JPH058374B2 - - Google Patents
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- JPH058374B2 JPH058374B2 JP59122933A JP12293384A JPH058374B2 JP H058374 B2 JPH058374 B2 JP H058374B2 JP 59122933 A JP59122933 A JP 59122933A JP 12293384 A JP12293384 A JP 12293384A JP H058374 B2 JPH058374 B2 JP H058374B2
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 62
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 27
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 claims description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002592 echocardiography Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/48—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs and rotating pairs
- B23Q1/4804—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs and rotating pairs a single rotating pair followed perpendicularly by a single sliding pair
- B23Q1/4809—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs and rotating pairs a single rotating pair followed perpendicularly by a single sliding pair followed perpendicularly by a single rotating pair
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/22—Details, e.g. general constructional or apparatus details
- G01N29/26—Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor
- G01N29/265—Arrangements for orientation or scanning by relative movement of the head and the sensor by moving the sensor relative to a stationary material
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、試験体の内部欠陥や面圧等の内部状
態を超音波を利用して測定する超音波計測器に係
り、特に超音波を投射する探触子の試験体に対す
る位置を自動的に検出するようにした超音波計測
器の探触子位置検出装置に関する。
態を超音波を利用して測定する超音波計測器に係
り、特に超音波を投射する探触子の試験体に対す
る位置を自動的に検出するようにした超音波計測
器の探触子位置検出装置に関する。
試験体の内部欠陥や内部面圧等の内部状態を測
定する方法として、従来より、試験体の内部に探
触子から超音波を投射し、この超音波の反射エコ
ー量を再び探触子で検出するようにした超音波計
測器が知られている。
定する方法として、従来より、試験体の内部に探
触子から超音波を投射し、この超音波の反射エコ
ー量を再び探触子で検出するようにした超音波計
測器が知られている。
第9図は従来の超音波計測器の概略を示す外観
図であつて、1はオシロブラウン管や種々のつま
みスイツチ等を有する本体、2は超音波の発信・
受信を行なう探触子、3は本体1と探触子2とを
接続するコードであり、本体1は公知の図示しな
い直流電源、パルサー、増幅器等を備え、また探
触子2は公知の図示しない直流電磁石や送受信コ
イル等を備えている。
図であつて、1はオシロブラウン管や種々のつま
みスイツチ等を有する本体、2は超音波の発信・
受信を行なう探触子、3は本体1と探触子2とを
接続するコードであり、本体1は公知の図示しな
い直流電源、パルサー、増幅器等を備え、また探
触子2は公知の図示しない直流電磁石や送受信コ
イル等を備えている。
第10図はかかる超音波測定器の使用形態の一
例を示す外観図であつて、4は試験体である。こ
の第10図に示すように、試験体4の所定位置、
例えば矢印イで示す位置に前述の探触子2をあて
がい、この状態で探触子2から試験体4の内部に
超音波を入射し、該超音波が試験体4の内部の欠
陥またはその底面で反射する反射エコー量を再び
探触子2で受信することにより、試験体4の位置
イにおける内部欠陥の有無やその深さ等を測定す
る。同様にして、試験体4の矢印ロ,ハで示す位
置にも探触子2をあてがい、位置ロ,ハにおける
内部欠陥の有無やその深さ等を測定する。
例を示す外観図であつて、4は試験体である。こ
の第10図に示すように、試験体4の所定位置、
例えば矢印イで示す位置に前述の探触子2をあて
がい、この状態で探触子2から試験体4の内部に
超音波を入射し、該超音波が試験体4の内部の欠
陥またはその底面で反射する反射エコー量を再び
探触子2で受信することにより、試験体4の位置
イにおける内部欠陥の有無やその深さ等を測定す
る。同様にして、試験体4の矢印ロ,ハで示す位
置にも探触子2をあてがい、位置ロ,ハにおける
内部欠陥の有無やその深さ等を測定する。
ところで、試験体4の製品としての信頼性を検
討するためには、試験体4の複数位置での測定は
勿論のこと、各測定位置で得られた測定値とそれ
ぞれの測定位置との相関関係を検討し、試験体4
における内部欠陥の分布等を検討する必要があ
る。そこで、従来は、各測定位置イ,ロ,ハ…に
塗料等で印を付け、測定完了後に各位置イ,ロ,
ハ…の長さを計測し、この計測値から試験体4に
対する探触子2の測定位置を求めるようにしてい
た。
討するためには、試験体4の複数位置での測定は
勿論のこと、各測定位置で得られた測定値とそれ
ぞれの測定位置との相関関係を検討し、試験体4
における内部欠陥の分布等を検討する必要があ
る。そこで、従来は、各測定位置イ,ロ,ハ…に
塗料等で印を付け、測定完了後に各位置イ,ロ,
ハ…の長さを計測し、この計測値から試験体4に
対する探触子2の測定位置を求めるようにしてい
た。
しかし、この従来の方法にあつては、探触子2
の試験体4に対する座標位置を求めるのに際し、
試験体4の測定位置に塗料等で印を付ける作業、
印を付けた測定位置間の長さをメジヤー等で計測
する作業、計測された測定位置間の長さから試験
体4に対する各測定位置の座標位置を計算する作
業を必要とし、作業工程が煩雑になるという欠点
があつた。
の試験体4に対する座標位置を求めるのに際し、
試験体4の測定位置に塗料等で印を付ける作業、
印を付けた測定位置間の長さをメジヤー等で計測
する作業、計測された測定位置間の長さから試験
体4に対する各測定位置の座標位置を計算する作
業を必要とし、作業工程が煩雑になるという欠点
があつた。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を除
き、探触子の試験体上における座標位置を自動的
に測定できる超音波計測器の探触子位置検出方法
を提供することにある。
き、探触子の試験体上における座標位置を自動的
に測定できる超音波計測器の探触子位置検出方法
を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明は、試験体に
超音波を投射可能な探触子を備え、超音波を利用
して前記試験体の内部状態を計測する超音波計測
器において、前記試験体上の任意位置に固着可能
な基台と、該基台に移動可能に支持され先端部に
前記探触子を設けた可動体と、前記探触子の前記
基台に対する位置を検出する検出手段とを備えた
探触子位置検出装置を用い、前記試検体上の任意
位置に2つの基点を設定し、前記探触子をこの2
つの基点に順次位置させて前記基台に対する2つ
の基点の位置を検出し、この検出した値によつて
2つの基点に対する前記基台の位置を算出し、次
いで前記探触子を前記試検体の計測点に位置させ
て前記基台に対する計測点の位置を検出し、前記
2つの基点のうちの1つの位置の検出値と前記計
測点の位置の検出値とによつて当該1つの基点と
基台とに対する計測点の位置を算出し、当該1つ
の基点を原点とし他の基点を座標軸上の点とする
ことにより定まるXY座標上に計測点の座標位置
を求めるようにしたことを特徴とする。
超音波を投射可能な探触子を備え、超音波を利用
して前記試験体の内部状態を計測する超音波計測
器において、前記試験体上の任意位置に固着可能
な基台と、該基台に移動可能に支持され先端部に
前記探触子を設けた可動体と、前記探触子の前記
基台に対する位置を検出する検出手段とを備えた
探触子位置検出装置を用い、前記試検体上の任意
位置に2つの基点を設定し、前記探触子をこの2
つの基点に順次位置させて前記基台に対する2つ
の基点の位置を検出し、この検出した値によつて
2つの基点に対する前記基台の位置を算出し、次
いで前記探触子を前記試検体の計測点に位置させ
て前記基台に対する計測点の位置を検出し、前記
2つの基点のうちの1つの位置の検出値と前記計
測点の位置の検出値とによつて当該1つの基点と
基台とに対する計測点の位置を算出し、当該1つ
の基点を原点とし他の基点を座標軸上の点とする
ことにより定まるXY座標上に計測点の座標位置
を求めるようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明による超音波計測器の探触子位
置検出方法に用いられる装置の第1の実施例を示
す平面図、第2図は第1図に示す超音波計測器の
探触子位置検出装置の変位検出部を示す部分断面
図、第3図は第1図に示す超音波計測器の探触子
位置検出装置の探触子取付部を示す外観図であ
り、第9,10図に対応する部分には同一符号を
付けてある。
置検出方法に用いられる装置の第1の実施例を示
す平面図、第2図は第1図に示す超音波計測器の
探触子位置検出装置の変位検出部を示す部分断面
図、第3図は第1図に示す超音波計測器の探触子
位置検出装置の探触子取付部を示す外観図であ
り、第9,10図に対応する部分には同一符号を
付けてある。
これらの図において、5は試験体4上の任意位
置にマグネツト等により固定される基台、6は基
台5の内部に配設された第1のロータリエンコー
ダ、7は基台5の上部に回転可能に配設された回
転体、8は支軸9を介して回転体7に連結された
歯車、10は支軸9を支承するベアリングであ
り、回転体7の矢印C方向の回転量は支軸9およ
び歯車8を介して第1のロータリエンコーダ6に
伝達される。11は回転体7の内部に配設された
第2のロータリエンコーダ、12は回転体7に摺
動可能に嵌合されたロツドであり、ロツド12の
矢印D方向の直線変位は第2のロータリエンコー
ダ11で回転変位として変換され、該第2のロー
タリエンコーダ11でロツド12のストローク変
位量が検出される。2は前述した探触子、13は
探触子2に固着された操作杆で、該操作杆13は
ロツド12の先端部に設けられた孔12aに摺動
自在に嵌合されており、これにより探触子2はロ
ツド12に対して上下動可能かつ水平方向に回転
可能に取り付けられる。
置にマグネツト等により固定される基台、6は基
台5の内部に配設された第1のロータリエンコー
ダ、7は基台5の上部に回転可能に配設された回
転体、8は支軸9を介して回転体7に連結された
歯車、10は支軸9を支承するベアリングであ
り、回転体7の矢印C方向の回転量は支軸9およ
び歯車8を介して第1のロータリエンコーダ6に
伝達される。11は回転体7の内部に配設された
第2のロータリエンコーダ、12は回転体7に摺
動可能に嵌合されたロツドであり、ロツド12の
矢印D方向の直線変位は第2のロータリエンコー
ダ11で回転変位として変換され、該第2のロー
タリエンコーダ11でロツド12のストローク変
位量が検出される。2は前述した探触子、13は
探触子2に固着された操作杆で、該操作杆13は
ロツド12の先端部に設けられた孔12aに摺動
自在に嵌合されており、これにより探触子2はロ
ツド12に対して上下動可能かつ水平方向に回転
可能に取り付けられる。
第4図は、前記第1および第2のロータリエン
コーダ6,11から出力される信号を取り込んで
探触子2の座標位置を演算する処理装置14の一
例を示すブロツク図である。この第4図に示すよ
うに処理装置14は例えばマイクロコンピユータ
で構成してあり、第1のロータリエンコーダ6と
第2のロータリエンコーダ11からの信号を入力
しそれらを切換えて出力するマルチプレクサ14
aと、各種の演算処理を行なうい中央処理装置
(CPU)14bと、演算途中のデータ等を一時的
に記憶するRAMメモリ14cと、演算により得
られた座標位置を表示装置15に出力する出力器
14dとを有している。
コーダ6,11から出力される信号を取り込んで
探触子2の座標位置を演算する処理装置14の一
例を示すブロツク図である。この第4図に示すよ
うに処理装置14は例えばマイクロコンピユータ
で構成してあり、第1のロータリエンコーダ6と
第2のロータリエンコーダ11からの信号を入力
しそれらを切換えて出力するマルチプレクサ14
aと、各種の演算処理を行なうい中央処理装置
(CPU)14bと、演算途中のデータ等を一時的
に記憶するRAMメモリ14cと、演算により得
られた座標位置を表示装置15に出力する出力器
14dとを有している。
次に、第5図に基づいて探触子2の座標位置の
演算原理について説明する。なお、この第5図に
おいて、O点は回転体7が基台5上で回転する時
の回転中心、すなわち支軸9の位置を示してい
る。
演算原理について説明する。なお、この第5図に
おいて、O点は回転体7が基台5上で回転する時
の回転中心、すなわち支軸9の位置を示してい
る。
まず、探触子2の検出座標平面(X−Y平面)
と決定するために、原点(0,0)となるA点と
X方向の任意点のB点とを予め与えておく。すな
わち、A点を指定した時のロツド12の長さを第
2のロータリエンコーダ11で検出してその長さ
をaとし、同様にB点を指定した時のロツド12
の長さをロータリエンコーダ11で検出してその
長さをbとし、さらにA点とB点のO点に対する
角度を第1のロータリエンコーダ6で検出してそ
の角度をαとする。これらa,b,αが与えられ
ると、A点とB点間の距離は、 =√2+2−2・ … として求められ、が求められると、 ∠OAB=cos-1a2+(AB)2−b2/2・a・AB … が求められる。
と決定するために、原点(0,0)となるA点と
X方向の任意点のB点とを予め与えておく。すな
わち、A点を指定した時のロツド12の長さを第
2のロータリエンコーダ11で検出してその長さ
をaとし、同様にB点を指定した時のロツド12
の長さをロータリエンコーダ11で検出してその
長さをbとし、さらにA点とB点のO点に対する
角度を第1のロータリエンコーダ6で検出してそ
の角度をαとする。これらa,b,αが与えられ
ると、A点とB点間の距離は、 =√2+2−2・ … として求められ、が求められると、 ∠OAB=cos-1a2+(AB)2−b2/2・a・AB … が求められる。
いま、探触子2が任意の点Pにある場合、O点
からP点までの長さpは第2のロータリエンコー
ダ11でロツド12の長さを検出することによつ
て求められ、またA点とP点のO点に対する角度
βすなわち∠AOPもロツド12の回転量を第1
のロータリエンコーダ6で検出することにより求
められる。これらp,βが与えられると、前述と
同様にして、 =√2+2−2・ … ∠OAP=cos-1a2+(AP)2−p2/2・a・AP … が求められ、と式により ∠PAB=∠OAP−∠OAB … が求められる。以上より、P点の座標をそれぞれ
Px,Pyとすると、,式より Px=×cos(∠PAB) Py=×sin(∠PAB) が求められる。かかる演算処理は前述した処理装
置14によつて行なわれ、処理装置14は探触子
2の任意点の座標位置を表示装置15に表示し、
あるいは当該座標位置をプリントアウトする。
からP点までの長さpは第2のロータリエンコー
ダ11でロツド12の長さを検出することによつ
て求められ、またA点とP点のO点に対する角度
βすなわち∠AOPもロツド12の回転量を第1
のロータリエンコーダ6で検出することにより求
められる。これらp,βが与えられると、前述と
同様にして、 =√2+2−2・ … ∠OAP=cos-1a2+(AP)2−p2/2・a・AP … が求められ、と式により ∠PAB=∠OAP−∠OAB … が求められる。以上より、P点の座標をそれぞれ
Px,Pyとすると、,式より Px=×cos(∠PAB) Py=×sin(∠PAB) が求められる。かかる演算処理は前述した処理装
置14によつて行なわれ、処理装置14は探触子
2の任意点の座標位置を表示装置15に表示し、
あるいは当該座標位置をプリントアウトする。
なお、上述した第1の実施例にあつては探触子
2の直線方向の変位をロツド12と第2のロータ
リエンコーダ11とを用いて検出するものについ
て説明したが、第6図に示すようにこれらに代え
て回転体7に載置したポテンシヨメータ16と、
該ポテンシヨメータ16と探触子2とを接続する
ピアノ線17とで、探触子2の直線方向の変位検
出手段を構成するようにしても良い。また、回転
体7の回転変化検出についても、第1のローラリ
エンコーダ6の代りに回転型ポテンシヨメータ等
を用いても良い。
2の直線方向の変位をロツド12と第2のロータ
リエンコーダ11とを用いて検出するものについ
て説明したが、第6図に示すようにこれらに代え
て回転体7に載置したポテンシヨメータ16と、
該ポテンシヨメータ16と探触子2とを接続する
ピアノ線17とで、探触子2の直線方向の変位検
出手段を構成するようにしても良い。また、回転
体7の回転変化検出についても、第1のローラリ
エンコーダ6の代りに回転型ポテンシヨメータ等
を用いても良い。
第7図は本発明による超音波計測器の探触位置
検出方法に用いられる装置の他の実施例を示す平
面図であつて、第1図に対応する部分には同一符
号が付けられている。
検出方法に用いられる装置の他の実施例を示す平
面図であつて、第1図に対応する部分には同一符
号が付けられている。
この第7図において、18,19は予め長さが
知られているリンクであり、リンク18の一端は
ピン20によつて基台5上に回転可能に連結さ
れ、リンク18の他端にはピン21によつて他の
リンク19の一端が連結され、該リンク19の先
端部には先に説明した第1の実施例と同様に探触
子2が上下動かつ回転可能に取り付けられてい
る。また、図示しないが基台5の内部にはリンク
18の基台5に対する角度を検出可能な手段、例
えばロータリエンコーダが配設されており、同様
にリンク18とリンク19との連結部分にも両リ
ンク18,19のなす角度を検出可能なロータリ
エンコーダ(図示せず)等が配設されている。
知られているリンクであり、リンク18の一端は
ピン20によつて基台5上に回転可能に連結さ
れ、リンク18の他端にはピン21によつて他の
リンク19の一端が連結され、該リンク19の先
端部には先に説明した第1の実施例と同様に探触
子2が上下動かつ回転可能に取り付けられてい
る。また、図示しないが基台5の内部にはリンク
18の基台5に対する角度を検出可能な手段、例
えばロータリエンコーダが配設されており、同様
にリンク18とリンク19との連結部分にも両リ
ンク18,19のなす角度を検出可能なロータリ
エンコーダ(図示せず)等が配設されている。
この一実施例における探触子2の座標位置の演
算原理は以下の通りである。すなわち、第8図に
おいて、リンク18が基台5上で回転する時の回
転中心をO点、両リンク18,19の連結点をA
点、リンク19の先端部すなわち探触子2の位置
をB点、リンク18の長さをa(=)、リンク
19の長さをb(=)、リンク18とリンク1
9とのなす角度をγ(=∠OAB)とすると、a,
b,γはいずれも既知あるいは検出可能であるか
ら、まずX−Y平面の原点(0,0)となるB点
を与えて =√2+2−2・ … ∠AOB=cos-1a2+(OB)2−b2/2・a・OB … を求める。
算原理は以下の通りである。すなわち、第8図に
おいて、リンク18が基台5上で回転する時の回
転中心をO点、両リンク18,19の連結点をA
点、リンク19の先端部すなわち探触子2の位置
をB点、リンク18の長さをa(=)、リンク
19の長さをb(=)、リンク18とリンク1
9とのなす角度をγ(=∠OAB)とすると、a,
b,γはいずれも既知あるいは検出可能であるか
ら、まずX−Y平面の原点(0,0)となるB点
を与えて =√2+2−2・ … ∠AOB=cos-1a2+(OB)2−b2/2・a・OB … を求める。
次に、A点がA′点、B点がB′点、γがγ′となる
ようにリンク18,19を移動して、X方向の任
意の点B′点を与え、 ′=√2+2−2・′ … ∠A′OB′=cos-1a2+(OB′)2−b2/2・a・OB′
… を求める。ここで、原点となるB点を指定した時
のリンク18とB′点を指定した時のリンク18
とのなす角度をδ(=∠AOA′)とすると、δは
角度検出手段によつて検出可能であるから、この
δと,式より ∠BOB′=δ+∠A′OB′−∠AOB … が求められ、これにより ′=√()2+(′)2−2()
・(′)・(∠′)… ∠OBB′=cos-1(OB)2+(BB′)2−(OB′)2/2・O
B・BB′… が求められる。
ようにリンク18,19を移動して、X方向の任
意の点B′点を与え、 ′=√2+2−2・′ … ∠A′OB′=cos-1a2+(OB′)2−b2/2・a・OB′
… を求める。ここで、原点となるB点を指定した時
のリンク18とB′点を指定した時のリンク18
とのなす角度をδ(=∠AOA′)とすると、δは
角度検出手段によつて検出可能であるから、この
δと,式より ∠BOB′=δ+∠A′OB′−∠AOB … が求められ、これにより ′=√()2+(′)2−2()
・(′)・(∠′)… ∠OBB′=cos-1(OB)2+(BB′)2−(OB′)2/2・O
B・BB′… が求められる。
このように、原点となるB点とX方向の任意の
B′点を予め与えた状態で探触子2をX−Y方向
の任意の点Pに移動した場合、A点はA″点へ、
B点はP点へと移動し、γはγ″,δはδ′となる。
これらγ″,δ′はいずれも検出可能であるから、 =√2+2−2・″ … ∠A″OP=cos-1a2+(OP)2−b2/2・a・OP … が求められ、 ∠BOP=δ′+∠A″OP−∠AOB … =√()2+()2−2()・(
)・(∠)… ∠OBP=cos-1(OB)2+(BP)2−(OP)2/2・OB・BP
… が求められる。この式において、,,
BPは,,式により既に求められているか
ら、と式より ∠B′BP=∠OBP−∠OBB′ … が求められる。以上より、P点の座標をそれぞれ
Px,Pyとすると、と式より ∠Px=×cos(∠B′BP) Py=×sin(∠B′BP) が求められる。かかる演算処理も、前述した第1
の実施例と同様に第4図に示す処理装置14によ
つて行なわれ、該処理装置14は探触子2の任意
の座標位置を表示装置15に表示したり、あるい
はプリントアウトする。
B′点を予め与えた状態で探触子2をX−Y方向
の任意の点Pに移動した場合、A点はA″点へ、
B点はP点へと移動し、γはγ″,δはδ′となる。
これらγ″,δ′はいずれも検出可能であるから、 =√2+2−2・″ … ∠A″OP=cos-1a2+(OP)2−b2/2・a・OP … が求められ、 ∠BOP=δ′+∠A″OP−∠AOB … =√()2+()2−2()・(
)・(∠)… ∠OBP=cos-1(OB)2+(BP)2−(OP)2/2・OB・BP
… が求められる。この式において、,,
BPは,,式により既に求められているか
ら、と式より ∠B′BP=∠OBP−∠OBB′ … が求められる。以上より、P点の座標をそれぞれ
Px,Pyとすると、と式より ∠Px=×cos(∠B′BP) Py=×sin(∠B′BP) が求められる。かかる演算処理も、前述した第1
の実施例と同様に第4図に示す処理装置14によ
つて行なわれ、該処理装置14は探触子2の任意
の座標位置を表示装置15に表示したり、あるい
はプリントアウトする。
なお、上記した各実施例においては、基台5を
試験体4の任意位置に固定する手段としてマグネ
ツトを利用したものについて説明したが、このマ
グネツトに代えて吸盤や万力等の他の固定手段を
用いても良い。
試験体4の任意位置に固定する手段としてマグネ
ツトを利用したものについて説明したが、このマ
グネツトに代えて吸盤や万力等の他の固定手段を
用いても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、探触子
の試験体上における座標位置を自動的に測定する
ことができ、それ故、探触子によつて測定される
試験体の任意位置での内部状態と当該測定位置と
をそれぞれデータとして取る場合、その作業工程
を従来に比べて簡単にすることができる。又、座
標を任意に設定することができるので、基台を予
め定められてた位置に正確に設置する必要はな
く、計測に便利な位置に簡単に設置することがで
きる。
の試験体上における座標位置を自動的に測定する
ことができ、それ故、探触子によつて測定される
試験体の任意位置での内部状態と当該測定位置と
をそれぞれデータとして取る場合、その作業工程
を従来に比べて簡単にすることができる。又、座
標を任意に設定することができるので、基台を予
め定められてた位置に正確に設置する必要はな
く、計測に便利な位置に簡単に設置することがで
きる。
第1図は本発明による超音波計測器の探触子位
置検出方法に用いられる装置の第1の実施例を示
す平面図、第2図は第1図に示す超音波計測器の
探触子位置検出装置の変位検出部を示す部分断面
図、第3図は第1図に示す超音波計測器の探触子
位置検出装置の探触子取付部を示す外観図、第4
図は第1図に示す超音波計測器の探触子位置検出
装置に具備される処理装置の一例を示すブロツク
図、第5図は第4図に示す処理装置で演算される
演算原理を説明する原理図、第6図は本発明によ
る超音波計測器の探触子位置検出方法に用いられ
る装置の他の実施例を示す平面図、第7図は本発
明による超音波計測器の探触子位置検出方法に用
いられる装置のさらに他の実施例を示す平面図、
第8図は第7図に示す超音波計測器の探触子位置
検出装置における演算原理を説明する原理図、第
9図は従来の超音波計測器の概略を示す外観図、
第10図は第9図に示す超音波計測器の使用形態
を示す外観図である。 2……探触子、4……試験体、5……基台、
6,11……ロータリエンコーダ(変位検出手
段)、12……ロツド、14……処理装置、16
……ポテンシヨメータ(変位検出手段)、17…
…ピアノ線、18,19……リンク。
置検出方法に用いられる装置の第1の実施例を示
す平面図、第2図は第1図に示す超音波計測器の
探触子位置検出装置の変位検出部を示す部分断面
図、第3図は第1図に示す超音波計測器の探触子
位置検出装置の探触子取付部を示す外観図、第4
図は第1図に示す超音波計測器の探触子位置検出
装置に具備される処理装置の一例を示すブロツク
図、第5図は第4図に示す処理装置で演算される
演算原理を説明する原理図、第6図は本発明によ
る超音波計測器の探触子位置検出方法に用いられ
る装置の他の実施例を示す平面図、第7図は本発
明による超音波計測器の探触子位置検出方法に用
いられる装置のさらに他の実施例を示す平面図、
第8図は第7図に示す超音波計測器の探触子位置
検出装置における演算原理を説明する原理図、第
9図は従来の超音波計測器の概略を示す外観図、
第10図は第9図に示す超音波計測器の使用形態
を示す外観図である。 2……探触子、4……試験体、5……基台、
6,11……ロータリエンコーダ(変位検出手
段)、12……ロツド、14……処理装置、16
……ポテンシヨメータ(変位検出手段)、17…
…ピアノ線、18,19……リンク。
Claims (1)
- 1 試検体に超音波を投射可能な接触子を備え、
超音波を利用して前記試検体の内部状態を計測す
る超音波計測器において、前記試検体上の任意位
置に固着可能な基台と、該基台に移動可能に支持
され先端部に前記探触子を設けた可動体と、前記
探触子の前記基台に対する位置を検出する検出手
段とを備えた探触子位置検出装置を用い、前記試
検体上の任意位置に2つの基点を設定し、前記探
触子をこの2つの基点に順次位置させて前記基台
に対する2つの基点の位置を検出し、この検出し
た値によつて2つの基点に対する前記基台の位置
を算出し、次いで前記探触子を前記試検体の計測
点に位置させて前記基台に対する計測点の位置を
検出し、前記2つの基点のうちの1つの位置の検
出値と前記計測点の位置の検出値とによつて当該
1つの基点と基台とに対する計測点の位置を算出
し、当該1つの基点を原点とし他の基点を座標軸
上の点とすることにより定まるXY座標上に計測
点の座標位置を求めることを特徴とする超音波計
測器の探触子位置検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59122933A JPS613058A (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | 超音波計測器の探触子位置検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59122933A JPS613058A (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | 超音波計測器の探触子位置検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS613058A JPS613058A (ja) | 1986-01-09 |
JPH058374B2 true JPH058374B2 (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=14848201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59122933A Granted JPS613058A (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | 超音波計測器の探触子位置検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS613058A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4233908C2 (de) * | 1992-10-08 | 1994-08-04 | Acu Rite Gmbh | Positionsanzeige |
JP5334785B2 (ja) | 2009-09-30 | 2013-11-06 | 三菱電機Fa産業機器株式会社 | 無励磁作動型電磁ブレーキ制御装置及び方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359488A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Inspector |
-
1984
- 1984-06-16 JP JP59122933A patent/JPS613058A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359488A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Inspector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS613058A (ja) | 1986-01-09 |
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