JPH084863Y2 - 水耕栽培用栽培板 - Google Patents

水耕栽培用栽培板

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JPH084863Y2
JPH084863Y2 JP1989077039U JP7703989U JPH084863Y2 JP H084863 Y2 JPH084863 Y2 JP H084863Y2 JP 1989077039 U JP1989077039 U JP 1989077039U JP 7703989 U JP7703989 U JP 7703989U JP H084863 Y2 JPH084863 Y2 JP H084863Y2
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cultivation plate
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敏 中村
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株式会社みかど育種農場
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水耕栽培用ベッドの上に被せて植物を植える
水耕栽培用栽培板に関するものである。
(従来の技術) 水耕栽培により植物を栽培するには、先ず第24図に示
すようにウレタンAに播種し、その種子が発芽してある
程度まで生育すると、同ウレタンAを苗毎に分割し、第
25図のように水耕栽培用ベッドの上に設置されている栽
培板Bの植物栽培穴Cに移植する。この場合、植物栽培
穴Cの間隔が比較的密に開けられて植物が密生し、その
競合作用により徒長(主として上方に伸びる)するよう
にしてある。
植物がある程度成長すると、隣り合う株の間隔(株
間)を広くして成長を促進させる必要がある。そこで従
来は前記栽培板Bの植物栽培穴Cに植えられている株を
一つおきに間引いていたが、そのようにすると間引かれ
た植物栽培穴Cから太陽光が栽培用ベッド内に差込み、
同ベッド内の栽培液に青みどろが発生し、栽培液が汚れ
たり、植物が根腐れし易くなるといった問題が残ってい
た。そこで従来は間引かれた植物栽培穴Cに再びウレタ
ンAを詰めて同穴を閉塞していた。
また従来は他の方法として、栽培板Bの植物栽培穴C
に植えられている株の全てを第26図のように植物栽培穴
Cが広い間隔で開けられている栽培板Dに株を移植する
方法もあった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら従来の栽培方法のうち前者の栽培方法で
は、間引いた後の植物栽培穴Cを一つ一つ閉塞しなけれ
ばならないので非常に手間がかかり、作業効率が悪く、
生産性が低く、ひいてはコスト高になり、植物が高価に
なるといった問題があった。
後者の栽培方法では栽培板Bに植えられている株を全
て抜き取って、更に別の栽培板Dに植え替えなければな
らないので、やはり手間がかかり、コスト高になり、植
物が高価になるといった問題があった。
(考案の目的) 本考案の目的は、植物がある程度成長したときに、栽
培板を二つに分割することにより植物の株間を手軽に広
げることができるようにした水耕栽培用栽培板を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案のうち請求項1の水耕栽培用栽培板は第1図〜
第14図に示すように、 相互に嵌合離脱可能な第一栽培板3と第二栽培板4
と、 第一栽培板3と嵌合離脱可能な第一閉塞板6aと、 第二栽培板4と嵌合離脱可能な第二閉塞板6bとから構
成され、 第一栽培板3には二以上の嵌入部11と二以上の空間部
13が形成され、 第二栽培板4には第一栽培板3の空間部13に嵌入離脱
可能な二以上の嵌入部14と、第一栽培板3の嵌入部11が
嵌入離脱可能な二以上の空間部12が形成され、 第一栽培板3と第二栽培板4の夫々の嵌入部11、14に
は植物栽培穴1が開口され、 第一閉塞板6aには第一栽培板3との嵌合時に同栽培板
3の空間部13に嵌入して同空間部13を閉塞する閉塞嵌入
部27と、同栽培板3の嵌入部11が嵌入可能な嵌合空間部
28とが形成され、 第二閉塞板6bには第二栽培板4との嵌合時に同栽培板
4の空間部12に嵌入して空間部12を閉塞する閉塞嵌入部
29と、同栽培板4の嵌入部14が嵌入可能な嵌合空間部30
とが形成されてなるものである。
本考案のうち請求項2の水耕栽培用栽培板は第15図〜
第23図のように、相互に重合分離可能な第一栽培板3と
第二栽培板4と、 第一栽培板3と重合分離可能な第一閉塞板6aと、 第二栽培板4と重合分離可能な第二閉塞板6bとから構
成され、 第一栽培板3には二以上の開口部33と二以上の非開口
部35が形成され、 第二栽培板4には第一栽培板3との重合時に第一栽培
板3の開口部33と重合して同開口部33を閉塞する二以上
の非開口部36と、第一栽培板3の非開口部35と重合する
開口部32が形成され、第一栽培板3と第二栽培板4の夫
々の非開口部35、36には植物栽培穴1が形成され、 第一閉塞板6aには第一栽培板3との重合時に同栽培板
3の開口部33と重合して同開口部33を閉塞する閉塞部40
と、第一栽培板3の非開口部35と重合して同非開口部35
の植物栽培穴1と連通する連通口部32が形成され、 第二閉塞板6bには第二栽培板4との重合時に同栽培板
4の開口部32と重合して同開口部32を閉塞する閉塞部38
と、第二栽培板4の非開口部36と重合して同非開口部36
の植物栽培穴1と連通する連通口部39が形成されてなる
ものである。
(使用例) 本考案の水耕栽培用栽培板のうち、第1図〜第7図の
水耕栽培板は例えば以下のようにして使用する。
先ず第1図のように、植物栽培穴1が開けられている
第一栽培板3と第二栽培板4とを組合せて、第2図のよ
うに植物栽培穴1が比較的密に設けられている植物栽培
板2を形成する。この植物栽培板2を水耕栽培用ベッド
(図示されていない)上に設置し、従来と同様に前記植
物栽培穴1に苗の生えたウレタンを差込んで、その苗を
育生する。
苗がある程度成長して株間を広げる必要が生じた場合
は、第2図の植物栽培板2を第一栽培板3と第二栽培板
4とに分解し、分解された第一栽培板3を第4図のよう
に閉塞板5と組合せて第5図の様に第二栽培板4の抜け
跡が閉塞された植物栽培板2を形成する。また、第6図
のように第二栽培板4を閉塞板5と組合せて第7図のよ
うに第一栽培板3の抜け跡が閉塞された植物栽培板2を
形成する。これにより第5図、第7図の植物栽培板2は
植物栽培穴1の間隔が広がり、しかも第一栽培板3、第
二栽培板4の抜け跡が閉塞されるので太陽光が栽培用ベ
ッド内に差込むことがない。
(実施例1) 第1図〜第7図は本考案の水耕栽培用栽培板の一実施
例である。これらの図に示す第一栽培板3と第二栽培板
4は第2図に示す様に相互に嵌合離脱自在としてある。
この実施例では第一栽培板3と第二栽培板4とを嵌合さ
せると第2図のような植物栽培板2が形成されるように
してある。
このうち第一栽培板3には第1図に明示するように二
本以上の嵌入部11と二本以上の空間部13とが交互に形成
され、同栽培板3の幅方向一端の表面側には嵌入縁15
が、幅方向他端の裏面側には嵌入溝17が形成されてい
る。これと対称に第二栽培板4は第1図に示すように嵌
入部12と空間部14とが交互に形成され、同栽培板4の幅
方向一端の表面側には嵌合溝16が、幅方向他端の裏面側
には嵌入縁18が形成されている。これにより第一栽培板
3と第二栽培板4を第2図の様に組合せたとき、各空間
部11、14が嵌入部12、13に、嵌入縁15、18が嵌合溝16、
17に、夫々第3図のように緊密に嵌合されて位置ずれし
ないようにしてある。また第一栽培板3と第二栽培板4
との夫々の長手方向両端には重合部19が形成されてお
り、この両重合部19が第2図の様に上下に重合すること
により二枚の栽培板3、4の組合せを安定させると共
に、組合せによってできる隙間をできるだけ少なくし
て、同隙間から太陽光が差込まないようにしてある。
第1図〜第7図に示す1は苗や株の生えたウレタンを
差込むための植物栽培穴である。この植物栽培穴1は第
一栽培板3と第二栽培板4の夫々の嵌入部11、12に第1
図の仮想線に示すような千鳥配列に開口して、第一栽培
板3と第二栽培板4との組合せ時に植物栽培穴1が第2
図のような格子配列になるようにしてある。この植物栽
培穴1には第一栽培板3と第二栽培板4との分解時に千
鳥配列にならない植物栽培穴1aがあっても良い。この実
施例では第1図に示すようにその対角上の二つの植物栽
培穴1aが千鳥配列にならないようにしてある。
第一栽培板3と第二栽培板4のうち植物栽培穴1が形
成されている嵌入部11、12を下方に緩やかな円弧状に湾
曲させて、両栽培板3、4を第2図に示すように組合せ
て植物栽培板2を形成した時に、同植物栽培板2の表面
の幅方向に複数列の栽培溝20が形成されるようにしてあ
る。この栽培溝20は前記植物栽培穴1に苗や株の生えた
ウレタンを差込んだり、抜いたりし易くするためのもの
であり、また、差込まれたウレタン及び植物の根が植物
栽培穴1の形成箇所が下方に湾曲している分だけ栽培液
(図示されていない)に浸り易くなるようにするための
ものでもある。
第4図〜第7図に示す閉塞板5は分離された第一栽培
板3または第二栽培板4と組合されて、一方の栽培板の
抜け跡を閉塞するためのものである。この実施例では第
4図のように第一栽培板3と嵌合離脱可能な第一閉塞板
6aと、第6図のように第二栽培板4と嵌合離脱可能な第
二閉塞板6bとの二種類の閉塞板5がある。
このうち、第一閉塞板6aは前記第二栽培板4と同一形
状であり、第4図に明示するように二以上の嵌合穴27
と、二以上の嵌入部28とが交互に形成され、その幅方向
一端の表面側には嵌合溝16が、幅方向他端の裏面側には
嵌入縁18が形成されている。この第一閉塞板6aと第一栽
培板3との組合わせは前記の第一栽培板3と第二栽培板
4との組合せと同様にして行う。
第二閉塞板6bは第一栽培板3と同一形状であり、第6
図に明示するように二以上の空間部30と二以上のの嵌入
部20とが交互に形成され、その幅方向一端の表面側には
嵌入縁15が、幅方向他端の裏面側には嵌合溝17が形成さ
れている。この第二閉塞板6bと第二栽培板4との組合わ
せも前記の第一栽培板3と第二栽培板4との組合せと同
様にして行う。
第一閉塞板6aと第二閉塞板6bの一隅には夫々第4図、
第6図に示すように植物栽培穴1bが一つずつ形成されて
いる。この植物栽培穴1bは、分解された第一栽培板3及
び第二栽培板4において千鳥配列にならない植物栽培穴
1aの植物を移植するためのものであり、例えば第5図の
矢印で示すように植物栽培穴1aの植物を植物栽培穴1bに
移植すれば、第5図の植物栽培板2上の植物は全て千鳥
配列されるようにしてある。勿論、このようにしてでき
た植物の植えられていない植物栽培穴1aにはウレタンな
どを詰めて太陽光が差込まないようにすることが肝要で
ある。
(実施例2) 第8図〜第14図は本考案の水耕栽培用栽培板の他の実
施例である。
この実施例では第8図のように第一、第二の栽培板
3、4を差込んで組合せると、第9図のような長方形の
植物栽培板2が形成されるようにしてある。このうち、
第一栽培板3には第8図に明示するように二以上の嵌入
部11と二以上の空間部13とが交互に形成され、同嵌入部
11の幅方向両端部の表面側には重合縁25が形成されてい
る。これと対称に第二栽培板4には同図に示すように二
以上の空間部12と二以上の嵌入部14が交互に形成され、
同嵌入部14の幅方向両端の裏面側には重合受縁26が形成
されている。
前記第一栽培板3と第二栽培板4とを組合せる場合は
第10図のように、各嵌入部11、14を空間部12、13に差込
んで位置ずれしないようにしてある。またこの実施例で
は第10図のように前記重合縁25と重合受縁26が重合され
て両栽培板3、4の差込みを安定させると共に、嵌入部
11、14を空間部12、13との間にでき得る隙間を塞いで太
陽光がベッド内に差込まないようにしてある。
第一栽培板3と第二栽培板4の植物栽培穴1は、その
全部が第8図の仮想線に示すような千鳥配列に開口され
ている。この植物栽培穴1は第1図の実施例と同様に、
第一栽培板3と第二栽培板4とを組合せて第9図のよう
な植物栽培板2を形成した時に格子配列になるようにし
てある。
この実施例でも第11図のように第一栽培板3に嵌合さ
れる第一閉塞板6aと、第13図のように第二栽培板4に嵌
合される第二閉塞板6bとの二種類の閉塞板5があり、こ
のうち第一閉塞板6aは前記第二栽培板4と同一形状であ
り、第二閉塞板6bは前記第一栽培板3と同一形状であ
る。また、前述のように第一栽培板3及び第二栽培板4
の嵌入部11、14に形成されている植物栽培穴1はその全
部が千鳥状態に開口されているので、この第一閉塞板6a
及び第二閉塞板6bには植物栽培穴1bは明けられていな
い。
なお、第1図の実施例と同様に前記植物栽培板2の表
面には下方に湾曲した栽培溝20が形成されるようにして
ある。
(実施例3) 第15図〜第21図は本考案の水耕栽培用栽培板の更に他
の実施例である。この実施例では第15図のように両栽培
板3、4を重ね合わせて組合せると第16図のような長方
形の植物栽培板2が形成されるようにしてある。
第一栽培板3には第15図に明示するように方形の開口
部33と横長の非開口部35とが交互に且つ夫々が千鳥配列
になるように形成されており、非開口部35の裏面からは
方形の嵌入突部31が下方に突設され、この非開口部35に
は嵌入突部31の裏面まで貫通する植物栽培穴1が開口さ
れている。この植物栽培穴1は夫々の栽培板3、4に千
鳥配列に形成されているので、両栽培板3、4を第16図
のように組合せて植物栽培板2を形成した時に格子配列
になるようにしてある。
第二栽培板4には第15図に示すように方形の開口部33
と非開口部36とが交互に且つ夫々が千鳥配列になるよう
に形成されており、非開口部36の表面には方形の嵌入突
部34が上方に突出するように取付けられ、その嵌入突部
34の中央部にその上面から非開口部36の裏面まで貫通す
る植物栽培穴1が開口されている。
両栽培板3、4を組合せる場合は第17図のように前記
の嵌入突部31、34が開口部32、33に嵌入して位置ずれし
ないようにするる。この実施例では前記嵌入突部31、3
4、及び嵌入穴32、33を栽培溝20の幅と同じ幅の正方形
としてあるが、この形状は他の大きさや形状でも良く、
例えば円柱と円孔との組合せであっても良い。
この実施例でも第18図のように第一栽培板3と重合さ
れる第一閉塞板6aと、第20図のように第二栽培板4と重
合される第二閉塞板6bとの二種類の閉塞板5があり、こ
のうち第一閉塞板6aは前記第二栽培板4と同一形状であ
り、第二閉塞板6bは前記第一栽培板3と同一形状であ
る。第18図の第一閉塞板6aには第一栽培板3との重合時
に同栽培板3の開口部33と重合して同開口部33を閉塞す
る閉塞部40と、第一栽培板3の非開口部35と重合して同
非開口部35の植物栽培穴1と連通する連通口部32が形成
され、また、閉塞部40の上面からは矩形の嵌入突子37が
上方に突設されている。この嵌入突子37は第19図の様に
第一栽培板3と第二閉塞板6aとを重合したときに、第一
栽培板3の開口部33に嵌入して両板3、6aを位置決めす
るものである。第20図の第二閉塞板6bには第二栽培板4
との重合時に同栽培板4の開口部32と重合して同開口部
32を閉塞する閉塞部38と、第二栽培板4の非開口部36と
重合して同非開口部36の植物栽培穴1と連通する連通口
部39が形成されてなる。
前述のように第一栽培板3及び第二栽培板4に形成さ
れている植物栽培穴1は、その全部が千鳥状態に明けら
れているので、第一閉塞板6a及び第二閉塞板6bには前記
植物栽培穴1bは明けられていない。
なお、第1図の実施例と同様に、植物栽培板2の表面
には栽培溝20が形成されるようにしてある。
(実施例4) 第22図、第23図は第18図〜第21図の植物栽培板2の変
形例である。この実施例では第三栽培板5のうち第一栽
培板3に組合される第一閉塞板6aは、第20図の第一閉塞
板6aの嵌入突部34に相当するものが無く、開口部32だけ
が形成された形状となっている。このようにすれば第一
栽培板3の裏面の嵌入突部31が第一閉塞板6aの開口部32
に嵌合して両板3、6aが位置決めされ、しかも第一閉塞
板6aの構造が簡潔になる。同図では第一閉塞板6aだけが
示されているが第二閉塞板6bにも同様に嵌入突部はを設
けなくともよい。
なお、前記した第一、第二栽培板3、4、第三栽培板
5は保温性が高く、太陽光を透過せず、加工性に優れ、
軽量な材料で形成するのが望ましく、そのような材料と
しては例えば発泡スチロールなどがある。
また前記した各実施例はいずれも分割された第一栽培
板3及び第二栽培板4の植物栽培穴1が全て千鳥配列に
なるようにしたものであるが、両栽培板のうち少なくと
も一方の栽培板の植物栽培穴1だけを千鳥配列にするこ
ともでき、それ以外の配列にすることもできる。
(考案の効果) 本考案の水耕栽培用栽培板は以下のような効果があ
る。
.植物栽培穴1が開口された第一栽培板3と第二栽培
板4とを組合せて植物栽培板2を形成するので、比較的
密な植物栽培穴1を有する植物栽培板2を容易に得るこ
とができ、同植物栽培穴1に苗を密植することができ
る。従って、苗が小さいうちは密生させて効率よく生育
させることができる。
.第一又は第二栽培板3、4には植物栽培穴1が形成
されているので、組合せられた第一、第二の栽培板3、
4を分割するだけで、植物栽培穴1の数が少なくなり、
従来のように間引や移植を行うことなく手軽に株間を広
げることができる。
.分解された第一栽培板3または第二栽培板4に他方
の栽培板の抜け跡を閉塞する閉塞板5を組合せて植物栽
培板2を形成できるので、水耕栽培ベッドに太陽光が入
りにくくなる。
.二枚の嵌合離脱、或は重合分離可能な第一、第二栽
培板同士を、またそれらと閉塞板5とを手軽に組合せ分
解できるので、作業能率が向上し、生産性が上がり、コ
ストを低減でき、廉価な植物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の水耕栽培用栽培板の一実施例における
植物栽培板の組立図、第2図は第1図の完成図、第3図
は第2図のA−A断面図、第4図は第1図の異なる植物
栽培板の組立図、第5図は第4図の完成図、第6図は第
4図の異なる植物栽培板の組立図、第7図は第6図の完
成図、第8図は本考案の水耕栽培用栽培図の他の実施例
における植物栽培板の組立図、第9図は第8図の完成
図、第10図は第9図のB−B断面図、第11図は第8図の
異なる植物栽培板の組立図、第12図は第11図の完成図、
第13図は第11図の異なる植物栽培板の組立図、第14図は
第13図の完成図、第15図は本考案の水耕栽培用栽培板の
一実施例における植物栽培板の組立図、第16図は第15図
の完成図、第17図は第16図のC−C断面図、第18図は第
15図の異なる植物栽培板の組立図、第19図は第18図の完
成図、第20図は第18図の異なる植物栽培板の組立図、第
21図は第20図の完成図、第22図は第18図の異なる植物栽
培板の組立図、第23図は第22図の完成図、第24図は従来
からの育苗方法を示す説明図、第25図、第26図は従来の
水耕栽培用栽培板による移植を示す説明図である。 1は植物栽培穴 2は植物栽培板 3は第一栽培板 4は第二栽培板 5は閉塞板 6aは第一閉塞板 6bは第二閉塞板 11、14はは嵌入部 12、13は空間部 27、29は閉塞嵌入部 28、30は嵌合空間部 32、33は開口部 35、36は非開口部 38は閉塞部 39は連通口部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に嵌合離脱可能な第一栽培板(3)と
    第二栽培板(4)と、 第一栽培板(3)と嵌合離脱可能な第一閉塞板(6a)
    と、 第二栽培板(4)と嵌合離脱可能な第二閉塞板(6b)と
    から構成され、 第一栽培板(3)には二以上の嵌入部(11)と二以上の
    空間部(13)が形成され、 第二栽培板(4)には第一栽培板(3)の空間部(13)
    に嵌入離脱可能な二以上の嵌入部(14)と、第一栽培板
    (3)の嵌入部(11)が嵌入離脱可能な二以上の空間部
    (12)が形成され、 第一栽培板(3)と第二栽培板(4)の夫々の嵌入部
    (11、14)には植物栽培穴(1)が開口され、 第一閉塞板(6a)には第一栽培板(3)との嵌合時に同
    栽培板(3)の空間部(13)に嵌入して同空間部(13)
    を閉塞する閉塞嵌入部(27)と、同栽培板(3)の嵌入
    部(11)が嵌入可能な嵌合空間部(28)とが形成され、 第二閉塞板(6b)には第二栽培板(4)との嵌合時に同
    栽培板(4)の空間部(12)に嵌入して空間部(12)を
    閉塞する閉塞嵌入部(29)と、同栽培板(4)の嵌入部
    (14)が嵌入可能な嵌合空間部(30)とが形成されてな
    ることを特徴とする水耕栽培用栽培板。
  2. 【請求項2】相互に重合分離可能な第一栽培板(3)と
    第二栽培板(4)と、 第一栽培板(3)と重合分離可能な第一閉塞板(6a)
    と、 第二栽培板(4)と重合分離可能な第二閉塞板(6b)と
    から構成され、 第一栽培板(3)には二以上の開口部(33)と二以上の
    非開口部(35)が形成され、 第二栽培板(4)には第一栽培板(3)との重合時に第
    一栽培板(3)の開口部(33)と重合して同開口部(3
    3)を閉塞する二以上の非開口部(36)と、第一栽培板
    (3)の非開口部(35)と重合する開口部(32)が形成
    され、 第一栽培板(3)と第二栽培板(4)の夫々の非開口部
    (35、36)には植物栽培穴(1)が形成され、 第一閉塞板(6a)には第一栽培板(3)との重合時に同
    栽培板(3)の開口部(33)と重合して同開口部(33)
    を閉塞する閉塞部(40)と、第一栽培板(3)の非開口
    部(35)と重合して同非開口部(35)の植物栽培穴
    (1)と連通する連通口部(32)が形成され、 第二閉塞板(6b)には第二栽培板(4)との重合時に同
    栽培板(4)の開口部(32)と重合して同開口部(32)
    を閉塞する閉塞部(38)と、第二栽培板(4)の非開口
    部(36)と重合して同非開口部(36)の植物栽培穴
    (1)と連通する連通口部(39)が形成されてなること
    を特徴とする水耕栽培用栽培板。
JP1989077039U 1989-06-30 1989-06-30 水耕栽培用栽培板 Expired - Lifetime JPH084863Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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