JPH10213409A - 管肉厚測定装置 - Google Patents
管肉厚測定装置Info
- Publication number
- JPH10213409A JPH10213409A JP1493297A JP1493297A JPH10213409A JP H10213409 A JPH10213409 A JP H10213409A JP 1493297 A JP1493297 A JP 1493297A JP 1493297 A JP1493297 A JP 1493297A JP H10213409 A JPH10213409 A JP H10213409A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- probe
- measured
- peripheral surface
- displacement sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の課題は、水を使用する必要がなく且つ
金属管の全周の肉厚測定を迅速にでき、しかも作業者の
熟練度によるばらつきがなく、正確なる測定ができる管
肉厚測定装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、被測定管体を固定できる複数個
の固定治具と、被測定管体の内周面に密着できる管内面
用プローブと、管内面用プローブの変位量を検出できる
内周面変位センサーと、被測定管体の外周面に密着でき
る管外面用プローブと、管外面用プローブの変位量を検
出できる外周面変位センサーとを具備して成ることを特
徴とする管肉厚測定装置にある。
金属管の全周の肉厚測定を迅速にでき、しかも作業者の
熟練度によるばらつきがなく、正確なる測定ができる管
肉厚測定装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、被測定管体を固定できる複数個
の固定治具と、被測定管体の内周面に密着できる管内面
用プローブと、管内面用プローブの変位量を検出できる
内周面変位センサーと、被測定管体の外周面に密着でき
る管外面用プローブと、管外面用プローブの変位量を検
出できる外周面変位センサーとを具備して成ることを特
徴とする管肉厚測定装置にある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は管肉厚測定装置に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】金属管、例えば銅管の製造においては肉
厚を規定寸法内に収めることが重要である。
厚を規定寸法内に収めることが重要である。
【０００３】従来、銅管の肉厚測定方法としては次の二
つの方法が用いられていた。
つの方法が用いられていた。
【０００４】（１）マイクロメータ測定方法 この方法は、作業者が製造した銅管を採取し、それから
マイクロメータを用いて肉厚を測定する方法である。
マイクロメータを用いて肉厚を測定する方法である。
【０００５】（２）超音波肉厚測定装置を用いる方法 この超音波肉厚測定装置を用いる方法は、まず超音波肉
厚測定装置から発した超音波を水流に載せ、次に水流に
載せた超音波を被測定物である銅管に当て、次にその反
射波の変位を求め、最後にその変位量を肉厚に換算して
測定するようになっている。
厚測定装置から発した超音波を水流に載せ、次に水流に
載せた超音波を被測定物である銅管に当て、次にその反
射波の変位を求め、最後にその変位量を肉厚に換算して
測定するようになっている。
【０００６】しかしながらこれら二方法では次のような
難点がある。
難点がある。
【０００７】（１）マイクロメータ測定方法 この方法では作業者が測定することから、製造した多数
本の銅管全数についてそれぞれ全周に亘り測定すること
が工数的にみて困難である。また、円柱体の肉厚を測定
するから、作業者の熟練度によりばらつきが発生するこ
とが避けられない。
本の銅管全数についてそれぞれ全周に亘り測定すること
が工数的にみて困難である。また、円柱体の肉厚を測定
するから、作業者の熟練度によりばらつきが発生するこ
とが避けられない。
【０００８】（２）超音波肉厚測定装置を用いる方法 従来の従来の超音波肉厚測定装置を用いる方法では、上
記の通り超音波の伝導媒体として水が不可欠である。こ
のため従来の従来の超音波肉厚測定装置を用いる方法で
は水処理の設備が必要となり、その結果設置スペース等
の厄介な制約を受ける。その上測定物である銅管等に水
を当てることになり、その結果付着水の除去処理、変
色、腐蝕等の問題が発生する。
記の通り超音波の伝導媒体として水が不可欠である。こ
のため従来の従来の超音波肉厚測定装置を用いる方法で
は水処理の設備が必要となり、その結果設置スペース等
の厄介な制約を受ける。その上測定物である銅管等に水
を当てることになり、その結果付着水の除去処理、変
色、腐蝕等の問題が発生する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、水を使用する必要がな
く且つ金属管の全周の肉厚測定を迅速にでき、しかも作
業者の熟練度によるばらつきがなく、正確なる測定がで
きる管肉厚測定装置を提供することにある。
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、水を使用する必要がな
く且つ金属管の全周の肉厚測定を迅速にでき、しかも作
業者の熟練度によるばらつきがなく、正確なる測定がで
きる管肉厚測定装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、被測定管体を固定できる複数個の固定治具と、被
測定管体の内周面に密着できる管内面用プローブと、管
内面用プローブの変位量を検出できる内周面変位センサ
ーと、被測定管体の外周面に密着できる管外面用プロー
ブと、管外面用プローブの変位量を検出できる外周面変
位センサーとを具備して成ることを特徴とする管肉厚測
定装置にある。
ろは、被測定管体を固定できる複数個の固定治具と、被
測定管体の内周面に密着できる管内面用プローブと、管
内面用プローブの変位量を検出できる内周面変位センサ
ーと、被測定管体の外周面に密着できる管外面用プロー
ブと、管外面用プローブの変位量を検出できる外周面変
位センサーとを具備して成ることを特徴とする管肉厚測
定装置にある。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の管肉厚測定装置の
一実施例を図面により説明する。
一実施例を図面により説明する。
【００１２】図１は本発明の管肉厚測定装置の一実施例
を湿した正面説明図である。
を湿した正面説明図である。
【００１３】図１において１、１は管固定具、２は管内
面用プローブ、３は管外面用プローブ、４は内周面渦電
流式変位センサー、５は外周面渦電流式変位センサー、
６は被測定管体である。
面用プローブ、３は管外面用プローブ、４は内周面渦電
流式変位センサー、５は外周面渦電流式変位センサー、
６は被測定管体である。
【００１４】即ち、本発明の一実施例の管肉厚測定装置
は被測定管体６を固定できる固定治具１、１と、被測定
管体６の内周面に密着させる管内面用プローブ２と、被
測定管体５の外周面に密着させる管外面用プローブ３
と、管内面用プローブ２の変位量を検出できる内周面変
位渦電流式センサー４と、管外面用プローブ３の変位量
を検出できる外周面変位渦電流式センサー５とから成っ
ている。
は被測定管体６を固定できる固定治具１、１と、被測定
管体６の内周面に密着させる管内面用プローブ２と、被
測定管体５の外周面に密着させる管外面用プローブ３
と、管内面用プローブ２の変位量を検出できる内周面変
位渦電流式センサー４と、管外面用プローブ３の変位量
を検出できる外周面変位渦電流式センサー５とから成っ
ている。
【００１５】本発明の一実施例の管肉厚測定装置におい
て固定治具１、１は被測定管体６の外周を１８０゜ずら
した二方向から固定するように二つを用いたが、勿論本
発明では二方向に限定されるものではなく、例えば被測
定管体６の外周を１２０゜ずらした三方向から固定する
ように三つを用いたり、或いはそれ以上を用いたりする
ことができる。
て固定治具１、１は被測定管体６の外周を１８０゜ずら
した二方向から固定するように二つを用いたが、勿論本
発明では二方向に限定されるものではなく、例えば被測
定管体６の外周を１２０゜ずらした三方向から固定する
ように三つを用いたり、或いはそれ以上を用いたりする
ことができる。
【００１６】これらの固定治具１、１は、被測定管体６
の中心軸、管内面用プローブ２の回転軸、管外面用プロ
ーブ３の回転軸、内周面変位渦電流式センサー４の回転
軸、外周面変位渦電流式センサー５の回転軸を揃える役
割を担っている。
の中心軸、管内面用プローブ２の回転軸、管外面用プロ
ーブ３の回転軸、内周面変位渦電流式センサー４の回転
軸、外周面変位渦電流式センサー５の回転軸を揃える役
割を担っている。
【００１７】次に、本発明の一実施例の管肉厚測定装置
の測定手順について説明する。
の測定手順について説明する。
【００１８】 図１に示すように固定治具１、１によ
り被測定管体６の外周を１８０゜ずらした二方向から水
平方向に固定する。
り被測定管体６の外周を１８０゜ずらした二方向から水
平方向に固定する。
【００１９】 次に、図１に示すように管内面用プロ
ーブ２を被測定管体６の内周面に密着するように装着す
る。
ーブ２を被測定管体６の内周面に密着するように装着す
る。
【００２０】 次に、図１に示すように管外面用プロ
ーブ３を被測定管体６の外周面に密着するように装着す
る。
ーブ３を被測定管体６の外周面に密着するように装着す
る。
【００２１】 次に、図１に示すように管内面用プロ
ーブ２の上方に内周面変位渦電流式センサー４をセット
する。
ーブ２の上方に内周面変位渦電流式センサー４をセット
する。
【００２２】 次に、図１に示すように管外面用プロ
ーブ３の上方に外周面変位渦電流式センサー５をセット
する。
ーブ３の上方に外周面変位渦電流式センサー５をセット
する。
【００２３】 次に、本発明の一実施例の管肉厚測定
装置を作動させて内周面変位渦電流式センサー４の変位
量及び外周面変位渦電流式センサー５の変位量とから被
測定管体６の肉厚を自動的に算出される。
装置を作動させて内周面変位渦電流式センサー４の変位
量及び外周面変位渦電流式センサー５の変位量とから被
測定管体６の肉厚を自動的に算出される。
【００２４】 次に、管内面用プローブ２、管外面用
プローブ３、内周面変位渦電流式センサー４及び外周面
変位渦電流式センサー５を、それぞれ被測定管体６の次
の測定箇所へ移動し、〜の操作を繰り返す。
プローブ３、内周面変位渦電流式センサー４及び外周面
変位渦電流式センサー５を、それぞれ被測定管体６の次
の測定箇所へ移動し、〜の操作を繰り返す。
【００２５】以下、同様にしての操作を繰り返して被
測定管体６の全周の肉厚を測定する。
測定管体６の全周の肉厚を測定する。
【００２６】なお、測定した肉厚は図示しない記録計に
より自動記録されるようになっている。
より自動記録されるようになっている。
【００２７】また、本発明においては管内面用プローブ
２又は管外面用プローブ３のいずれかを固定し、管外面
用プローブ３又は管内面用プローブ２の変位により肉厚
を測定することもできる。
２又は管外面用プローブ３のいずれかを固定し、管外面
用プローブ３又は管内面用プローブ２の変位により肉厚
を測定することもできる。
【００２８】そしてまた、本発明においては被測定管体
６を回転させ、管内面用プローブ２や管外面用プローブ
３を固定して測定することもできる。
６を回転させ、管内面用プローブ２や管外面用プローブ
３を固定して測定することもできる。
【００２９】本発明の一実施例の管肉厚測定装置では、
渦電流式センサーを用いたが、接触式変位センサーを用
いてもよい。
渦電流式センサーを用いたが、接触式変位センサーを用
いてもよい。
【００３０】
【発明の効果】本発明の管肉厚測定装置は水を一切使用
する必要がなく且つ金属管の全周の肉厚を迅速に測定で
き、しかも作業者の熟練度によるばらつきがない正確な
る測定ができるものであり、工業上有用である。
する必要がなく且つ金属管の全周の肉厚を迅速に測定で
き、しかも作業者の熟練度によるばらつきがない正確な
る測定ができるものであり、工業上有用である。
【図１】本発明の管肉厚測定装置の一実施例を湿した正
面説明図である。
面説明図である。
１ 管固定具 ２ 管内面用プローブ ３ 管外面用プローブ ４ 内周面渦電流式変位センサー ５ 外周面渦電流式変位センサー ６ 被測定管体
Claims (3)
- 【請求項１】被測定管体を固定できる複数個の固定治具
と、前記被測定管体の内周面に密着できる管内面用プロ
ーブと、該管内面用プローブの変位量を検出できる内周
面変位センサーと、前記被測定管体の外周面に密着でき
る管外面用プローブと、該管外面用プローブの変位量を
検出できる外周面変位センサーとを具備して成ることを
特徴とする管肉厚測定装置。 - 【請求項２】内周面変位センサー及び外周面変位センサ
ーの両者が渦電流変位センサーであることを特徴とする
請求項１記載の管肉厚測定装置。 - 【請求項３】内周面変位センサー及び外周面変位センサ
ーの両者が接触式変位センサーであることを特徴とする
請求項１記載の管肉厚測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1493297A JPH10213409A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 管肉厚測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1493297A JPH10213409A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 管肉厚測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10213409A true JPH10213409A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11874750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1493297A Pending JPH10213409A (ja) | 1997-01-29 | 1997-01-29 | 管肉厚測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10213409A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104807426A (zh) * | 2014-01-24 | 2015-07-29 | 上海华林工业气体有限公司 | 一种用于高温炉管外径的自动检测装置 |
| CN111921899A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-11-13 | 常州信息职业技术学院 | 一种非接触式钢管壁厚检测装置 |
| CN113482987A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-10-08 | 江苏沙钢集团有限公司 | 一种液压缸位移故障检测装置 |
-
1997
- 1997-01-29 JP JP1493297A patent/JPH10213409A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104807426A (zh) * | 2014-01-24 | 2015-07-29 | 上海华林工业气体有限公司 | 一种用于高温炉管外径的自动检测装置 |
| CN111921899A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-11-13 | 常州信息职业技术学院 | 一种非接触式钢管壁厚检测装置 |
| CN113482987A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-10-08 | 江苏沙钢集团有限公司 | 一种液压缸位移故障检测装置 |
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