JPS6329481Y2 - - Google Patents

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JPS6329481Y2
JPS6329481Y2 JP10802383U JP10802383U JPS6329481Y2 JP S6329481 Y2 JPS6329481 Y2 JP S6329481Y2 JP 10802383 U JP10802383 U JP 10802383U JP 10802383 U JP10802383 U JP 10802383U JP S6329481 Y2 JPS6329481 Y2 JP S6329481Y2
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JP
Japan
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outer container
safety device
bayonet
container
vacuum double
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JP10802383U
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English (en)
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JPS6015235U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、携帯用ランチジヤーにおける、外容
器と安全器との、取付け部の構造に関するもので
ある。
ランチジヤーは、飯器、汁器、菜入れ等を収納
し保温するものであつて、通常真空二重びんが使
用されている。しかし真空二重びんは万一破損し
た場合に極めて危険であることから、該真空二重
びんを外容器内に収納すると共に、該真空二重び
ん内に安全器が嵌合されている。
而して、この安全器は真空二重びんの破損時の
危険防止のみでなく、真空二重びんを外容器内の
所定の位置に支持し、また収納される飯器、汁
器、菜入れ等の重量を支える作用をもするもので
あり、外容器に対して強固に固定されていること
が必要である。従つて、従来この種のランチジヤ
ーにおいては、外容器と安全器とは、ビス止めに
より固定されていた。しかしながらビス止め作業
は作業効率が悪く、また何本ものビスを均等に締
付けるためには、複雑な特殊工具を必要とし、コ
ストアツプの原因となつていた。
また、従来例として実公昭55−21616号公報に
は、外容器と安全器とをバヨネツトにより結合し
たものが記載されているが、別部材としての環状
部材を必要としており、構造が複雑にならざるを
得ない。
本考案はかかる事情に鑑がみなされたものであ
つて、外容器と安全器とを直接にバヨネツトによ
り結合したもので、構造が簡単であり組立てが容
易な外容器と安全器との結合構造を提供するもの
である。
而して本考案は、外容器内に真空二重びんを収
納し、該外容器の上部及び真空二重びん内に、安
全器を嵌合してなるランチジヤーにおいて、断面
略正方形状の前記外容器の上面に円筒状の短筒部
を突設すると共に、該短筒部の外周面の前記外容
器の正方形における角部に相当する位置にバヨネ
ツト雄片を形成し、一方前記安全器は、上板の外
周に前記外容器の外周面に連続する外殻を垂設
し、該外殻の角部の内方に前記端筒部の外周に嵌
合する円弧状の支持壁を垂設すると共に、該支持
壁の内周面にバヨネツト雌片を形成し、バヨネツ
トを螺合させて安全器を外容器に固定すると共に
真空二重びんを安全器と外容器の底部に設けられ
たクツシヨンとの間に支持したことを特徴とする
ものである。
以下、本考案の実施例を、図面に従つて説明す
る。
図面は、本考案の一実施例を示すものである。
1は外容器であつて、断面略正方形状の胴部2a
と該胴部2aの下部に形成された底部2bとより
なり、胴部2aの上部に円筒状の短筒部3が突設
され、該短筒部3の外周面における前記胴部2a
の正方形の角部に相当する位置には、バヨネツト
雄片4が形成されている。
5は安全器であつて、中央部には真空二重びん
6の内面に嵌合される収納部7が形成され、該収
納部7の上部に外方に延びる上板8が形成され、
該上板8の外周には、前記外容器1の胴部2aに
連続する外殻9が垂設されている。さらに該外殻
9の内方には前記外容器1の端筒部3の外周に嵌
合する円弧状の支持壁10が垂設されており、該
支持壁10の内周面には、バヨネツト雌片11が
形成されている。
而して、外容器1と安全器5とは、安全器5の
バヨネツト雌片11を外容器1のバヨネツト雄片
4に螺合させ、外容器1と安全器5とを直接に結
合している。そして安全器5の上面8の裏面と、
外容器1の底部2b上に載置されたクツシヨン部
材12との間に、前記真空二重びん6を支持し、
該真空二重びん6内に、安全器5の収納部7が嵌
合されている。而して該収納部7内には、汁器1
3及び飯器14が収納され、上板8上には菜入れ
15が載置され、該菜入れ15上にはスプーン1
6が載置されており、上部を蓋17で覆つてい
る。該蓋17は、一方を安全器5の上面8に立設
した爪に係合し、他方を蓋17に軸着されたフツ
ク18の係合爪を安全器5の外殻9から突出した
係合片に係止することにより、外容器上面に着脱
自在に固定される。
また、この実施例においては、バヨネツト4,
11は第2図に示すように四組設けられており、
その内相対抗する二組のバヨネツト4a,11a
は、第3図に示すように第4図に示す他の二組の
バヨネツト4b,11bよりも、高い位置におい
て係合するようになつており、一方のバヨネツト
4a,11aと他方のバヨネツト11b,4bと
は螺合し得ないようになつており、常に正しい状
態でのみ結合し得るようになつている。
本考案によれば、外容器1と安全器5とが直接
にバヨネツト4,11により結合されているの
で、ビス止めする場合に比べて組立て作業が容易
であり、作業効率が良く、特殊工具を必要としな
い。また前記公知例のように別部材を必要としな
いので、構造が簡単であり、安価に提供すること
ができるのである。
一般に、この種のランチジヤーの外容器1は、
安価なブロー成型法で成型したものが使用される
が、ブロー成型法においては内側面の寸法精度が
劣り、該内側面にバヨネツト4を形成することが
できず、先の従来例においてはこのために別部材
の環状部材を使用していたのであるが、本考案に
よれば外容器1の外側面にバヨネツト4を形成し
ているので、ブロー成型法による外容器を使用す
ることができるのである。
さらに本考案によれば、外容器1及び安全器5
に、局部的な負荷がかかることがないので、その
変形が少なく、両者の組立て時に過度の隙間が生
じることがなく、ビスの締め過ぎによる不良が生
じない。また、ランチジヤーの内外面に凹凸がな
いため洗い易く、外容器1と真空二重びん6との
間に水が侵入することがなく、さらに、ビスの錆
などにより汚れることがない。
さらに本願考案では角型のランチジヤーにおけ
る角部にバヨネツトを形成しているので、平面部
分はねじ山がなく、全周に亘つてねじを形成した
場合に較べてコンパクトなものとなる。
また、実施例のように外容器1と安全器5とを
二種類のバヨネツトで結合することにより、常に
正しく結合されるようにすることができ、組立て
がさらに容易になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は第2図における−断面図であり、第
2図は第1図における−断面図、第3図及び
第4図は、第2図における−部及び−部
の主要部の拡大断面図である。 1……外容器、3……短筒部、4……バヨネツ
ト雄片、5……安全器、6……真空二重びん、8
………上面、9……外殻、10……支持壁、11
……バヨネツト雌片、12……クツシヨン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外容器内に真空二重びんを収納し、該外容器
    の上部及び真空二重びん内に、安全器を嵌合し
    てなるランチジヤーにおいて、断面略正方形状
    の前記外容器の上面に円筒状の短筒部を突設す
    ると共に、該短筒部の外周面の前記外容器の正
    方形における角部に相当する位置にバヨネツト
    雄片を形成し、一方前記安全器は、上板の外周
    に前記外容器の外周面に連続する外殻を垂設
    し、該外殻の角部の内方に前記端筒部の外周に
    嵌合する円弧状の支持壁を垂設すると共に、該
    支持壁の内周面にバヨネツト雌片を形成し、バ
    ヨネツトを螺合させて安全器を外容器に固定す
    ると共に真空二重びんを安全器と外容器の底部
    に設けられたクツシヨンとの間に支持したこと
    を特徴とする、ランチジヤーの安全器取付け部
    の構造。 2 前記バヨネツトを四組形成し、相対抗する二
    組を、他の二組と互に結合し得ない異種のもの
    としたことを特徴とする、実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の、ランチジヤーの安全器取付
    け部の構造。
JP10802383U 1983-07-11 1983-07-11 ランチジヤ−の安全器取付け部の構造 Granted JPS6015235U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10802383U JPS6015235U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 ランチジヤ−の安全器取付け部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10802383U JPS6015235U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 ランチジヤ−の安全器取付け部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015235U JPS6015235U (ja) 1985-02-01
JPS6329481Y2 true JPS6329481Y2 (ja) 1988-08-08

Family

ID=30252182

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10802383U Granted JPS6015235U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 ランチジヤ−の安全器取付け部の構造

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JP (1) JPS6015235U (ja)

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JPS6015235U (ja) 1985-02-01

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