JPS63292024A - 計数はかり - Google Patents
計数はかりInfo
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- JPS63292024A JPS63292024A JP12904487A JP12904487A JPS63292024A JP S63292024 A JPS63292024 A JP S63292024A JP 12904487 A JP12904487 A JP 12904487A JP 12904487 A JP12904487 A JP 12904487A JP S63292024 A JPS63292024 A JP S63292024A
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は皿上の試料重量からその試料の個数を算出する
、計数はかりに関する。
、計数はかりに関する。
〈従来の技術〉
計数はかりは、基本的には試料の単位重量(以下、単重
と称する)を記憶しておき、皿上の試料重量をその単重
で除すことによって試料の個数を算出して表示する装置
である。
と称する)を記憶しておき、皿上の試料重量をその単重
で除すことによって試料の個数を算出して表示する装置
である。
従来、上述の単重を求める方法としては、測定に先立っ
て作業者が充分判別可能なN個(例えば10個)の試料
を皿上に乗せ、そのときの重量WをNで除して単重を算
出し、以降、もっばらこの単重を用いて未知個数を算出
する方法と、当初は先の方法と同様にして単重を求めた
後、計数作業の進行途上において例えば算出された個数
N′がより大きくなるごとに、そのときの重量W′を個
数N′で除して新たに単重を求めて更新してゆく方法が
ある。
て作業者が充分判別可能なN個(例えば10個)の試料
を皿上に乗せ、そのときの重量WをNで除して単重を算
出し、以降、もっばらこの単重を用いて未知個数を算出
する方法と、当初は先の方法と同様にして単重を求めた
後、計数作業の進行途上において例えば算出された個数
N′がより大きくなるごとに、そのときの重量W′を個
数N′で除して新たに単重を求めて更新してゆく方法が
ある。
〈発明が解決しようとする問題点〉
従来の単重を求める方法のうち、前者の方法では、最初
に作業者が判別する個数Nをむやみに大きくできないの
で、求められる単重の精度が悪(、計数すべき未知個数
がNに比して大となるほど計数誤差が増大するという欠
点がある。
に作業者が判別する個数Nをむやみに大きくできないの
で、求められる単重の精度が悪(、計数すべき未知個数
がNに比して大となるほど計数誤差が増大するという欠
点がある。
また、後者の方法によると、以上のような欠点はある程
度改善されるものの、次のような問題がある。すなわち
、一般に被測定物の単重は、ロフトごとにばらついてい
ることが多い。従って、今、あるロフトでこの後者の方
法により、当該ロットにおいてかなり信頼性の高い単重
が得られたとしても、その値が次のロフトの計数に際し
てやはり信頼性の高いものであるとは云えないことにな
り、結局、計数精度を高めるには、再び最初のうちは比
較的小数個の計数を行い、徐々にこのロットについて信
頼性の高い単重を得てゆくしかな(、ロフトが変わるご
とに同じようなことを操り返さなければならない。つま
り、この方法は、ロットが変わる等により単重が変わっ
たときに、これまでに求められてきた単重の価値を無視
することになる。実際には、被測定物の単重は“真の単
重”を中心としてばらついていると考えられるから、現
在測定中の試料に関しての“単重1を中心とじてばらつ
いていると見做すこの後者の方法では、ロットが変わる
ごとにそのロフトについての“単重”を求めるための前
述のような動作が必要となるわけである。
度改善されるものの、次のような問題がある。すなわち
、一般に被測定物の単重は、ロフトごとにばらついてい
ることが多い。従って、今、あるロフトでこの後者の方
法により、当該ロットにおいてかなり信頼性の高い単重
が得られたとしても、その値が次のロフトの計数に際し
てやはり信頼性の高いものであるとは云えないことにな
り、結局、計数精度を高めるには、再び最初のうちは比
較的小数個の計数を行い、徐々にこのロットについて信
頼性の高い単重を得てゆくしかな(、ロフトが変わるご
とに同じようなことを操り返さなければならない。つま
り、この方法は、ロットが変わる等により単重が変わっ
たときに、これまでに求められてきた単重の価値を無視
することになる。実際には、被測定物の単重は“真の単
重”を中心としてばらついていると考えられるから、現
在測定中の試料に関しての“単重1を中心とじてばらつ
いていると見做すこの後者の方法では、ロットが変わる
ごとにそのロフトについての“単重”を求めるための前
述のような動作が必要となるわけである。
本発明の目的は、ロフトが変わる等により単重が変動し
ても計数精度が劣化しにり<、かつ、計数動作を重ねる
ごとに確実に計数精度が向上し、しかも、単重の算出方
法が比較的容易な計数はかりを提供することにある。
ても計数精度が劣化しにり<、かつ、計数動作を重ねる
ごとに確実に計数精度が向上し、しかも、単重の算出方
法が比較的容易な計数はかりを提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための構成を、第1図に示す基本
概念図を参照しつつ説明すると、本発明は、皿上荷重を
検出する荷重検出部aからの重量データyと、個数演算
用データ記憶手段すの内容に基づいて、個数演算手段C
により皿上の試料個数Xを算出するはかりにおいて、過
去に回の計数動作における各計数結果X。と重量データ
y、の組み合わせ(X++y+)+ (X2+)’2
)+’−”’+(xk+・・・、(xk、yk)を記憶
する個数−重量データ記憶手段dと、そのに組の個数−
重量データ(xt、yt)を用いて近似関数x=fm(
y)を求める関数式演算手段eを備え、個数−重量デー
タ記憶手段dに上記の組み合わせ(xt、yt)を新た
に記憶するごとに近似関数x = f t(y)を求め
、その結果により個数演算用データ記憶手段すの内容を
更新するよう構成したことによって、特徴づけられる。
概念図を参照しつつ説明すると、本発明は、皿上荷重を
検出する荷重検出部aからの重量データyと、個数演算
用データ記憶手段すの内容に基づいて、個数演算手段C
により皿上の試料個数Xを算出するはかりにおいて、過
去に回の計数動作における各計数結果X。と重量データ
y、の組み合わせ(X++y+)+ (X2+)’2
)+’−”’+(xk+・・・、(xk、yk)を記憶
する個数−重量データ記憶手段dと、そのに組の個数−
重量データ(xt、yt)を用いて近似関数x=fm(
y)を求める関数式演算手段eを備え、個数−重量デー
タ記憶手段dに上記の組み合わせ(xt、yt)を新た
に記憶するごとに近似関数x = f t(y)を求め
、その結果により個数演算用データ記憶手段すの内容を
更新するよう構成したことによって、特徴づけられる。
く作用〉
第2図は本発明の詳細な説明するための図で、縦軸に単
重、横軸に測定回数または試料のロフトをとって示すグ
ラフである。この図に示すように、試料の測定回数ごと
のまたはロフトごとの単重は真の単重を中心としてばら
つく。ここで、真の単重マとは、無限太細の試料を1度
に計数したときに得られる単重である。つまり、母集団
としては、今後生産される試料をも含むことになる。推
定単重w、、、Wlは、過去既に計数に供された試料の
単重の平均値、つまり現時点において最も真の単重に近
いと考えられる単重で、k−1回目の計数終了時点では
Wl、−1、k回目終了時点では7つとなる。とすれば
、kが充分に大きい場合、あるロット(k)の測定時に
、そのロフトにおける単重がこれまでに得られている推
定単重Wk−。
重、横軸に測定回数または試料のロフトをとって示すグ
ラフである。この図に示すように、試料の測定回数ごと
のまたはロフトごとの単重は真の単重を中心としてばら
つく。ここで、真の単重マとは、無限太細の試料を1度
に計数したときに得られる単重である。つまり、母集団
としては、今後生産される試料をも含むことになる。推
定単重w、、、Wlは、過去既に計数に供された試料の
単重の平均値、つまり現時点において最も真の単重に近
いと考えられる単重で、k−1回目の計数終了時点では
Wl、−1、k回目終了時点では7つとなる。とすれば
、kが充分に大きい場合、あるロット(k)の測定時に
、そのロフトにおける単重がこれまでに得られている推
定単重Wk−。
から大きくずれたとしても、次のロフト(k+1)では
再び推定単重、に近づくと考える。特に試料が何らかの
品質管理下において製造されたものであればなおさらで
ある。
再び推定単重、に近づくと考える。特に試料が何らかの
品質管理下において製造されたものであればなおさらで
ある。
本発明において過去に回の計数動作における個数と重量
データの組み合わせ(Xt、)’s)からXとyとの関
係の近似式X=fk(y)を求め、それに基づいてに+
1回目の個数xk+1を算出するということは、とりも
なおさずマ、に基づいてXkl1を算出するということ
で、その時点において真の単重マに最も近いと考えられ
る単重に基づく個数が得られる。ちなみに、前述した従
来の前者および後者の方法によってに+1回目の個数x
k+1もしくはyk+1を算出する場合、それぞれに用
いられる単重はマ。
データの組み合わせ(Xt、)’s)からXとyとの関
係の近似式X=fk(y)を求め、それに基づいてに+
1回目の個数xk+1を算出するということは、とりも
なおさずマ、に基づいてXkl1を算出するということ
で、その時点において真の単重マに最も近いと考えられ
る単重に基づく個数が得られる。ちなみに、前述した従
来の前者および後者の方法によってに+1回目の個数x
k+1もしくはyk+1を算出する場合、それぞれに用
いられる単重はマ。
および5である。
〈実施例〉
本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第3図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。
荷重検出部1は皿1a上の荷重に対応する信号を発生し
、そのデジタル変換データは制御部2に刻々と採り込ま
れる。
、そのデジタル変換データは制御部2に刻々と採り込ま
れる。
制御部2はマイクロコンピュータを主体として構成され
ており、プログラムの実行や各周辺機器の制御を行うC
PU21.後述するプログラムが書き込まれたROM2
2.荷重検出部1からのサンプリングデータを記憶する
エリアやワークエリアが設定されたRAM23.および
後述する近似式や個数−重量データを記憶するための不
揮発性RAM24を備えている。そして、この制御部2
には、皿1a上の試料個数をデジタル表示するための表
示器3が接続されている。
ており、プログラムの実行や各周辺機器の制御を行うC
PU21.後述するプログラムが書き込まれたROM2
2.荷重検出部1からのサンプリングデータを記憶する
エリアやワークエリアが設定されたRAM23.および
後述する近似式や個数−重量データを記憶するための不
揮発性RAM24を備えている。そして、この制御部2
には、皿1a上の試料個数をデジタル表示するための表
示器3が接続されている。
第4図はROM22に書き込まれたプログラムを示すフ
ローチャートで、この図を参照しつつ以下に作用を述べ
る。
ローチャートで、この図を参照しつつ以下に作用を述べ
る。
Sr3までは初めての試料を測定する場合の最初の単重
設定ルーチンである。すなわち、あらかじめ設定された
例えばx0=10個の試料を皿1a上に載せる。このと
きの試料重量y0と既知個数X0とから、次の式を求め
て不揮発性RAM24に′記憶する。
設定ルーチンである。すなわち、あらかじめ設定された
例えばx0=10個の試料を皿1a上に載せる。このと
きの試料重量y0と既知個数X0とから、次の式を求め
て不揮発性RAM24に′記憶する。
XO
その後、ST4以下の未知個数の測定に移行する。未知
個数の試料を皿1a上に載せると(Sr1)、そのとき
の試料重量)’ k+1 と不揮発性RAM24内の式
を用いてその試料個数X k+1が算出される(Sr1
)。すなわち、 xk++ = (r k(3”k+1)に最も近い整数
) −(2+を演算する。そしてこのXklを表示
器3に表示する(Sr1)。第1回目の未知個数の測定
においては、未知個数X、は、 XO で求められる。
個数の試料を皿1a上に載せると(Sr1)、そのとき
の試料重量)’ k+1 と不揮発性RAM24内の式
を用いてその試料個数X k+1が算出される(Sr1
)。すなわち、 xk++ = (r k(3”k+1)に最も近い整数
) −(2+を演算する。そしてこのXklを表示
器3に表示する(Sr1)。第1回目の未知個数の測定
においては、未知個数X、は、 XO で求められる。
次に、Sr1で求められた個数xk+1 と、そのとき
の試料重量)’ k+1の組み合わせデータ(Xア、I
。
の試料重量)’ k+1の組み合わせデータ(Xア、I
。
)’ k−+)が不揮発性RAM24内に追加記憶され
、追加後のデータ群(xi、yi)を全て使用して、X
とyとの関係の近似式、 X = f 11+l (y、)
・−(3)が求められ、不揮発性RAM24内の式が更
新される (Sr1)。
、追加後のデータ群(xi、yi)を全て使用して、X
とyとの関係の近似式、 X = f 11+l (y、)
・−(3)が求められ、不揮発性RAM24内の式が更
新される (Sr1)。
この近似式は、例えば最小二乗法によって求められ、原
点通過の1次式と見做すと、 である。第1回目の未知個数x、の算出後においては、
データは(xo+yo)+(x+、yi)であるから、
X =((XO” + XI”)/ (XO”IQ 十
XI・yiNyとなる。
点通過の1次式と見做すと、 である。第1回目の未知個数x、の算出後においては、
データは(xo+yo)+(x+、yi)であるから、
X =((XO” + XI”)/ (XO”IQ 十
XI・yiNyとなる。
以下、同様に未知個数の測定を行うごとに、算出された
試料個数xk+1 とそのときの試料型a Y k−+
を不揮発性RAM24内に採り込んで、これらを含めた
近似式を作って更新する。
試料個数xk+1 とそのときの試料型a Y k−+
を不揮発性RAM24内に採り込んで、これらを含めた
近似式を作って更新する。
第5図に以上の動作を説明するグラフを示す。
このグラフにおいて、黒丸は過去に回の測定における個
数−重量データをプロットしたもので、直線はこれらの
データから最小二乗法で求めた近似式x = f m(
y)を示している。ここで、X軸は整数値しかとらない
ので、Yk++が得られれば(2)式によってx3.1
が求められるわけであるが、(2)式は具体的には、例
えば −0,5<ε≦0.5 として、 X k+l = f k(Y k++) + t
−(5)で表わされる。このとき、lε1
が例えば0,25以上なら、今回の試料サンプル集団は
それまでに得られている近似式を導いたに個の(x、
y)集団とは少し性質が違う(単重値が異なるまたは
単重値がずれすぎている)と考えることもできるので、
この場合、近似式決定のためのデータに(X11*1+
3’ k++)を加えないように構成することもできる
。
数−重量データをプロットしたもので、直線はこれらの
データから最小二乗法で求めた近似式x = f m(
y)を示している。ここで、X軸は整数値しかとらない
ので、Yk++が得られれば(2)式によってx3.1
が求められるわけであるが、(2)式は具体的には、例
えば −0,5<ε≦0.5 として、 X k+l = f k(Y k++) + t
−(5)で表わされる。このとき、lε1
が例えば0,25以上なら、今回の試料サンプル集団は
それまでに得られている近似式を導いたに個の(x、
y)集団とは少し性質が違う(単重値が異なるまたは
単重値がずれすぎている)と考えることもできるので、
この場合、近似式決定のためのデータに(X11*1+
3’ k++)を加えないように構成することもできる
。
また、計数された個数Xk、Iが小さければ、その試料
についての(x、 y)データは、母集団の単重値と
かけ離れやすい(その程度は、個数の172乗に反比例
する)うえに、測定された試料型’l yi+++も小
さいことになって荷重検出部1の分解能の関係で誤差が
生じやすいので、この場合にもやはり近似式決定のため
のデータとして採用しないよう構成することがむしろ望
ましい。
についての(x、 y)データは、母集団の単重値と
かけ離れやすい(その程度は、個数の172乗に反比例
する)うえに、測定された試料型’l yi+++も小
さいことになって荷重検出部1の分解能の関係で誤差が
生じやすいので、この場合にもやはり近似式決定のため
のデータとして採用しないよう構成することがむしろ望
ましい。
ところで、近似式を前述のように原点通過の1次式とす
れば、更新前の弐 = (A/B)y −−・(6
)とおくと、更新後は、 = ((A + x”*、+)/ (B + Xk、醒
yk++)) y−(’71となるので、不揮発性RA
M24内には、過去に回の個数−重量データとして(x
i、Y i) + 1 =0 +1 、 2 、−、
kを記憶しておく必要はなく、実質的に(6)式の
AとBを更新しつつ記憶しておけばよいことになり、ま
た、近似式の更新は(7)式に基づいて行うことができ
、プログラムおよびメモリ容量を節約できる。
れば、更新前の弐 = (A/B)y −−・(6
)とおくと、更新後は、 = ((A + x”*、+)/ (B + Xk、醒
yk++)) y−(’71となるので、不揮発性RA
M24内には、過去に回の個数−重量データとして(x
i、Y i) + 1 =0 +1 、 2 、−、
kを記憶しておく必要はなく、実質的に(6)式の
AとBを更新しつつ記憶しておけばよいことになり、ま
た、近似式の更新は(7)式に基づいて行うことができ
、プログラムおよびメモリ容量を節約できる。
ただし、近似式は、y切片を持つ一次関数であってもよ
いし、高次関数であってもよいことは勿論で、例えば近
似式として3次関数を採用すれば、荷重検出部1のリニ
アリティ誤差を補償できることもあり得るという効果が
期待できる。また、y切片を持つ1次関数を採用すれば
、わずかなゼロ点のずれによるみかけ上の試料重量のず
れを補償することも可能である。
いし、高次関数であってもよいことは勿論で、例えば近
似式として3次関数を採用すれば、荷重検出部1のリニ
アリティ誤差を補償できることもあり得るという効果が
期待できる。また、y切片を持つ1次関数を採用すれば
、わずかなゼロ点のずれによるみかけ上の試料重量のず
れを補償することも可能である。
なお、試料個数xkや、の求め方および近似式の求め方
として、上述の手法のほか、以下に示すような手法を採
用することができ、この場合、第4図に示すフローチャ
ートのうち、Sr5乃至Sr7は第6図に示すSr11
乃至5T64に置喚される。
として、上述の手法のほか、以下に示すような手法を採
用することができ、この場合、第4図に示すフローチャ
ートのうち、Sr5乃至Sr7は第6図に示すSr11
乃至5T64に置喚される。
すなわち、この例では、k+1回目の測定において得ら
れた試料型51Yk、+ と、不揮発性RAM24内の
近似式x=fl(y)とから、まず仮の試料個数X′イ
++ (整数)を算出する(Sr61)。
れた試料型51Yk、+ と、不揮発性RAM24内の
近似式x=fl(y)とから、まず仮の試料個数X′イ
++ (整数)を算出する(Sr61)。
次に、得られたX’に+1 と’f k+1 との組み
合わせを仮の新たなデータとして、既に記憶されている
に組のデータと併わせで、仮の近似式x = f ’
k+I Cy)を求め、その弐に基づいて試料個数xk
+1を算出して表示する(Sr62,5T63)。これ
によって得られた試料個数X k++ は、実質的にに
千1回目の個数−重量データをも含めた近似式に基づく
ものとなり、先の例よりも精度の向上が見込まれる。こ
のX 、le+ の算出後は、先の例と同様に試料型N
Yk++ とともに実際に不揮発性RAM24内に追加
し、そのデータも含めたデータから新たに近似式x”
「i+++(y)を求めて更新する(Sr64)。
合わせを仮の新たなデータとして、既に記憶されている
に組のデータと併わせで、仮の近似式x = f ’
k+I Cy)を求め、その弐に基づいて試料個数xk
+1を算出して表示する(Sr62,5T63)。これ
によって得られた試料個数X k++ は、実質的にに
千1回目の個数−重量データをも含めた近似式に基づく
ものとなり、先の例よりも精度の向上が見込まれる。こ
のX 、le+ の算出後は、先の例と同様に試料型N
Yk++ とともに実際に不揮発性RAM24内に追加
し、そのデータも含めたデータから新たに近似式x”
「i+++(y)を求めて更新する(Sr64)。
ところで、以上の各実施例においては、未知個数の測定
ごとに原則として近似式を更新する場合の例を示したが
、本発明はこれに限定されることなく、所定の測定回数
ごとに、あるいは指令を与えるごとに、近似式を更新す
るよう構成することもできる。すなわち、過去に回の個
数−重量デー夕の組み合わせは、必らずしも連続するデ
ータである必要はなく、間欠的に採取する等の不連続の
データであってもよい。また、Xとyの二つの量からこ
れらXとyの関係の近似式を求める方法としては、最小
二乗法に限らず、他の方法を用い得ることは云うまでも
ない。
ごとに原則として近似式を更新する場合の例を示したが
、本発明はこれに限定されることなく、所定の測定回数
ごとに、あるいは指令を与えるごとに、近似式を更新す
るよう構成することもできる。すなわち、過去に回の個
数−重量デー夕の組み合わせは、必らずしも連続するデ
ータである必要はなく、間欠的に採取する等の不連続の
データであってもよい。また、Xとyの二つの量からこ
れらXとyの関係の近似式を求める方法としては、最小
二乗法に限らず、他の方法を用い得ることは云うまでも
ない。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、過去に回の計数
動作における計数結果Xiと重量データy、を記憶し、
そ(7)kMlのデータ(Xi、)’i)を用いてXと
yの関係の近似式x=fk(y)を求め、この近似式を
用いてに+1回目の測定において得られた重量データy
k++からその個数xk、、をxkや+ = f mO
’+++)により算出するとともに、新たに個数−重量
データ(x、 y)を記憶するごとに近似式を更新す
るよう構成したから、計数を重ねれば重ねるほど、近似
式は試料母集団のXとyとの関係をあられす式に近づき
、換言すれば母集団の真の単重により近い推定単重が得
られることになり、特に試料が工業製品のように何らか
の品質管理を施されているものであれば、製造ヨツトに
よる計数誤差が生じにり<、従来のようにロフトが変わ
るごとに初期化をする必要がない。その結果、作業者は
同じ製品を測定する限りにおいて、単に計数作業のみに
専念できることになる。
動作における計数結果Xiと重量データy、を記憶し、
そ(7)kMlのデータ(Xi、)’i)を用いてXと
yの関係の近似式x=fk(y)を求め、この近似式を
用いてに+1回目の測定において得られた重量データy
k++からその個数xk、、をxkや+ = f mO
’+++)により算出するとともに、新たに個数−重量
データ(x、 y)を記憶するごとに近似式を更新す
るよう構成したから、計数を重ねれば重ねるほど、近似
式は試料母集団のXとyとの関係をあられす式に近づき
、換言すれば母集団の真の単重により近い推定単重が得
られることになり、特に試料が工業製品のように何らか
の品質管理を施されているものであれば、製造ヨツトに
よる計数誤差が生じにり<、従来のようにロフトが変わ
るごとに初期化をする必要がない。その結果、作業者は
同じ製品を測定する限りにおいて、単に計数作業のみに
専念できることになる。
例えばねじ等のように、毎日同一の試料を計数する場合
、計数作業を重ねるにつれて、つまり長jtJ]に亘っ
て使用すればするほど、突極的には真の単重を用いて計
数することになり、計数精度は向上してゆくことになる
。
、計数作業を重ねるにつれて、つまり長jtJ]に亘っ
て使用すればするほど、突極的には真の単重を用いて計
数することになり、計数精度は向上してゆくことになる
。
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、第2図は本発
明の原理説明図、 第3図は本発明実施例の構成を示すブロック図、第4図
はそのROM22に書き込まれたプログラムを示すフロ
ーチャート、 第5図はその作用説明図、 第6図は本発明の他の実施例のプログラムの要部を示す
フローチャートである。 1・・・荷重検出部 1a・・・皿 2・・・制御部 21・・・CPU 22・・・ROM 23・・・RAM 24・・・不揮発性RAM 3・・・表示器 特許出願人 株式会社島津製作所代 理 人
弁理士 西1)新第1図 第2図 第3図
明の原理説明図、 第3図は本発明実施例の構成を示すブロック図、第4図
はそのROM22に書き込まれたプログラムを示すフロ
ーチャート、 第5図はその作用説明図、 第6図は本発明の他の実施例のプログラムの要部を示す
フローチャートである。 1・・・荷重検出部 1a・・・皿 2・・・制御部 21・・・CPU 22・・・ROM 23・・・RAM 24・・・不揮発性RAM 3・・・表示器 特許出願人 株式会社島津製作所代 理 人
弁理士 西1)新第1図 第2図 第3図
Claims (5)
- (1)皿上荷重を検出する荷重検出部からの重量データ
と、個数演算用データ記憶手段の内容に基づいて、個数
演算手段により皿上試料個数を算出するはかりにおいて
、過去k回の計数動作における各計数結果x_iと重量
データy_iの組み合わせ(x_1、y_1)、(x_
2、y_2)、・・・、(x_k、y_k)を記憶する
個数−重量データ記憶手段と、そのk組の個数−重量デ
ータ(x_i、y_i)を用いて近似関数x=f_k(
y)を求める関数式演算手段を備え、上記個数−重量デ
ータ記憶手段に上記組み合わせを新たに記憶するごとに
上記近似関数を求め、その結果により上記個数演算用デ
ータ記憶手段の内容を更新するよう構成したことを特徴
とする計数はかり。 - (2)上記個数−重量データ記憶手段に新たな組み合わ
せ(x_k_+_1、y_k_+_1)を記憶するのは
、上記個数演算用データ記憶手段の内容に基づいて算出
されたx_k_+_1を整数化する際に丸められる部分
の大きさが、あらかじめ設定された所定値以下であるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の計数はか
り。 - (3)上記個数−重量データ記憶手段に新たな組み合わ
せ(x_k_+_1、y_k_+_1)を記憶するのは
、上記x_k_+_1もしくはy_k_+_1があらか
じめ設定された所定値以上であるときに限るよう構成し
たことを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2
項記載の計数はかり。 - (4)上記近似関数x=f_k(y)は1次関数である
ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項、第2項また
は第3項記載の計数はかり。 - (5)上記近似関数x=f_k(y)はx=0およびy
=0を通る関数であることを特徴とする、特許請求の範
囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の計数はか
り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62129044A JP2522303B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 計数はかり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62129044A JP2522303B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 計数はかり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63292024A true JPS63292024A (ja) | 1988-11-29 |
JP2522303B2 JP2522303B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=14999701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62129044A Expired - Fee Related JP2522303B2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 計数はかり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522303B2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP62129044A patent/JP2522303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2522303B2 (ja) | 1996-08-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |