JPS6328622B2 - - Google Patents
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- JPS6328622B2 JPS6328622B2 JP59089853A JP8985384A JPS6328622B2 JP S6328622 B2 JPS6328622 B2 JP S6328622B2 JP 59089853 A JP59089853 A JP 59089853A JP 8985384 A JP8985384 A JP 8985384A JP S6328622 B2 JPS6328622 B2 JP S6328622B2
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は悪臭を帯びた室内空気を清浄化すると
共に、室内の壁、調度品等の表面に付着している
悪臭発生物質あるいはばい菌類を効果的に酸化分
解あるいは殺菌する室内清浄装置に関するもので
ある。
共に、室内の壁、調度品等の表面に付着している
悪臭発生物質あるいはばい菌類を効果的に酸化分
解あるいは殺菌する室内清浄装置に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来のオゾンによつて汚染空気を清浄化するこ
とは周知であつて、その原理はオゾンガスにより
空気中の悪臭物質を酸化・分解し、又は空気中に
浮遊するばい菌類を殺菌することにあり、これを
実施するためのオゾン発生機としては無声放電式
によるものや紫外線ランプ等が使用されている。
とは周知であつて、その原理はオゾンガスにより
空気中の悪臭物質を酸化・分解し、又は空気中に
浮遊するばい菌類を殺菌することにあり、これを
実施するためのオゾン発生機としては無声放電式
によるものや紫外線ランプ等が使用されている。
ところでオゾンは非常に強力な酸化剤、殺菌剤
であつて人体にとつて有毒性の強いものであるか
ら、その使用は危険を伴い、したがつて使用後に
は末反応の残留オゾンは分解・除去する後処理が
必要であり、この後処理のためオゾンによる空気
清浄装置中には通常オゾン分解触媒層(触媒とし
ては、活性炭、炭素繊維などの炭素材料やバナジ
ウム、クロム、マンガン、コバルト、ニツケル、
銅などの金属酸化物が用いられる。)が備えられ
ている。そうした空気清浄装置は第3図に示すご
とき方式のものであり、まず悪臭空気1がフアン
8の吸引作用によつて前処理装置2(これにはゴ
ミ過フイルターや空気洗浄器などが備えられて
いる)に導びかれ前処理を受けた空気3は反応器
5へ導入される。反応器5には別に設けられたオ
ゾン発生機4からオゾンが供給され、悪臭物質の
オゾンによる酸化分解が行れ、次いで隣接して設
けられている末反応残留オゾン分解触媒層6に導
びかれ、最後に残留オゾンを含有しない空気7が
フアン8を経て室内へ放出される。
であつて人体にとつて有毒性の強いものであるか
ら、その使用は危険を伴い、したがつて使用後に
は末反応の残留オゾンは分解・除去する後処理が
必要であり、この後処理のためオゾンによる空気
清浄装置中には通常オゾン分解触媒層(触媒とし
ては、活性炭、炭素繊維などの炭素材料やバナジ
ウム、クロム、マンガン、コバルト、ニツケル、
銅などの金属酸化物が用いられる。)が備えられ
ている。そうした空気清浄装置は第3図に示すご
とき方式のものであり、まず悪臭空気1がフアン
8の吸引作用によつて前処理装置2(これにはゴ
ミ過フイルターや空気洗浄器などが備えられて
いる)に導びかれ前処理を受けた空気3は反応器
5へ導入される。反応器5には別に設けられたオ
ゾン発生機4からオゾンが供給され、悪臭物質の
オゾンによる酸化分解が行れ、次いで隣接して設
けられている末反応残留オゾン分解触媒層6に導
びかれ、最後に残留オゾンを含有しない空気7が
フアン8を経て室内へ放出される。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、こうした方式ではオゾンによる悪臭空
気の酸化分解反応は装置内の非常に小さいスペー
ス中で、しかも短時間の接触で行われるので、酸
化分解反応にあずからないオゾンが多くなり、空
気清浄処理効率が低く、また居室の壁・調度品等
の表面に付着しているばい菌類等の酸化殺菌は不
充分であるという欠点がある。
気の酸化分解反応は装置内の非常に小さいスペー
ス中で、しかも短時間の接触で行われるので、酸
化分解反応にあずからないオゾンが多くなり、空
気清浄処理効率が低く、また居室の壁・調度品等
の表面に付着しているばい菌類等の酸化殺菌は不
充分であるという欠点がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、こうした従来法の欠点を根本的に解
消するものであつて、その構成の要点は悪臭空気
の酸化・分解を装置内のみの小スペース中で行う
のではなく、居室等室内の大空間においてオゾン
ガスによる毒性を最少に抑えながら、効率良く実
施する点にあり、すなわちオゾン発生機から供給
されるオゾンガス含有空気に霧状の微細粒水(霧
水)を噴霧接触させてオゾンを霧水中に溶解さ
せ、オゾン溶解霧水となし、これを室内空間へ放
出させることにより室内空間において空気中の悪
臭成分を吸着して酸化・分解をすると同時に、室
内の壁・調度品等の表面に同霧水が降下付着し、
そこで比較的長時間にわたり同表面の悪臭発生物
質、ばい菌などと直接接触反応してそれらをも容
易に分解・殺菌するものである。
消するものであつて、その構成の要点は悪臭空気
の酸化・分解を装置内のみの小スペース中で行う
のではなく、居室等室内の大空間においてオゾン
ガスによる毒性を最少に抑えながら、効率良く実
施する点にあり、すなわちオゾン発生機から供給
されるオゾンガス含有空気に霧状の微細粒水(霧
水)を噴霧接触させてオゾンを霧水中に溶解さ
せ、オゾン溶解霧水となし、これを室内空間へ放
出させることにより室内空間において空気中の悪
臭成分を吸着して酸化・分解をすると同時に、室
内の壁・調度品等の表面に同霧水が降下付着し、
そこで比較的長時間にわたり同表面の悪臭発生物
質、ばい菌などと直接接触反応してそれらをも容
易に分解・殺菌するものである。
本発明はこうした反応作用が実現される室内清
浄滅菌装置であつて、一端の室内空気導入口と他
端の排出口の間にオゾンガス供給部と霧水供給部
とからなる混合室と送風機とが設けられてなる室
内清浄滅菌装置である。
浄滅菌装置であつて、一端の室内空気導入口と他
端の排出口の間にオゾンガス供給部と霧水供給部
とからなる混合室と送風機とが設けられてなる室
内清浄滅菌装置である。
(実施例)
本発明装置を図によつて説明すると、第1図は
その一実施例であり、室内の悪臭汚染空気1が塵
埃フイルター等の前処理装置2に入り、ついでオ
ゾン発生器4からのオゾン含有ガスと霧水発生器
9からの霧水が供給される空気―オゾン含有ガス
―霧水混合室10内に導入され、その後フアン8
によりオゾン溶解霧水と一緒に排出管11から居
室空間へ放出される。
その一実施例であり、室内の悪臭汚染空気1が塵
埃フイルター等の前処理装置2に入り、ついでオ
ゾン発生器4からのオゾン含有ガスと霧水発生器
9からの霧水が供給される空気―オゾン含有ガス
―霧水混合室10内に導入され、その後フアン8
によりオゾン溶解霧水と一緒に排出管11から居
室空間へ放出される。
第2図は他の実施例であり、オゾン分解触媒、
亜硫酸ガス等吸着剤等が充填されている前処理装
置2と空気―オゾン含有ガス―霧水混合室10と
臨時空気導入口12との管路に切換バルブ13が
設けられたものである。
亜硫酸ガス等吸着剤等が充填されている前処理装
置2と空気―オゾン含有ガス―霧水混合室10と
臨時空気導入口12との管路に切換バルブ13が
設けられたものである。
本装置においては、前処理装置には塵埃フイル
ターのほかに、二酸化マンガン、白金等のオゾン
分解触媒とまた必要に応じ亜硫酸ガス、炭酸ガス
等公知の吸着剤が配備されていて、導入空気の塵
埃除去、オゾンによつては酸化・分解されない悪
臭ガスの吸着除去が行われるばかりでなく、オゾ
ン処理後の室内に残存した末反応オゾンをオゾン
分解触媒で分解して無害化する。
ターのほかに、二酸化マンガン、白金等のオゾン
分解触媒とまた必要に応じ亜硫酸ガス、炭酸ガス
等公知の吸着剤が配備されていて、導入空気の塵
埃除去、オゾンによつては酸化・分解されない悪
臭ガスの吸着除去が行われるばかりでなく、オゾ
ン処理後の室内に残存した末反応オゾンをオゾン
分解触媒で分解して無害化する。
(効果)
本発明によれば、オゾン溶解霧水が居室等室内
の大空間において悪臭ガスを吸着する一方、室内
の壁・家具調度品等の表面に降下して凝着し、比
較的長時間にわたりその表面に付着している悪臭
発生物質やばい菌などと接触反応してそれらを分
解・殺菌するので、オゾンガスは非常に有効に悪
臭物質やばい菌などと接触反応してそれらを分
解・殺菌するので、オゾンガスは非常に有効に悪
臭物質やばい菌等と反応することとなり、従来法
のごとく末反応オゾンが大量に生じることはな
い。
の大空間において悪臭ガスを吸着する一方、室内
の壁・家具調度品等の表面に降下して凝着し、比
較的長時間にわたりその表面に付着している悪臭
発生物質やばい菌などと接触反応してそれらを分
解・殺菌するので、オゾンガスは非常に有効に悪
臭物質やばい菌などと接触反応してそれらを分
解・殺菌するので、オゾンガスは非常に有効に悪
臭物質やばい菌等と反応することとなり、従来法
のごとく末反応オゾンが大量に生じることはな
い。
また本発明装置の操作について述べると、作動
の当初時間10〜30分(第1過程)ではオゾンガス
供給装置と霧水供給装置とフアンとを各々ONに
し、オゾン溶解霧水を居室空間に浮遊させた後、
壁・家具調度品表面に薄層で付着させ、続く作動
の後半時間(第2過程)ではオゾンガス供給装置
と霧水供給装置をOFFにし、フアンをONにする
ことによつて室内に浮遊残留しているオゾン溶解
霧水と微量の未反応オゾンガスを装置内のオゾン
分解触媒層に通して室内空間中のオゾンを無とす
る。
の当初時間10〜30分(第1過程)ではオゾンガス
供給装置と霧水供給装置とフアンとを各々ONに
し、オゾン溶解霧水を居室空間に浮遊させた後、
壁・家具調度品表面に薄層で付着させ、続く作動
の後半時間(第2過程)ではオゾンガス供給装置
と霧水供給装置をOFFにし、フアンをONにする
ことによつて室内に浮遊残留しているオゾン溶解
霧水と微量の未反応オゾンガスを装置内のオゾン
分解触媒層に通して室内空間中のオゾンを無とす
る。
第2図の装置においては、作動当初時間は切換
バルブ12によつて前処理装置2からの管路を閉
にし、他のオゾンガス供給装置と霧水供給装置と
フアンとは皆ONにし、それ以外の時間は切換バ
ルブ12によつて臨時空気導入口12の管路を閉
に、前処理装置からの管路を開にし、かつ、フア
ンはONにオゾン供給装置と霧水供給装置はOFF
とする。
バルブ12によつて前処理装置2からの管路を閉
にし、他のオゾンガス供給装置と霧水供給装置と
フアンとは皆ONにし、それ以外の時間は切換バ
ルブ12によつて臨時空気導入口12の管路を閉
に、前処理装置からの管路を開にし、かつ、フア
ンはONにオゾン供給装置と霧水供給装置はOFF
とする。
以上各部のON―OFFは公知のタイマーを用い
て、行うことが望ましく切換バルブも同様に自動
操作で行うことができる。こうすることによつて
作動当初には前処理装置による空気導入抵抗を無
くし、強力にオゾン溶解霧水を居室空間の大部分
へ放出することができ、また人間の居室中にはオ
ゾン無発生状態で前処理装置の働きにより常時空
気を清浄化することができる。
て、行うことが望ましく切換バルブも同様に自動
操作で行うことができる。こうすることによつて
作動当初には前処理装置による空気導入抵抗を無
くし、強力にオゾン溶解霧水を居室空間の大部分
へ放出することができ、また人間の居室中にはオ
ゾン無発生状態で前処理装置の働きにより常時空
気を清浄化することができる。
なお、この際の前処理装置としては本発明者の
発明に係る特許第1174472号(特公昭57−37373号
公報)のものの使用が特に有効であり、該特許の
ものは亜硫酸ガス等のガスだけでなく、窒素酸化
物をも吸収除去するものであるから、オゾン発生
過程で生じたNOXも完全に除去することができ
るのである。
発明に係る特許第1174472号(特公昭57−37373号
公報)のものの使用が特に有効であり、該特許の
ものは亜硫酸ガス等のガスだけでなく、窒素酸化
物をも吸収除去するものであるから、オゾン発生
過程で生じたNOXも完全に除去することができ
るのである。
第1図及び第2図は本発明装置の実施例の構成
図であり、第3図は従来装置の構成図を示したも
のである。 2……前処理装置、4……オゾン発生器、9…
…霧水発生器。
図であり、第3図は従来装置の構成図を示したも
のである。 2……前処理装置、4……オゾン発生器、9…
…霧水発生器。
Claims (1)
- 1 一端の室内空気導入口と他端の排出口の間
に、オゾン含有ガス供給部と霧水供給部とを有す
る空気―オゾン含有ガス―霧水混合室と送風機と
が設けられて成ることを特徴とする室内清浄化滅
菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59089853A JPS60234666A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 室内清浄化滅菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59089853A JPS60234666A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 室内清浄化滅菌装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234666A JPS60234666A (ja) | 1985-11-21 |
JPS6328622B2 true JPS6328622B2 (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=13982337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59089853A Granted JPS60234666A (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | 室内清浄化滅菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60234666A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006101912A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Daikin Ind Ltd | 活性種放出装置及び空気処理装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6359961A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-15 | 青野 正明 | オゾンによる殺菌方法 |
JPS6432866A (en) * | 1987-07-28 | 1989-02-02 | Nishi Nippon Suishitsu Hoshiyo | Ozone sterilizing apparatus |
JPH01155447U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-25 | ||
DE4426647A1 (de) * | 1994-07-16 | 1996-01-18 | Bundschuh Gerhard Dr | Verfahren und Vorrichtungen zur Behandlung von textilen Haushaltsgegenständen |
-
1984
- 1984-05-04 JP JP59089853A patent/JPS60234666A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006101912A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Daikin Ind Ltd | 活性種放出装置及び空気処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60234666A (ja) | 1985-11-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |