JPS61265308A - タ−ビンダイヤフラムの溶接方法 - Google Patents

タ−ビンダイヤフラムの溶接方法

Info

Publication number
JPS61265308A
JPS61265308A JP10377885A JP10377885A JPS61265308A JP S61265308 A JPS61265308 A JP S61265308A JP 10377885 A JP10377885 A JP 10377885A JP 10377885 A JP10377885 A JP 10377885A JP S61265308 A JPS61265308 A JP S61265308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
nozzle
partition plate
nozzle blade
outer ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10377885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ueda
和彦 上田
Kazu Kobayashi
小林 計
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10377885A priority Critical patent/JPS61265308A/ja
Publication of JPS61265308A publication Critical patent/JPS61265308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はノズル翼を仕切板を介して内輪及び外輪と電子
ビーム溶接によシ固着するタービンダイヤフラムの溶接
方法に関する。
〔発明の背景〕
タービンダイヤフラムは第8図に示すように、多数のノ
ズル翼4を同心状に配置された仕切板3の開口を通じて
内輪1及び外輪2vc固着する。
通常、ノズル翼4vcは13Cr鋼、仕切板3及び内、
外輪1.2にはCr  Mo鋼が用いられている。従っ
て、ノズル翼4と内、外輪1,2との固着のために、多
大の浴接入熱による熱変形を伴う従来のサブマージドア
ーク溶接に替えて電子ビーム溶接を使用すると、接合さ
れる相互の金属材質が異なるため、熱起電力差に基づく
漂遊磁界により、電子ビームが曲げられ、電子ビーム溶
接部である溶接ビードが接合面から目外れして溶接欠陥
となる恐れがある。
この欠点を改善した電子ビーム溶接を利用したタービン
ダイヤフラムの溶接方法として、特公昭53−3244
1号公報により、第9図に示したものが現在使用されて
いる。尚、多数のノズル翼4と二枚の仕切板3とを溶着
してリング状に形成したものを以後ノズルバンドと称す
る。っまり、第2図において、あらかじめノズル翼出口
部分に円周溝を加工したCr  Mo鋼よシなる仕切板
3の側面から放電加工又は電解加工等によりノズル翼断
面と同一形状の穴9を設け、穴11に異種材質である1
 3 Cr鋼よシなるノズル翼4を挿入してここに穴1
1と円周溝部にCr  Mo材質の溶接金属5を肉盛溶
接し、ノズル翼4と仕切板3を固着し、ノズルバンドを
形成する。そして、この溶接金属5の外面を機械加工し
て仕切板3と同一面となる接合面を形成し、他のCr 
 Mo鋼よりなる内輪1及び外輪2の接合面を突合わせ
、両接合面に電子ビームを照射して電子ビーム溶接部6
を形成することにより、タービンダイヤフラムヲ固着す
る。つまり、この溶接方法では電子ビーム溶接が直接施
される金属部材の材質を同一にすることによシ、溶接ビ
ードの曲がりを防止出来るという大きな効果が達成され
るが、低圧段ダイヤフラムのように、ノズル翼断面積が
30−を越えるダイヤフラムでは、肉盛溶接される溶接
金属5の溶接量が多くなり、ノズルバンドの溶接変形が
生じ易くなる。この変形によりタービンダイヤフラムの
ノズル翼間で形成する蒸気噴口面積が不均一となると蒸
気タービン性能の低下につながることからタービンダイ
ヤフラムは非常に高精度が要求される。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、電子ビーム溶接を用いてタービンダイ
ヤフラムを溶接する場合に、電子ビーム溶接の溶接ビー
ドの曲りを防止するどど・もに溶液。
入熱による熱変形を極力少なくした高精度のタービンダ
イヤフラムの溶接手段を提供することVr:ある。
〔発明の概要〕
発明の特徴は、円環状の仕切板の断面形状をU字形に加
工し、U字部の上面から底面にかけてノズル翼を挿入す
る孔部を多数開口し、次に各ノズル翼の端部を仕切板の
孔部に挿入し、ノズル翼に開先を設け、内輪及び外輪に
面した側よりノズル翼全周に溶接金属を溶接して仕切板
とノズル翼との溶着を行ない、更に、仕切板の内、外輪
の接する面を加工して形成した接合面と、内輪及び外輪
に形成しである他の接合面とを突合せ、この両接合面V
C′r11子ビーム溶接を施すことにょ多電子ビーム溶
接部を形成し、ノズル翼と内輪及び外輪とを固着させる
ようにしたことにある。
〔発明の実施例〕
本発明を適用したタービンダイヤフラムの溶接手段を図
面を参照して説明する。
第1図に示すように、タービンダイヤフラムの仕切板3
は材質が内輪1及び外輪2と同材質のCr−M o鋼板
よりなり、板厚12〜50m程度で冷間加工、或いは、
熱間加工でリング状に形成される。また、仕切板3の側
面3aには内、外輪とは異なる材質の13Cr鋼よりな
るノズル!44を挿入できるように、ノズルの断面形状
の孔部9が放電加工又は電解加工により多数等間隔に開
口されている。この仕切板の断面は内、外輪と嵌合固定
するための溝7とノズル孔部の先端が狭く、ノズル翼4
と仕切板3との溶着が困難であるため仕切板3の内輪及
び外輪に面した側の側面3aVC仕切板30周方向に沿
って@5〜15曙、深さ2〜10關程度の円周溝8を設
けCいる。次に、第2図に示すように、前述の円周溝8
の深はと同じ寸法で先端部の端面が加工され、かつ、先
端部以外の端面全周を3〜8聰程度面取り加工部1oが
施されたノズル翼4をそれぞれ同意に配置された二りの
仕切板3の穴部9vc挿入する。その後、第3図に示す
ように、内、外輪に面した側より溶接金属13を溝部8
及びノズル翼端面の面取り加工部11肉盛溶接して仕切
板3とノズル翼4との固着を行なう。次に、第4図、第
5図に示したように、仕切板3の側面に機械加工を施し
、内、外輪と接合させる接合面3bを形成する。更に、
第6図に示し念ように仕切板3とノズル翼4とを一体に
したノズA・バンドと内輪1及び外輪2との電子ビーム
溶接に際して、精度の高い開先寸法が要求される溶接作
業を容易にするために、スペーサバンド中央部の嵌合溝
IIと内輪1、外輪2の突起部12を嵌合わせ、その後
、第7図に示すように、内輪接合面1bとノズルバンド
接合面3b、外輪接合面2bノズルバンド接合面3bと
に電子ビーム溶接6を直接施して電子ビーム溶接6を形
成し、ノlXヤz<7r−t’ある。82翼。及。仕切
板、を内、外輪1,2に固着する。りiり、電子ビーム
が直接施される金属部材である仕切板3、内輪1、外輪
2とも共に同材質で形成することによって、電子ビーム
溶接のビード曲が9を防止して溶接欠陥の発生を防いで
いる。
更に、仕切板3の側面38に形成した円周溝8とノズル
翼端面面取シ加工部10内に溶接金属】、3を溶着する
だけで、従来のように穴部9の全部に亘って溶接金属を
肉盛る必要が無くなフ、溶接金属量を1/3〜1/4 
程度にしうる。従って、溶接時の入熱によるタービンダ
イヤフラムの変形を半減し、ノズル翼間で構成する蒸気
噴口面積の不均一による蒸気タービン効率の低下を防止
できる。
更に、従来は電子ビーム溶接部6が、溶接金属5を溶融
する時、溶接金属5内の酸素、窒素等のガス成分が放出
され、これが電子ビーム部のボイド等の欠陥発生につな
がる危険があったが本発明によればこの心配は無くなる
〔発明の効果〕
本発明によれば、電子ビーム溶接を用いた非常に高精度
の低圧段タービンダイヤフラムの溶接が達成可能になる
【図面の簡単な説明】
81図は仕切板の構造を表わす本発明の一実施例の斜視
図、第2図はノズ/I/jtを仕切板に組込ん・\ だ状態を示す本発明のノズルバンドの斜視図、第3図は
ノズル翼と仕切板との溶着を行なう溶接状態を示す第2
図の■矢視図、第4図は第3図の■−■矢視断面図、第
5図は第3図のV−■矢視断面図、第6図はノズルバン
ドと内、外輪との固着前の状態を示す本発明の斜視図、
!7図は電子ビーム溶接を施こしたタービンダイヤフラ
ムの溶接構造を示す本発明の断面図、第8図はタービン
ダイヤフラムの概略を示す正面図、第9図は電子ビーム
溶接を用いたタービンダイヤフラムの溶接構造図である
。 3・・・仕切板、3b・・・接合面、8・・・円周溝、
9・・・穴部 l 目 第 2 口 第 3 口 第 6 図 第 8 図 第 9 圀

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円環状の仕切板の側面にノズル翼を挿入する穴を多
    数開口させ、前記ノズル翼を前記穴に挿入後、内輪及び
    外輪と面した側より溶接金属を溶接して前記仕切板と前
    記ノズル翼との溶着を行なつた後、前記内輪、前記外輪
    に電子ビーム溶接を施し、前記ノズル翼と前記内輪及び
    前記外輪を固着させるタービンダイヤフラムの溶接方法
    において、ノズル先端部を前記仕切板の円周溝深さに合
    わせて段付加工し、更に段付部以外の端面全周を面取り
    加工し、前記仕切板と前記ノズル翼とを前記円周溝と前
    記ノズル翼の面取り部に溶接金属を溶接して溶着したこ
    とを特徴とするタービンダイヤフラムの溶接方法。 2、内輪及び外輪と面した側の仕切板の側面及び前記内
    輪、前記外輪に円周方向に沿つた嵌合溝及び突出部を設
    け固定した後に電子ビーム溶接するタービンダイヤフラ
    ムの溶接方法において、前記嵌合溝及び前記突出部の幅
    を前記ノズル翼の全幅に合わせたことを特徴とするター
    ビンダイヤフラムの溶接方法。
JP10377885A 1985-05-17 1985-05-17 タ−ビンダイヤフラムの溶接方法 Pending JPS61265308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10377885A JPS61265308A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 タ−ビンダイヤフラムの溶接方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10377885A JPS61265308A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 タ−ビンダイヤフラムの溶接方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61265308A true JPS61265308A (ja) 1986-11-25

Family

ID=14362883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10377885A Pending JPS61265308A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 タ−ビンダイヤフラムの溶接方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61265308A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06215776A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Japan Storage Battery Co Ltd 海水電池
FR2972380A1 (fr) * 2011-03-11 2012-09-14 Alstom Technology Ltd Procede de fabrication d'un diaphragme de turbine a vapeur

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06215776A (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 Japan Storage Battery Co Ltd 海水電池
FR2972380A1 (fr) * 2011-03-11 2012-09-14 Alstom Technology Ltd Procede de fabrication d'un diaphragme de turbine a vapeur
WO2012123379A1 (fr) * 2011-03-11 2012-09-20 Alstom Technology Ltd Procede de fabrication d'un diaphragme de turbine a vapeur
CN103442841A (zh) * 2011-03-11 2013-12-11 阿尔斯通技术有限公司 制造蒸汽涡轮导流板的方法
RU2580254C2 (ru) * 2011-03-11 2016-04-10 Альстом Текнолоджи Лтд Способ изготовления диафрагмы паровой турбины
US9604323B2 (en) 2011-03-11 2017-03-28 General Electric Technology Gmbh Method of fabricating a steam turbine deflector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3975612A (en) Welding method for dissimilar metals
EP1025947A2 (en) Method for producing a welded-brazed construction
JP4436661B2 (ja) 蒸気タービンのノズルボックスアセンブリを製造する方法
US5152059A (en) Manufacture of cooled aerofoil blades
US3999030A (en) Welding method for dissimilar metals
JP3323221B2 (ja) 酸化金属−水素電池用圧力容器を成形する方法
JPS61265308A (ja) タ−ビンダイヤフラムの溶接方法
JPH05372A (ja) コンプレツサー用羽根車の製造方法
JPS5857276B2 (ja) 異種金属の電子ビ−ム溶接方法
JPH05231102A (ja) タービン仕切板の製作方法
JPS59206181A (ja) タ−ビンノズルダイアフラムの製造方法
JPH0140714B2 (ja)
JPS58150005A (ja) タ−ビンダイヤフラムの溶接方法
JP2001221007A (ja) ノズルダイアフラムの製造方法
JPH06101411A (ja) 蒸気タービンノズルダイヤフラムの製造方法
JPH0463941B2 (ja)
JPS6353910B2 (ja)
JPH0536174B2 (ja)
JPS6293403A (ja) タ−ビンダイヤフラムの溶接方法
JPH06221104A (ja) 蒸気タービンスプールノズルダイアフラムの製造方法
JPS63266103A (ja) タ−ビンダイヤフラムの溶接方法
JPS5837076B2 (ja) アツイタブザイノ ヨウセツホウホウ
JPH10113777A (ja) 電子ビーム溶接用突き合わせ継ぎ手
JP2003106631A (ja) ダクト交換時の据付方法
SU946844A1 (ru) Способ дуговой сварки плавлением