JPS63289372A - 溶接金属ベロ−ズ - Google Patents
溶接金属ベロ−ズInfo
- Publication number
- JPS63289372A JPS63289372A JP12553187A JP12553187A JPS63289372A JP S63289372 A JPS63289372 A JP S63289372A JP 12553187 A JP12553187 A JP 12553187A JP 12553187 A JP12553187 A JP 12553187A JP S63289372 A JPS63289372 A JP S63289372A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- welded
- shape
- fatigue strength
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 28
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 28
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Landscapes
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は半導体製造装置等に用いられる溶接金属ベロ
ーズに係り、特に大変位の繰返し伸縮を受けるベローズ
に関するものである。
ーズに係り、特に大変位の繰返し伸縮を受けるベローズ
に関するものである。
従来の技術
ベローズは大変位の繰返し伸縮を受ける機械部位に使用
されるものであるから、疲労強度が高いことが要求され
る。
されるものであるから、疲労強度が高いことが要求され
る。
従来の特に大変位を受ける溶接金属へローズは第3図に
その一般的な円筒形溶接構造ベローズの断面図を示すご
とく、中心孔を有する2種の薄肉金属の同心円状波形曲
面円板(1)(2)を内円周および外円周で溶接し組立
てられている。この種の溶接金属ベローズの溶接部(3
)近傍断面は一般に第4図に拡大して示すように隣り合
った円板(IX2)どうしが相接する形状となっている
。
その一般的な円筒形溶接構造ベローズの断面図を示すご
とく、中心孔を有する2種の薄肉金属の同心円状波形曲
面円板(1)(2)を内円周および外円周で溶接し組立
てられている。この種の溶接金属ベローズの溶接部(3
)近傍断面は一般に第4図に拡大して示すように隣り合
った円板(IX2)どうしが相接する形状となっている
。
このような溶接金属ベローズが大変位を受けると、溶接
部止端(4a)(4b) (4C)に大きな応力集中が
生じ、低繰返し数にて疲労破壊を生じる。この疲労強度
を改善するため、例えば0円板の板厚を溶接部近傍で厚
くしたり(特開昭57−124154.実開昭58−8
4454等)、■溶接部近傍に接触部を設けたり(実開
昭56−106259) 、■溶接部余盛を削除したり
(実開昭56−10620) 、■溶接部を殻状リング
で覆う(特開昭58−142071)等の対策がこうじ
られている。
部止端(4a)(4b) (4C)に大きな応力集中が
生じ、低繰返し数にて疲労破壊を生じる。この疲労強度
を改善するため、例えば0円板の板厚を溶接部近傍で厚
くしたり(特開昭57−124154.実開昭58−8
4454等)、■溶接部近傍に接触部を設けたり(実開
昭56−106259) 、■溶接部余盛を削除したり
(実開昭56−10620) 、■溶接部を殻状リング
で覆う(特開昭58−142071)等の対策がこうじ
られている。
一方、ベローズ全体の長さをコンパクトにするため波形
が同位相に配設されている(実開昭58−142071
)。
が同位相に配設されている(実開昭58−142071
)。
従来技術の問題点
しかしながら、従来の前記疲労強度改善策には、以下に
示す問題があった。
示す問題があった。
■ 溶接部近傍の肉厚を厚くすることは、素材である薄
板に板厚分布を持たせるための特殊加工を必要とし経済
的でない。
板に板厚分布を持たせるための特殊加工を必要とし経済
的でない。
■ 溶接部近傍に接触部を設けることは、接触部でのフ
レッチング疲労を生じさせ、かえって疲労強度を低下さ
せるおそれがある。
レッチング疲労を生じさせ、かえって疲労強度を低下さ
せるおそれがある。
■ 溶接部余盛削除は溶接後の機械加工を必要とし、工
程増を招くためコスト高となる。
程増を招くためコスト高となる。
■ 溶接部に補強リングを付加する方法では、素材量、
組立て費の増大を招きコスト高となる。
組立て費の増大を招きコスト高となる。
一方、波形を同位相にするために2種の部材が必要であ
り、したがって2種の製造機械工具等が必要であり、か
つ部材の数量管理が必要であった。
り、したがって2種の製造機械工具等が必要であり、か
つ部材の数量管理が必要であった。
この発明は従来の前記問題点を解決するためになされた
ものであり、製作工数や部品点数を増加させることなく
経済的に疲労強度の改善をはかった溶接金属ベローズを
提案せんとするものである。
ものであり、製作工数や部品点数を増加させることなく
経済的に疲労強度の改善をはかった溶接金属ベローズを
提案せんとするものである。
問題点を解決するための手段
この発明は従来の前記問題点を解決する手段として、1
種類の薄肉金属円板を波形に成形し、かつ円周内端部お
よび円周外端部を突合せ溶接することにより、ベローズ
伸縮時に溶接部近傍に生じる高応力を緩和した溶接金属
へローズを提案したものである。
種類の薄肉金属円板を波形に成形し、かつ円周内端部お
よび円周外端部を突合せ溶接することにより、ベローズ
伸縮時に溶接部近傍に生じる高応力を緩和した溶接金属
へローズを提案したものである。
すなわち、この発明に係る溶接金属ベローズは、中心孔
をもつ2種の薄肉金属の同心円状波形曲面が同一形状で
あって、かつ内円周部および外円周部が突合わされてな
り、その突合せ部が滑らかな形状を有するとともに、該
突合せ部が溶接されいることを特徴とするものである。
をもつ2種の薄肉金属の同心円状波形曲面が同一形状で
あって、かつ内円周部および外円周部が突合わされてな
り、その突合せ部が滑らかな形状を有するとともに、該
突合せ部が溶接されいることを特徴とするものである。
作 用
第1図はこの発明の溶接金属ベローズの溶接部近傍を拡
大して示す縦断面図で、(11)は波形に成形した薄肉
金属円板、(11−In−2)はそれぞれ内端部および
外端部、(11−3) (11−4)はそれぞれ内端部
および外端部の溶接部を示す。
大して示す縦断面図で、(11)は波形に成形した薄肉
金属円板、(11−In−2)はそれぞれ内端部および
外端部、(11−3) (11−4)はそれぞれ内端部
および外端部の溶接部を示す。
すなわち、この発明の溶接金属ベローズは、中心孔を有
する薄肉金属円板の内円周、外円周および中間スパン部
に冷間プレス等の手段で曲げ加工を施して波形に成形す
る。そして、この同一形状の2枚の薄肉金属の同心円状
波形曲面円板(11)の内端部(11−1)および外端
部(11−2)をそれぞれ対向させて突合わせ溶接して
一体化したものである。
する薄肉金属円板の内円周、外円周および中間スパン部
に冷間プレス等の手段で曲げ加工を施して波形に成形す
る。そして、この同一形状の2枚の薄肉金属の同心円状
波形曲面円板(11)の内端部(11−1)および外端
部(11−2)をそれぞれ対向させて突合わせ溶接して
一体化したものである。
ここで、薄肉金属円板を同心円状波形曲面に成形したの
は、製品の性質に対称性をもたせるためと、金属円板自
体に可撓性、伸縮性を付与することにより溶接部に生じ
る応力を緩和するためである。
は、製品の性質に対称性をもたせるためと、金属円板自
体に可撓性、伸縮性を付与することにより溶接部に生じ
る応力を緩和するためである。
また、この薄肉金属円板の円周内端部および円周外端部
を円弧状に滑らか・な形状にして突合わせ溶接すること
としたのは、溶接部止端に集中する応力を軽減し、ベロ
ーズ全体の疲労強度を向上させるためである。
を円弧状に滑らか・な形状にして突合わせ溶接すること
としたのは、溶接部止端に集中する応力を軽減し、ベロ
ーズ全体の疲労強度を向上させるためである。
さらに、同一形状の円板とするのは、製造時の工具等が
1種ですみ、かつ部材である円板は1種のみの管理であ
るから管理コストが低減されること、また2種の場合は
不良品の発生等により1種の部材の過不犀が生ずるが、
1種の部材のみからなる場合は互換性があるため生産の
中断がなくなるためである。
1種ですみ、かつ部材である円板は1種のみの管理であ
るから管理コストが低減されること、また2種の場合は
不良品の発生等により1種の部材の過不犀が生ずるが、
1種の部材のみからなる場合は互換性があるため生産の
中断がなくなるためである。
実 施 例
第1図に示すものと同一の断面形状で、ベローズ材質S
O3316、板厚0.2mm、外径801TllT+1
同内径40mmの筒形ベローズに繰返し伸縮荷重を負荷
したときの疲労試験結果を、第4図に示す断面形状の従
来品と比較して第2図に示す。
O3316、板厚0.2mm、外径801TllT+1
同内径40mmの筒形ベローズに繰返し伸縮荷重を負荷
したときの疲労試験結果を、第4図に示す断面形状の従
来品と比較して第2図に示す。
第2図から明らかなごとく、本発明品は従来品に比べて
疲労強度が高いことがわかる。
疲労強度が高いことがわかる。
発明の効果
上記の実施例からも明らかなごとく、薄肉金属の同心円
状波形円板が突合せ溶接されたこの発明の溶接金属ベロ
ーズは優れた疲労強度を有し、大変位の繰返し伸縮を受
ける環境においても十分に耐え得るものである。また、
薄肉金属円板の曲げ加工は冷間プレス等で簡単に行なう
ことができ、かつ1種の部材のみ用いるので、製作コス
トも安価につく利点がある。
状波形円板が突合せ溶接されたこの発明の溶接金属ベロ
ーズは優れた疲労強度を有し、大変位の繰返し伸縮を受
ける環境においても十分に耐え得るものである。また、
薄肉金属円板の曲げ加工は冷間プレス等で簡単に行なう
ことができ、かつ1種の部材のみ用いるので、製作コス
トも安価につく利点がある。
第1図はこの発明の溶接金属ベローズの一例を示す要部
縦断面図である。 第2図はこの発明の実施例における伸縮時の疲労試験結
果を示す図である。 第3図は従来一般的に使用されている大変位用溶接金属
ベローズの中心軸断面図である。 第4図は同上ベローズの溶接部近傍を示す拡大縦断面図
である。 11・・・薄肉金属の同心円状波形曲面円板11−1・
・・円周内端部 11−2・・・円周外端部 11−3・・・円周内端部の溶接部 11−4・・・円周外端部の溶接部 JJI図 第2図
縦断面図である。 第2図はこの発明の実施例における伸縮時の疲労試験結
果を示す図である。 第3図は従来一般的に使用されている大変位用溶接金属
ベローズの中心軸断面図である。 第4図は同上ベローズの溶接部近傍を示す拡大縦断面図
である。 11・・・薄肉金属の同心円状波形曲面円板11−1・
・・円周内端部 11−2・・・円周外端部 11−3・・・円周内端部の溶接部 11−4・・・円周外端部の溶接部 JJI図 第2図
Claims (1)
- 中心孔をもつ2種の薄肉金属の同心円状波形曲面円板の
内円周および外円周が溶接された溶接金属ベローズにお
いて、該波形の薄肉金属円板が同一形状であつて、かつ
内円周および外円周部が突合わされてなり、突合せ部が
円弧状に滑らかな形状を有し、該突合せ部が溶接されて
組立てられていることを特徴とする溶接金属ベローズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12553187A JPS63289372A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 溶接金属ベロ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12553187A JPS63289372A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 溶接金属ベロ−ズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63289372A true JPS63289372A (ja) | 1988-11-25 |
Family
ID=14912488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12553187A Pending JPS63289372A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 溶接金属ベロ−ズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63289372A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110529593A (zh) * | 2018-05-23 | 2019-12-03 | 株式会社鹭宫制作所 | 焊接构造以及阀装置 |
JP2020085054A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | 愛三工業株式会社 | バネ及びその設置方法 |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP12553187A patent/JPS63289372A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110529593A (zh) * | 2018-05-23 | 2019-12-03 | 株式会社鹭宫制作所 | 焊接构造以及阀装置 |
JP2020085054A (ja) * | 2018-11-19 | 2020-06-04 | 愛三工業株式会社 | バネ及びその設置方法 |
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