JPS6328913Y2 - - Google Patents

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JPS6328913Y2
JPS6328913Y2 JP1983105197U JP10519783U JPS6328913Y2 JP S6328913 Y2 JPS6328913 Y2 JP S6328913Y2 JP 1983105197 U JP1983105197 U JP 1983105197U JP 10519783 U JP10519783 U JP 10519783U JP S6328913 Y2 JPS6328913 Y2 JP S6328913Y2
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JP
Japan
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top plate
bolt
connection
fittings
vertical
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JP1983105197U
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English (en)
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JPS6013044U (ja
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Priority to JP10519783U priority Critical patent/JPS6013044U/ja
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Publication of JPS6328913Y2 publication Critical patent/JPS6328913Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は流し台、調理台、コンロ台などの厨
房ユニツトを連続配設する際のその天板接続構造
に関する。
流し台、調理台、コンロ台などを一体にした厨
房装置は長さが3メートル以上になるものもあ
り、生産効率が悪くコストの高いものとなつてい
るうえに、長さに加え重量もかなりなものとなる
ため、運搬・施工の面で問題がある。また、趣味
の多様化により厨房装置においても個性化が望ま
れる。
そこで、流し台、調理台、コンロ台などのユニ
ツトを各々独立して製作して生産効率を高めると
もに、同一ユニツト内でも種々の仕様のものを製
作し、厨房室の広さ、使用者の好みなどによつて
各ユニツトを組み合わせる、いわゆるシステムキ
ツチンが普及しはじめている。
このシステムキツチンにおいて、各ユニツトに
一体感をもたせるため、各ユニツトを天板とキヤ
ビネツトに分けて製作し、現場にて、配設仕様に
各ユニツトの天板を連結して一体化し、その天板
を各キヤビネツトに備える方法がとられる。この
施工における従来の天板接続は、第5図に示すよ
うに対向する天板1端部裏面にL字状金具Aをそ
の立下り部を対向して固着し、両立下り部の透孔
にボルト10を上下左右移動可能に挿通してナツ
ト10′により引寄せ締付けることにより行なつ
ている。この接続において一体感を損なわないた
めには天板上面を如何に面一とするかであるが、
上記従来の方法では、天板上面を面一にしてボル
ト締めしたり、ボルト締めをしたのち天板を叩く
などして面一としている。しかし、後者の場合、
天板を叩くことは天板1に傷をつけやすい問題が
あり、前者の場合、面一を保つて締付けることは
非常にむずかしく、結局は締付け後に叩くなどし
て面一としているのが通常であり、作業性が悪い
うえに後者と同様な問題がある。
また、第5図に示すように、金具Aの立下り部
が離れている場合、ボルトナツト10を締付ける
につれ、天板1は鎖線で示すように傾むき、接続
部に空隙Pが生じることとなる。このため、立下
り部が天板端面と面一となるように金具Aを固着
すればその様な危惧はなくなるが、立下り部が当
接しボルトナツトの締付けが利かない問題があ
る。
さらに、両金具Aの立下り部をボルト締めした
だけの接続であるため、接続強度が低く、一体化
した天板1をキヤビネツトに固定する際、何らか
の衝撃力により接続した天板がずれて面一でなく
なる危惧がある。
この考案は、以上の点に留意し各天板を面一と
する作業が容易でかつ接続強度が高い天板接続構
造を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、この考案は、前記連
続配設する各ユニツトの天板接続部裏面前後にそ
れぞれ対向する接続金具を固着し、この金具を、
天板裏面に固着された基板部と、この基板部から
立下つた立片と、基板部から立下つて対向する接
続金具に向うL字状折曲片とから構成し、対向す
る立片に相互に向い合う透孔を形成してこの透孔
に上下左右移動可能な径のボルトを挿通するとと
もに、折曲片には上下方向のねじ孔を形成してこ
のねじ孔にボルトをねじ通したものである。
この様に構成することにより、天板を接続する
際、透孔に挿通したボルトにナツトをねじ込んで
金具を仮締めし、折曲片のボルトをねじ込んで先
端を金具基板部に当接し、そのねじ込み量を調節
して天板相互に対する高さを調整し、天板上面が
面一となつたのち対向する金具を本締めして天板
の接続を終了する。
したがつて、この考案によると、天板の面一操
作は接続用ボルトと別のボルトにより行なうの
で、作業が容易となるうえに接続ボルトを締付け
る際、面一調整ボルトにより天板の傾きが規制さ
れるため、第5図鎖線のごとく天板が傾むかず、
面一接続が確実かつ強固となる。
また、面一調整ボルトの天板への当接力が接続
ボルトに及んでその締付力が強化されるため、接
続強度も高まり、キヤビネツトに固着する際にも
面一がくずれることがない。
以下、実施例を添付図面に基づいて説明する。
まず、使用する接続金具Aは、第2図乃至第4
図に示すように、天板1裏面に固着される基板部
2と、この基板部2から立下つた立片3と基板部
2から立下つて外側に向うL字状折曲片4とから
成り、立片3には透孔5が、折曲片4には上下方
向のねじ孔6が形成されている。透孔5には上下
左右移動可能な径のボルト7が挿通され、ねじ孔
6には上向きのボルト8がねじ通され、このボル
ト8の折曲片4からの突出量が折曲片4の立上り
高さtより長くなるようにこのボルト8のねじ長
が決定されている。
この接続金具Aでもつて各ユニツトBの天板1
を接続する場合、第1図に示すように各ユニツト
Bの天板接続部a裏面前後にそれぞれ対向させて
接続金具Bをビス止めし、接続部a端上面bにマ
スキングテープを貼着するとともに接続端面cに
シリコンコーキング剤を塗布したのち(テープ及
びコーキング剤は図示していない)、第2図に示
すように各ユニツトBの接続金具Aを対向させ、
第4図に示すように、両透孔5にボルト7を挿通
し天板1の前縁を面一としたのちナツト9により
仮締めし、ボルト8をねじ込んで先端を基板部1
に当接し、そのねじ込み量を調節して天板1の上
面を面一とする。すなわち、第4図において、例
えば左側の天板1が高い場合には左側ボルトを緩
めるとともに右側ボルト8をねじ込むこととな
る。面一となつた時点では各ボルト8の先端を天
板1に当接し、ナツト11でロツクする。
この様にして前後左右のボルト8により天板1
を面一にしたのち、ボルト7にナツト9を本締め
して接続を完了する。この本締時、ボルト8が天
板1に当接して第5図鎖線のごとく天板1が傾む
くのを規制するため、両天板1は傾むくことなく
移動して両端面がぴつたりと接合される。
なお、接続金具Aは実施例のように前後4個に
限定されず、接合部の長さによつて適宜にその数
及び位置を選定すればよい。
また、第1図は天板1をキヤビネツト12に固
着したのち、天板1を接続するようにしている
が、通常、天板1を接続したのちキヤビネツト1
2に固着する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の天板接続構造の一実施例の
部分分解斜視図、第2図は第1図の下方から見た
拡大斜視図、第3図は第1図のX−X線断面図、
第4図は第3図のY−Y線断面図、第5図は従来
の天板接続構造の断面図である。 A……接続金具、B……ユニツト、a……接続
部、1……天板、2……基板部、3……立片、4
……折曲片、5……透孔、7,8……ボルト、6
……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流し台、調理台、コンロ台などの厨房ユニツト
    を連続配設し、その各ユニツトの天板接続部裏面
    前後にそれぞれ対向する接続金具を固着し、この
    金具を、天板裏面に固着された基板部と、この基
    板部から立下つた立片と、基板部から立下つて対
    向する接続金具に向うL字状折曲片とから構成
    し、対向する立片に相互に向い合う透孔を形成し
    てこの透孔に上下左右移動可能な径のボルトを挿
    通するとともに、折曲片には上下方向のねじ孔を
    形成してこのねじ孔にボルトをねじ通して成る厨
    房ユニツトの天板接続構造。
JP10519783U 1983-07-05 1983-07-05 厨房ユニツトの天板接続構造 Granted JPS6013044U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10519783U JPS6013044U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 厨房ユニツトの天板接続構造

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JP10519783U JPS6013044U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 厨房ユニツトの天板接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6013044U JPS6013044U (ja) 1985-01-29
JPS6328913Y2 true JPS6328913Y2 (ja) 1988-08-03

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ID=30246687

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JP10519783U Granted JPS6013044U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 厨房ユニツトの天板接続構造

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JP (1) JPS6013044U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581345B2 (ja) * 1977-12-16 1983-01-11 松下電器産業株式会社 冷暖房・給湯装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5776540U (ja) * 1980-10-31 1982-05-12
JPS5840904Y2 (ja) * 1981-06-27 1983-09-14 東陶機器株式会社 カウンタ−の取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581345B2 (ja) * 1977-12-16 1983-01-11 松下電器産業株式会社 冷暖房・給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6013044U (ja) 1985-01-29

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