JPH095261A - 生コンクリート製造における水分計の含水率曲線 自動検証システム。 - Google Patents
生コンクリート製造における水分計の含水率曲線 自動検証システム。Info
- Publication number
- JPH095261A JPH095261A JP18613195A JP18613195A JPH095261A JP H095261 A JPH095261 A JP H095261A JP 18613195 A JP18613195 A JP 18613195A JP 18613195 A JP18613195 A JP 18613195A JP H095261 A JPH095261 A JP H095261A
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- Japan
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- sample data
- moisture
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】含水率曲線とサンプルデータとを同一グラフ表
示器上に表示することにより,サンプルデータの妥当性
が瞬時に判定できるようにする。 【構成】それぞれを構造化されたワンタッチの作業の集
合体に分割し,手順良く作業を進めることによって,所
定の結果としての含水率曲線の各係数を求め,それをグ
ラフ表示し,同時にその基礎データであるサンプルデー
タを同一グラフ表示器上に表示させる。 【効果】生コンクリート製造において,サンプルデータ
の妥当性が瞬時に判定できるとともに,誰もが簡単に操
作できる水分計システムを提供することができる。
示器上に表示することにより,サンプルデータの妥当性
が瞬時に判定できるようにする。 【構成】それぞれを構造化されたワンタッチの作業の集
合体に分割し,手順良く作業を進めることによって,所
定の結果としての含水率曲線の各係数を求め,それをグ
ラフ表示し,同時にその基礎データであるサンプルデー
タを同一グラフ表示器上に表示させる。 【効果】生コンクリート製造において,サンプルデータ
の妥当性が瞬時に判定できるとともに,誰もが簡単に操
作できる水分計システムを提供することができる。
Description
【産業上の利用分野】この発明は,生コンクリート製造
における水分計の各含水率曲線の係数の値の妥当性につ
いて,自動的にその誤りを検証し,指摘し,その速やか
な修正を促し,より正確な水分計の利用を促進せしめ,
生コンクリート製造において極めて重要な,砂の含水率
及び表面水率の正確な値の把握を可能ならしめる,生コ
ンクリート製造における水分計の含水率曲線自動検証シ
ステムに関する。更に,この発明は生コンクリート製造
において利用されるだけでなく,その他の分野での利用
においても,所要の効果を発揮できるものであること
が,出願人によって既に認識されている。
における水分計の各含水率曲線の係数の値の妥当性につ
いて,自動的にその誤りを検証し,指摘し,その速やか
な修正を促し,より正確な水分計の利用を促進せしめ,
生コンクリート製造において極めて重要な,砂の含水率
及び表面水率の正確な値の把握を可能ならしめる,生コ
ンクリート製造における水分計の含水率曲線自動検証シ
ステムに関する。更に,この発明は生コンクリート製造
において利用されるだけでなく,その他の分野での利用
においても,所要の効果を発揮できるものであること
が,出願人によって既に認識されている。
[1]技術的背景 水はマイクロ波を良く吸収する性質があるので,この性
質を使って,物質中の水分を検出することができる。 [2]現在における水分計技術の位置付け (1)水分センサーそのものは,既に確立された技術で
ある。 (2)基本的運用も既に確立された技術である。 すなわち,含水率と電圧との間には,直接の線型性はな
いが,対数をとると,線型性のあることが知られてい
る。 M=(B−In(V))/P (M:含水率,V:電
圧,B,P:係数) (これは,含水率曲線と呼ばれている。) 従って,最小2乗法を適用することが可能であって,こ
の関係式の係数をこれによって算出することは,既に確
立された技術となっている。 (3)当該産業分野において未だ確立されていない事柄
を,特に実用面において解析すると,それには以下のよ
うな側面がある。なお,以下のサンプルデータとは,試
料を採集した時のセンサーが示す電圧値と,それに対応
する試験室で測定された含水率との一対の情報を指すも
のとする。 材料別に,サンプルデータにより,係数を設定しなけ
ればならないこと。 サンプルデータの平均値をとらなければ,良い精度が
得られないこと。 サンプルデータの妥当性(良否)の検証が難しいこ
と。 センサーは,通常,複数で使用されること。 センサー別サンプルデータの収集管理が煩雑であるこ
と。
質を使って,物質中の水分を検出することができる。 [2]現在における水分計技術の位置付け (1)水分センサーそのものは,既に確立された技術で
ある。 (2)基本的運用も既に確立された技術である。 すなわち,含水率と電圧との間には,直接の線型性はな
いが,対数をとると,線型性のあることが知られてい
る。 M=(B−In(V))/P (M:含水率,V:電
圧,B,P:係数) (これは,含水率曲線と呼ばれている。) 従って,最小2乗法を適用することが可能であって,こ
の関係式の係数をこれによって算出することは,既に確
立された技術となっている。 (3)当該産業分野において未だ確立されていない事柄
を,特に実用面において解析すると,それには以下のよ
うな側面がある。なお,以下のサンプルデータとは,試
料を採集した時のセンサーが示す電圧値と,それに対応
する試験室で測定された含水率との一対の情報を指すも
のとする。 材料別に,サンプルデータにより,係数を設定しなけ
ればならないこと。 サンプルデータの平均値をとらなければ,良い精度が
得られないこと。 サンプルデータの妥当性(良否)の検証が難しいこ
と。 センサーは,通常,複数で使用されること。 センサー別サンプルデータの収集管理が煩雑であるこ
と。
【発明が解決しようとする課題】この発明は,このよう
な従来の状況を解決するために,これを更に分析した結
果,上記の実用面の解析において,取り分け,サンプル
データの妥当性の検証が問題であることが判った。その
項目を列挙すると以下のようになる。 (1)この検証作業は,専門的知識がなければ非常に困
難であること。 (2)この作業は,現在のところでは,全て手計算によ
らなければならないこと。 (3)含水率曲線のグラフを描く方法としては,別なパ
ソコン等を利用する方法があるが,ただし,散布図やカ
ルクを良く知っていないと,簡単にはできないこと。 このことによって明らかなように,この発明が解決しよ
うとしている課題は,この煩雑な手計算とグラフ表示
を,誰でもが簡単に行えるようにし,同時に,サンプル
データの妥当性を自動的に検証できるシステムとして構
築することにある。
な従来の状況を解決するために,これを更に分析した結
果,上記の実用面の解析において,取り分け,サンプル
データの妥当性の検証が問題であることが判った。その
項目を列挙すると以下のようになる。 (1)この検証作業は,専門的知識がなければ非常に困
難であること。 (2)この作業は,現在のところでは,全て手計算によ
らなければならないこと。 (3)含水率曲線のグラフを描く方法としては,別なパ
ソコン等を利用する方法があるが,ただし,散布図やカ
ルクを良く知っていないと,簡単にはできないこと。 このことによって明らかなように,この発明が解決しよ
うとしている課題は,この煩雑な手計算とグラフ表示
を,誰でもが簡単に行えるようにし,同時に,サンプル
データの妥当性を自動的に検証できるシステムとして構
築することにある。
【課題を解決するための手段】この発明は,この課題を
解決するために,それぞれを構造化されたワンタッチの
作業の集合体に分割し,手順良く作業を進めることによ
って,所定の結果としての,含水率曲線の各係数を求
め,それをグラフ表示し,同時にその基礎データである
サンプルデータの平均値を同一グラフ表示器上に表示さ
せることによって,逸早く,個々のサンプルデータの妥
当性(良否)の判定を実現させるとともに,その速やか
な修正を促すことを可能にさせるものである。
解決するために,それぞれを構造化されたワンタッチの
作業の集合体に分割し,手順良く作業を進めることによ
って,所定の結果としての,含水率曲線の各係数を求
め,それをグラフ表示し,同時にその基礎データである
サンプルデータの平均値を同一グラフ表示器上に表示さ
せることによって,逸早く,個々のサンプルデータの妥
当性(良否)の判定を実現させるとともに,その速やか
な修正を促すことを可能にさせるものである。
【実施例】以下に,この発明に関する好適な実施例を挙
げ,この発明を詳細に説明する。 測定電圧の記憶をワンタッチで行う。これは,予め,
計量完了時に水分センサーの電圧値を自動記憶してお
き,センサー電圧記憶一覧へ,その値をワンタッチで記
憶させる。 含水率を試験室で測定後,その測定データの値を,こ
の一覧画面で手入力する。基本データの入力はどうして
も必要である。 サンプルデータ(含水率とその電圧)の記憶は,ワン
タッチで行う。これは,センサー別,材料別,含水率別
(1・・・16%)の記憶情報である。 サンプルデータの平均値の算出を,ワンタッチで行
う。この値も,センサー別,材料別,含水率別(1・・
・16%)に記憶される。 以上からを基にして,係数(B,P)を求め,含
水率曲線をワンタッチで算出するとともに,この曲線の
グラフを,サンプルデータの平均値が表示されている表
示器と同一の表示器上に表示し,加えて,その同一グラ
フ表示器上に実測データとしてのサンプルデータの平均
値の各値を,点プロット表示させる。この点プロット表
示位置が含水率曲線上から大きく離れた場合は,サンプ
ルデータとしては不適当と判断することができる。
げ,この発明を詳細に説明する。 測定電圧の記憶をワンタッチで行う。これは,予め,
計量完了時に水分センサーの電圧値を自動記憶してお
き,センサー電圧記憶一覧へ,その値をワンタッチで記
憶させる。 含水率を試験室で測定後,その測定データの値を,こ
の一覧画面で手入力する。基本データの入力はどうして
も必要である。 サンプルデータ(含水率とその電圧)の記憶は,ワン
タッチで行う。これは,センサー別,材料別,含水率別
(1・・・16%)の記憶情報である。 サンプルデータの平均値の算出を,ワンタッチで行
う。この値も,センサー別,材料別,含水率別(1・・
・16%)に記憶される。 以上からを基にして,係数(B,P)を求め,含
水率曲線をワンタッチで算出するとともに,この曲線の
グラフを,サンプルデータの平均値が表示されている表
示器と同一の表示器上に表示し,加えて,その同一グラ
フ表示器上に実測データとしてのサンプルデータの平均
値の各値を,点プロット表示させる。この点プロット表
示位置が含水率曲線上から大きく離れた場合は,サンプ
ルデータとしては不適当と判断することができる。
【発明の効果】含水率曲線の係数は,サンプルデータの
平均値を基にして,最小2乗法により算出されるが,こ
の曲線とサンプルデータの平均値とを同一グラフ表示器
上に表示することにより,サンプルデータの妥当性が瞬
時に判定できる。加えて,殆どどれもがワンタッチ操作
でできるので,従来の煩雑な収集管理や手計算の必要が
なくなり,誰もが簡単に操作できる水分計システムを提
供することができる。
平均値を基にして,最小2乗法により算出されるが,こ
の曲線とサンプルデータの平均値とを同一グラフ表示器
上に表示することにより,サンプルデータの妥当性が瞬
時に判定できる。加えて,殆どどれもがワンタッチ操作
でできるので,従来の煩雑な収集管理や手計算の必要が
なくなり,誰もが簡単に操作できる水分計システムを提
供することができる。
【図1】含水率曲線とサンプルデータとを同一グラフ表
示器上に表示した状況を示す表示器の表面図である。
示器上に表示した状況を示す表示器の表面図である。
イ・・・実測平均データ ロ・・・含水率曲線
Claims (1)
- 【請求項1】水分計において,サンプルデータと含水率
曲線とを同一グラフ表示器上に表示することにより,サ
ンプルデータの妥当性を瞬時的に判定せしめることを特
徴とする,生コンクリート製造における水分計の含水率
曲線自動検証システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18613195A JPH095261A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 生コンクリート製造における水分計の含水率曲線 自動検証システム。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18613195A JPH095261A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 生コンクリート製造における水分計の含水率曲線 自動検証システム。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH095261A true JPH095261A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16182919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18613195A Pending JPH095261A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 生コンクリート製造における水分計の含水率曲線 自動検証システム。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH095261A (ja) |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP18613195A patent/JPH095261A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990622 |