JPS63286905A

JPS63286905A - 数値制御デ−タ編集装置

Info

Publication number: JPS63286905A
Application number: JP12115887A
Authority: JP
Inventors: Hisako Suzuki; 鈴木　ひさ子
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-05-20
Filing date: 1987-05-20
Publication date: 1988-11-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、数値制御装置（以下、ＮＣ装置と記す）に
入力する数値制御データ（以下、ＮＣデータと記す）の
編集装置に関し、特に、入力したＮＣデータの編集を行
なう際に、ＮＣデータによって表現されている加工経路
をグラフィック表示し、表示図形を直接修正することに
よってＮＣデータを修正することができるＮＣデータ編
集装置に関するものである。

［従来の技術］第４図は従来のＮＣデータ編集装置の構成図であり、（
１）は修正の対象となる加工条件・加工経路等の指令を
数値を用いて表現したＮＣデータや制御命令を入力する
入力装置で、例えばキーボード、テープリーダ、フロッ
ピィディスク装置等である。（２）は人力したＮＣデー
タを後述の１表示装置り３）の画面上に文字列として表
示させ、汎用のエディタと同等の文字列の挿入や消去な
どの編集処理及び座標変換等の数値処理を行なうＮＣデ
ータ文字列編集手段、（４）は編集前または編集後のＮ
Ｃデータから工具位置絶対値データ（以下、ＣＬデータ
と記す）を作成するＣＬデータ作成手段、（５）はＮＣ
データ・ＣＬデータで表現されている加工経路を表示装
置（３）の画面上にグラフィック表示させるグラフィッ
ク表示手段である。

（６）はＮＣデータ文字列編集手段（２）によって編集
したＮＣデータを外部へ出力する出力装置で、例えばテ
ープパンチャ、フロッピィディスク装置等である。（７
）は制御命令解析手段で、入力装置（１）から入力され
た制御命令を解析する手段である。（８）はソフトウェ
アで構成された前記各手段（２）　、　（４）　、　（
５）及び（７）並びにデータを貯えて演算処理を行なう
処理装置で、ＣＰＵ　（中央演算処理装置）、メモリ等
から構成されている。なお、表示装置（３）は、例えば
ブラウン管（ＣＲＴ）表示装置である。

次に、第５図に示すフロチャートに従って、動作につい
て説明する。

ＮＣデータが入力装置（１）から入力されると、入力デ
ータは処理装置（８）に貯えられる（ステップ１１）。

次に、入力装置（１）から制御命令を入力する（ステッ
プ１２）。制御命令解析手段（７）は制御命令の種類を
判断しくステップ１３）、グラフィック表示命令が与え
られれば、ＣＬデータ作成手段（４）により、ＮＣデー
タが解析されてＣＬデータが算出され（ステップ１４）
、グラフィック表示手段（５）により加工経路が表示装
置（３）に表示される（ステップ１５）。

また、ＮＣデータ編集命令が与えられれば、ＮＣデータ
文字列編集手段（２）により、ＮＣデータが表示装置（
３）に文字列表示され（ステップ１Ｂ）、文字列の挿入
や消去などの編集処理や（ステップ１７）、座標変換等
の数値処理（ステップ１８及び１９）が行なわれる。

また、ＮＣデータ出力命令が与えられれば、修正したＮ
Ｃデータが出力装置（６）により、外部へ出力される（
ステップ２０）。

［発明が解決しようとする問題点］従来のＮＣデータ編集装置は以上の様に構成されている
ので、ＮＣデータの編集したい部分を文字列の中から探
さなければならず、操作者がＮＣデータを順にチェック
することが必要で、また、修正した内容を確認する場合
に再びグラフィック表示命令を与えなければならず、容
易に修正・確認が行なえないことなどの問題点があった
。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ＮＣデータの編集したい部分を簡単に探索で
きるとともに、修正内容を簡単に確認できるＮＣデータ
編集装置を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］この発明に係るＮＣデータ編集装置は、修正の対象とな
るＮＣデータを表示装置の画面上に文字列として表示さ
せ、ＮＣデータの編集は表示された文字列を修正するこ
とによって行なうように構成されたＮＣデータ編集装置
において、表示装置の画面上のグラフィック表示を用い
て直接修正部・修正内容を指示するグラフィック編集指
示装置、このグラフィック編集指示装置の指示に従って
修正後のＣＬデータを算出し、ＮＣデータ・ＣＬデータ
で表現される加工経路を表示装置の画面上にグラフィッ
ク表示させるグラフィック表示手段に表示命令を与える
ＣＬデータ修正手段及び修正されたＣＬデータをＮＣデ
ータに変換するＮＣデー夕変換手段を設けたものである
。

［作用］この発明においては、グラフィック編集指示装置によっ
て指示された修正部及び修正内容に従って、ＣＬデータ
修正手段が、ＣＬデータ上の修正位置を探索し、修正後
のデータを算出して、グラフィック表示手段に対して修
正後のデータを表示するよう命令を与えるから、操作性
が良好となる。

また、誤りを操作者が検知し易いため精度及び信頼性の
高いＮＣデータが短時間で得られる。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例について説明する。

第１図において、第３図と同一部分には同一符号を付し
て示し、（１１）は操作者が表示装置（３）のグラフィ
ック表示を用いて直接修正部・修正内容を指示するグラ
フィック編集指示装置で、この実施例ではマウスである
。（１２）はグラフィック編集指示装置（５）の指示に
従って修正後のＣＬデータを算出してグラフィック表示
手段（５）に表示命令を与えるＣＬデータ修正手段であ
る。（１３）はＣＬデータ修正手段（１２）で修正され
たＣＬデータをＮＣデータに変換するＮＣデータ変換手
段であり、この実施例では修正されたＣＬデータを、入
力したＮＣデータと同一形式のＮＣデータに変換する変
換手段である。

なお、制御命令解析手段（７）は、入力装置（１）から
入力された制御命令の解析のほかに、グラフィック編集
指示装置（ＩＩ）からの制御命令の解析も行なうもので
ある。

次に、第２図に示すフローチャート及び第３図に従って
動作を説明する。ＮＣデータ（３１）が入力装置（１）
から入力されると、入力データは処理装置（８）に貯え
られる（ステップ１１）。次に、入力装置（１）から制
御命令を入力する（ステップ１２）。

制御命令解析手段（７）は制御命令の種類を判断しくス
テップ１３）、グラフィック編集命令が与えられれば、
ＣＬデータ作成手段（４）により、ＮＣデータが解析さ
れてＣＬデータ（３２）が算出され（ステップ１４）、
グラフィック表示手段（５）により、加工経路（３３）
が表示装置（３）の画面（３０に表示される（ステップ
１５）ここで、グラフィック編集指示装置（１１）により修正
部・修正内容（Ａ点をＢ点に修正）が指示されると、Ｃ
Ｌデータ修正手段（１２）により指示どおりの修正を行
なったＣＬデータ（３２Ｂ）が算出される（ステップ２
１）。

これを第３図でさらに説明すると、以下のようになる。

グラフィック編集命令が与えられると、入力されたＮＣ
データはＣＬデータ作成手段（４）により変換されて、
処理装置（８）内のメモリにＣＬデータ（３２）が登録
され、このＣＬデータ（３２）はグラフィック表示手段
（５）に渡され、ＣＬデータ（３２）は画面（３４）上
のドツトの座標に変換されて、加工経路（３３）が画面
（３４）に表示される。

ここで、グラフィック編集指示装置（１１）であるマウ
スにより画面（３４）上のＡ点をＢ点に修正する指示が
与えられると、画面（３４）上のドツトがＡ（１００，
５０）だったのがＢ　（１２０，７０）に指定されたこ
とを、制御命令解析手段（７）が解析して、その結果は
ＣＬデータ修正手段（１２）に渡される。ＣＬデータ修
正手段（１２）は、ドツト座標系（画面（３４）上のＢ
点の座標（１２０，７０））をＸ−Ｙ座標系（実際の加
工座標Ｘ１２．　Ｙｌｌ（３２Ｂ）　）に修正し、修正
前のＣＬデータ（ＸＩＯ，ＹＩＯ）　（３２Ａ）を修正
後のＣＬデータ（Ｘ１２．　Ｙｌｌ）　（３２Ｂ）に置
き換える。

さらに、同手段（１２）により修正されたＣＬデータは
グラフィック表示手段（５）に渡され、表示装置（３）
に表示される（ステップ１５）。

これらのグラフィック表示・ＣＬデータ修正の動作（ス
テップ１５．２１）は、マウス上の別のボタンが押され
る事により修正終了と判断される（ステップ２２）まで
繰り返される。

こうして修正したＣＬデータを、最終的にＮＣデータ変
換手段（１３）が入力時の形式のＮＣデータに変換しく
ステップ２３）、編集を終えて次の命令待ち状態になる
。。

なお、グラフィック表示命令、ＮＣデータ出力命令、Ｎ
Ｃデータ文字編集命令については、従来装置と同様に動
作する。

すなわち、グラフィック表示命令が与えられれば、ＣＬ
データ作成手段（４）によりＮＣデータが解析され、Ｃ
Ｌデータが算出され（ステップ１４）、グラフィック表
示手段（５）により加工経路が表示装置（３）に表示さ
れる（ステップ１５）。

また、ＮＣデータ出力命令が与えられれば、修正したＮ
Ｃデータが出力装置（６）により外部へ出力される（ス
テップ２０）。

又、ＮＣデータ文字列編集命令が与えられれば、ＮＣデ
ータ文字列編集手段（２）により、ＮＣデータが文字列
表示され（ステップ１６）、文字列の挿入や消去などの
編集処理や（ステップ１７）、座標変換等の数値処理（
ステップ１８．１９）が行われる。

なお、上記実施例では、入力装置（１）と独立にグラフ
ィック編集指示装置り１１）としてマウスを設けたが、
入力装置であるキーボード上のカーソルキーをグラフィ
ック編集指示装置として割り当てても良く、また、マウ
スに入力装置の機能を併用させることもできる。

また、ＮＣデータ変換手段（１３）に、任意のＮＣデー
タ出力形式を指示できるポストプロセッサを付加するこ
とにより、入力したＮＣデータの形式と異なる任意の形
式のＮＣデータに変換することができる。

また、入力装置（１）、表示装置（３）、出力装置（６
）及び処理装置（８）は、それぞれ自動プログラミング
装置の人力装置、表示装置、出力装置及び処理装置を用
い、各手段は前記処理装置のメモリに記憶させることに
より実施することもできる。

［発明の効果コこの発明は以上説明したとおり、グラフィック編集指示
装置によって指示された修正部及び修正内容に従って、
ＣＬデータ修正手段が、ＣＬデータ上の、修正位置を探
索し、修正後のデータを算出して、グラフィック表示手
段に対して修正後のデータを表示するよう命令を与える
から、操作性が良好となる。また、誤りを操作者が検知
し易いため精度及び信頼性の高いＮＣデータが短時間で
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるＮＣデータ編集装置
を示す構成図、第２図は第１図に示す装置上の処理の流
れを示すフローチャート、第３図はこの発明の一実施例
の動作を説明するための説明図、第４図は従来のＮＣデ
ータ編集装置を示す構成図、第５図は従来の装置上の処
理の流れを示すフローチャートである。図において、（１）は入力装置、（２）はＮＣデータ文
字列編集手段、（３）は表示装置、（４）はＣＬデータ
作成手段、（５）はグラフィック表示手段、（６）は出
力装置、（７）は制御命令解析手段、（８）は処理装置
、（１１）はグラフィック編集指示装置、（１２）はＣ
Ｌデータ修正手段、（１３）はＮＣデータ変換手段であ
る。なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加工条件・加工経路等の指令を数値を用いて表現
した数値制御データ及び制御命令を入力する入力装置、
この入力装置により入力された数値制御データから工具
位置絶対値データを作成する工具位置絶対値データ作成
手段、数値制御データ・工具位置絶対値データで表現さ
れる加工経路を表示装置の画面上にグラフィック表示さ
せるグラフィック表示手段、数値制御データを表示装置
の画面上に文字列として表示させ、数値制御データを直
接文字列処理により修正する数値制御データ文字列編集
手段、編集された数値制御データを外部へ出力する出力
装置、前記各手段やデータを貯え演算処理を行なう処理
装置を備えた数値制御データ編集装置において、表示装
置の画面上の表示を用いて直接修正部・修正内容を指示
するグラフィック編集指示装置、このグラフィック編集
指示装置の指示に従って修正後の工具位置絶対値データ
を算出して前記グラフィック表示手段に表示命令を与え
る工具位置絶対値データ修正手段、修正された工具位置
絶対値データを数値制御データに変換する数値制御デー
タ変換手段を設けたことを特徴とする数値制御データ編
集装置。
（２）数値制御データ変換手段は、修正された工具位置
絶対値データを、入力した数値制御データと同一形式の
数値制御データに変換するものであることを特徴とした
特許請求の範囲第１項記載の数値制御データ編集装置。
（３）数値制御データ変換手段は、修正された工具位置
絶対値データを、任意の形式の数値制御データに変換す
るものであることを特徴とした特許請求の範囲第１項記
載の数値制御データ編集装置。