバー部材Ｃは
難燃性であることが必要であるが、合成樹脂のみ
を素材とする従来例においては、前記の要請を満
たすためにその素材として自己消火性樹脂を用い
ており、材料コストの一層の増大を招いていた。
るため、前記ベース部材Ｂおよびカバー部材Ｃは
難燃性であることが必要であるが、合成樹脂のみ
を素材とする従来例においては、前記の要請を満
たすためにその素材として自己消火性樹脂を用い
ており、材料コストの一層の増大を招いていた。
したがつて、この発明の目的は、強度、難燃性
の向上をはかり、材料コストを低減化することの
できる分電盤を提供することである。
の向上をはかり、材料コストを低減化することの
できる分電盤を提供することである。
この発明の第１の実施例を第５図および第６図
に示す。すなわち、この分電盤は、四角形の箱状
に絞り加工した鉄板１ａ，１ｂとともに合成樹脂
をハツト形に成形して、合成樹脂層２ａ，２ｂの
水平面部と側面部の内面側に前記鉄板１ａ，１ｂ
の表面が露出するように埋設し、開口縁に接合フ
ランジ部３ａ，３ｂを沿設したベース部材４とカ
バー部材５の一対を形成し、第６図に示すように
ベース部材４の接合フランジ部３ｂ近傍に形成し
た係合突部６とカバー部材５の接合フランジ部３
ａ近傍に形成した被係合溝７との弾性係合によ
り、ベース部材４とカバー部材５とを掌合して分
電盤ボツクスを形成したものである。
に示す。すなわち、この分電盤は、四角形の箱状
に絞り加工した鉄板１ａ，１ｂとともに合成樹脂
をハツト形に成形して、合成樹脂層２ａ，２ｂの
水平面部と側面部の内面側に前記鉄板１ａ，１ｂ
の表面が露出するように埋設し、開口縁に接合フ
ランジ部３ａ，３ｂを沿設したベース部材４とカ
バー部材５の一対を形成し、第６図に示すように
ベース部材４の接合フランジ部３ｂ近傍に形成し
た係合突部６とカバー部材５の接合フランジ部３
ａ近傍に形成した被係合溝７との弾性係合によ
り、ベース部材４とカバー部材５とを掌合して分
電盤ボツクスを形成したものである。
カバー部材５およびベース部材４の水平面部に
は、ボツクス内に装置するブレーカのスイツチそ
の他の部品のための窓をプレス加工などの加工手
段で形成する。
は、ボツクス内に装置するブレーカのスイツチそ
の他の部品のための窓をプレス加工などの加工手
段で形成する。
このように、合成樹脂の成形に合わせて鉄板１
ａ，１ｂを埋設し、ベース部材４およびカバー部
材５の合成樹脂層２ａ，２ｂの水平面部および側
面部内面側に鉄板１ａ，１ｂの表面が露出するよ
うに形成したため、鉄板１ａ，１ｂの存在により
合成樹脂層２ａ，２ｂの板厚を厚くすることなく
十分な強度を得ることができるとともに、内面側
に露出する鉄板１ａ，１ｂにより難燃性の向上を
はかることができ、合成樹脂の使用量を低減化で
き、自己消火性樹脂など特殊な材料を用いる必要
がなく材料コストを大幅に低減化することができ
る。分電盤では内部にブレーカ等を収納するた
め、その端子等が発熱するが、鉄板１ａ，１ｂに
より発熱を吸収する効果も得られ、合成樹脂層２
ａ，２ｂの劣化や変形が防止できる。特に、係合
溝６や係合突部７の熱変形が防止されることか
ら、熱変形による係合の外れも無くなる。
ａ，１ｂを埋設し、ベース部材４およびカバー部
材５の合成樹脂層２ａ，２ｂの水平面部および側
面部内面側に鉄板１ａ，１ｂの表面が露出するよ
うに形成したため、鉄板１ａ，１ｂの存在により
合成樹脂層２ａ，２ｂの板厚を厚くすることなく
十分な強度を得ることができるとともに、内面側
に露出する鉄板１ａ，１ｂにより難燃性の向上を
はかることができ、合成樹脂の使用量を低減化で
き、自己消火性樹脂など特殊な材料を用いる必要
がなく材料コストを大幅に低減化することができ
る。分電盤では内部にブレーカ等を収納するた
め、その端子等が発熱するが、鉄板１ａ，１ｂに
より発熱を吸収する効果も得られ、合成樹脂層２
ａ，２ｂの劣化や変形が防止できる。特に、係合
溝６や係合突部７の熱変形が防止されることか
ら、熱変形による係合の外れも無くなる。
また、鉄板１ａ，１ｂの埋設領域は合成樹脂層
２ａ，２ｂのうち、水平面部と側面部に限定して
いるため、接合フランジ部３ａ，３ｂ近傍は合成
樹脂層２ａ，２ｂのみからなり、係合突部６、係
合溝７の形成に不都合がないばかりでなく、合成
樹脂の可とう性により、係合突部６と係合溝７と
の弾性係合機能を付与することができる。
２ａ，２ｂのうち、水平面部と側面部に限定して
いるため、接合フランジ部３ａ，３ｂ近傍は合成
樹脂層２ａ，２ｂのみからなり、係合突部６、係
合溝７の形成に不都合がないばかりでなく、合成
樹脂の可とう性により、係合突部６と係合溝７と
の弾性係合機能を付与することができる。
この発明の第２の実施例を第７図に示す。すな
わち、この分電盤は、前記ベース部材４およびカ
バー部材５（カバー部材５についてのみ図示）の
合成樹脂層２ａに埋設する鉄板１′ａを、その水
平面部と側面部とで２部材１′a1，１′a2に分離し
たものであり、その表面を合成樹脂層２ａの内面
側に露出させる構成は前記第１の実施例と同様で
ある。
わち、この分電盤は、前記ベース部材４およびカ
バー部材５（カバー部材５についてのみ図示）の
合成樹脂層２ａに埋設する鉄板１′ａを、その水
平面部と側面部とで２部材１′a1，１′a2に分離し
たものであり、その表面を合成樹脂層２ａの内面
側に露出させる構成は前記第１の実施例と同様で
ある。
このように、鉄板１′ａ，１′ｂをベース部材４
およびカバー部材５の合成樹脂層２ａ，２ｂ水平
面部と側面部とに分離したため、前記の実施例の
ように箱状に絞り加工する処理が不要となり、合
成樹脂の成形において型内に鉄板１′ａ，１′ｂの
各片材（第７図では１′a1と１′a2）を配設するだ
けでよく、その製造が極めて容易となる。
およびカバー部材５の合成樹脂層２ａ，２ｂ水平
面部と側面部とに分離したため、前記の実施例の
ように箱状に絞り加工する処理が不要となり、合
成樹脂の成形において型内に鉄板１′ａ，１′ｂの
各片材（第７図では１′a1と１′a2）を配設するだ
けでよく、その製造が極めて容易となる。
そのほかの効果は前記第１の実施例と同様であ
る。
る。
以上のように、この発明の分電盤は、開口縁に
接合フランジ部を沿設した断面形状がハツト形の
合成樹脂層の水平面部と側面部とに金属板を埋設
して成形したベース部材とカバー部材の一対を互
の前記接合フランジ部で接合して分電盤ホツクス
としたものであるため、金属板の存在により十分
な強度を得ることができるばかりでなく、難燃性
も向上し、合成樹脂層の板厚も薄くでき使用材料
が低減化され製造コストを大幅に低減化すること
ができる。また、金属板を分電盤ボツクスの内面
に露出して設けているため、合成樹脂層の補強が
得られるだけでなく、難燃性が向上する。カバー
部材とベース部材とは係合溝と係合突部で係合さ
せているが、これら係合溝と係合突部の部分は金
属板を設けていないので、金属板による補強を図
つていながら、樹脂の弾性により弾性係合効果が
得られる。さらに、分電盤では内部にブレーカ等
を収納するため、その端子等が発熱するが、金属
板により発熱を吸収する効果も得られ、合成樹脂
層の劣化や変形が防止できる。特に、係合溝や係
合突部の熱変形が防止されることから、熱変形に
よる係合の外れも無くなる等の効果を有する。
接合フランジ部を沿設した断面形状がハツト形の
合成樹脂層の水平面部と側面部とに金属板を埋設
して成形したベース部材とカバー部材の一対を互
の前記接合フランジ部で接合して分電盤ホツクス
としたものであるため、金属板の存在により十分
な強度を得ることができるばかりでなく、難燃性
も向上し、合成樹脂層の板厚も薄くでき使用材料
が低減化され製造コストを大幅に低減化すること
ができる。また、金属板を分電盤ボツクスの内面
に露出して設けているため、合成樹脂層の補強が
得られるだけでなく、難燃性が向上する。カバー
部材とベース部材とは係合溝と係合突部で係合さ
せているが、これら係合溝と係合突部の部分は金
属板を設けていないので、金属板による補強を図
つていながら、樹脂の弾性により弾性係合効果が
得られる。さらに、分電盤では内部にブレーカ等
を収納するため、その端子等が発熱するが、金属
板により発熱を吸収する効果も得られ、合成樹脂
層の劣化や変形が防止できる。特に、係合溝や係
合突部の熱変形が防止されることから、熱変形に
よる係合の外れも無くなる等の効果を有する。
第１図は従来例の外観斜視図、第２図はそのベ
ース部材の斜視図、第３図はそのカバー部材の斜
視図、第４図はカバー部材の部分縦断面図、第５
図はこの発明の第１の実施例を示すカバー部材の
要部縦断面図、第６図はそのベース部材とカバー
部材の掌合状態を示す要部縦断面図、第７図はこ
の発明の第２の実施例を示すカバー部材の要部縦
断面図である。 １ａ，１′ａ，１ｂ…鉄板（金属板）、２ａ，２
ｂ…合成樹脂層、３ａ，３ｂ…接合フランジ部、
４…ベース部材、５…カバー部材、６…係合突
部、７…係合溝。
ース部材の斜視図、第３図はそのカバー部材の斜
視図、第４図はカバー部材の部分縦断面図、第５
図はこの発明の第１の実施例を示すカバー部材の
要部縦断面図、第６図はそのベース部材とカバー
部材の掌合状態を示す要部縦断面図、第７図はこ
の発明の第２の実施例を示すカバー部材の要部縦
断面図である。 １ａ，１′ａ，１ｂ…鉄板（金属板）、２ａ，２
ｂ…合成樹脂層、３ａ，３ｂ…接合フランジ部、
４…ベース部材、５…カバー部材、６…係合突
部、７…係合溝。
Claims (1)
- １ 開口縁に接合フランジ部を沿設した断面形状
がハツト形の合成樹脂層の水平面部と側面部とに
金属板を埋設して形成したベース部材とカバー部
材の一対を互いの前記接合フランジ部で重ねて分
電盤ボツクスとし、前記カバー部材の開口縁の内
面に係合溝を設けるとともにこの係合溝に係合す
る係合突部を前記ベース部材の開口縁の内面に突
設し、前記金属板はその表面を前記合成樹脂層の
内面側に露出させ、かつこの金属板は前記係合溝
および係合突部を除く部分にのみ設けた分電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56017338A JPS57132704A (en) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | Power distribution board |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56017338A JPS57132704A (en) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | Power distribution board |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57132704A JPS57132704A (en) | 1982-08-17 |
| JPS6329483B2 true JPS6329483B2 (ja) | 1988-06-14 |
Family
ID=11941258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56017338A Granted JPS57132704A (en) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | Power distribution board |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57132704A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4557249B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2010-10-06 | 中国電力株式会社 | 分電盤 |
| JP4868898B2 (ja) * | 2006-03-15 | 2012-02-01 | 株式会社三洋コンサルタント | 係留装置 |
| JP5084030B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2012-11-28 | 河村電器産業株式会社 | 筺体の構造 |
| JP5033048B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2012-09-26 | パナソニックエコソリューションズ電路株式会社 | 分電盤 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5631128Y2 (ja) * | 1978-10-31 | 1981-07-24 |
-
1981
- 1981-02-06 JP JP56017338A patent/JPS57132704A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57132704A (en) | 1982-08-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2559357A1 (en) | Floor panels with edge connectors | |
| ES403806A1 (es) | Sistema de construccion, especialmente para el levantamien-to de edificios y formacion de contenedores y carrocerias devehiculos. | |
| JPS5954527A (ja) | 車両用モ−ルデイングの製造方法 | |
| JPS6329483B2 (ja) | ||
| JPH079018U (ja) | 分岐接続箱 | |
| US1326498A (en) | Switch-box or outlet-box. | |
| US3067905A (en) | Weatherproof battery box | |
| US2640619A (en) | Fitting for electrical conduits | |
| JPH0321042Y2 (ja) | ||
| CN219124513U (zh) | 一种家储电源柜 | |
| JP3384621B2 (ja) | 配線口の塞ぎ蓋付きフロアパネル | |
| JPS6438580A (en) | Manufacture of outer box for refrigerator | |
| CN213783822U (zh) | 一种壳体及具有其的生活电器 | |
| JP2575613Y2 (ja) | 電気接続箱のカバーロック構造 | |
| JPH0548377Y2 (ja) | ||
| US5813795A (en) | Finishing arrangement for a front peripheral flange of a cabinet | |
| JPH0672463B2 (ja) | 防火断熱外装板 | |
| GB2152768A (en) | Decoration housing for electric wires | |
| JPS6313742Y2 (ja) | ||
| JPH024325Y2 (ja) | ||
| JPH0411302Y2 (ja) | ||
| KR200143034Y1 (ko) | 몰탈 부착성이 개선된 단자함 | |
| JPS5915102Y2 (ja) | キャビネット構造 | |
| JP3022646U (ja) | 合成樹脂製ピット蓋 | |
| JPS6326511Y2 (ja) |