JPS63284562A - 静電荷像現像用トナ− - Google Patents

静電荷像現像用トナ−

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JPS63284562A
JPS63284562A JP62118882A JP11888287A JPS63284562A JP S63284562 A JPS63284562 A JP S63284562A JP 62118882 A JP62118882 A JP 62118882A JP 11888287 A JP11888287 A JP 11888287A JP S63284562 A JPS63284562 A JP S63284562A
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博英 谷川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電子写真、静電記録などの静電潜像を現像す
るためのトナーに関する。
[従来の技術] 静電荷像現像用トナーにおいては、それに用いる結着樹
脂単独では一定の帯電性を得ることができないので、ト
ナーを所望の摩擦帯電性に制御するために、染料、顔料
等の荷電制御性物質を添加することが行なわれている。
今日、当該技術分野で実用化5れているものとしては、
トナーに正荷電を付与あるいは制御する場合にはニグロ
シン系染料が、負荷電を付与、あるいは制御する場合は
、特公昭45−26478号公報、特公昭55−427
52号公報等に示されている含金属化合物等が挙げられ
る。これらの化合物は、トナー粒子へ荷電を付与する性
能の点では、従来提案された荷電制御性物質の中でも特
に優れた特性をもつものであり、また従来の複写機等に
おいても実用上十分な画像を与えるトナーを提供するこ
とができた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、電子写真、静電記録媒体において、より
パーソナル化、高速化、多機能化が進む中で、より優れ
た環境安定性を持ち、耐久安定性が良く、より濃度が高
く、かぶりがなく、解像力に富み、コントラストのはっ
きりした、あるいは階調再現性に優れた画像を与えるト
ナーが求められている。正現像、アナログ現像ばかりで
なく、反転現像、デジタル現像、低電位現像等、さまざ
まな現像方法が使用されてきており、いかなる現像方法
に対しても高画質を与えるトナーを提供することが要求
されている。
小型化、パーソナル化に伴い、熱帯地方における高温高
湿下、内陸地方の低温低湿下や空調のない場所での使用
等、過酷な使用がなされてきており、常にいかなる環境
下にあっても安定に高画質の画像を与えなければならな
い。さらに高速化により、一度に多量の使用や長期間に
わたる連続使用に耐え、安定して高画質の画像を提供し
なければならない。
一方、トナーに求められる性能も現像性ばかりでなく、
定着性、耐オフセット性、クリーニング性、耐ブロッキ
ング性を向上させるためにさまざまな原材料が用いられ
てきている。それに伴い他材料の摩擦帯電量も大きく変
化し、荷電制御剤も単に荷電を「付与する」、すなわち
、上げるという機能だけでは不十分であり、トナーの帯
電量を一定に「制御する」ことが求められ、上記に示し
た他の性能を阻害するものであってはならず、むしろ補
助するものが好ましい。
トナーはいかなる環境下にあっても長期間の使用中にも
常に一定の帯電量に摩擦帯電されるように制御され、そ
の結果として、安定して高画質を与えるものが必要であ
る。従って、従来のトナーでは上記種々の要件を満足で
きなくなってきており、荷電制御剤の改善が必要である
本発明の目的は、温度、湿度等、環境に影響されず安定
した画像を与えるトナーを提供することにある。
本発明の他の目的は耐久性に優れ長期間の連続使用にあ
っても常に安定した画像を与えるトナーを提供すること
にある。
さらに他の目的は、解像力および細線再現性に富む画像
を与えるトナーを提供することにある。
さらに他の目的は、常に高濃度であり、かぶりのない画
像を与えるトナーを提供することにある。
さらに他の目的は、繊細な画像を緻密に現わしグラフィ
ック等の画像をくっきりと現わす画像を提供することに
ある。
さらに他の目的は、低速機、高速機の両方に対応できる
トナーを提供するものである。
さらに他の目的は、長期間の放置でも性能の低下のない
トナーを提供するものである。
[問題点を解決するための手段および作用]本発明は、
樹脂成分100重量部に対して、下記一般式(I)で示
される化合物を0.01〜10重量部含有することを特
徴とする静電荷像現像用トナーである。
[式中、Aはフェニレン残基を表わし、ニトロ基、ハロ
ゲン基または炭素数1〜18個のアルコキシ基を置換基
として有していてもよい。Bはフェニレン残基またはナ
フチレン残基を表わ[1、ニトロ基、ハロゲン基、カル
ボキシル基、アニリド基、または炭素数1〜18個のア
ルコキシ基もしくはカルボキシエステル基を置換基とし
て有していてもヨイ。X、Yは−0−、−COD−、−
S−、tりは−Nl’1−(Rは水素または炭素数1〜
4個のアルキル)を表わす。Mはスカンジウム、チタン
、バナジウム、マンガン、ニッケルまたは亜鉛を表わす
。Cは水素、ナトリウム、カリウム、アンモニウムまた
は有機アンモニウムを表わす。なお、複数個の置換基を
有する場合、それぞれが同じであっても異なっていても
よい。] 本発明者らは、いかなる環境下にあっても安定に負極性
に帯電し、長期間にわたり安定した画像を与えるトナー
を鋭意研究した結果、一般式(I)で示される化合物を
含有するトナーが特に優れていることを発見した。すな
わち、本発明に用いられる一般式(I)で示される化合
物が熱的、時間的に安定であり、吸湿性も少なく、トナ
ーに含有させた場合、低湿下においても電子写真特性の
優秀なトナーを与える、良質な荷電制御剤であることを
見い出して本発明に到達した。
更に、一般式(I)で表わされる化合物は、他の顔料、
染料等の着色材と′共に用いても、それらによって良好
な荷電制御性を阻害されることの少ない荷電制御剤であ
ることも見い出した。
また、本発明に用いられる一般式(I)で示される化合
物を含有したトナーは樹脂中への分散が良好であり、ト
ナー粒子間、またはトナーとキャリア間、−成分現像の
場合のトナーとスリーブなどのトナー相持体との間等の
摩擦帯電量が安定で、かつ摩擦帯電量分布がシャープで
均一であり、使用する現像システムに適した帯電量にコ
ントロールできるトナーとなることが知見された。
更に一般式(I)で表わされる化合物は、着色力が弱い
ため、他の顔料、染料等の着色材と共に用いてカラート
ナーとした際も、鮮明なカラー画像が得られる。
本発明で用いられる一般式(I)で示される化合物をト
ナーに含有させる方法としては、トナー内部に添加する
方法と外添する方法とがある。これらの化合物の使用量
は、結着樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の
有無、分散方法を含めたトナー製造方法によって決定さ
れるもので、一義的に限定されるものではないが、好ま
しくは結着樹脂100重量部に対して0.1〜10重量
部、より好ましくは0.1〜5重量部の範囲で用いられ
る。また外添する場合は、樹脂100重量部に対し0.
01〜10重量部が好ましい。
本発明に用いられる一般式(I)で表わせる化合物は、
公知の方法により金属化可能なアゾ化合物を金属付与剤
で処理することにより得られ、その後の処理条件により
対イオンを変えることかできる。
例えば2−アミンフェノールなジアゾ化し、フェノール
をカップリングさせ、無機マンガン塩で処理した後pH
3以下でろ別し、沈殿物をpH6〜7になるまで洗浄す
れば、化合物(1)が得られる。
化合物(1) 本発明に使用される一般式(I)で示される化合物のそ
の他の具体例としては、例えば次のようなものがあり、
同様の方法で合成される。
化合物(2) 化合物(3) 化合物(4) 本発明で用いられる化合物は、従来公知の荷電制御剤と
組み合わせて使用することもできる。
本発明に使用される着色材としては、任意の適当な顔料
や染料が使用でき、例えばカーボンブラック、鉄黒、フ
タロシアニンブルー、群青、キナクリドン、ベンジジン
イエローなど公知の染顔料が用いられる。
本発明に使用される結着樹脂としては、スチレン、0−
メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレン、
p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレン、p−
エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−
ブチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−
n−へキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p
−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−
n−ドデシルスチレン、等のスチレンおよびその誘導体
;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンなど
のエチレン不飽和モノオレフィン類;ブタジェン等の不
飽和ポリオレフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、
臭化ビニル、フッ化ビニルなどのハロゲン化ビニル類;
酢酸ビニル、プロピオン酪ビニル、ベンジェ酸ビニルな
どのビニルエステル類;メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸−1
−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル%−n
−才りチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸−2
−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリ
ル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミンエチル、メ
タクリル酸ジエチルアミノエチルなどのα−メチレン脂
肪族モノカルボン酸エステル類;アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸
イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリルボーn−オ
クチル、アクリル酸ドデシル、アクリル$−2−エチル
ヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸−2−ク
ロルエチル、アクリル酸フェニルなどのアクリル酸エス
テル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル
、ビニルイソブチルエーテルなどのビニルエーテル類;
ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケトン、メチルイ
ンプロペニルケトンなどのビニルケトン類;N−ビニル
ビロール、トビニルカルバゾール、N−ビニルインドー
ル、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合物;ビ
ニルナフタレン類;アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、アクリルアミドなどのアクリル酸もしくはメタク
リル酸誘導体;アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸
、フマル酸などのカルボキシル基を有するビニル化合物
誘導体;マレイン酸ハーフェステル、フマル酸ハーフェ
ステルの如きハーフェステル;ヤレイン酸無水物、プレ
イン酸エステル、フマル酸エステル誘導体;等のビニル
系化合物である単重合体、共重合体、ポリエステル、ポ
リウレタン、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ロ
ジン、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂
肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、ハロ
パラフィン、パラフィンワックスなどが単独あるいは混
合して使用できる。
特に圧力定着方式に供せられるトナー用の結着樹脂とし
て、低分子ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体、高級脂肪酸、ポリアミド樹脂、ポリエ
ステル樹脂等が単独または混合して使用出来る。
さらに本発明のトナーは、二成分現像剤として用いる場
合にはキャリア粉と混合して用いられる。
本発明に使用しうるキャリアとしては、公知のものすべ
てが使用可能であり、例えば鉄粉、フェライト粉、ニッ
ケル粉などの磁性を有する粉体、ガラスピーズ等及びこ
れらの表面を樹脂等で処理したものなどがあげられる。
さらに本発明のトナーは、潜像を保持するための潜像保
持体と対向する現像剤相持体の現像領域で、現像剤相持
体と潜像保持体との間に交番電界を付与しながら潜像を
非磁性トナーで現像する画像形成方法において、真比重
が6以下でありかつ電気的絶縁性樹脂で被覆されている
磁性粒子によって、現像剤担持体の現像領域に該磁性粒
子の存在量が5〜100mg/cm2どなるように磁気
ブラシを形成し、現像領域で潜像保持体と現像剤担持体
表面および現像剤担持体表面に形成されている該磁気ブ
ラシ表面との間で非磁性トナーを往復させながら潜像を
現像することを特徴とする画像形成方法にも用いられる
また本発明のトナーは更に磁性材料を含有させ磁性トナ
ーとしても使用しうる。本発明の磁性トナーに含まれる
磁性材料としては、マグネタイト、マグネタイト、フェ
ライト等の酸化鉄、及び他の金属酸化物を含む酸化鉄、
Fe、 Go、 Niのような金属、あるいはこれらの
金属とAi’、 Go、 Cu。
Pb、 Mg、 Ni、 Sn、 Zn、 Sb、 B
e、 Bi、 Cd、 Ca、 Mn。
Se、 Ti、 W、 Vのような金属との合金および
その混合物等が挙げられる。これらの強磁性体は平均粒
径が0.1〜2jLm程度でIOK Oe印加での磁気
特性が抗磁力20〜1so 5e、飽和磁化50〜20
0emu/g (好ましくは50〜10100e/g)
 、残留磁化2〜20eIIlu/gのものが望ましく
、トナーに含有される量としては、樹脂成分100重量
部に対し20〜200重量部、特に好ましくは40〜1
50重量部である。
本発明のトナーは必要に応じて添加剤を混合してもよい
。添加剤としては、例えばテフロン、ポリフッ化ビニリ
デン、脂肪酸金属塩等の滑剤;あるいは酸化セリウム、
チタン酸ストロンチウム、炭化ケイ素等の研摩剤;ある
いはコロイダルシリカ、アルミナ等の流動性付与剤、ケ
ーキング防止剤;あるいはカーボンブラック、酸化スズ
等の導電性付与剤;あるいは低分子量ポリエチレンなど
の定着助剤等があり、熱ロール定着時の離型性を良くす
る目的で低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレ
ン、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス
、サゾールワックス等のワックス状物質を0.5〜5w
t%程度加えることも出来る。
本発明に係るトナーを製造するにあたっては、構成材料
をボールミルその他の混合機により充分混合してから、
熱ロール、ニーグー、エクストルーダー等の熱混練機を
用いてよく混練し、冷却固化後、機械的な粉砕、分級に
よって得る方法、結着樹脂溶液中に構成材料を分散した
後、噴霧乾燥することにより得る方法、結着樹脂を構成
すべき単量体に、所定の材料を混合して乳化懸濁液とし
た後に重合させて得る重合法トナー製造法、または、コ
ア材、シェル材から成るいわゆるマイクロカプセルトナ
ーにおいて、コア材あるいはシェル材あるいは両方に所
定の材料を含有させる方法等が応用できる。
本発明のトナーは、トナーの可溶成分の酸価が50以下
であるものが好ましく、より好ましくは25以下である
ものが良い。トナーの可溶成分の酸価が上記以下である
場合には、本発明に用いられる一般式(I)の化合物の
荷電制御作用が最も効果的に(t)iき、より優れた現
像性を示し、高品質の画像を与えることかできる。酸価
が50を超える場合、低部下で帯電量過剰となり、現像
性の低下を起こす。
本発明において酸価の値は試料1gを中和するのに要す
る水酸化カリウムのmgをもって表わされる数値であっ
て、以下のようにして測定される。
可fPH&分2gをトルエン/エタノール=271の混
合溶媒200gに溶解し、フェノールフタレインを指示
薬として0.IN水酸化カリウム溶液で滴定する。
また、本発明の熱定着用トナーにおいては、トナーのテ
トラヒドロフラン可溶成分の分子量がMnが2.000
〜20,000、M賛が50,000〜5,000,0
00 、好ましくは50,000〜3.000.000
であるものが良い。
本発明において、Mw、 Mnの値はゲルパーメーショ
ンクロマトグラフィーによって測定した値から算出した
。測定条件は、温度25°Cで溶媒としてテトラヒドロ
フランを毎分1mI!の流速で流し、試料濃度8 mg
/mi’のテトラヒドロフランの試料溶液を0.5mj
7注入して測定する。なお、カラムとしては、103〜
2 X 106の分子量領域を適確に測定するために、
市販のポリスチレンゲルカラムを複数木組合せるのが良
く、例えば、waters社製のg−8tyragej
! 500.103.104.105の組合せや昭和電
工社製の5hodex A−802,803,804,
805(7)組合せが良い。試料の分子量測定にあたっ
ては、試料の有する分子量分布を、数種の単分散ポリス
チレン標準試料により作製された検量線の対数値とカウ
ント数との関係から算出した。検量線作成用の標準ポリ
スチレン試料としては、例えば、Pressure C
hemicaI!Go、製或いは東洋ツーダニ業社製の
分子量が6 X 102.2.IX 103,4 X 
103゜1.75X 104.5.IX 104.1.
IX 105.3.9X 105゜8.6 X 105
,2 X 106.4.48 X 106のものを用い
、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を用い
るのが適当である。また、検出器にはRI(屈折率)検
出器を用いる。
さらに混練粉砕された熱定着用トナーにおいては、トナ
ー中の樹脂成分のテトラヒドロフラン不溶分が70wt
%以下、好ましくは10〜60wt%、さらに好ましく
はlO〜50vt%であるときに、本発明に用いられる
一般式(I)の化合物がトナー中に良好に分散され、荷
電制御作用が有効に発揮される。テトラヒドロフラン不
溶分が10wt%未満であるときには、本発明に用いら
れる化合物の分散が悪くトナー粒子にばらつきができ、
耐久性に劣す、使用中に濃度低下やかぶりを生じるなど
の問題が起こる場合もある。また70wt%を超えると
きには、定着不良が生じたり混練法を用いる場合に混練
が充分に行なわれない等、製造に問題があるなどの欠点
がある。
本発明でのテトラヒドロフラン不溶分とは、溶剤に対し
て不溶性となったポリマ一部分の割合である。テトラヒ
ドロフラン不溶分とは以下のようにして測定された値を
以って定義する。すなわち、トナーを一定重量(W+g
)秤り取り、円筒濾紙(東洋性紙製No、 116R)
を用いてソックスレー抽出器で抽出して、その重合体中
の可溶成分を溶媒により取り除き、さらに抽出されずに
残った試料を乾燥後秤量する(W2g)。
トナーに含まれる磁性体、シリカ等の固体成分の重量を
W3とすると、溶媒不溶分は W?−W3 □X100(%) として計算される。このような溶媒としては、例えばテ
トラヒドロフランが適当で、ここでは約6時間抽出した
[実施例] 以下本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものはない。なお、以
下の配合における部数はすべて重量部である。
実施例1 」二記材料を予備混合した後、150°Cに熱した2本
ロールで混練し、冷却後カッターミルで粗粉砕し、ジェ
ット気流を用いた微粉砕機にて粉砕し、さらに風力分級
機を用い分級して体積平均粒径11gmの微粉体を得た
。これを疎水性コロイダルシリカ0.4部とよく混合し
、トナーNo、1を得た。このトナーNo、1の物性に
ついては表1に示す。
このトナーを市販の電子複写機(商品名NP−250R
Eキャノン製品)にて、常温常湿下、連続30.000
枚の複写テストを行なった結果、安定して原稿に忠実な
画像が得られ、濃度も1.25〜1.42を維持し、カ
ブリの無い鮮明な画像が得られた。更に10℃、10%
RHの低温低湿下、30℃、80%RHの高温高湿下に
おいても同様の結果が得られた。
なお、帯電量は、トナー1gと鉄粉キャリア(200/
300mesh ) 9 gを精秤して充分混合後、ブ
ローオフ(東芝ケミカル社製TB−200)にて測定し
た。
実施例2 上記材料を用いる外は実施例1と同様な方法でトナーN
002を得た。トナーN082の物性については表1に
示す。
市販のレーザービームプリンター(商品名LBP−C:
Xキャノン製品)にて1枚/20秒の間欠プリントアウ
トテストを3,000枚行なった結果、濃度が1.23
〜1.39でカブリの無い鮮明な画像が得られた。さラ
ニ15℃、10%RH下、35℃、80%RH下テノ同
様のテストを行なったところ、同様の結果が得られた。
実施例3 上記材料を用いる外は実施例1と同様の方法でトナーN
o、3を得た。トナーNo、3の物性については表1に
示す。
平均粒径50〜80ILI11の鉄粉キャリア100部
に対し、トナーNo、3を5部の割合で混合して現像剤
とした。この現像剤を用い、市販の電子複写機(商品名
NP−5000、キャノン製)にて5,000枚の複写
テストを行なったところ、安定して階調性に優れた鮮明
な青色画像が得られた。さらに、lOoC、10%RH
下、30°C280%RH下での各環境でも同様に優れ
た画像が得られた。
実施例4 上記材料を用いる以外は、実施例工と同様な方法でトナ
ーN004を得た。トナーNo、4の物性については表
1に示す。
該トナーを、実施例3と同様にして複写テストを行なっ
たところ、各環境下において、同様に鮮明でカブリの無
い赤色画像が得られた。
比較例1 化合物(1)の代わりに下記ジメチルサリチル酸クロム
錯体 を2部用いる他は、実施例1と同様な方法でトナーN0
05を得た。
実施例1と同様の複写テストを行なった結果、常温常湿
下においては、実施例1と同様に良好であったが、低温
低湿及び高温高湿の環境下では、若干の濃度低下(1,
08〜1.21)とカブリが見られ、特にトナー補給時
に顕著であった。
(以下余白) 比較例2 化合物(4)の代わりに下記ジエチルサリチル酸クロム
錯体を を1部用いる他は、実施例4と同様な方法でトナーN0
16を得た。
実施例4と同様の複写テストを行なったところ、若干く
すんだ赤色画像が得られた。画質的には、常温常湿下及
び高温高湿下においては良好であったが、低温低湿下で
はトビチリとカブリの目立った画像であった。
(以下余白) [発明の効果] 本発明のトナーは従来公知の手段で、電子写真、静電記
録及び静電印刷等における静電荷像を顕像化するための
現像用には全て使用できるもので、下記のような優れた
効果を発するものである。
■ トナー粒子間の摩擦電荷量が均一であり、かつ電荷
量の制御が容易である。また長期連続使用中あるいは環
境に依存して摩擦電荷量がバラツキまたは減少すること
がなく、安定なトナーである。
■ 湿度に影響されることがなく、高湿下においても低
湿下においても安定した画像を与えるトナーである。
■ 温度に影響されることがなく、安定した画像を与え
るトナーである。
■ 耐久性に優れ、長期間連続使用されても常に安定し
た画像を与えるトナーである。
■ 解像力に優れ、常に高濃度でかぶりのない高品質の
画像を与えるトナーである。
■ 一般式(1)で表わされる化合物は、着色力が弱い
ため、他の顔料等の着色材と共に用いてカラートナーと
した際も、鮮明なカラー画像が得られるトナーである。
■ 階調性に優れた画像を与えるトナーである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂成分100重量部に対して、下記一般式(
    I )で示される化合物を0.01〜10重量部含有する
    ことを特徴とする静電荷像現像用トナー。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aはフェニレン残基を表わし、ニトロ基、ハロ
    ゲン基または炭素数1〜18個のアルコキシ基を置換基
    として有していてもよい。Bはフェニレン残基またはナ
    フチレン残基を表わし、ニトロ基、ハロゲン基、カルボ
    キシル基、アニリド基、または炭素数1〜18個のアル
    コキシ基もしくはカルボキシエステル基を置換基として
    有していてもよい。X、Yは−O−、−COO−、−S
    −、または−NR−(Rは水素または炭素数1〜4個の
    アルキル)を表わす。Mはスカンジウム、チタン、バナ
    ジウム、マンガン、ニッケルまたは亜鉛を表わす。Cは
    水素、ナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは有機
    アンモニウムを表わす。なお、複数個の置換基を有する
    場合、それぞれが同じであっても異なっていてもよい。 ]
JP62118882A 1987-05-18 1987-05-18 静電荷像現像用トナ− Granted JPS63284562A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950449A (ja) * 1982-09-17 1984-03-23 Ricoh Co Ltd 静電荷像現像用トナ−及びその製造方法
JPS61162056A (ja) * 1985-01-12 1986-07-22 Canon Inc 静電荷像現像用トナ−
JPS63217363A (ja) * 1987-03-05 1988-09-09 Konica Corp アゾ系金属錯体を含有する静電潜像現像トナ−

Patent Citations (3)

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JPH0545953B2 (ja) 1993-07-12

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