JP2577110B2 - 建設現場における通り精度測定装置及び通り精度測定方法 - Google Patents

建設現場における通り精度測定装置及び通り精度測定方法

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JP2577110B2 JP2116920A JP11692090A JP2577110B2 JP 2577110 B2 JP2577110 B2 JP 2577110B2 JP 2116920 A JP2116920 A JP 2116920A JP 11692090 A JP11692090 A JP 11692090A JP 2577110 B2 JP2577110 B2 JP 2577110B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この発明は、建設現場で施工される構造躯体や建設現
場で組み立てられる型枠等の表面の通り精度を測定する
ための建設現場における通り精度測定装置及び通り精度
測定方法に関する。
《従来の技術》 一般に建設現場においては、コンクリートの打設作業
前に、組み立てられた型枠の通り精度が確保されている
か否かを検査することが行なわれている。また、施工さ
れた構造物躯体についても、通り精度の検査が行なわれ
ている。
従来この通り精度を検査する方法としては、被測定面
である構造躯体表面や型枠表面とほぼ平行に基準となる
ピアノ線や水糸を張り、作業員がスケール等で型枠表面
等からピアノ線等までの距離を読み取るようにしてい
た。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら従来の検査方法では、ピアノ線や水糸の
張り具合によっては誤差が生じたり、現場での風などの
影響でピアノ線等が揺れたりして、正確な検査結果を得
ることが困難であった。
また、検査結果は作業員が記録して処理しなければな
らず、面倒な作業であった。
この発明は以上の課題を解決するために創案されたも
ので、その目的とするところは、通り精度を正確に測定
できると共に、この作業の省力化を図ることができる建
設現場における通り精度測定装置及び通り精度測定方法
を提供することにある。
《課題を解決するための手段と作用》 前記目的を達成するため、本発明は、建設現場で施工
されたり組み立てられる構造躯体や型枠等の表面を被測
定面としてその通り精度を測定するための装置におい
て、基準位置に設置され信号を発信する信号発信手段
と、上記被測定面にこれより外方へ延出させて取り付け
られ、各目盛りに受光素子が設けられていていずれかの
受光素子により上記信号発信手段からの信号を受信し該
被測定面からの離隔距離を受信位置の当該受光素子によ
って検出する測定ターゲットと、該測定ターゲットで検
出された検出値から上記被測定面の凹凸を演算すると共
に表示し記憶する演算手段とを備えたことを特徴とす
る。
また本発明は、建設現場で施工されたり組み立てられ
る構造躯体や型枠等の表面を被測定面としてその通り精
度を測定するに際して、信号を発信する信号発信手段を
基準位置に設置すると共に、上記被測定面にこれより外
方へ延出させて、各目盛りに受光素子が設けられていて
いずれかの受光素子により上記信号発信手段からの信号
を受信し該被測定面からの離隔距離を受信位置の当該受
光素子によって検出する測定ターゲットを取り付け、次
いで上記信号発信手段から信号を発信させると共に上記
測定ターゲットに離隔距離を検出させ、その後検出され
た検出値を上記測定ターゲットから演算処理手段に入力
させて該演算処理手段で上記被測定面の凹凸を演算させ
ると共に表示させ記憶させるようにしたことを特徴とす
る。
以上の構成によれば、信号発信手段からの信号の受信
位置を、測定ターゲットの各目盛りに設けたいずれかの
受光素子で被測定面からの離隔距離として直接検出させ
てこの検出値を演算処理手段で処理させるようにしたの
で、検出値そのものを直ちに処理データとして利用する
ことができて即座に通り精度を得ることができ、種々の
作業時点で対応を迅速化できるとともに、従来のように
ピアノ線や水糸等を利用する必要がなくなり、それらの
セッティングの誤差や現場環境の影響を受けることなく
正確に通り精度を測定できる上に、ピアノ線等の張渡し
作業や読取り作業を廃止でき、作業の省力化を図ること
もできる。
《実 施 例》 以下、この発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図〜第3図はこの発明の実施例を示すもので、1
は建設現場等で組み立てられる外壁用型枠、10は型枠1
の被測定面1aである表面に、これにより外方へ延出させ
て且つ互いに間隔を隔てて平行に取り付けられた測定タ
ーゲットであり、測定ターゲット10の目盛りには受光素
子10aが設けられていて、この受光素子10aに信号発信手
段から発信される信号、例えばレーザ発振器12から発信
される光が到達する構成である。
信号発信手段であるレーザ発振器12は、測定ターゲッ
ト10から適当な距離離隔されると共に、被測定面1aに平
行で且つ測定ターゲット10に直角となる基準位置に設置
される。レーザ発振器12は三脚5上に配置されている。
測定ターゲット10は、レーザ発振器12からの信号を受信
し被測定面1aからの離隔距離を受信位置によって検出す
るように構成されている。
そして測定ターゲット10には演算処理手段、例えばモ
ニタ4aを備えたパソコン4が接続され、検出値がパソコ
ン4に入力されて演算処理が実行されると共に演算結果
が記憶され、さらにこのパソコン4に備えたモニタ4aに
表示されるようになっている。
測定方法としては、被測定面1aの第1の測定箇所に測
定ターゲット10を取り付けると共に、レーザ発振器12を
基準位置に設置する。そして、三脚5上に回転可能に支
持したレーザ発振器12の発光部12aを回転させつつ光を
発振させる。発振された光は、測定ターゲット10のいず
れかの受光素子10aで受信され、検出値である受光信号
はパソコン4に入力される。
測定ターゲット10の中には、検出値を記憶させておく
ようにしても良い。
次に、測定ターゲット10を次の測定点に移動させ、再
度同じ操作を繰返す。
このようにして、最終測定位置まで測定ターゲット10
の移動と測定動作を繰返すことで測定が終了する。
測定ターゲット10で検出されたパソコン4に入力され
た検出値に関しては、パソコン4の内部では、いずれか
1つの測定ターゲット10によるデータ、例えば最初のデ
ータを基準としてその後の他の測定ターゲット10のデー
タとの加減演算がなされ、この演算結果はモニタ4a上に
数値データとともに図形データとしても表示され、その
記憶も行われるようになっている。
したがって、以上の手順により測定された型枠1の通
り精度、すなわち被測定面1aの凹凸は、パソコン4のモ
ニタ4aに数値データ及び図形データとして表示され、測
定作業者は、このモニタ4aを見ることによって、型枠1
が寸法誤差範囲にあるか、どの位置が最も出入りが大き
いかなどを一目瞭然に判断することができる。
また、型枠1の組立て時からコンクリート打設作業の
完了時にまでわたって被測定面1aに測定ターゲット10を
取り付けたままとしておけば、型枠1の組立中、コンク
リートの打設直前あるいは打設中、さらには打設完了時
における型枠1の変形状態を直ちに知ることができ、各
作業時点で素早い対応ができる。
なお、上記いずれの実施例にあっても、測定箇所間の
距離データは、パソコン4に直接キー入力すれば良い。
またこの測定装置及び測定方法は型枠1だけでなく、
建設現場で施工される構造躯体の表面の通り精度の測定
にも適用できる。
《発明の効果》 以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果
を発揮する。
信号発信手段からの信号の受信位置を、測定ターゲッ
トの各目盛りに設けたいずれかの受光素子で被測定面か
らの離隔距離として直接検出させてこの検出値を演算処
理手段で処理させるようにしたので、検出値そのものを
直ちに処理データとして利用することができて即座に通
り精度を得ることができ、種々の作業時点で対応を迅速
化できるとともに、従来のようにピアノ線や水糸等を利
用する必要がなくなり、それらのセッティングの誤差や
現場環境の影響を受けることなく正確に通り精度を測定
できる上に、ピアノ線等の張渡し作業や読取り作業を廃
止でき、簡易且つ迅速に測定作業を実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2図は測定
ターゲットとパソコンを示す拡大図、第3図はレーザ発
振器の斜視図である。 1……型枠 1a……被測定面 4……演算処理手段(パソコン) 10……測定ターゲット 10a……受光素子 12……信号発信手段(レーザ発振器)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設現場で施工されたり組み立てられる構
    造躯体や型枠等の表面を被測定面としてその通り精度を
    測定するための装置において、基準位置に設置され信号
    を発信する信号発信手段と、上記被測定面にこれより外
    方へ延出させて取り付けられ、各目盛りに受光素子が設
    けられていていずれかの受光素子により上記信号発信手
    段からの信号を受信し該被測定面からの離隔距離を受信
    位置の当該受光素子によって検出する測定ターゲット
    と、該測定ターゲットで検出された検出値から上記被測
    定面の凹凸を演算すると共に表示し記憶する演算処理手
    段とを備えたことを特徴とする建設現場における通り精
    度測定装置。
  2. 【請求項2】建設現場で施工されたり組み立てられる構
    造躯体や型枠等の表面を被測定面としてその通り精度を
    測定するに際して、信号を発信する信号発信手段を基準
    位置に設置すると共に、上記被測定面にこれより外方へ
    延出させて、各目盛りに受光素子が設けられていていず
    れかの受光素子により上記信号発信手段からの信号を受
    信し該被測定面からの離隔距離を受信位置の当該受光素
    子によって検出する測定ターゲットを取り付け、次いで
    上記信号発信手段から信号を発信させると共に上記測定
    ターゲットに離隔距離を検出させ、その後検出された検
    出値を上記測定ターゲットから演算処理手段に入力させ
    て該演算処理手段で上記被測定面の凹凸を演算させると
    共に表示させ記憶させるようにしたことを特徴とする建
    設現場における通り精度測定方法。
JP2116920A 1990-05-08 1990-05-08 建設現場における通り精度測定装置及び通り精度測定方法 Expired - Lifetime JP2577110B2 (ja)

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