JPS633942Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS633942Y2 JPS633942Y2 JP7263982U JP7263982U JPS633942Y2 JP S633942 Y2 JPS633942 Y2 JP S633942Y2 JP 7263982 U JP7263982 U JP 7263982U JP 7263982 U JP7263982 U JP 7263982U JP S633942 Y2 JPS633942 Y2 JP S633942Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral wall
- wall
- container
- fitted
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 24
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 2
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は把手付きの合成樹脂製容器に係る。
近時樽状の合成樹脂製容器が多く出廻つている
が、該容器本体は、壁部の機械的強度を高めるた
めに二軸延伸させたものが用いられており、又材
料節約の肉薄化のために、その底壁は球面状に下
方へ膨出形成されている。しかしそれでは容器本
体を起立させることは出来ないから、容器本体底
部に袴ないしベースキヤツプと称する脚台を嵌合
させ、又容器本体上部にも上記袴状の上袴を嵌合
させて、容器全体を樽状の外形としているもので
ある。この種容器は比較的大形であるために持ち
難く、そのため把手を付けると便利であるが、容
器本体は肉薄であるからその胴部に把手を付ける
ことは困難であり、又上記の上袴に付設すると該
上袴が外れ易い欠点があつた。
が、該容器本体は、壁部の機械的強度を高めるた
めに二軸延伸させたものが用いられており、又材
料節約の肉薄化のために、その底壁は球面状に下
方へ膨出形成されている。しかしそれでは容器本
体を起立させることは出来ないから、容器本体底
部に袴ないしベースキヤツプと称する脚台を嵌合
させ、又容器本体上部にも上記袴状の上袴を嵌合
させて、容器全体を樽状の外形としているもので
ある。この種容器は比較的大形であるために持ち
難く、そのため把手を付けると便利であるが、容
器本体は肉薄であるからその胴部に把手を付ける
ことは困難であり、又上記の上袴に付設すると該
上袴が外れ易い欠点があつた。
本案は上記欠点を除去すると共に、通常飽和ポ
リエステル樹脂を二軸延伸して形成される容器本
体を、従来品以上に肉薄化できるようにしたもの
で、以下図面について説明する。
リエステル樹脂を二軸延伸して形成される容器本
体を、従来品以上に肉薄化できるようにしたもの
で、以下図面について説明する。
１は飽和ポリエステル樹脂製の二軸延伸された
容器本体である。その底壁２は下方へ膨出させて
球面状に形成されている。該底壁周縁から起立さ
れた胴部３の上端からは、肩部４を介してキヤツ
プ５螺合用の口頚部６が起立されている。該口頚
部の下部には外向きフランジ７を付設させること
が望ましい。
容器本体である。その底壁２は下方へ膨出させて
球面状に形成されている。該底壁周縁から起立さ
れた胴部３の上端からは、肩部４を介してキヤツ
プ５螺合用の口頚部６が起立されている。該口頚
部の下部には外向きフランジ７を付設させること
が望ましい。
上記容器本体の下部にはベースカツプ８が嵌着
させてある。該ベースカツプは、容器本体の底壁
２を支持する支持壁９を、第１周壁１０の下部内
面に横設させ、第１周壁の上部を容器本体胴部の
下部に嵌着させたものである。第１周壁下端面は
卓上等に載置させる接地面１１とする。支持壁は
第１周壁内面に直接設けてもよいが、図示のよう
に第１周壁下部を内方へ折返して該折返し部上端
縁に支持壁外周を付設させてもよい。
させてある。該ベースカツプは、容器本体の底壁
２を支持する支持壁９を、第１周壁１０の下部内
面に横設させ、第１周壁の上部を容器本体胴部の
下部に嵌着させたものである。第１周壁下端面は
卓上等に載置させる接地面１１とする。支持壁は
第１周壁内面に直接設けてもよいが、図示のよう
に第１周壁下部を内方へ折返して該折返し部上端
縁に支持壁外周を付設させてもよい。
上記ベースカツプの第１周壁上部を嵌着させた
部分上方の容器本体胴部の全体外面には、外筒１
２の第２周壁１３を嵌着させる。該第２周壁は容
器本体肩部よりも上方まで周壁上部を起立させた
もので、第２周壁上端面１３ａは容器本体口頚部
の上端面とほぼ同一高さまで突出させている。第
２周壁上端面からは下内方へ隠し板１４を付設さ
せるとよく、該隠し板内周縁部は口頚部の外向き
フランジ外周縁部下面に係合させてある。第２周
壁適所の上下両部分からは連結板１５，１５を外
方に突出させ、該連結板先端間に握持板１６を架
設させて把手１７を形成させる。握持板上部は、
上方側連結板よりも上方まで突出させて形成さ
せ、該把手を持ち、容器を傾ける際の指当て部と
するとよい。
部分上方の容器本体胴部の全体外面には、外筒１
２の第２周壁１３を嵌着させる。該第２周壁は容
器本体肩部よりも上方まで周壁上部を起立させた
もので、第２周壁上端面１３ａは容器本体口頚部
の上端面とほぼ同一高さまで突出させている。第
２周壁上端面からは下内方へ隠し板１４を付設さ
せるとよく、該隠し板内周縁部は口頚部の外向き
フランジ外周縁部下面に係合させてある。第２周
壁適所の上下両部分からは連結板１５，１５を外
方に突出させ、該連結板先端間に握持板１６を架
設させて把手１７を形成させる。握持板上部は、
上方側連結板よりも上方まで突出させて形成さ
せ、該把手を持ち、容器を傾ける際の指当て部と
するとよい。
容器の全体形状はほゞ樽状に形成する。
本案は上記構成としたもので、容器本体底壁は
下方に膨出させて球面状としてあるから、底壁の
二軸延伸を充分行うことが出来ると共に容器本体
底部にはベースカツプ８を嵌着させてあるから、
容器本体の底壁が球面状であるに拘らず容器を起
立させることが出来、又上記ベースカツプ第１周
壁を嵌着させた部分よりも上方の容器本体胴部の
外面に、第２周壁１３を嵌着させ、該第２周壁上
部は上方まで突出させてその上端面が容器本体口
頚部の上端面とほゞ同一高さに位置するよう設け
たから、容器体口頚部は第２周壁上部内に隠され
て容器全体形状を樽状とすることが出来、又第２
周壁適所の上下両部分から連結板１５，１５を外
方に突出させると共に、該連結板先端間に握持板
を架設させて把手１７を形成させたから、把手を
確実に第２周壁に付設でき、又、把手１７は外筒
１２と共に一体成形するからその成形が容易であ
り、その第２周壁は容器体胴部に深く嵌合されて
いるから把手と共に第２周壁を有する外筒が外れ
るようなことがなく、更に容器体は上記ベースカ
ツプと外筒とでそのほゞ全体が覆われることとな
るから、容器体の剛性が弱められる程度にまで薄
肉化してもベースカツプと外筒によりその剛性が
補強されることとなつて使用上支障を来たすこと
がなく、上記のように容器本体は薄肉化でき、か
つベースカツプおよび外筒は通常の合成樹脂材と
すればよいから、廉価に製作することができる。
下方に膨出させて球面状としてあるから、底壁の
二軸延伸を充分行うことが出来ると共に容器本体
底部にはベースカツプ８を嵌着させてあるから、
容器本体の底壁が球面状であるに拘らず容器を起
立させることが出来、又上記ベースカツプ第１周
壁を嵌着させた部分よりも上方の容器本体胴部の
外面に、第２周壁１３を嵌着させ、該第２周壁上
部は上方まで突出させてその上端面が容器本体口
頚部の上端面とほゞ同一高さに位置するよう設け
たから、容器体口頚部は第２周壁上部内に隠され
て容器全体形状を樽状とすることが出来、又第２
周壁適所の上下両部分から連結板１５，１５を外
方に突出させると共に、該連結板先端間に握持板
を架設させて把手１７を形成させたから、把手を
確実に第２周壁に付設でき、又、把手１７は外筒
１２と共に一体成形するからその成形が容易であ
り、その第２周壁は容器体胴部に深く嵌合されて
いるから把手と共に第２周壁を有する外筒が外れ
るようなことがなく、更に容器体は上記ベースカ
ツプと外筒とでそのほゞ全体が覆われることとな
るから、容器体の剛性が弱められる程度にまで薄
肉化してもベースカツプと外筒によりその剛性が
補強されることとなつて使用上支障を来たすこと
がなく、上記のように容器本体は薄肉化でき、か
つベースカツプおよび外筒は通常の合成樹脂材と
すればよいから、廉価に製作することができる。
図面は本案容器の半断面図である。
１……容器本体、８……ベースカツプ、１２…
…外筒、１７……把手。
…外筒、１７……把手。
Claims (1)
- 底壁２を球面状に下方へ膨出形成させると共
に、該底壁周縁から起立させた胴部上端から肩部
４を介して口頚部６を起立させた容器本体１と、
上記底壁を第１周壁１０内面に横設させた支持壁
９により支持させて第１周壁上部を容器本体胴部
の下部に嵌着させ、かつ第１周壁下端面を接地面
としたベースカツプ８と、該ベースカツプの第１
周壁を嵌着させた部分上方の容器本体胴部の全体
外面に、第２周壁１３を嵌着させて該第２周壁上
端面が容器本体口頚部の上端面とほゞ同一高さに
位置するよう第２周壁上部を突出させ、又該第２
周壁適所の上下両部分から連結板１５，１５を外
方に突出させると共に、該連結板先端間に握持板
１６を架設させて把手１７を形成させた外筒１２
とからなる把手付き合成樹脂製容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7263982U JPS58174432U (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 把手付き合成樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7263982U JPS58174432U (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 把手付き合成樹脂製容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58174432U JPS58174432U (ja) | 1983-11-21 |
| JPS633942Y2 true JPS633942Y2 (ja) | 1988-02-01 |
Family
ID=30082197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7263982U Granted JPS58174432U (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 把手付き合成樹脂製容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58174432U (ja) |
-
1982
- 1982-05-17 JP JP7263982U patent/JPS58174432U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58174432U (ja) | 1983-11-21 |
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