JPS6328895B2 - - Google Patents

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JPS6328895B2
JPS6328895B2 JP55166970A JP16697080A JPS6328895B2 JP S6328895 B2 JPS6328895 B2 JP S6328895B2 JP 55166970 A JP55166970 A JP 55166970A JP 16697080 A JP16697080 A JP 16697080A JP S6328895 B2 JPS6328895 B2 JP S6328895B2
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JP
Japan
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water
trichlorobutene
soluble solvent
reactor
dichlorobutadiene
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Application number
JP55166970A
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JPS5791931A (en
Inventor
Akihiko Okuda
Yukinori Tootake
Hideki Matsumura
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
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Priority to FR8122085A priority patent/FR2494683A1/fr
Priority to DE19813146765 priority patent/DE3146765A1/de
Publication of JPS5791931A publication Critical patent/JPS5791931A/ja
Priority to US06/743,273 priority patent/US4876407A/en
Publication of JPS6328895B2 publication Critical patent/JPS6328895B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C21/00Acyclic unsaturated compounds containing halogen atoms
    • C07C21/02Acyclic unsaturated compounds containing halogen atoms containing carbon-to-carbon double bonds
    • C07C21/19Halogenated dienes
    • C07C21/20Halogenated butadienes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/25Preparation of halogenated hydrocarbons by splitting-off hydrogen halides from halogenated hydrocarbons

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2,3−ジクロロブタジエン−1,
3の製造法、特に1,2,3−トリクロロブテン
−3の脱塩化水素反応器の後に、蒸発缶を設置す
ることにより2,3−ジクロロブタジエン−1,
3を、収率良く、重合状物質の生成を抑え、しか
も、排液中の溶剤及び塩素化合物を主にした有機
物質の排出量を減少させる製造法に関するもので
ある。
1,2,3−トリクロロブテン−3をメタノー
ル等低沸点水溶性極性溶剤の存在下アルカリで脱
塩化水素し、2,3−ジクロロブタジエン−1,
3を製造する方法については、(1)特公昭39−
29830号公報及び(2)特公昭53−6124号公報などに、
開示されている。(1)は、メタノール対水酸化ナト
リウム対水の重量比を75〜90対10〜5対15〜5に
保ち、水酸化ナトリウム対1,2,3−トリクロ
ロブテン−3のモル比を事実上0.7〜1.0に維持
し、40〜100℃で滞留時間3分以内で撹拌しなが
ら反応させ、反応液は、蒸気で追い出し、蒸気相
は、冷却して、2,3−ジクロロブタジエン−
1,3を回収し、液相は、蒸留してメタノールを
回収する方法であつて、その反応率は70〜96%、
反応収率は82〜87%である。ここでいう反応収率
は、反応消費した1,2,3−トリクロロブテン
−3に対して、生成した2,3−ジクロロブタジ
エン−1,3の分率であつて、以下同様である。
この方法では、メタノール濃度を高く保つ必要
があること、反応液を蒸気で、追い出す工程で、
2,3−ジクロロブタジエン−1,3の加熱によ
る重合が起こりやすく、運転期間が、短くなるこ
と、反応率が低く、未反応の1,2,3−トリク
ロロブテン−3が多く、反応収率も高くないこ
と、更に、塩化ナトリウムを主にした排水中に、
メタノール、塩素化合物を主にした有機物を多量
に、含んでいるという欠点を有している。
(2)は、水溶性溶剤対水酸化ナトリウム対水の重
量比を50〜35対10〜5対40〜60に保ち、水酸化ナ
トリウム対1,2,3−トリクロロブテン−3の
モル比を事実上1.0〜1.2に維持し、常圧下90〜
100℃で、連続的に反応させ、気相のまま、蒸留
塔にフイードし、未反応の1,2,3−トリクロ
ロブテン−3を分離し、溶剤を水で抽出し反応器
に戻し循環使用する方法で、その反応率はほぼ
100%、反応収率は、88〜91%である。
この方法では、反応液中の溶剤濃度は低く、
1,2,3−トリクロロブテン−3の反応率、反
応収率ともに高いが、反応器中は90〜100℃の高
温となり、水酸化ナトリウム対1,2,3−トリ
クロロブテン−3のモル比を1以上にするため、
アルカリ過剰となり、重合による、反応器、蒸留
塔の閉塞が起こり、運転ライフは、約一週間と短
く、運転ライフを延長するには、アルカリのモル
比を下げるか、又は反応温度を下げる必要があ
り、それぞれ、未反応1,2,3−トリクロロブ
テン−3及び溶剤の排水中への同伴が増し、収率
低下と排液中への有機物の増加になるという欠点
がある。
本発明は、(1)及び(2)の欠点を解決し2,3−ジ
クロロブタジエン−1,3を収率良く、しかも重
合による閉塞も無く製造し、排液中の有機物の量
を減少させる工業的に有利な方法を開発したもの
である。
本発明の特徴は水溶性溶剤、アルカリ金属の水
酸化物及び水の混合物を用いて1,2,3−トリ
クロロブテン−3を連続的に脱塩化水素して2,
3−ジクロロブタジエン−1,3を製造する方法
において、脱塩化水素反応器缶出液中の未反応
1,2,3−トリクロロブテン−3と水溶性溶剤
を蒸発缶を用いて蒸発させて回収することであ
る。
本発明を用いる2,3−ジクロロブタジエン−
1,3の製造法として好ましいプロセスは、1,
2,3−トリクロロブテン−3を水溶性溶剤、ア
ルカリ金属の水酸化物及び水の混合物とを反応器
中で連続的に反応させ、生成した2,3−ジクロ
ロブタジエン−1,3を大部分の水溶性溶剤、一
部の未反応の1,2,3−トリクロロブテン−3
および水と共に直ちに蒸発させて、気相で反応器
から取出し、気相のまま蒸留塔に導き、塔頂から
2,3−ジクロロブタジエン−1,3を水溶性溶
剤とともに留出せしめ、留出液を水で抽出して
2,3−ジクロロブタジエン−1,3と水溶性溶
剤を分離し、塔底部から流出する液のうち、少な
くとも1,2,3−トリクロロブテン−3を反応
器に戻し、一方、反応器から未反応の1,2,3
−トリクロロブテン−3と水溶性溶剤、アルカリ
金属の塩化物及び水を主とする液を蒸発缶に導
き、そこで未反応の1,2,3−トリクロロブテ
ン−3と水溶性溶剤を蒸発せしめた後、凝縮し、
凝縮液を上層と下層に二層分離し、1,2,3−
トリクロロブテン−3を主とする下層を反応器に
戻し、水溶性溶剤を主とする上層を、前記の水で
抽出した水溶性溶剤とともに、蒸留塔に導き、塔
頂より留出する水溶性溶剤を反応器へ戻すもので
ある。
本発明を実施する場合、1,2,3−トリクロ
ロブテン−3の脱塩化水素の反応器の後に蒸発器
を設置する。蒸発器は撹拌機を備えたものが好ま
しい。反応器缶出液を蒸発させる場合、蒸発缶内
を減圧下で蒸発させるのが好ましい。
本発明で用いる水溶性溶剤としては2,3−ジ
クロロブタジエン−1,3の沸点(98℃)より低
い沸点を有するもので、例えばメタノール、エタ
ノール、アセトン、イソプロパノール、t−ブタ
ノールなどが用いられるが、メタノールの場合
2,3−ジクロロブタジエン−1,3と共沸混合
物をつくり、生成後反応器から直ちに蒸発し、蒸
留塔の塔頂から留出するので特に好適である。
脱塩化水素反応に用いるアルカリ金属の水酸化
物としては水酸化ナトリウムが好ましいが、その
他のものも用いることができる。
脱塩化水素の反応は通常は常圧で行なうが、減
圧又は加圧状態でも実施可能である。
脱塩化水素反応器では、水溶性溶剤対アルカリ
金属の水酸化物対水の重量比を50〜35対10〜5対
40〜60とし、この混合物と1,2,3−トリクロ
ロブテン−3を連続的に反応させる。
生成した2,3−ジクロロブタジエン−1,3
は、アルカリの存在下、高温では極めて重合しや
すい。反応器では、重合を防止するため、アルカ
リ金属の水酸化物対1,2,3−トリクロロブテ
ン−3のモル比を1.0以下例えば0.9〜1.0に維持
し、反応液がアルカリ過剰にならない様にする事
が重要である。反応温度については、生成した
2,3−ジクロロブタジエン−1,3をすみやか
に反応系外に追い出すため、90℃〜100℃が適し
ている。また安定剤の添加も好ましく、この系で
は、アンモニウムニトロソフエニルヒドロキシル
アミンが極めて有効であり、分離操作もこの安定
剤の存在下で行うのが好ましく、添加量は、系内
に存在する、2,3−ジクロロブタジエン−1,
3に対し重量で0.1〜1%で充分である。この条
件では、反応器、蒸留塔での重合性物質の生成に
よる運転停止は、ほとんど無く、1カ月以上の連
続運転が可能となる。反応器からの抜き出し液中
には、この条件で、未反応の1,2,3−トリク
ロロブテン−3が、原料供給量に対し、15〜20
%、水溶性溶剤、その他塩素化合物を一部含んで
いる。これらを回収するために、本発明の特徴で
ある、蒸発缶の設置が必須である。常圧で、これ
らを回収するには、蒸発缶の温度を100℃以上に
保つ必要があり、高温での、重合、閉塞の問題が
生じてくる。操作圧力を減圧にし、蒸発温度を下
げる事によつて、回収率を向上させ、しかも重
合、閉塞による、運転停止をする事なく、1カ月
以上の長期間運転が、可能となる。真空装置、凝
縮温度の関係より圧力200〜300mmHgabs.温度80
〜90℃が好ましい。この条件では、真空装置、凝
縮器は、小型で良く、通常の冷却水が使用でき有
利である。
蒸発蒸気は、凝縮させ、静置分離する。凝縮液
は、二層に分離し下層は、1,2,3−トリクロ
ロブテン−3を主とした油層であり、上層からは
水溶性溶剤の溶液が得られる。油層の組成は、
1,2,3−トリクロロブテン−3 65〜70%
1,2,3,3−テトラクロロブタン10〜15%、
一部反応した2,3−ジクロロブタジエン−1,
3 5〜10%、その他5〜20%である。下層の留
出量は、原料の1,2,3−トリクロロブテン−
3のフイード量に対し15〜20%あり、1,2,3
−トリクロロブテン−3の純度が高いので、反応
器戻しとする。
上層の水溶性溶剤の水溶液は、濃度が5〜10%
であり、水溶性溶剤の水溶液とともに、蒸留塔に
導き、塔頂から留出した、濃縮水溶性溶剤水溶液
を反応器に戻す。塔頂の水溶性溶剤濃度は、供給
するアルカリ金属の水酸化物の水溶液の濃度によ
つて、任意に決めることができる。
例えば水酸化ナトリウムとメタノールを用いる
場合、21%水酸化ナトリウム水溶液では、塔頂の
メタノール濃度は80%近くになる。
下層、上層を反応器に戻し循環使用する事によ
り、1,2,3−トリクロロブテン−3を主にし
た塩素化合物と水溶性溶剤のロスは、減圧蒸発缶
の缶出液として排出されるものだけとなり、従来
の方法例えば特公昭53−6124の方法に比べて、こ
れらの排出量は、3分の1以下になる。
水溶性溶剤濃縮塔の缶出液は、100〜102℃の熱
水であり、熱利用のため減圧蒸発缶に戻す等して
も良い。
本発明の減圧蒸発缶、溶剤濃縮塔を設置し、安
定剤として、アンモニウムニトロソ−フエニルヒ
ドロキシルアミンを添加する事によつて、2,3
−ジクロロブタジエン−1,3を収率良く製造
し、連続運転期間を従来の方法に比べ3〜5倍延
長させ、排水中の溶剤、塩素化合物の量も3分の
1以下に減少させる事が可能となる。
実施例 水溶性溶剤としてメタノールを、アルカリ金属
の水酸化物として水酸化ナトリウムを用いた実施
例を示す。その他の水溶性溶剤及びアルカリ金属
水酸化物を用いても同様に実施可能である。部及
び%は重量基準である。
図面において、1はメタノール、水酸化ナトリ
ウム及び水の混合液を供給する導管、2は水酸化
ナトリウム、水及び補給メタノールを供給する導
管、3は原料1,2,3−トリクロロブテン−3
を供給する導管、4は撹拌機付き常圧反応器、5
は未反応1,2,3−トリクロロブテン−3の分
離塔、6は凝縮器、7は抽出塔、8は常圧反応器
缶出液の導管、9は撹拌機付き減圧蒸発缶、10
は凝縮器、11は真空発生装置、12は静置分離
槽、13は減圧蒸発缶排出液の導管、14は回収
した1,2,3−トリクロロブテン−3を再循環
する導管、15はメタノール水溶液を再循環する
導管、16はメタノール水溶液の供給導管、17
はメタノール水溶液の供給導管、18はメタノー
ル濃縮塔、19は凝縮器、20は熱水戻し導管、
21は生成した2,3−ジクロロブタジエン−
1,3と一部の1,2,3−トリクロロブテン−
3を含む混合物の回収導管、22は水の導管をそ
れぞれ表わす。
反応器4中の1,2,3−トリクロロブテン−
3と水酸化ナトリウムのモル比を0.9〜1.0に維持
しながら、メタノール、水酸化ナトリウム及び水
の混合物を導管1から、そして導管14からの分
と合せて導管3から1,2,3−トリクロロブテ
ン−3を反応器4に連続的に供給する。単位時間
当りの供給原料の割合は次の通りである。
1,2,3−トリクロロブテン−3(純度90%)
150部 メタノール 165部 水酸化ナトリウム 36部 水 180部 常圧下、反応温度92℃で反応を行なわせる。反
応で生成した2,3−ジクロロブタジエン−1,
3がメタノール、未反応の1,2,3−トリクロ
ロブテン−3及び水とともに反応器4から蒸発
し、蒸気のまま蒸留塔(未反応1,2,3−トリ
クロロブテン−3の分離塔)5へ導いた。蒸留塔
5の塔頂は2,3−ジクロロブタジエン−1,3
とメタノールの共沸温度64℃に保つた。この混合
蒸気は蒸留塔5において蒸留され、2,3−ジク
ロロブタジエン−1,3とメタノールはそれぞれ
約35及び65%の共沸物として塔頂から留出し、
1,2,3−トリクロロブテン−3は塔底から流
出した。この塔底流出液は反応器4に戻した。塔
頂から留出した2,3−ジクロロブタジエン−
1,3とメタノールの共沸物は少量の1,2,3
−トリクロロブテン−3及び高沸点物質を同伴す
ることがあり、この混合物は凝縮器6で凝縮した
後、抽出塔7においてメタノールを水で抽出分離
し塔頂から取り出し導管16を通り後記導管17
からの液と共に再循環系へ送る。抽出器7の塔底
から得られる液の組成の一例は2,3−ジクロロ
ブタジエン−1,3約90%、1,2,3−トリク
ロロブテン−3約5%、高沸点物質等約5%であ
り、2,3−ジクロロブタジエン−1,3を主成
分とする。この混合液を導管21から、図示して
ない蒸留塔へ導き、塔頂から2,3−ジクロロブ
タジエン−1,3を分離取得し、塔底から1,
2,3−トリクロロブテン−3、2,3−ジクロ
ロブタジエン−1,3及び高沸点物質等を反応器
4へ戻す。
反応器4からの前記蒸発と同時に、反応器4か
らは、導管8より未反応の1,2,3−トリクロ
ロブテン−3、メタノール、塩化ナトリウム及び
水が排出し連続的に減圧蒸発缶9に導入する。減
圧蒸発缶9の内部は圧力220mmHgabs、温度82℃
に保たれ、1,2,3−トリクロロブテン−3と
メタノールは蒸発し、凝縮器10で凝縮させた
後、静置分離槽12で二層分離させる。上層はメ
タノール濃度8%の水溶液が、下層は1,2,3
−トリクロロブテン−3 70%の油層が原料供給
量に対し19%流出する。下層は導管14により反
応器1へ戻す。上層は導管17から、前記導管1
6からの液とともに、メタノール濃縮塔18で濃
縮し、塔頂から水バランスより濃度80%に調整し
て反応器9に戻す。塔底から流出する熱水は102
℃であり、導管20を経由して減圧蒸発器9へ戻
すことにより熱回収する。減圧蒸発缶9の缶底か
ら排出するものは、塩化ナトリウム水溶液が主体
であり、有機物のロスはほとんど無い。
こうして、生成回収した2,3−ジクロロブタ
ジエン−1,3は、105部、収率91%であつた。
減圧蒸発缶では、一部未反応の1,2,3−トリ
クロロブテン−3の脱塩化水素が起こり、2,3
−ジクロロブタジエン−1,3が生成する。缶内
の滞留時間は、回収率を良くするために0.5時間
〜1時間が好ましく、液の撹拌及び循環を良くす
るこによつて、重合、閉塞の問題は、ほとんど生
じなかつた。静置分離槽12で静置分離した下層
は、メタノール20部、水230部、下層は1,2,
3−トリクロロブテン−3 20部、2,3−ジク
ロロブタジエン−1,3 2部、1,2,3,3
−テトラクロロブタン3部、その他3部であつ
た。上層は、抽出塔7より抜き出したメタノール
水溶液とともに、濃縮塔18で濃縮し反応器4に
戻した。また重合防止のため、安定剤として、
0.4重量%のアンモニウム−ニトロソーフエニル
ヒドロキシルアミンを2.5%のメタノール溶液の
形で、蒸留塔5の塔頂、反応器4及び凝縮器6に
供給した。
反応器4、未反応1,2,3−トリクロロブテ
ン−3の分離塔5、凝縮器6、減圧蒸発缶9、凝
縮器10、静置分離槽12、メタノール濃縮塔1
8及び凝縮器19において、重合物質の閉塞によ
る運転停止は無く、1カ月以上の連続運転が可能
であつた。メタノールの回収率は、この条件では
95%であつたが、更に温度、圧力を変えることに
より、向上させることができる。
排液中のメタノール、塩素化合物の量は、従来
の方法、例えば特公昭53−6124号公報記載の方法
に比べて、3分の1以下に減少させることができ
た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施する例を示した系統図であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水溶性溶剤、アルカリ金属の水酸化物及び水
    の混合物を用いて1,2,3−トリクロロブテン
    −3を連続的に脱塩化水素して2,3−ジクロロ
    ブタジエン−1,3を製造する方法において、脱
    塩化水素反応器缶出液中の未反応1,2,3−ト
    リクロロブテン−3と水溶性溶剤を蒸発缶を用い
    て蒸発させて回収することを特徴とする2,3−
    ジクロロブタジエン−1,3の製造法。 2 蒸発を減圧で行なう特許請求の範囲第1項の
    製造法。 3 撹拌機付きの蒸発缶で蒸発を行なう特許請求
    の範囲第1項記載の製造法。 4 アルカリ金属水酸化物対1,2,3−トリク
    ロロブテン−3のモル比を事実上1.0以下に維持
    して反応を行なう特許請求の範囲第1項記載の製
    造法。 5 蒸発缶で蒸発させた1,2,3−トリクロロ
    ブテン−3と水溶性溶剤を含む混合物から1,
    2,3−トリクロロブテン−3を分離槽で分離
    し、脱塩化水素反応器へ戻す特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。 6 安定剤の存在下で反応又は各分離の操作を行
    なう特許請求の範囲第1又は5項記載の製造法。 7 安定剤がアンモニウムニトロソフエニルヒド
    ロキシルアミンである特許請求の範囲第6項記載
    の製造法。 8 回収した水溶性溶剤を濃縮して反応器に再循
    環する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 9 反応温度を90〜100℃に維持して脱塩化水素
    反応を行なう特許請求の範囲第1項記載の製造
    法。 10 水溶性溶剤がメタノールである特許請求の
    範囲第1項記載の製造法。 11 アルカリ金属の水酸化物が水酸化ナトリウ
    ムである特許請求の範囲第1項記載の製造法。 12 1,2,3−トリクロロブテン−3を水溶
    性溶剤、アルカリ金属の水酸化物及び水の混合物
    とを反応器中で連続的に反応させ、生成した2,
    3−ジクロロブタジエン−1,3を大部分の水溶
    性溶剤、一部の未反応の1,2,3−トリクロロ
    ブテン−3および水と共に直ちに蒸発させて、気
    相で反応器から取出し、気相のまま蒸留塔に導
    き、塔頂から2,3−ジクロロブタジエン−1,
    3を水溶性溶剤とともに留出せしめ、留出液を水
    で抽出して2,3−ジクロロブタジエン−1,3
    と水溶性溶剤を分離し、塔底部から流出する液の
    うち、少なくとも1,2,3−トリクロロブテン
    −3を反応器に戻し、一方、反応器から未反応の
    1,2,3−トリクロロブテン−3と水溶性溶
    剤、アルカリ金属の塩化物及び水を主とする液を
    蒸発缶に導き、そこで未反応の1,2,3−トリ
    クロロブテン−3と水溶性溶剤を蒸発せしめた
    後、凝縮し、凝縮液を上層と下層に二層分離し、
    1,2,3−トリクロロブテン−3を主とする下
    層を反応器に戻し、水溶性溶剤を主とする上層
    を、前記の水で抽出した水溶性溶剤とともに、蒸
    留塔に導き、塔頂より留出する水溶性溶剤を反応
    器に戻すことを特徴とする2,3−ジクロロブタ
    ジエン−1,3の製造法。
JP55166970A 1980-11-27 1980-11-27 Preparation of 2,3-dichlorobutadiene-1,3 Granted JPS5791931A (en)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55166970A JPS5791931A (en) 1980-11-27 1980-11-27 Preparation of 2,3-dichlorobutadiene-1,3
GB8133074A GB2088363B (en) 1980-11-27 1981-11-03 Preparation of 2,3-dichlorobuta-1,3-diene
FR8122085A FR2494683A1 (fr) 1980-11-27 1981-11-25 Procede de production de 2,3-dichlorobutadiene-1,3 a partir de 1,2,3-trichlorobutene-3
DE19813146765 DE3146765A1 (de) 1980-11-27 1981-11-25 Verfahren zur herstellung von 2,3-dichlorbutadien-1,3
US06/743,273 US4876407A (en) 1980-11-27 1985-06-11 Process for producing 2,3 dichlorobutadiene-1,3

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