JPS63288811A

JPS63288811A - 連続ピッチ送り搬送装置

Info

Publication number: JPS63288811A
Application number: JP12550087A
Authority: JP
Inventors: Masakimi Kato; 政公加藤
Original assignee: PLUS SEIKI KK
Current assignee: PLUS SEIKI KK
Priority date: 1987-05-22
Filing date: 1987-05-22
Publication date: 1988-11-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、自動組み立て等に用いられる連続ピッチ送り
搬送装置に関する。

［従来の技術］この種搬送装置により自動組み立てを行なうに際しては
、被加工品を載せたパレットが所定の送りピッチで移送
される必要がある。

従来のこの種搬送装置としては、パレットを連結して移
送し、最終ステーション後分離して戻すタイプのもの（
パレット連結同期移送式）、ガイドレールに沿って多数
載置されたパレットが次のパレットに押されることによ
り順次移送されていくタイプのもの（押出し移送式）、
上下動する送り程をパレット間に差し込み、該送り桿を
横動することによりパレットを移送するタイプのもの（
送り程移送式）があった。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、パレット連結同期移送式においては、パ
レットの横移動が連結されたパレットの最先端のものを
引くことによって行なわれるため、パレット数が多くな
ると、送り位置精度が不正確となり、精工な組み立て作
業をすることが困難であった。また駆動力にも難があっ
た。

押出し移送式は、パレットが順次押し出されることによ
り移送されるため、送りピッチが不正確であって位置決
め精度を高めるのが非常に難しく、精工な組み立て作業
には不適であった。また所定のパレット数を必要とし、
パレット数が多くなることにも問題があった。

送り桿移送式は、送り桿が上下動するため大きな動きと
なり、このため送り位置精度を維持することが困難であ
り、精工な組立作業をすることが困難であった。また送
り桿が桿の上下動を伴うため、駆動構造が複雑かつ大型
化する欠点があった本発明は、上記欠点を解消し、簡単
な構造でありながら、送り位置精度が高く、精工な作業
が可能な連続ピッチ送り搬送装置を供することを目的と
する。またパレット数を工程数に合わせた任意数とする
ことができる連続ピッチ送り搬送装置を供することを目
的とする。その他の目的は以下の説明より明らかとなろ
う。

［問題点を解決するための手段］上記目的達成のため、本発明は、回動自在かつ回動方向
に直交する方向に移動自在の送り軸と、該送り軸に複数
突設され、パレットに着脱自在に嵌合される送り指と、
上記送り軸の移動方向に沿って延設された少なくとも一
のガイド体と、該ガイド体に沿って移送される複数のパ
レットとからなる送り搬送部及び上記パレットを搬入部
方向に送る戻り搬送部から構成され、搬送路の一端部に
設けられた搬入部及び他端部に設けられた搬出部を介し
て、上記送り搬送部と戻り搬送部が進古され、パレット
が循環移送されることを特徴とする連続ピッチ送り搬送
装置及び回動自在かつ回動方向に直交する方向に移動自在の送り
軸と、該送り軸に複数突設され、パレットに着脱自在に
嵌合される送り指と、上記送り軸の移動方向に沿って延
設された少なくとも一のガイド体と、該ガイド体に沿っ
て移送される複数のパレットと、該パレットに挿脱自在
の位置決めピンとからなる送り搬送部及び上記パレット
を搬入部方向に送る戻り搬送部から構成され、搬送路の
一端部に設けられた搬入部及び他端部に設けられた搬出
部を介して、上記送り搬送部と戻り搬送部が連結され、
パレットが循環移送されることをも豫とする連続ピッチ
送り搬送装置を供する。この連続ピッチ送り搬送装置は
、上記送り指の先端部が半０球状に形成された点、上記
送り指の先端部に回転自在のローラが設けられた点及び
上記搬入部が受口にロック機構が設けられたプッシャか
らなる点をも特徴とする。

［実施例］次に、本発明にかかる連続ピッチ送り搬送装置を図面に
示す実施例に基すいて説明する。

Ｉは送り搬送部であり、回動自在かつ回動方向に直交す
る方向に移動自在の送り軸１が横設される。該送り軸１
には、軸の長手方向に沿って所定の間隔ごとに、送り指
２が複数固設される。送り軸ｌは、所定部位に、エアシ
リンダ３等の駆動装置により、第４図矢印方向に前後動
するラック４に歯合されるピニオン５が設けられ、これ
により第ご３図矢印方向に回動自在とされる。６は送り
軸ｌ移動用のエアシリンダ等からなる駆動装置であり、
この駆動力により、送り軸１はレール７に沿って、第２
図矢印方向に移動自在とされる。

送り指２はロッドからなり、先端部８が後記パレット１
１の嵌合孔１２に着脱自在に嵌合される。送り指２の先
端部８は、嵌脱が一層容易となるよう、図示例のように
半球状に形成され、あるいは回転自在のローラ（図示省
略）が設けられるのがよい。送り指２の設置数は、工程
数に応じて任意に設定することができる。例えば、図示
例の場合は工程数が８であり、送り指２は一部位１本で
９個設けられている。

送り軸１の上方には搬送路面９が設けられ、その七両側
に送り軸ｌの移動方向に沿って、主ガイド体１０ａ及び
補助ガイド体Ｊｏｂが延設される。Ｐは搬送路面９上に
形成された送り搬送路である。主ガイド体１０ａは、送
り軸１の正転方向側の搬送路面９上に設けられ、補助ガ
イド体ｌＯｂはその対面側に設けられる。主ガイド体１
０ａは、後記位置決めピン１４との間でパレットＩＩの
位置決めを行なわせるため、高精度に設けられるパレッ
ト１１は、主ガイド体１０ａ、補助ガイド体１０ｂ間に
て移動方向の規制をされながら、搬送路面９上を第１図
矢印方向に移送される。パレット１１は、工程数に合わ
せ任意数とすることができ、送り搬送路Ｐ及び戻り搬送
路Ｑに満載される必要はない。パレットＩＩの底部には
、上記送り指２の先端部８が嵌脱される長溝からなる嵌
合孔１２が設けられる。パレット１１に穿設される嵌合
孔１２及び後記位置決め孔１６の穿設位置は任意である
。パレット１１の形状は任意である。搬送路面９には、
送り指２の回動に支障とならないよう、切欠１３が設け
られる。１４は、エアシリンダ１５等の駆動装置により
、第３図矢印方向に上下動する位置決めピンである。該
位置決めピン１４は、パレット１１の底部に穿設された
位置決め孔１６に挿脱自在に嵌着される。位置決め孔１
６の内形状及び大きさは、位置決めピン１４の外形状及
び大きさに対応して決定される。

上記構成からなる送り搬送部１の送り搬送路Ｐの左端部
には、搬入部ＩＩが設けられる。該搬入部ＩＩは、エア
シリンダ１７等の駆動装置により第１図矢印方向に伸縮
されるプッシャ１８からなる。

該プッシャ１８は、受Ｌ１１９に、バキューム（図示例
）、マグネットロック爪等、流体力学的、磁気的、電気
的、機械的作用によりパレット１１をつかむロック機構
が設けられ、搬送されてきたパレット１１を受は市める
とともに、これを確実に感知するよう構成されるのが望
ましい。プッシャ１８は、通常伸長状態となっており、
パレット１１を受は取ると収縮され、パレット１１を送
り搬送路Ｐの左端部に形成された投入口２０に送る送り
搬送部Ｉの送り搬送路Ｐの右端部には、エアシリンダ２
１等の駆動装置により第１図矢印方向に伸縮されるプッ
シャ２２からなる搬出部■が設けられる。該プッシャ２
２は、送り軸１の動きに同期されて伸縮を繰返しており
、パレット１１を送り搬送路Ｐの右端部に形成された回
収口２３より戻り搬送部ＩＶに送る。

戻り搬送部ＩＶは、パレット１１を搬入部方向に送る機
構を有するものであれば、その種類を問わない。例えば
、図示例の場合は、ベルトチェーン等からなる無端状の
搬送体２４が架設されたコンベア２５からなる。戻り搬
送部ＩＶは、この外、搬送体が回動される場合、シュー
トによる場合、電磁力を利用する場合、振動移送装置に
よる場合等から構成することもできる（いずれも図示省
略）。戻り搬送部ｒｖは、送り搬送部Ｉに対設され、搬
入部ＩＩ及び搬出部■を介して、送り搬送部Ｉに連結さ
れる。Ｑは戻り搬送路である。２６は、当該組み立て作
業に応じた各種作業機（図示省略）が設置される作業台
である。

［作用］戻り搬送部Ｉｖにおいて、図示例の場合、コンベア２５
の戻り搬送路Ｑ」−を第１図矢印方向に搬送されてきた
パレット１１は、左端部にて搬入部■１のプッシャ１８
の受口１９に順次押し出される。

受口１９にてパレットＩＩが吸引されると、エアシリン
ダ１７が作動するので、プッシャ１８が収縮され、パレ
ット１１を投入口２０に送る。すると、エアシリンダ３
が作動し、ラック４が第４図右方に駆動されるので、ビ
ニオン５にてラック４に歯合される送り輔ｌが第３図時
計回りに回動され、送り指２が全て嵌合孔１２に嵌合さ
れる。このとき、位置決めピン１４は位置決め孔１６に
打ち込まれている。次いで、位置決めピン１４の嵌合が
解除される。次いで送り軸移動用エアシリンダ６が作動
されるので、送り軸ｌが第２図右方に移動される。これ
により、投入口２０のパレット１１はａ位置に、ａ位置
のパレット１１はｂ位置に、というように順次移送され
、ｈ位置のパレツＭｌは回収口２３に移送される。この
状態で、送り搬送路Ｐ上にあるパレット１１は、送り指
２及び主ガイド体１０ａにて（回収口２３においては送
り指２とプッシャ２２にて）粗い位置規制がなされてい
る。次いでエアシリンダ１５が作動し、位置決めピン１
４を位置決め孔１６に打ち込むため、パレット１１は正
確に位置決めされる。次いでエアシリンダ３が作動し、
ラック４が第４図左方に駆動されるので、送り軸ｌが第
３図反時計回りに回動され、送り指２の嵌着が解除され
る。

また送り軸移動用エアシリンダ６が作動されるので、送
り軸１が第２図左方に移動され元位置に復帰する。

しかる後、ａ位置乃至り位置において、各工程の作業が
行なわれる。送り軸１の復帰のための回動及び左動は、
工程作業終了後でもよいが、本実施例のように作業終了
前とする方が作業の迅速を図ることができる。工程作業
終了後、エアシリンダ３が作動し、ラック４が第４図右
方に駆動されるので、ビニオン５にてラック４に歯合さ
れる送り軸１が第３図時計回りに回動され、投入口２０
に送られてきたパレット１１を含む各パレット１１の嵌
合孔１２に送り指２が嵌合される。次いでエアシリンダ
１５が作動し、位置決めピン１４を下方に移動せしめ、
位置決め孔１６より抜き去る。この状態においても、送
り搬送路Ｐ　、Ｊ二にあるパレット１１は、送り指２及
び主ガイド体１０ａにて相い位置規制がなされている。

このとき、回収口２３においては送り指２の嵌合はない
。回収口２３にあるパレット１１より、出来上がった製
品が回収されると、エアシリンダ２１が作動されるため
、当該パレット１１はプッシャ２２により押されてコン
ベア２５に送られる。こうして戻り搬送路Ｑに至ったパ
レットｌｌは、前記一連の流れを繰返し、循環移送され
るのである。

上記において、エアシリンダ３、送り軸移動用エアシリ
ンダ（３、エアシリンダ１５、エアシリンダ１７及びエ
アシリンダ２１の制御並びに製品の回収は、自動制御に
より行なわれてもよいし、人手により行°なわれてもよ
い。

なお、本発明にかかる連続ピッチ送り搬送装置は、所定
のパレット１１の位置決め数を一単位としてユニット化
し、これを連結することにより、複雑な構造にせずとも
、搬送路を長尺化することが可能である。

［発明の効果］本発明にかかる連続ピッチ送り搬送装置は、上記構成を
有するため、次の効果を有する。即ち、パレットの移送
は、送り軸の回動及び横動に伴う送り指の嵌着によりな
されるため、パレットの送り位置規制を確実に行なうこ
とができる。パレットは、位置決めピンによる正確な位
置決め時においてはもちろん、送り軸の回動及び横動時
においても、送り指と主ガイド体によって粗い位置規制
がなされているから、送り搬送路にいる間、精工な］二
枚作業を連続的に行なうことが可能である。

またパレットの移送は、送り指を嵌合孔に回動させて挿
入し、送り軸を横動することにより行なうから、パレッ
トとパレットの間を大きくあける必要がない。したがっ
て、構造を簡単にすることができ、かつ装置全体を小型
化することができ、安価に製作することができる。

さらに上記移送原理ゆえ、パレットの個数は任意であり
、工程数に合わせて必要量だけを用意すればよい効果が
ある。また、パレットが飛び飛びの状態でも移送するこ
とが可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にかかる連続ピッチ送り搬送装置の実施例
を示し、第１図はその平面図、第２図は第１図ＡＡ線に
おける要部矢視図、第３図は一部ハッチングを省略した
第２図ＢＢ断面図、第４図は一部ハッチングを省略した
第２図ＣＣ断面図、第５図は第２図ＤＤ矢視図である。ｌ・・・送り軸、２・・・送り指、訃・・エアシリンダ
、４・・・ラック、５・・・ピニオン、６・・・送り軸
移動用エアシリンダ、７・・・レール、８・・・先端部
、９・・・搬送路面、１０ａ・・・主ガイド体、ｌＯｂ
・・・補助ガイド体、１１・・・パレット、１２・・・
嵌合孔、１３・・・切欠、１４−８０位置決めピン、１
５・・・エアシリンダ、１６・・・位置決め孔、１７・
・・エアシリンダ、１８・・・プッシャ、１９・・・受
口、２０・・・投入口、２１・・・エアシリンダ、２２
・・・プッシャ、２３・・・回収口、２４・・・搬送体
、２５・・・コンベア、２６・・・作業台、■・・・送
り搬送部、１１・・・搬入部、ＩＩＩ・・・搬出部、Ｉ
Ｖ・・・戻り搬送部、Ｐ・・・送り搬送路、Ｑ・・・戻
り搬送路特許出願人　　プラス精機株式会社代理人弁理士　浅　　野　　勝　　美第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】（１）回動自在かつ回動方向に直交する方向に移動自在
の送り軸と、該送り軸に複数突設され、パレットに着脱
自在に嵌合される送り指と、上記送り軸の移動方向に沿
って延設された少なくとも一のガイド体と、該ガイド体
に沿って移送される複数のパレットとからなる送り搬送
部及び上記パレットを搬入部方向に送る戻り搬送部から
構成され、搬送路の一端部に設けられた搬入部及び他端
部に設けられた搬出部を介して、上記送り搬送部と戻り
搬送部が連結され、パレットが循環移送されることを特
徴とする連続ピッチ送り搬送装置。（２）上記送り指は先端部が半球状に形成された特許請
求の範囲第１項記載の連続ピッチ送り搬送装置（３）上
記送り指は先端部に回転自在のローラが設けられた特許
請求の範囲第１項記載の連続ピッチ送り搬送装置。（４）上記搬入部は受口にロック機構が設けられたプッ
シャからなる特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれ
か記載の連続ピッチ送り搬送装置。（５）回動自在かつ回動方向に直交する方向に移動自在
の送り軸と、該送り軸に複数突設され、パレットに着脱
自在に嵌合される送り指と、上記送り軸の移動方向に沿
って延設された少なくとも一のガイド体と、該ガイド体
に沿って移送される複数のパレットと、該パレットに挿
脱自在の位置決めピンとからなる送り搬送部及び上記パ
レットを搬入部方向に送る戻り搬送部から構成され、搬
送路の一端部に設けられた搬入部及び他端部に設けられ
た搬出部を介して、上記送り搬送部と戻り搬送部が連結
され、パレットが循環移送されることを特徴とする連続
ピッチ送り搬送装置。（６）上記送り指は先端部が半球状に形成された特許請
求の範囲第５項記載の連続ピッチ送り搬送装置。（７）上記送り指は先端部に回転自在のローラが設けら
れた特許請求の範囲第５項記載の連続ピッチ送り搬送装
置。（８）上記搬入部は受口にロック機構が設けられたプッ
シャからなる特許請求の範囲第５項乃至第７項のいずれ
か記載の連続ピッチ送り搬送装置。