JPH0536174B2 - - Google Patents

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JPH0536174B2
JPH0536174B2 JP60244381A JP24438185A JPH0536174B2 JP H0536174 B2 JPH0536174 B2 JP H0536174B2 JP 60244381 A JP60244381 A JP 60244381A JP 24438185 A JP24438185 A JP 24438185A JP H0536174 B2 JPH0536174 B2 JP H0536174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
nozzle
contact plate
welding
ring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60244381A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62102925A (ja
Inventor
Shohei Suruga
Kenji Tomota
Eiji Tsunoda
Yoshasu Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP60244381A priority Critical patent/JPS62102925A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はノズルダイアフラムの製造方法に係
り、特に蒸気タービンに用いる溶接形ノズルダイ
アフラムの溶接欠陥を防ぐようにしたノズルダイ
アフラムの製造方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、蒸気タービンのノズルダイアフラム
は、ノズル板を通過して膨張する蒸気の流れ方向
と速度を適正に定め蒸気を羽根に効率良く流入さ
せる役目をもつている。
第4図は溶接形ノズルダイアフラムを示したも
ので、半円環状の外側当板1aと内側当板1bと
の間に複数のノズル板2が固着されたノズル板群
3と、このノズル板群3の外側に接合される半円
環状のダイアフラム外輪4とノズル板群3の内側
に接合される半円環状のダイアフラム内輪5とか
ら形成されている。
従来、このようなノズルダイアフラムを製造す
るには、第5図に示したように、外側当板1aと
内側当板1bとの間にノズル板2を周方向に所定
の間隔でシール溶接(シール溶接部6)してノズ
ル板群3を形成し、次にダイアフラム外輪4とダ
イアフラム内輪5とを上記外側当板1aおよび内
側当板1bにそれぞれ接合させ、この接合面7,
8の蒸気流入側および蒸気流出側をザブマージア
ーク溶接(サブマージアーク溶接部9)してい
た。また、サブマージアーク溶接の代りに、第6
図に示したように、電子ビーム溶接(電子ビーム
溶接部10)を用いた製造方法もある。この電子
ビーム溶接の場合、溶接変形が少なく溶接速度が
速く能率的であり、異種金属を組み合せた場合で
も溶接割れを起こしにくい等の利点がある。
しかしながら、上記電子ビーム溶接を用いても
ノズル板群3とダイアフラム外輪4およびダイア
フラム内輪5との溶接部10には、第7図に示し
たような各種溶接欠陥が発生していた。第7図に
おいて、aは溶接部10に発生する溶接割れの種
類を示し、11は止端割れ、12は縦割れ、13
は水平割れを示している。また、bは溶接部10
に形成されるボイド(空胴)を示し、14はルー
トボロシテイ、15はコールドシヤツトを示して
いる。また、cはその他の溶接欠陥を示し、16
はブローホール、17は溶接部10が接合面7よ
り外れる目外れを示している。このような溶接欠
陥は、溶接時に外側当板1a外周面とダイアフラ
ム外輪4内周面および内側当板1b内周面とダイ
アフラム内輪5外周面との間に隙間が生じ、この
隙間に溶融金属が熔け込むことにより発生し、こ
の溶接部の熔け込み深さが大きくなる程欠陥発生
率が高くなることが判明している。
このため、従来は、第4図に示したように、ダ
イフフラム外輪4およびダイアフラム内輪5にそ
れぞれ凸部4a,5aを形成すると共にこの凸部
4a,5aと嵌合する凹部をそれぞれ外側当板1
aおよび内側当板1bに形成し、この凹凸部を嵌
合させノズル板群3とダイフフラム外輪4および
ダイアフラム内輪5との接合状態がより密接した
状態で溶接を行なつていた。しかしながら、この
製造方法では当板、ダイアフラム内外輪等の構造
が複雑になり機械加工がしにくいという問題があ
つた。また、従来のノズル板群3、ダイフフラム
外輪4およびダイフフラム内輪5は組み立て分解
のためにラジアル線で分割された半円環状に形成
されているので、溶接時にラジアル線部分が広が
り変形しないように支持部材を用いなければなら
ず、製作手順が複雑になるという問題があつた。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、上述した従来技術が
有する問題点を解消し、溶接形ノズルダイアフラ
ム製造時に溶接欠陥の発生を防ぐようにし、十分
な強度をもつ信頼性の高いノズルダイアフラムを
製造するようにしたノズルダイアフラムの製造方
法を提供するものである。
〔発明の概要〕 上記目的を達成するため、本発明は、複数のノ
ズル板を円環状の外側当板と内側当板との間で挟
持して結合部を溶接する工程と、円環状のノズル
板群を円環状のダイアフラム外輪とダイアフラム
内輪との間に冷し嵌めする工程と、外側当板とダ
イアフラム外輪との間、および内側当板とダイア
フラム内輪との間に電子ビームを照射して一体に
結合する工程と、円環状のノズルダイアフラムを
ラジアル線に沿つて切断する工程とを備えること
を特徴とするもので、溶接欠陥の発生を防ぎ十分
な強度をもつ信頼性の高いノズルダイアフラムを
製造するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明によるノズルダイアフラムの製造
方法の一実施例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。なお、従来と同一部分には同一符号を用
いてその説明を省略する。
第1図において、21aは外側当板、21bは
内側当板を示し、これら当板21a,21bは円
環状に形成されている。この外側当板21aと内
側当板21bとの間には複数のノズル板2が周方
向に所定の間隔で挟持され、当板21a,21b
とノズル板2との結合部はシール溶接されノズル
板群23を形成している。また、ダイアフラム外
輪24およびダイアフラム内輪25は上記ノズル
板群23同様円環状に形成されており、第3図に
示したように上記外側当板21aの外径をD1
内側当板21bの内径をD2とすると、上記ダイ
アフラム外輪24の内径はD3=D1 -0.5+0と外側当
板21aの外径よりわずかに小さく形成されると
共に上記ダイアフラム内輪25の外径はD4
D2 +0.5-0と内側当板21bの内径よりわずかに大
きく形成されている。
上述のように形成されたノズル板群23とダイ
アフラム外輪24およびダイアフラム内輪25と
を用いて溶接形ノズルダイアフラムを製造するに
は次のように行なう。
まず、上述のように円環状のノズル板群23を
形成する。次いで、所定の大きさに形成されたダ
イアフラム外輪24およびダイアフラム内輪25
をジグ、取めピン等で同心円状に配設する。上記
ノズル板群23を冷却し、冷却収縮したノズル板
群23を冷却し、冷却収縮したノズル板群23を
上記ダイアフラム外輪24とダイアフラム内輪2
5との間に圧入する。上記ダイアフラム外輪24
およびダイアフラム内輪25には上述したように
予めしめ代が形成されているので、上記冷し嵌め
されたノズル板群23が常温になると外側当板2
1a外周面とダイアフラム外輪24内周面および
内側当板21b内周面とダイアフラム内輪25外
周面との間の隙間は全くなくなり、ノズル板群2
3とダイアフラム外輪24およびダイアフラム内
輪25は密接する。この密接した状態で、第2図
に示したように、ノズル板群23とダイアフラム
外輪24およびダイアフラム内輪25との接合面
27,28の蒸気の流入側および流出側に電子ビ
ームを照射して一体に結合する。このように密接
した状態で電子ビーム溶接し、しかも照射される
電子ビームが細いので、溶接部10はその熔け込
み深さが小さくなり溶接欠陥を最小限に押えるこ
とができる。
さらに、上述のように形成された溶接形ノズル
ダイアフラムは、蒸気タービンに組み付けるため
に、第1図に示したように、ラジアル線29に沿
つて上下に切断される。この切断には、ワイヤー
カツト、ノコ刃切断等が用いられその切断幅は3
mm以下と小さくすることができる。このため、切
断面に肉盛りすることなく半円環状のノズルダイ
アフラムを製造することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明は前も
つて形成された円環状のノズル板群を円環状のダ
イアフラム外輪とダイアフラム内輪との間に冷し
嵌めし、ノズル板群とダイアフラム外輪およびダ
イアフラム内輪とが密接した状態で外側当板とダ
イアフラム外輪および内側当板とダイアフラム内
輪との間に電子ビームを照射して一体に結合し、
さらに組み立てた円環状ノズルダイアフラムをラ
ジアル線に沿つて切断して蒸気タービンに組み付
けるようにしたので、電子ビーム溶接による溶接
部の熔け込み深さが小さくなりまた溶接欠陥を最
小限に抑えることができる。また、円環状に形成
したノズル板群を円環状のダイアフラム内外輪間
に冷し嵌めしたので、ノズル板群とダイアフラム
内外輪との接合面は蒸気タービンの軸方向にみて
真円となり電子ビーム溶接時の芯出しを行なう必
要がなく、また溶接時に支持部材を用いる必要が
なく製作手順が簡単になる。
さらに、ノズル板群を冷し嵌めしてノズルダイ
アフラムを組み立てたので、蒸気タービン運転時
にノズルダイアフラムが加熱蒸気にさらされると
ノズル板群には半径方向外側に拡がろうとする力
が働き、この反力としてノズルダイアフラム外輪
にはノズル板群の径を小さくしようとする力が働
くのでノズル板群がノズルダイアフラムより脱落
することはなく、十分な強度をもつた信頼性の高
いノズルダイアフラムを製造することができる。
また、円環状のノズルダイアフラムを組み立てて
からノズルダイアフラムを小さな切断幅でラジア
ル線に沿つて切断したので、精度の良いノズルダ
イアフラムを製造することができる等種々の効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による製造方法で製造したノズ
ルダイアフラムの正面図、第2図は第1図に示し
たノズルダイアフラムの上半部を示す側断面図、
第3図は第1図に示したノズルダイアフラムの各
部寸法を示す側断面図、第4図は従来のノズルダ
イアフラムを示す斜視図、第5図および第6図は
従来のノズルダイアフラムの組み立て状態を示す
斜視図、第7図は溶接部に発生する各種溶接欠陥
を示す図である。 2……ノズル板、6……シール溶接部、10…
…電子ビーム溶接部、21a……外側当板、21
b……内側当板、23……ノズル板群、24……
ダイアフラム外輪、25……ダイアフラム内輪、
27,28……接合面、29……ラジアル線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のノズル板を円環状の外側当板と内側当
    板との間で挟持して結合部を溶接する工程と、円
    環状のノズル板群を円環状のダイアフラム外輪と
    ダイアフラム内輪との間に冷し嵌めする工程と、
    外側当板とダイアフラム外輪との間、および内側
    当板とダイアフラム内輪との間に電子ビームを照
    射して一体に結合する工程と、円環状のノズルダ
    イアフラムをラジアル線に沿つて切断する工程と
    を備えることを特徴とするノズルダイアフラムの
    製造方法。
JP60244381A 1985-10-31 1985-10-31 ノズルダイアフラムの製造方法 Granted JPS62102925A (ja)

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JPS62102925A JPS62102925A (ja) 1987-05-13
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JPS63223303A (ja) * 1987-03-13 1988-09-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 圧縮性流体タ−ビン静翼環の製作法

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