JPH02304345A - 溶存酸素計の自動校正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の＋ｌｊ用分野 本発明は溶存酸素計の自動校正方法に関Ｖる。

Ｂ１発明の概要 本発明は、°溶存酸素計のスパン液出力（Ｖ　、）と水
温（１）との関係式Ｖ　Ｍ　”　ａ　計ａ　２　ｔ　＋
　ａ　３　Ｌ　２に基づいて溶存酸素計のスパン校正を
行うムのにおいて、スパン液出力及び温度をサンプリン
グ計測して変換ａｔこ入力し、マイコン等により前記式
の定数ａｔ、ａ３を一定値として定数１１を演算し、更
にこの定数ａ、の平均値を演算して、この平均値を前記
式の安定した定数ａ、としてスパン校正するものである
。

Ｃ１従来の技術 従来、下水処理場等で使用するプロセス用溶存酸素計（
ＤＯ計）は、測定開始前及び測定開始後も出力確認又は
補正のため、定期的に無酸素液（ゼロ液）と空気飽和水
（スパン液）を用いての出力校正又は確認作業が必要で
ある。

ゼロ校正、スパン校正ともＤＯＭ極をゼロ液。

スパン液に漬けて出力が安定したのを確認して調整する
。

ＤＯ計の自動校正を行う場合、ゼロ出力は温度係数がほ
ぼゼロで問題はないが、スパン出力は温度により変化す
るため、これを考慮しなくてはならない。

通常、ＤＯｆｌ！極のスパン液での出力は、第３図（イ
）のように、水温により変化し、実際のスパン液のＤＯ
ｉ１１度は、水温に対し第３図（ロ）のように変化する
。

マイクロコンピュータの普及に伴い、ホ１１温低抗体等
の温度検出素子を電極に内蔵し、温度測定値により特性
の差を補償するタイプのものができている。この場合、
第３図（ロ）の特性は、対象が水であれば、飽和溶存酸
素濃度ＤＯ，は、水温ｔとして、 ＤＯ，＝１４．１６１〜０．３９４３　ｔ　＋０．００
７７１４　ｔ　２−０．００００６４６　ｔ　’　・・
・（１）で近似できることが知られているので、第３図
（イ）のＤＯ１！極のスパン液出力Ｖ、を、Ｖｓ＝ａｔ
＋ａｔｔ＋ａａｔ″　　＝−（２）で示すことができれ
ば、測定時の水温ｔを知ることにより、測定時のＤＯ電
極出力Ｖ、から測定り。

濃度を次式で演算補償することができる。

ｍ ＤＯ＝ＤＯ，（ｔ）・□　　・・・（３）Ｖ、（ｔ） Ｄ１発明が解犬しようとする課題 ところで、例えば、ＤＯ電極をスパン液に入れた場合の
出力安定時間は、数十秒要し、しかも周囲の気温とスパ
ン液の温度差等の影響により一定でないところ、上記従
来のものは、校正時の出力安定判断を行っていないため
、迅速的確な校正ができない。

本発明は、従来の技術の育するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、校正
時の出力の安定判断を行い迅速的確な校正をなしうるＤ
Ｏ計自動校正方法を提供することにある。

９１課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における溶存酸素計
の自動校正方法は、溶存酸素計のスパン液出力（Ｖａ）
と水！　（１）との関係式Ｖ　ａ＝　ａ　＋十ａ　ｔ　
ｔ　＋　ａ　３　ｔ　”に基づいて溶存酸素計のスパン
校正を行うものにおいて、スパン液出力及び温度をサン
プリング計測して変換器に人力し、マイコン等により前
記式の定数ａ　ｔ　＋　　ａ　３を一定値として定数３
．を演算し、更にこの定数１．の平均値を演算して、こ
の平均値を前記式の安定した定数ａｌとしてスパン校正
するものである。

Ｆ　作用 サンプリング計測したスパン液出力ｖ６及びスパン液温
度ｔを変換器で変換し、マイコン等により式 ％式％ の式より温度よりあまり変化しない定数ａ　ｔ　＊　　
１３を一定として温度により変化する定数ａ、を演算す
る。そして、この定数ａ、の平均値を演算して、定数ａ
ｌの安定度を確認して定数ａ、を決定すれば、スパン液
温度が変化しても定数＆、は安定しており、スパン液温
度が変化しても合理的にスパン校正ができる。

Ｇ、実施例 本発明の実施例について説明する。

Ｄｏ電極のスパン液出力■、に関する式％式％（２） 定数ａ　ｌ、　ａ　ｔ＊　ａ　ｓはＤＯ電極の構造で決
まる定数であるが、実際の製作に於いてもある範囲幅の
誤差を容認すれば、ＤＯ！極と変換回路の互換性を含め
て定数ａ　Ｈｒ　ａ　ｓの値はある一定値に決定できる
。従ってスパン校正において定数＆、を決定すればよい
。

実際のスパン校正において、空気飽和水中でスパン出力
■、が安定したところで、その値をマイコン等に取り込
み定数ａ１を算出すればよいが、通常、ＤＯ計の設置現
場で空気飽和水の温度を一定に保つことは困難であり、
かつ、この温度変化に対して、スパン出力■、ほかなり
大きな変化を示す。ここで、（２）式より ａｌ＝Ｖａ　　ａｙＬ　ａ３ｔ”　　　＝・（４）とし
て、スパン出力ｖ１及び水温ｔを変換器に人力し、定数
ａ、を演算して、定数ａ１の安定度を確認して決定すれ
ば、空気飽和水の温度ｔが変化してし定数１．は安定し
ており、スパン校正に合理的なものとなる。

実際に安定値を決定するには、 ａ＋：　ａ＋の平均値 Ｎ、二安定性判定に使用するデータ数 ε、二判定値 として、この条件が成立したときのａ、を定数ａ１とす
ることにより、スパン校正を行う。このとき、データ数
Ｎ１．サンプリング間隔及び判定値ε、は、対象とする
ＤＯ電極により適切な値とする。

また、ゼロ校正については、ゼロ出力の温度係数がほぼ
ゼロであるため、 ■。：ゼロ液中のＤＯ電極出力 Ｖｏ：　Ｖｏの平均値 Ｎｏ：安定性判定に使用するデータ数 ε。；判定値 として、この条件が成立したときの■。をゼロ出力値■
ｏとして記憶し、先出のスパン出力■５をＶ、−Ｖ。と
して補正する。

通常ゼロ校正をスパン校正の前に行う。なお、（６）式
を（５）式と同様の形にすると、Ｖｏで除算が必要とな
り、かっ、Ｖ　、二〇であるため、合理的でなくなる。

第１図は以上の内容を含むワンタッチ自動校正機能を有
するＤＯ計のブロック図で、ＤＯ計のＤ　ＯＮ極！及び
温度検出器２の出力信号はＤＯ増幅器３及び温度変換器
４でデジタル信号に変換されて一フイコン５に取り込ま
れ、第２図のフローにより測定及び校正がなされる。

Ｈ１発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。

■ワンタッチ自動校正が実現でき、記録計のない現場で
も確実に、かつ必要最低限の時間でＤＯ計の校正ができ
る。

■スパン校正液の温度が校正中変化しても正確なスパン
校正ができる。

■定期的に自動的に行うＤＯ計の自動校正に適用１れば
、全自動で校正及び出力確認かでき、精度の高いＤＯ測
測定実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック回路図、第２図
は第１図マイコンの概略フローを示すフローチャート、
第３図（イ）はＤＯ電極の空気飽和水中の温度特性を示
す曲線図、第３図（ロ）は空気飽和水の溶ａ酸索濃度の
温度特性を示す曲線図である。 外２名 第２図 第３図 水温− 水温一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）溶存酸素計のスパン液出力（Ｖ＿ａ）と水温（ｔ
   ）との関係式 Ｖ＿ａ＝ａ＿１＋ａ＿２ｔ＋ａ＿３ｔ＾２ に基づいて溶存酸素計のスパン校正を行うものにおいて
   、 スパン液出力及び温度をサンプリング計測して変換器に
   入力し、マイコン等により前記式の定数ａ＿２、ａ＿３
   を一定値として定数ａ＿１を演算し、更にこの定数ａ＿
   １の平均値を演算して、この平均値を前記式の安定した
   定数ａ＿１としてスパン校正することを特徴とする溶存
   酸素計の自動校正方法。