JPS63287915A - 複合ケ−ブルの端末部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、例えば架空送電線、架空地線等として用いら
れる複合ケーブルの端末部に関するものである。

［従来技術］ Ｔ１１！ｉｌに光ファイバ心線を内蔵させた複合ケーブ
ルは、電線の端部から導出させた光ファイバ心線の先端
に光コネクタを取付け、電線の端部に延線クランプ具を
取付け、この延線クランプ具の筒部内に光コネクタを内
蔵させて端末部を構成し、該延線クランプ具の先端にプ
ーリングワイヤーを接続して鉄塔間に延線して架設する
。このような複合ケーブルの端末部では、延線時の張力
で電線が延びてしまい、光ファイバ心線の長さが不足し
、光ファイバ心線に張力がかかる状態になるので、従来
は電線の端部の外に導出させた光ファイバ心線には所定
長さの余長部を設け、ｆｆ１ｌｌの延びに対処するよう
にしていた。延線終了後には、′ｌｌｌ１１は鉄塔に引
留め手段で引留めた状態でジャンパー線で相互に接続し
、光ファイバ心線は光コネクタで相互に接続する。この
ように光ファイバ心線の接続を予め取付けた光コネクタ
で行うと、空中で容易に光ファイバ心線の接続が行えて
好適である。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、このような構造の複合ケーブルの端末部
では、光コネクタでの光ファイバ心線の１８　ｒｃ（Ｉ
にこの接続部分を接続箱内に収納して張力等の外力や雨
水から保護しなければならず、現場作業がふえ、作業性
が悪い問題点があった。また、このような構造の複合ケ
ーブルの端末部では、布設後の使用中に電線が夏ｍ等に
自重で延びた場合、内部の光ファイバ心線に張力がかか
り、従来はこれに対処できない問題点があった。

本発明の目的は、光コネクタの保護のための現場作業を
簡略化でき、且つ布設後にＴｉ線に張力が作用した際に
光ファイバ心線に作用する張力を容易に緩和できる複合
ケーブルの端末部を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 上記の目的を達成するための本発明の手段を、実施例に
対応する第１図乃至第５図を参照して説明すると、本発
明は電線２に光ファイバ心線３が内蔵されてなる複合ケ
ーブル１の端末部において、前記型１２の端部から導出
された前記光ファイバ心線３の端部には光コネクタ４が
取付けられ、前記光コネクタ４及びこれに隣接する光フ
ァイバ心線３の露出部分にはこれらを収容するコネクタ
ハウジング５が装着され、前記コネクタハウジング５内
の前記光ファイバ心線３は前記コネクタハウジング５に
充填された充填固定剤６で該コネクタハウジング５に固
定され、前記電線２の先端と前記コネクタハウジング５
との闇の前記光ファイバ心１ａ３の露出部分には２つ割
りの駒１ｏが複数組装着されてその露出部分が覆われて
いることを特徴とする。

［作用］ このように光コネクタ４をコネクタハウジング５に収納
しておくと、光コネクタ４を外力から保護でき、張力も
コネクタハウジング５側で負担できる。従って、このよ
うなコネクタハウジング５を有すると、接続箱が不要に
なり、現場での接続作業が容易になる。布設後に電線２
が延びた場合には、ｗ４１０を所要組数だけ取り外すこ
とにより、光ファイバ心線３がｍ線２内に引き込まれ、
張力が緩和される。

〔実施例１ 以下、本発明の実施例を図面を参照して訂細に説明する
。第１図乃至第４図に示すように、本実浦例では、複合
ケーブル１は金属素線を撚り合せてなる′ｗＩＩ２１２
の中心に保護管（図示せず）等を介して繊＃１強化プラ
スチック被覆の光ファイバ心線３が内蔵された構造にな
っている。電Ｉ！２の端部からは、光ファイバ心線３が
導出され、該光ファイバ心線３の先端には光コネクタ４
が取付けられている。光コネクタ４及びこれに隣接する
光ファイバ心１３の露出部分はコネクタハウジング５内
に収容されている。コネクタハウジング５内の基部には
、接着剤等の充填固定剤６が充填されて、光ファイバ心
１ａ３が該充填固定剤６でコネクタハウジング５に固定
されている。光コネクタ４はコネクタハウジング５の先
端部に位だ決め収納されている。光コネクタ４の端面及
びコネクタハウジング５の端面には、相手光コネクタ及
びコネクタハウジングとの心合せ用ピン７．８が突設さ
れている。また、コネクタハウジング５の先端外周には
、相手コネクタとの連結用ナツト９が回転自在に且つ抜
は止めされて設けられている。？［２の先端とコネクタ
ハウジング５との間に露出している光ファイバ心［１３
の露出部分には、２つ割りの胸１０がその露出部分の良
さに応じて複数組装着されて露出部分が覆われている。

この場合、長手方向に隣接する駒１０間の部分の中には
、両者に跨がるようにしてライナジヨイント１１が介在
され、このライナジヨイント１１に双方の駒１０がネジ
１２で固定されることにより、各駒１０が相互に連結さ
れている。また１、電線２の末端と駒１０とは接着剤１
３で接着固定されている。なお、電線２の末端と駒１０
とはネジ若しくは圧着で固定してもよい。コネクタハウ
ジング５の基端に装着された駒１０は、図示しないがネ
ジ等で該コネクタハウジング５に一体化されている。こ
のような駒１０の外周には熱収縮チューブ１４が被せら
れ、収縮させて密着されている。熱収縮チューブ１４内
には必要に応じてグリス等の防水充填剤が充填されてい
る。

このような構造の端末部１５を有する複合ケーブル１は
、鉄塔間に延線し、延線後に、次の区間の複合ケーブル
と電線２はジャンパー線で接続し、光ファイバ心線３は
光コネクタ４及びコネクタハウジング５で相互に接続す
る。

第５図は駒１０の他の例を示したものである。

この例では、駒１０の一端に連結用穴部１０Ａが設（ブ
られ、他端に連結用小径突部１０Ｂが設けられ、隣接す
る一方の駒１０の連結用小径突部１０Ｂが他方のＷＡｌ
ｏの連結用穴部１０Ａに嵌合され、この嵌合部分がネジ
１２で固定されることにより、隣接する駒１０が相互に
連結されている。

このようにすると、ライナジヨイントを省略することが
できる。その他の構成は第１図と同様になっている。

［発明の効果］ 以上説明したよう・に本発明に係る複合ケーブルの端末
部では、光コネクタを収納するコネクタハウジングを有
するので、光コネクタを外力から保護でき、張力もコネ
クタハウジング側で負担させることができ、光コネクタ
及びその近くの光ファイバ心線を安全に保護することが
できる。従って、このようなコネクタハウジングを有す
ると、接続箱が不要になり、現場での接続作業が容易に
なる。

かつまた、光ファイバ心線はコネクタで接続できるので
、［機等が不要であり、且つ熟練を要しない利点がある
。更に、本発明によれば、布設後に電線が延び、内部の
光ファイバ心線に大きな張力が作用した場合には、駒を
所要数だけ外すことによりその分だけ光ファイバ心線を
該光ファイバ心線に作用している張力で電線内に引き込
ませることにより、Ｔｉ線内の光ファイバ心線の張力を
容易に緩和することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る複合ケーブルの端末部の一実施例
を示す縦断面図、第２図は第１図の右側面図、第３図及
び第４図は第１図のＡ−Ａ線及びＢ−Ｂ線断面図、第５
図は本発明に係る複合ケーブルの端末部の他の実施例を
示す縦断面図である。 １・・・複合ケーブル、２・・・電線、３・・・光ファ
イバ心線、４・・・光コネクタ、５・・・コネクタハウ
ジング、６・・・充填固定剤、１０・・・駒、１５・・
・端末部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電線に光ファイバ心線が内蔵されてなる複合ケーブルの
   端末部において、前記電線の端部から導出された前記光
   ファイバ心線の端部に光コネクタが取付けられ、前記光
   コネクタ及びこれに隣接する光ファイバ心線の露出部分
   にはこれらを収容するコネクタハウジングが装着され、
   前記コネクタハウジング内の前記光ファイバ心線は前記
   コネクタハウジングに充填した充填固定剤で該コネクタ
   ハウジングに固定され、前記電線の先端と前記コネクタ
   ハウジングとの間の前記光ファイバ心線の露出部分には
   ２つ割りの駒が複数組装着されてその露出部分が覆われ
   ていることを特徴とする複合ケーブルの端末部。