JPS6329195Y2 - - Google Patents

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JPS6329195Y2
JPS6329195Y2 JP3828780U JP3828780U JPS6329195Y2 JP S6329195 Y2 JPS6329195 Y2 JP S6329195Y2 JP 3828780 U JP3828780 U JP 3828780U JP 3828780 U JP3828780 U JP 3828780U JP S6329195 Y2 JPS6329195 Y2 JP S6329195Y2
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JP
Japan
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guard
elastic member
electric motor
clamping member
front cover
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JP3828780U
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JPS56139897U (ja
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Publication of JPS6329195Y2 publication Critical patent/JPS6329195Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は扇風機のガード取付装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第9図は例えば実公昭48−15563号公報に示さ
れた従来の扇風機のガード取付装置を示す断面図
であり、図において1aはフレームで、前方には
突出部2aがその外周にねじを形成して設けられ
ている。3aはフレーム1aを覆う後カバーで、
フレーム1aの後部にねじ等で係止され、フレー
ム1aの外周に設けられた複数個のガード受4a
の外周に後カバー3aの内周が嵌挿され設けられ
ている。4aはガード受で、ガードに設けた支骨
5aが挿入される溝6aが形成されている。7a
は断面が円形の締付環で、突出部2a外周に嵌挿
されるものである。8aは突出部2a外周に設け
たねじに螺合するねじを内周に有し、後端面には
締付環7aを圧する面を設け、中央に回転軸9a
の貫通穴10aが形成された前カバーである。
従来の扇風機のガード取付装置は上記のように
構成され、フレーム1aに設けたガード受4aの
溝6aにガードの支骨5aを係合し締付環7aを
嵌めた後、前カバー8aをフレーム1aに螺合す
ると前カバー8aの後端面より締付環7aがガー
ドの支骨5aに圧接してガードがフレーム1aに
固定されるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のガード取付装置では、ガー
ド受4a、支骨5a、締付環7aおよび前カバー
8aが金属製、あるいは前カバー8aのみが合成
樹脂製であるため、弾力性が無く何度か着脱する
ことによりねじの螺着力が減少し、回転軸9aの
回転による振動により前カバー8aがゆるみ、そ
れにより振動音が発生する問題点があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、挾着部材を何度か着脱しても挾着部
材がゆるむことがなく、また回転軸の振動が挾着
部材に伝達されないようにしたガード取付装置を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るガード取付装置は、電動機の前
面に弾性部材を設け、ガードの取付部材を上記弾
性部材と挾着部材で挾着するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この考案においては、弾性部材により常に挾着
部材を押圧するため、係合部の摩擦抵抗が増加し
挾着部材がゆるまなくなるとともに、弾性部材に
より回転軸からの振動を吸収し他部への伝達を防
止する。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図乃至第8図に従つ
て説明すると、図において1は基台で、支柱2が
形成されるとともにスイツチ操作部3が設けられ
ている。4は上記支柱3の頂部に回動自在に枢支
されたネツクピース、5はこのネツクピースに電
動機支持板6に設けられた電動機支持軸7を嵌合
して回動自在に支持された電動機、8は電動機本
体で、ステータ(図示せず)を内設したフレーム
9と背面に首振り機構を有するギヤーボツクス
(図示せず)を設けたブラケツト10および回転
軸11等から形成されている。12は電動機本体
8を前面から覆うようネジ13により上記電動機
取付板6と共締めされた前カバーで、軸貫通孔1
4を中心に3等分の位置に3箇所L字状に係合部
が外側に向くよう切曲げ形成した係合片15が設
けられるとともにネジ貫通孔16および風孔17
が設けられている。電動機前面には3箇所の取付
孔29が設けられ、この取付孔29には第8図に
示すゴム等で形成された弾性部材31を挾着す
る。18は上記電動機本体8を後方から覆う後カ
バー、19は上記回転軸11にスピンナ20によ
り固着される回転翼21の後部を覆う後ガード
で、上記係合片15が貫挿される孔22を有し前
カバー12に当接する取付板23と、この取付板
に放射状に設けられた線材24および取手25か
ら形成されている。26は後ガード19の取付板
23を上記前カバー12とで挾着するよう設けら
れた挾着部材で、リング状に形成され、内部に3
箇所上記係合片15が挿入可能に形成された凹部
27と、この凹部から徐々に端部からの距離が大
きくなる傾斜面28が設けられている。30は上
記回転翼21を前面から覆う前ガードである。
上記のように構成されたガード取付装置におい
て後ガード19の取付けは、前カバー12の前面
の弾性部材31に取付板23が当接するよう係合
片15を孔22を貫挿させて位置させ、次に挾着
部材26の凹部27に係合片15を挿入し、挾着
部材26を回動させる。こうすることにより、係
合片15は傾斜面28を摺動し前カバー12の弾
性部材31とで取付板23を圧接し後ガード19
を挾着する。このように挾持されたガードは弾性
部材31が圧縮された状態となり、従つて挾着部
材26を押圧しすべり止めとなるとともに、振動
等によつて挾着部材26がゆるまないようにな
る。また電動機より発生した振動を弾性部材31
で吸収しガードに伝えない。一方後ガード19の
取外しは挾着部材26を上記取付時とは逆に回転
させるだけでよい。このように後ガードは簡単に
取付け取外しが可能となる。
なお、上記実施例では弾性部材31を取付孔2
9に嵌着しているが接着その他の方法で固定して
もよい。また係合片15の係合部を内側に向くよ
うに設け、また挾着部材26の傾斜面28を外周
部に形成するようにしても同様の効果が期待でき
る。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、弾性部材によ
り挾着部材が押圧されるため、挾着部材の係合部
に摩擦抵抗が大きくなり挾着部材がゆるまなくな
るとともに、弾性部材により回転軸からの振動を
吸収でき振動音の発生を防止することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す分解図、第
2図は同じくその要部断面図、第3図は同じくそ
の要部斜視図、第4図は前カバー12を示す正面
図、第5図は第4図の−に沿つた断面図、第
6図は挾着部材26の正面図、第7図は第6図の
断面図、第8図は弾性部材の断面図、第9図は従
来例を示す断面図である。 なお、各図中同一符号は同一部分を示し、5は
電動機、12は前カバー、15は係合片、19は
後ガード、23は取付板、26は挾着部材、28
は傾斜面、29は取付孔、31は弾性部材であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前面に係合片と複数個の弾性部材とを設けた
    電動機と、この電動機の前面に配設され、上記
    弾性部材に当接しかつ上記係合片が貫挿する取
    付板を設けたガードと、上記係合片と係合する
    傾斜面を形成し、この傾斜面に沿つて上記係合
    片が摺動するよう回動させることにより上記取
    付板を上記弾性部材とで挾着する挾着部材とを
    備えて成るガード取付装置。 (2) 弾性部材を電動機前面に設けられた取付孔に
    嵌着したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のガード取付装置。
JP3828780U 1980-03-24 1980-03-24 Expired JPS6329195Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3828780U JPS6329195Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24

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JP3828780U JPS6329195Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56139897U JPS56139897U (ja) 1981-10-22
JPS6329195Y2 true JPS6329195Y2 (ja) 1988-08-05

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ID=29633808

Family Applications (1)

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JP3828780U Expired JPS6329195Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24

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JP2020012443A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 フルタ電機株式会社 送風機のガードと、モータを固定する連結機構。

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Publication number Publication date
JPS56139897U (ja) 1981-10-22

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