JPS632885B2 - - Google Patents
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- JPS632885B2 JPS632885B2 JP4012678A JP4012678A JPS632885B2 JP S632885 B2 JPS632885 B2 JP S632885B2 JP 4012678 A JP4012678 A JP 4012678A JP 4012678 A JP4012678 A JP 4012678A JP S632885 B2 JPS632885 B2 JP S632885B2
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Description
本発明は窒化珪素粉末の製造方法に関し、とく
に高密度、高強度の窒化珪素焼結体の製造に適し
た窒化珪素粉末の製造方法の改良に係るものであ
る。 一般に、窒化珪素粉末は窒化珪素焼結体の原料
として用いられているが、この窒化珪素粉末を出
発原料として通常の成形、焼成法により高密度、
高強度の窒化珪素焼結体を得るには、該窒化珪素
粉末が微細でかつ高純度であることが要求されて
いる。 ところで、従来窒化珪素粉末を製造するには
SiO2粉末とカーボン粉末とを1300℃以上の窒素
雰囲気下で窒化する方法が行なわれている。しか
しながら、この方法により得た窒化窒素粉末は粒
径が大きく、かつSiO2等の不純物含有率が高い
という問題がある。このため、得られた窒化珪素
粉末を機械的に粉砕して1μ以下の微粉末にする
ことが行なわれているが、粉砕過程にFe等の不
純物が混入して、さらに純度低下を招く。その結
果、上記方法で得た窒化珪素粉末から高密度、高
強度の焼結体を製造するには、通常の成形、焼成
法は採用できず、専ら製造コストが高く大きさが
制約されるホツトプレス法のみしか採用し得ない
欠点がある。 このようなことから、最近、1300℃以上に加熱
された非酸化性雰囲気中に四塩化珪素ガスとアン
モニアガスとを直接供給して窒化珪素粉末を製造
する方法が提案されているが、結晶性、粒度の点
でかならずしも満足する窒化珪素粉が得られない
問題がある。 これに対し、本発明者は上記欠点を解消するた
めに鋭意研究を重ねた結果、予め珪素を含むガス
体と窒素を含むガス体とを水素ガスをキヤリヤー
として所定温度で減圧下の反応器に供給すること
により、各ガス体同志が速やかに反応してアモル
フアス状態の超微細な窒化珪素粉(反応粉)が生
成され、これを所定温度の非酸化性ガス雰囲気中
で加熱処理することによつて、該反応粉が結晶化
されて90%以上のα化率、1μ以下の粒径、及び
99.9%以上の純度を有する高純度で微細な窒化珪
素粉を製造し得る方法を見い出した。 すなわち、本発明方法は珪素を含むガス体と窒
素を含むガス体とを水素ガスをキヤリヤーとして
300〜1400℃に加熱された200ドール以下の減圧状
態の領域に供給し、各ガス体同志を反応させて反
応粉を生成した後、この反応粉を1000〜1400℃の
非酸化性雰囲気中で加熱、結晶化せしめることを
特徴とするものである。 本発明においては、水素ガスをキヤリヤーとし
て用いることにより、原料ガスが還元されて反応
器に供給され、反応が速やかに進むものである。
また、反応器を減圧状態にすることにより、
Si3N4核が多数発生し、結晶が異常成長すること
なく、微細な窒化珪素粉を製造できるものであ
る。 本発明に使用する珪素を含むガス体としては、
たとえば四塩化珪素ガス、四水素化珪素ガス、塩
化水素化珪素ガス、等を挙げることができる。 本発明に使用する窒素を含むガス体としてはア
ンモニアガス、塩化アンモニウムガス等を挙げる
ことができる。 本発明における各ガス体の反応温度を上記範囲
に限定した理由は、その温度を300℃未満にする
と、各ガス体を十分反応させることができず、又
その温度が1400℃を越えると、アモルフアス状態
にならず、結晶化が不揃いで、β型の窒化珪素反
応粉を生じるからであり、好ましい反応温度範囲
は1200〜1400℃である。 本発明における反応粉の加熱処理温度(本反応
温度)を上記範囲に限定した理由はその温度を
1000℃未満にすると反応粉の結晶化を十分行なう
ことができず、又その温度が1400℃を越えると、
得られた窒化珪素粉は粗大化したり、β化率が高
くなつたりして焼結性の低いものとなるからであ
る。 本発明における非酸化性ガスとは、アルゴン、
ネオンなどの不活性ガス、窒素ガス、水素ガスな
どである。又焼結体を得る場合に焼結促進剤とし
て・族から選ばれた一種以上の元素(特に
Ca、Y、B、Mg)を添加することもできる。 次に、本発明の実施例を第1図及び第2図を参
照して説明する。 実施例 まず、第1図に示す如く石英ガラス製反応器1
の外周面に配設した高周波誘導コイル2に通電し
て該反応器1内の黒鉛製筒状電極3を発熱させ、
該筒状電極3内の領域を1300℃に加熱し、かつ排
気管4から吸引して反応器1内を100Torrの減圧
状態に保持した後、該反応器1上面の二叉状導入
管5からSiCl4ガスとキヤリヤーとしてのH2ガス
を夫々供給すると共に、上側壁の導入管6から
NH3ガスを供給し、前記筒状電極3内の領域で
各ガスを反応させ反応器1の内底部に設けられた
収納容器7内に反応粉を落下、収容させた。この
反応粉は粒径0.1μ以下の超微細なものであつた。
次いで、第2図に示す如く一端にガス導入口8を
有し、他端にガス導出口9を有する蓋体10を嵌
合された石英ガラス製反応管11内の支持台12
に、上記反応粉を収容した収納容器9を載置した
後、反応管11のガス導入口8からアルゴンガス
を供給しながら、反応管11外周のコイルヒータ
13に通電して反応管11内の容器7に収容した
反応粉を1400℃に加熱し結晶化させて窒化珪素粉
を造つた。 比較例 反応管にSiO2粉末とカーボン粉末を収容し、
該反応管に窒素ガスを供給しながら1400℃加熱
し、窒化反応せしめて窒化珪素粉を得た。 しかして、本実施例及び比較例で得た窒化珪素
粉の粒径、α化率及び純度を調べたところ、下記
第1表の如き結果となつた。 α化率はX線回折強度比から次式に従つて求め
た。 α化率=A1+A2/(A1+A2)+(B1+B2)×100 A1:α−Si3N4面指数(102)の回折線強度 A2:α−Si3N4面指数(210)の回折線強度 B1:β−Si3N4面指数(101)の回折線強度 B2:β−Si3N4面指数(210)の回折線強度
に高密度、高強度の窒化珪素焼結体の製造に適し
た窒化珪素粉末の製造方法の改良に係るものであ
る。 一般に、窒化珪素粉末は窒化珪素焼結体の原料
として用いられているが、この窒化珪素粉末を出
発原料として通常の成形、焼成法により高密度、
高強度の窒化珪素焼結体を得るには、該窒化珪素
粉末が微細でかつ高純度であることが要求されて
いる。 ところで、従来窒化珪素粉末を製造するには
SiO2粉末とカーボン粉末とを1300℃以上の窒素
雰囲気下で窒化する方法が行なわれている。しか
しながら、この方法により得た窒化窒素粉末は粒
径が大きく、かつSiO2等の不純物含有率が高い
という問題がある。このため、得られた窒化珪素
粉末を機械的に粉砕して1μ以下の微粉末にする
ことが行なわれているが、粉砕過程にFe等の不
純物が混入して、さらに純度低下を招く。その結
果、上記方法で得た窒化珪素粉末から高密度、高
強度の焼結体を製造するには、通常の成形、焼成
法は採用できず、専ら製造コストが高く大きさが
制約されるホツトプレス法のみしか採用し得ない
欠点がある。 このようなことから、最近、1300℃以上に加熱
された非酸化性雰囲気中に四塩化珪素ガスとアン
モニアガスとを直接供給して窒化珪素粉末を製造
する方法が提案されているが、結晶性、粒度の点
でかならずしも満足する窒化珪素粉が得られない
問題がある。 これに対し、本発明者は上記欠点を解消するた
めに鋭意研究を重ねた結果、予め珪素を含むガス
体と窒素を含むガス体とを水素ガスをキヤリヤー
として所定温度で減圧下の反応器に供給すること
により、各ガス体同志が速やかに反応してアモル
フアス状態の超微細な窒化珪素粉(反応粉)が生
成され、これを所定温度の非酸化性ガス雰囲気中
で加熱処理することによつて、該反応粉が結晶化
されて90%以上のα化率、1μ以下の粒径、及び
99.9%以上の純度を有する高純度で微細な窒化珪
素粉を製造し得る方法を見い出した。 すなわち、本発明方法は珪素を含むガス体と窒
素を含むガス体とを水素ガスをキヤリヤーとして
300〜1400℃に加熱された200ドール以下の減圧状
態の領域に供給し、各ガス体同志を反応させて反
応粉を生成した後、この反応粉を1000〜1400℃の
非酸化性雰囲気中で加熱、結晶化せしめることを
特徴とするものである。 本発明においては、水素ガスをキヤリヤーとし
て用いることにより、原料ガスが還元されて反応
器に供給され、反応が速やかに進むものである。
また、反応器を減圧状態にすることにより、
Si3N4核が多数発生し、結晶が異常成長すること
なく、微細な窒化珪素粉を製造できるものであ
る。 本発明に使用する珪素を含むガス体としては、
たとえば四塩化珪素ガス、四水素化珪素ガス、塩
化水素化珪素ガス、等を挙げることができる。 本発明に使用する窒素を含むガス体としてはア
ンモニアガス、塩化アンモニウムガス等を挙げる
ことができる。 本発明における各ガス体の反応温度を上記範囲
に限定した理由は、その温度を300℃未満にする
と、各ガス体を十分反応させることができず、又
その温度が1400℃を越えると、アモルフアス状態
にならず、結晶化が不揃いで、β型の窒化珪素反
応粉を生じるからであり、好ましい反応温度範囲
は1200〜1400℃である。 本発明における反応粉の加熱処理温度(本反応
温度)を上記範囲に限定した理由はその温度を
1000℃未満にすると反応粉の結晶化を十分行なう
ことができず、又その温度が1400℃を越えると、
得られた窒化珪素粉は粗大化したり、β化率が高
くなつたりして焼結性の低いものとなるからであ
る。 本発明における非酸化性ガスとは、アルゴン、
ネオンなどの不活性ガス、窒素ガス、水素ガスな
どである。又焼結体を得る場合に焼結促進剤とし
て・族から選ばれた一種以上の元素(特に
Ca、Y、B、Mg)を添加することもできる。 次に、本発明の実施例を第1図及び第2図を参
照して説明する。 実施例 まず、第1図に示す如く石英ガラス製反応器1
の外周面に配設した高周波誘導コイル2に通電し
て該反応器1内の黒鉛製筒状電極3を発熱させ、
該筒状電極3内の領域を1300℃に加熱し、かつ排
気管4から吸引して反応器1内を100Torrの減圧
状態に保持した後、該反応器1上面の二叉状導入
管5からSiCl4ガスとキヤリヤーとしてのH2ガス
を夫々供給すると共に、上側壁の導入管6から
NH3ガスを供給し、前記筒状電極3内の領域で
各ガスを反応させ反応器1の内底部に設けられた
収納容器7内に反応粉を落下、収容させた。この
反応粉は粒径0.1μ以下の超微細なものであつた。
次いで、第2図に示す如く一端にガス導入口8を
有し、他端にガス導出口9を有する蓋体10を嵌
合された石英ガラス製反応管11内の支持台12
に、上記反応粉を収容した収納容器9を載置した
後、反応管11のガス導入口8からアルゴンガス
を供給しながら、反応管11外周のコイルヒータ
13に通電して反応管11内の容器7に収容した
反応粉を1400℃に加熱し結晶化させて窒化珪素粉
を造つた。 比較例 反応管にSiO2粉末とカーボン粉末を収容し、
該反応管に窒素ガスを供給しながら1400℃加熱
し、窒化反応せしめて窒化珪素粉を得た。 しかして、本実施例及び比較例で得た窒化珪素
粉の粒径、α化率及び純度を調べたところ、下記
第1表の如き結果となつた。 α化率はX線回折強度比から次式に従つて求め
た。 α化率=A1+A2/(A1+A2)+(B1+B2)×100 A1:α−Si3N4面指数(102)の回折線強度 A2:α−Si3N4面指数(210)の回折線強度 B1:β−Si3N4面指数(101)の回折線強度 B2:β−Si3N4面指数(210)の回折線強度
【表】
比較例 2
前記実施例と同様の製造装置において、容器内
を常圧に維持した反応容器を用いて前記実施例と
同様の方法で窒化珪素粉を造つた。この窒化珪素
粉と前記実施例により得られた窒化珪素粉の結晶
性(α化率)、純度および粒径を比較したものを
第2表に示した。 第 2 表 実施例 比較例2 α化率 97% 55% 粒 径 0.3μ 1.2μ 純 度 99.99% 98.0% 上記表から明らかなように、本願発明は減圧状
態で反応を行なうことにより、高α化率で高純度
の微細な窒化珪素粉を得ることができるものであ
る。 応用例 本実施例及び比較例により造られた各窒化珪素
粉にポリビニルアルコール5%を添加混練し、
1ton/cm2の圧力下で板状に成形した後、これら成
形体を窒素気流中で1700℃の温度にて焼成せしめ
て2種の窒化珪素焼結体を得た。 得られた各焼結体の密度、抗折強度を調べたと
ころ、下記第2表の如き結果となつた。
を常圧に維持した反応容器を用いて前記実施例と
同様の方法で窒化珪素粉を造つた。この窒化珪素
粉と前記実施例により得られた窒化珪素粉の結晶
性(α化率)、純度および粒径を比較したものを
第2表に示した。 第 2 表 実施例 比較例2 α化率 97% 55% 粒 径 0.3μ 1.2μ 純 度 99.99% 98.0% 上記表から明らかなように、本願発明は減圧状
態で反応を行なうことにより、高α化率で高純度
の微細な窒化珪素粉を得ることができるものであ
る。 応用例 本実施例及び比較例により造られた各窒化珪素
粉にポリビニルアルコール5%を添加混練し、
1ton/cm2の圧力下で板状に成形した後、これら成
形体を窒素気流中で1700℃の温度にて焼成せしめ
て2種の窒化珪素焼結体を得た。 得られた各焼結体の密度、抗折強度を調べたと
ころ、下記第2表の如き結果となつた。
【表】
以上詳述した如く、本発明によれば90%以上の
α化率、1μ以下の粒径、及び99.9%以上の純度を
有する高純度で微細な窒化珪素粉を製造でき、も
つて簡易で成形寸法の規制がない成形、焼成法に
より高密度、高強度の窒化珪素焼結体を製造し得
る原料として有効に利用できる等顕著な効果を有
する。
α化率、1μ以下の粒径、及び99.9%以上の純度を
有する高純度で微細な窒化珪素粉を製造でき、も
つて簡易で成形寸法の規制がない成形、焼成法に
より高密度、高強度の窒化珪素焼結体を製造し得
る原料として有効に利用できる等顕著な効果を有
する。
第1図、第2図は本発明の実施例における窒化
珪素粉製造過程で使用される装置であり、第1図
は反応粉生成装置を示す断面図、第2図は反応粉
の結晶化装置を示す断面図である。 1……反応器、3……筒状電極、7……収納容
器、11……反応管、13……コイルヒータ。
珪素粉製造過程で使用される装置であり、第1図
は反応粉生成装置を示す断面図、第2図は反応粉
の結晶化装置を示す断面図である。 1……反応器、3……筒状電極、7……収納容
器、11……反応管、13……コイルヒータ。
Claims (1)
- 1 珪素を含むガス体と窒素を含むガス体とを水
素ガスをキヤリヤーとして300〜1400℃に加熱さ
れた200トール以下の減圧状態の領域に供給し反
応させて反応粉を生成させた後、この反応粉を
1000〜1400℃の非酸化性ガス雰囲気中で加熱、結
晶化せしめることを特徴とする窒化珪素粉の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012678A JPS54132500A (en) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | Manufacture of silicon nitride powder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012678A JPS54132500A (en) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | Manufacture of silicon nitride powder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54132500A JPS54132500A (en) | 1979-10-15 |
JPS632885B2 true JPS632885B2 (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=12572115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4012678A Granted JPS54132500A (en) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | Manufacture of silicon nitride powder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54132500A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913611A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-24 | Fumio Hori | Si↓3N↓4の超微粉の製造方法ならびに製造装置 |
JPS60200813A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-11 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 窒化珪素と炭化珪素との複合微粉末の製造方法 |
JPS60235707A (ja) * | 1984-05-08 | 1985-11-22 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 複合微粉末の製造方法 |
DE3536933A1 (de) * | 1985-10-17 | 1987-04-23 | Bayer Ag | Verbessertes siliciumnitrid und verfahren zu dessen herstellung |
US5176893A (en) * | 1989-10-02 | 1993-01-05 | Phillips Petroleum Company | Silicon nitride products and method for their production |
GB9306802D0 (en) * | 1993-04-01 | 1993-05-26 | Tioxide Specialties Ltd | Process for the production of silicon nitride |
KR101574888B1 (ko) * | 2014-04-14 | 2015-12-07 | 오씨아이 주식회사 | 입자크기의 균일도를 향상시킨 연속식 질화규소 제조장치 및 제조방법 |
-
1978
- 1978-04-05 JP JP4012678A patent/JPS54132500A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54132500A (en) | 1979-10-15 |
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