JPS6329080Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6329080Y2
JPS6329080Y2 JP7247881U JP7247881U JPS6329080Y2 JP S6329080 Y2 JPS6329080 Y2 JP S6329080Y2 JP 7247881 U JP7247881 U JP 7247881U JP 7247881 U JP7247881 U JP 7247881U JP S6329080 Y2 JPS6329080 Y2 JP S6329080Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevating body
corners
cross beams
guide
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7247881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57183349U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7247881U priority Critical patent/JPS6329080Y2/ja
Publication of JPS57183349U publication Critical patent/JPS57183349U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6329080Y2 publication Critical patent/JPS6329080Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二段駐車装置における昇降体の案内構
造に関するもので、昇降体の両側及び両端方向
(前後左右)への振れを防止し、安全であり、さ
らに耐久性を向上させたことを特徴とするもので
ある。
従来、二段駐車装置として、車の載置部、すな
わち、パレツトを二段に構成し、それらを地下格
納部の底面の略々四隅部に起立させた固定柱に沿
つて昇降させるものが提供されている。しかしな
がら、上記固定柱の使用は地下格納部の構成及び
固定柱の設置に極めて手数を要する欠点がある。
そこで本考案は上記固定柱を使用せず、地下格
納部を構成する対向壁の上端に所要間隔をあけて
横梁を懸架し、該横梁間に上段及び下段パレツト
からなる昇降体を昇降自在に設けたものであり、
その場合にあたつて昇降体の両側及び両端方向へ
の振れを完全に止め、さらに昇降体の昇降系統に
故障が発生した場合であつても安全であるよう構
成したものである。
まず、二段駐車装置について説明する。
地下格納部aは適宜地表面を掘削して構成され
る。
本考案の上記地下格納部aは従来のごとく、固
定柱を起立させる必要がないため、その底面部に
コンクリート等を敷設することを要しない。
すなわち、略々自動車の長さ巾に掘削して両側
にコンクリート等で連設数に応じた長さの壁b,
b′を構成するだけでよい。
つぎに上記対向する壁b,b′の上端には所要の
間隔をあけて横梁1,1aを懸架し、その両端部
にあらかじめ設けたブラケツト2を壁b,b′に完
全固定する。
つぎに上記横梁1,1a間にはそれぞれ略々四
隅近くを適当な長さの支柱3,3a,3b及び3
cで連結した上段パレツト4及び下段パレツト5
からなる昇降体cが設けられる。
本考案では上記支柱3,3a,3b及び3cを
上段パレツト4及び下段パレツト5の両側外方に
突出する断面略筒状形状とされる。図面実施例の
場合、支柱3,3a,3b及び3cとして断面ハ
ツト形材が使用されているが、単なるコ字状鋼あ
るいは角パイプであつてもよい。
つぎに上記昇降体cを構成する下段パレツト5
の略々四隅部にはそれぞれチエーン6,6a,6
b及び6cの一端が止着され、さらに該チエーン
6,6a,6b及び6cをそれぞれその上方の横
梁1,1aのそれぞれ内側に設けたガイドスプロ
ケツト7,7a,7b及び7cに懸架し、モータ
ー11により均等に巻上げ自在に構成される。
すなわち、横梁1,1aの一方端部間、すなわ
ち昇降体cの昇降の邪魔にならない位置に駆動シ
ヤフト8設け、その両端に上記ガイドスプロケツ
ト7,7a,7b及び7cに懸架したチエーン
6,6a,6b及び6cが噛み合う巻上げスプロ
ケツト9,9a,9b及び9cを設け、さらに駆
動シヤフト8の適位置に駆動スプロケツト10を
固着し、該駆動スプロケツト10と適位置に設け
たモーター11の駆動軸12間にチエーン13を
懸架して構成される。
なお、モーター11は減速機、さらにはブレー
キ付き、且つ正逆回転可能なものが使用される。
図中22は必要に応じて設けられる補助柱であ
る。
上記構成の二段駐車装置にあつては従来と異な
り、固定柱がないため昇降体cの振れを有効に防
止する必要がある。
本考案ではそれぞれ前記支柱3,3a,3b及
び3cの上段パレツト4及び下段パレツト5の両
端方向の外側角部に横梁1,1aから設けられ、
上記支柱3,3a,3b3cの外側角部に適合す
る角部を有するガイドローラー14,14a,1
4b及び14cを係合させるものである。
すなわち、ガイドローラー14,14a,14
b及び14cは支柱3,3a,3b,3cのそれ
ぞれの外側角部を構成する二つの面に当接する形
状とされる。
ここで、支柱3,3a,3b及び3cの上段パ
レツト4及び下段パレツト5の両端方向の外側角
部に上記ガイドローラー14,14a,14b及
び14cを係合させることは、例えば前記チエー
ン6,6a,6bあるいは6cの一本が切断する
等の故障が生じても昇降体cの傾斜等を最小限と
することができ、昇降体cの傾斜に伴う二次的事
故例えば自動車の移動、それに伴う自動車及び駐
車装置の損傷等を防止できるものである。
すなわち、例えば、第3図示に仮想線で示され
た昇降体cの上昇状態において、チエーン6bが
切断した場合、昇降体cの支柱3b部分が落ち込
む。
その結果、支柱3bの上方がガイドローラー1
4cを支点として外側方向へ傾斜及び移動させら
れ、ガイドローラー14bに押付けられた状態と
なり、その落ち込みが止められ、昇降体cの傾斜
を最小限に押えることができる。
これに対して、例えば、ガイドローラー14
b,14cを支柱3b,3cのそれぞれ内側角部
に設け、チエーン6bが切断した場合を考える
と、支柱3b部分が落ち込むと同時に、上記のご
とく支柱3bの上方が外側、すなわち、内側にあ
るガイドローラー14bから離れる方向へ傾斜及
び移動させられ、ガイドローラー14bに押し付
けられることなく、さらにはガイドローラー14
cから支柱3cが外れる状態となり、落ち込みに
伴う昇降体cの傾斜が助長されるものである。
第4図乃至第6図にはガイドローラー14a
(他のガイドローラー14,14b,14cも同
じ)詳細が示されている。
その詳細を説明すれば、上記支柱3aの外側角
部に適合する角部を有するガイドローラー14a
は昇降体c側及び昇降体cと平行に移動可能に構
成され、適正な調整ができるように構成されてい
る。
すなわち、ガイドローラー14aは横梁1から
直角に折曲げたブラケツト15により取付けら
れ、該ブラケツト15と横梁1の取付部並びに該
ブラケツト15とガイドローラー14aの取付部
が調整自在となつている。
詳細に述べると、上記直角に折曲げられたブラ
ケツト15の横梁1側の辺15aにはその折曲げ
部から端部に開口し、取付ボルト16の雄ネジ部
16aを受け入れる長孔17,17aが設けら
れ、横梁1に沿つて適宜スライドさせて取付ボル
ト16で適位置に固定することができるよう構成
され、また上記直角に折曲げられたブラケツト1
5のガイドローラー14aの取付辺15bにもそ
の折曲げ部から端部に開口し、取付ボルト19の
雄ネジ部19aを受け入れる長孔20が設けら
れ、ガイドローラー14aを適宜昇降体c側に移
動させて取付ボルト19で固定することができる
よう構成されている。したがつて、現場組立にお
いては適正な調整が可能である。
また、図中21は支柱3a(他の支柱3,3b,
3cも同じ)の外側角部に取付けたステンレス等
の防蝕材料からなる保護カバーである。
すなわち、保護カバー21を設けない場合には
支柱3aとガイドローラー14との直接摩擦によ
り支柱3aの防錆塗料等が剥離され、防錆塗料の
剥離された部分から錆が生じ、腐蝕の進行が早め
られるためである。
さらに、ガイドローラー14a(他のガイドロ
ーラー14,14b,14cも同じ)を硬質ナイ
ロン等の合成樹脂で製作すれば上記保護カバー2
1をも傷付けることがないものである。
上記のごとく、本考案によれば昇降体の支柱を
上段及び下段パレツトの両側外方に突出する断面
略筒状形状とし、さらにそれぞれの支柱の上段及
び下段パレツト両端方向の外側角部に横梁から設
けられ、上記各支柱の外側角部に適合する角部を
有するガイドローラーを係合させたため、昇降体
の両側及び両端方向への振れを有効に防止するこ
とができ、したがつて各部に昇降体の振れに伴う
無理な力が加げることもなく耐久性を向上させる
ことができ、同時に安全を確保できる効果を得る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は二段駐車装置の要部斜視図、第2図は二段駐車
装置を二つ連設し、一方に上段パレツトを、他方
に下段パレツトを表わした平面図、第3図は側面
図、第4図は第2図A部の拡大図、第5図はその
左側面図、第6図は第5図の左側面図である。 1,1a……横梁、3,3a,3b,3c……
支柱、4……上段パレツト、5……下段パレツ
ト、14,14a,14b,14c……ガイドロ
ーラー、15……ブラケツト、17,17a……
長孔、20……長孔、a……地下格納部、b,
b′……壁、c……昇降体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 地下格納部を構成する対向壁の上端に所要間
    隔をあけて横梁を懸架固定し、該横梁間にそれ
    ぞれ四隅部近くを適当な長さの支柱で連結した
    上段及び下段パレツトからなる昇降体を昇降自
    在に設けた二段駐車装置において、上記それぞ
    れの支柱を上段及び下段パレツトの両側外方に
    突出する断面略筒状形状とし、さらに上記それ
    ぞれの支柱の上段及び下段パレツト両端方向の
    外側角部に、横梁から設けられ、上記各支柱の
    外側角部に適合する角部を有するガイドローラ
    ーを係合させたことを特徴とする二段駐車装置
    における昇降体の案内構造。 (2) それぞれのガイドローラーが、直角に折曲げ
    られ、それぞれの辺に折曲げ部から端部に開口
    する長孔を設けたブラケツトを介して横梁部か
    ら設けられてなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の二段駐車装置におけ
    る昇降体の案内構造。
JP7247881U 1981-05-19 1981-05-19 Expired JPS6329080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7247881U JPS6329080Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7247881U JPS6329080Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57183349U JPS57183349U (ja) 1982-11-20
JPS6329080Y2 true JPS6329080Y2 (ja) 1988-08-04

Family

ID=29868264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7247881U Expired JPS6329080Y2 (ja) 1981-05-19 1981-05-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6329080Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57183349U (ja) 1982-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6329080Y2 (ja)
JPS6310274B2 (ja)
US5354163A (en) Three-dimensional parking facility
EP2267247A2 (en) Modular platform
JPH0224850Y2 (ja)
JPS634144Y2 (ja)
KR940005909Y1 (ko) 주거주변공간 활용 단독주차장치
JPH041248Y2 (ja)
JPH0448284Y2 (ja)
JPH0334454Y2 (ja)
JPS6229546Y2 (ja)
JPS6225517Y2 (ja)
JP2527237Y2 (ja) 立体駐車場用ケーブル式防護柵のコーナー構造
JPH034684Y2 (ja)
JPH0338369Y2 (ja)
JPH09235902A (ja) カーポート
JP2645393B2 (ja) 昇降体の落下防止装置
JPH0356598Y2 (ja)
JPH0528294Y2 (ja)
JP2769675B2 (ja) 車両用暴走防止装置
JP2527521Y2 (ja) 昇降装置
KR0132640B1 (ko) 단주식 2단 주차장치 및 차량정비용 리프트장치
JPH0113151Y2 (ja)
JP2586975Y2 (ja) 立体駐車装置
JP2005061112A (ja) 収納庫付ガレージ