JPS6329397Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6329397Y2
JPS6329397Y2 JP1983036837U JP3683783U JPS6329397Y2 JP S6329397 Y2 JPS6329397 Y2 JP S6329397Y2 JP 1983036837 U JP1983036837 U JP 1983036837U JP 3683783 U JP3683783 U JP 3683783U JP S6329397 Y2 JPS6329397 Y2 JP S6329397Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
plants
support beam
holes
support
Prior art date
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Application number
JP1983036837U
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English (en)
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JPS59141764U (ja
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Publication date
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は水耕栽培に係り、特に密植栽培に好適
で、植物の成長に従つて株間を拡げることが可能
な植物支持はりに関するものである。
〔従来技術〕
従来の水耕栽培では植物が生長しても株間を拡
げることができないため、あらかじめ株間を拡げ
ておくか、生長の途中で間引きを行うかのどちら
が実施されていた。植物が大きくなつたときのこ
とを考えて株間を拡げておいたのでは幼苗時に大
きな場所を取り、収穫量が大幅に減少するという
欠点がある。生長の途中で間引きを行う方法では
商品価値のあまりない間引きを行うという点で労
力、種子、肥料などはかり知れない損失があり、
無駄が多かつた。そこで特開昭55−24000号公報
に記載されている装置では、一例に植物体を支持
する支持はりを多数ほぼ並行に配し、植物体の生
長に応じて支持はり同志の間隔を拡げる構成をと
つている。しかしながらこの装置では植物体同志
の間隔は一次元方向に増加するのみであり、栽培
面積の有効な利用という点で不十分であつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は幼苗時に株間を詰めておき、植
物が生長して株間が狭まくなつた時点で株間を実
質的に2次元的に拡げることができる植物支持は
りを提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は間引きと同じように株間を拡げるもの
であるが、多数個並列に配列させる支持はりの
各々は長手方向に沿つて両側に交互に株穴を設け
た支持部を有しており、もつて各支持はりには2
列の株穴が千鳥状に配列され、かつ支持はり同志
を近接して配置した時には各列の株穴の間に隣接
する支持はりの株穴が入り込んで配列するように
した点に特徴を有する。このような構成によれ
ば、支持はり同志の配列を1次元方向に拡大した
のみで株穴同志の配列を実質的に2次元方向に拡
大することができるので、栽培面積を有効に利用
するものである。
〔考案の実施例〕
本考案の植物支持はりは平面図が第1図で、正
面図が第2図のごとくであり、棒状の支持はり1
には千鳥状に支持部2が支持はり1の長手方向に
沿つて両側に交互に支持部2には株穴3が設けら
れている。これにより形成される2列の株穴3は
相互間で株穴3のピツチの半分だけ位相差をもつ
ており、各列の株穴3のピツチは支持はり1の長
手方向に直角方向の株穴3のピツチの約2倍であ
る。
第3図は支持はり1を接触させて使う場合の平
面図で、第4図は支持はり1を支持はり1の1個
分だけ離して使う場合の平面図である。第3図で
は支持はり1a〜1eは全部接触させて栽培槽4
の上に並べられており、支持はり1a〜1eの株
穴には幼苗5が植付けられている。第4図では支
持はり1a〜1eは全部相互間が支持はり1本分
だけ分離されて栽培槽4の上に並べられており、
支持はり1a〜1eの株穴には成苗6が植付けら
れている。
第3図の場合には、各支持はりの各々の列の株
穴の間に隣接する支持はりの株穴が入り込んで配
列するので、株穴のピツチは縦横共にほぼ同一で
あり、第4図の株穴のピツチは縦横に対して各
45゜の2方向共にほぼ同一であり、第4図の株穴
のピツチは第3図の株穴のピツチの約√2倍であ
る。
幼苗のときは第3図のように支持はり1を全部
接触させて栽培し、幼苗が生長して株穴間寸法が
不足すると第4図のように支持はり1の相互間を
1本分だけ分離させるように1本おきに支持はり
1を撒去して別の場所に並べてもよいし、支持は
り1を1本分だけ分離するように並べかえてもよ
い。
本考案によると植物が大きくなつたときのこと
を考慮して幼苗時に株間を拡げ過ぎるということ
はない。また、生長の途中で間引きを行うという
ことは全く不要である。したがつて、簡単な支持
はり移動を1回行うだけで幼苗から収穫まで場所
の損失を小さくして密植栽培を行うことができ、
生産量を増加させることができる。
植物栽培では植物が小さい間はなかなか生長し
ないので植物の小さい間に本考案のように密植で
きると幼苗が大きいスペースを取り過ぎるという
問題はなくなる。
第5図は本考案の支持はりの別の実施例である
が、棒状の支持はり11には千鳥状に支持部12
が支持はり11の長手方向に沿つて2列配置さ
れ、支持部12には株穴13が設けられ、株穴1
3には植物着脱のためのスリツト14が設けられ
ている。第5図は株穴13が完全な穴でなくスリ
ツト14を持つているが、植物をどのようにつけ
るかによつて株穴13の形状は異なつてくる。
本考案の株穴は植物の支持をするための場所を
意味しており、株穴自体の形状は適宜選択できる
のは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、幼苗から収穫まで密植栽培を
行うことができるので、単位広さ当りの植物生産
量を増加でき、ひいては植物の生産単価を減少で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の植物支持はりの平面図、第2
図は第1図の正面図、第3図は本考案の支持はり
を接触させて使う場合の平面図、第4図は本考案
の支持はりを支持はり1個分だけ離して使う場合
の平面図、第5図は本考案の他の実施例を示す平
面図である。 1,1a,1b,1c,1d,1e……支持は
り、2……支持部、3……株穴、11……支持は
り、12……株穴、14……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれ複数株の植物体を支持し、多数個並列
    に配置して前記植物体の育成のために用いる植物
    支持はりにおいて、各々の支持はりには植物体を
    保持するための株穴を設けた支持部が該支持はり
    の長手方向に沿つて両側に交互に設けられ、もつ
    て各々の支持はりにはそれぞれ2列の株穴の列が
    形成されるとともに、支持はり同志を密に配置し
    た時には各列の株穴の間に隣接する支持はりの株
    穴が配置されることを特徴とする植物支持はり。
JP1983036837U 1983-03-16 1983-03-16 植物支持はり Granted JPS59141764U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983036837U JPS59141764U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 植物支持はり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983036837U JPS59141764U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 植物支持はり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59141764U JPS59141764U (ja) 1984-09-21
JPS6329397Y2 true JPS6329397Y2 (ja) 1988-08-08

Family

ID=30167498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983036837U Granted JPS59141764U (ja) 1983-03-16 1983-03-16 植物支持はり

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6226161B2 (ja) * 2014-05-30 2017-11-08 株式会社安川電機 植物栽培ユニット、及び植物栽培ユニットの製造方法
JP2016010388A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 菱江化学株式会社 栽培床、栽培床を使用する植物栽培装置、及び植物栽培装置を使用する方法

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Publication number Publication date
JPS59141764U (ja) 1984-09-21

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