JPS63292814A - 適応型雑音除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、適応型雑音除去装置に関し、更に詳しくは、
音声と雑音とが同時化存在する環境において、二つの入
力装置からの入力信号よシ適応屋フィルタを用いて雑音
成分を除去し、検出目的でａ ある音声を出力する雑音除去装置に関する。

従来の技術　　　　。

この程の雑音除去装置で用いている適応型フィルタとは
、その入力信号と他の参照信号の差の二乗平均を最小と
すゐように、フィルタの係数を自動的に変化させるもの
であゐ。

従って、雑音除去装置として適応型フィルタを用いる場
合には、＋１１！出目的である音声源に近く雑音源に遠
い場所に設置した入力装置人と雑音源に近く音声源に遠
い場所に設置した入力装置Ｂとからなる二つの入力装置
から、まず雑音のみを入力して、＃Ｊ記入力装置Ｂにお
ける雑音信号から前記入力装置Ａにおけｉ雑音信号を推
定するように適応型フィルタの係数を決定し、その後雑
音成分は不変のまま、前記入力装置Ａから検出目的であ
る音声を入力し、先に決定したフィルタ係数を用いてそ
の入力信号から雑音信号のみを除去する必要がある。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の雑音除去装置においては。

上述の雑音のみを入力してフィルタ係数を決定する段階
と検出目的である音声を入力して雑音除去を行う段階を
識別しないで、検出目的である音声の入力時にも音声信
号を含んだ入力信号をもとにして適応型フィルタの係数
を更新する。このために、雑音信号のみの除去には不適
当なフィルタ係数により雑音除去処理が行われることと
なり、結果として出力される音声は歪んだものとなる欠
点がある。

また、音声信号の発生の有無を二つの入力装置の入力レ
ベル比から判断する場合に、子音部分から始まる音声の
場合には、入力レベルが比較的小さいために、音声が発
生していると判断されないことが多かった。

本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記諸欠
点を解消することを可能とした新規な適応型雑音除去装
置を提供することにある。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に１本発明に係る適応凰雑音除去
装置は、検出目的である音声源に近く雑音源に遠い場所
に設置した入力装置、雑音源に近く音声源に逮い場所に
設置した入力装置を入力部として有している。音声切出
し部として、二つの入力信号の積分器、積分器の出力結
果の比較回路。

及び子音検出のために二つの入力信号を入力する高域通
過フィルタ、その出力信号の積分器、この積分器の出力
結果の比較回路を有している。さらに、二つの入力音声
信号の遅延回路、遅延回路の出力と音声切出し部の二つ
の比較回路の出力を入力とする適応型フィルタを有して
いる。

実施例 次に１本発明をその好ましい一実施例について図面を参
照して異体的に説明する。

＠／図は本発明の一実施例を示す機能ブロック構成図で
ある。

第７図を参照するに、検出目的である音声源Ａ。

雑音源Ｂに対し、マイクロフォン／／Ａ、／／Ｂ、低域
通過フィルタ／ＪＡ、／−Ｂ、サンプルアンドホールド
回路／、７Ａ、７．７Ｂ、アナログ／ディジタル変換器
／１７に、／ダＢからなる入力装置／Ａ、／Ｂを図示の
ように配置すると、各々遠い方の音源成分よシ近い方の
音源成分の入力レベルが大きくなる。

音声切出し部−においては、入力装置／Ａ及び／Ｂから
の入力信号を積分器Ｊ／　Ａ　、コｔＢに入力する。積
分器コ／Ａの出力が積分器コ／Ｂの出力よりも小さい場
合には検出目的音声が発生していないと判断して、比較
回路−は＠０”を出力する。また。

積分器コ／Ａの出力が積分器コ／Ｂの出力よりも大きい
場合には検出目的音声が発生していると判断し。

比較回路ｎは＠ｌ′″を出力する。

一方、入力装置／Ａ及び／Ｂからの入力信号を子音部分
の検出に適した高域通過アイ、ルタｕＡ。

３Ｂに入力する。以後積分口λ＄Ａ、　誹Ｂ、比較回路
コにより、前述の処理と同様に子音部分に対する比較を
行い、検出目的音声が子音で発生していないと判断する
と比較回路コは１０″を、子音で発生していると判断す
ると比較回路コは＠／″をそれぞれ出力する。

入力装置／Ａ及び／Ｂからの入力信号は遅延回路、７Ａ
、、７Ｂを経て、比較回路二及びコの出力と同時に適応
型フィルタ亭に入力される。適応型フィルタダにおいて
は、比較回路−及びコからの出力が両方とも＠Ｏ”であ
れば入力信号からフィルタ係数の更新を行い、比較回路
工及びコからの出力が一方でも＠ｌ”であればフィルタ
係数の更新を停止し、最新のフィルタ係数を用いて入力
信号の雑音除去を行い出力信号Ｃを出力する。

発明の詳細 な説明したように１本発明によれば、雑音と音声とが混
在する環境において、二つの入力装置の入力レベルの比
較結果から検出目的である音声の有無を子音部分で始ま
る音声の場合にも適当に判断し、それｋより適応型フィ
ルタの係数の更新動作を制御して、雑音のみの除去に最
適なフィルタ係数を用いて雑音除去を行うことができる
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す機能ブロック構成図で
ある。 Ａ・・・音声源、Ｂ・・・雑音源、Ｃ・・・雑音除去装
置出力信号、／Ａ、／Ｂ・・・入力装置、／／Ａ、／／
Ｂ・・・マイク、／ユＡ、／コＢ・・・低域通過フィル
タ、　／、７Ａ　、　ｉ、ｙＢ・・・サンプルアンドホ
ールド回路、／ＩＡ、／ＩＢ・・・アナログ／ディジタ
ル変換器、コ・・・音声切出し部。 コ／Ａ、−／Ｂ・・・積分器、−・・・比較回路、２３
に、、ＩＪＢ・・・高域通過フィルタ、コ弘Ａ、評Ｂ・
・・積分器、コ・・・比較回路、ｊＡ、３Ｂ・・・遅延
回路、４Ｉ・・・適応型フィルタ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 検出目的である音声信号源及び雑音源に対して相対的に
   異なる位置に設置した二つの入力装置からの入力信号を
   それぞれ積分する二つの積分手段と、二つの積分手段の
   出力を比較する比較手段と、入力信号から子音部分を検
   出するための高域通過フィルタの出力をそれぞれ積分す
   る二つの積分手段と、この一つの積分手段の出力を比較
   する比較手段と、二つの比較手段における比較結果によ
   り適応動作が制御されることを特徴とする適応型雑音除
   去装置。