JPS6328432Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6328432Y2
JPS6328432Y2 JP11805281U JP11805281U JPS6328432Y2 JP S6328432 Y2 JPS6328432 Y2 JP S6328432Y2 JP 11805281 U JP11805281 U JP 11805281U JP 11805281 U JP11805281 U JP 11805281U JP S6328432 Y2 JPS6328432 Y2 JP S6328432Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
dew condensation
fixing device
metal roller
detection means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11805281U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5823360U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11805281U priority Critical patent/JPS5823360U/ja
Publication of JPS5823360U publication Critical patent/JPS5823360U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6328432Y2 publication Critical patent/JPS6328432Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力定着装置に関し、詳細には、画
像形成装置内に生じ得る露結を防止する手段を有
する圧力定着装置に関する。
従来圧力定着装置の金属ローラの表面の露結を
防止するために圧力定着装置を加温するヒーター
を終夜通電する方法が用いられてきた。しかしこ
れは、複写装置を使用しない夜間及びローラが露
結しない条件でも通電されるため電力のムダであ
る。
さらには、圧力定着用の比較的融点の低いトナ
ーがローラに付着したまま固着してしまう可能性
があり、これをなるべく少なくする必要がある。
また圧力定着器のように圧力の大きい装置におい
て、上記方法によつてローラ成分の金属の伸縮を
繰り返すことは構成上好ましくないことである。
本考案の目的は圧力定着装置に用いられる熱容
量の大きい金属ローラ等の回転体の表面に生じが
ちな露結を防止することにある。さらには、露結
によつて生じる各種の現象、例えば定着時トナー
が転写材表面から金属ローラ表面に転移するいわ
ゆるオフセツト、また転写材が吸湿することによ
つて生じる定着不良、ローラ間の摩擦が小さくな
つて生じるローラの変音、転写材のぬれ、これに
伴う搬送不良等の現象を防止することにある。ま
た電気エネルギーの損失の少ない露結防止を達成
する手段を有する圧力定着装置を提供することに
ある。
上記目的を達成する本発明は第1、第2回転体
間にトナー像を支持した支持材を通過させてトナ
ー像を支持材に圧力定着させる圧力定着装置にお
いて、回転体の温度を検知する第1の検知手段
と、雰囲気の温度を検知する第2の検知手段と、
回転体の露結を防止する露結防止手段と、を有
し、この露結防止手段は、第1及び第2の検知手
段両方の検知結果に基づき作動されることを特徴
とするものである。
第1図に本考案の一実施例を示す。
図中、1,2は金属ローラであり、その表面は
硬質クロームメツキで覆われている。この一対の
金属ローラは図示しない加圧手段によつて5〜40
Kg/cmの圧力が印加され、やはり図示していない
駆動手段によつて、矢印方向へ駆動されている。
トナー転写材はトナー像を支持した後搬送手段
(不図示)によつて送られ、案内ガイド4に導か
れてローラのニツプへと進入する。金属ローラ2
の表面をクリーニングするために、及びトナーが
転写材から金属ローラ表面にオフセツトするのを
防止するため離型剤を含ませたフエルト部材3を
金属ローラ表面2に押し当てている。この金属ロ
ーラ1,2が形成するニツプ部を通過した転写材
は分離爪5によつて金属ローラから剥離される。
さて、上記構成の加圧式定着装置においては露
結発生の大きな要因となるものは、第1に被検知
部材の一つ、即ち定着用の金属ローラ表面の温度
と、その周囲の大気或いは気体の温度との差、第
2にその大気或いは気体の温度における飽和水蒸
気圧と現含有水蒸気量との関係がある。
一般に露結が発生する条件としては、安全率を
大きくとつて考えてみても被検知部材の表面温度
が、外周の温度と格別の差を有してしまう時が非
常に多い。
従つて本実施例では、金属ローラ2の表面に接
触配置して金属ローラ表面温度を検知する測温素
子11と、その近傍に設け、金属ローラ2の周囲
雰囲気温度を検知する検知手段7を配設してい
る。そして、これら測温素子11、検知手段7か
らの信号は、比較制御手段12に入力される。こ
の比較制御手段12には、金属ローラ表面温度に
対応する危険条件を所定の安全度で設定した基準
値がプログラム(前もつて定着ローラの材質に対
し露結発生条件を実験して求めたもの又は、後述
のように温度差を5〜10度にしたもの)されてお
り、その基準値を周囲の環境が越えた時初めて、
定着装置に設けられた発熱素子6を通電し、作動
せしめる。この発熱素子6は、自己温度制御機能
を有し、露結発生条件が十分回避できる状態にも
どされるまで作動する。又、この発熱素子6は、
図中の如く金属ローラ近傍に設けても良いが、よ
り好ましくはそのローラ表面内部又は外部近接状
態に設けることが好ましい。又、さらに好ましく
は、発熱素子が発熱作動する際は、温度均一化を
より効率的にし、露結危険度をより低下させるた
めに、金属ローラを回動せしめることがさらに好
ましい実施例となる。従つて、検知素子7の信号
によつて初めて発熱素子6を作動させて、露結を
防去、除去できる。
第2図は、上記発熱素子6の代わりになる別の
加熱手段の一例を示すもので、他の構成は第1図
と同様のものである。検知手段7からの出力は、
出力制御手段13(スイツチング機構Aと信号判
別手段Bを有している)に伝達され、露結発生状
態回避命令が発せられると、ヒータ9および送風
器10に動力エネルギーと電気エネルギーとを与
える。8はヒータ9に連結されているパイプの開
口である。上記の熱風供給装置によつて熱風を開
口8から金属ローラ表面に送風して急速に金属ロ
ーラ表面の露結の発生危険状態を解消できる。
第3図は、上記比較等による露結発生危険度解
消信号を発生する条件を決める一実施例のブロツ
クダイアグラムで露結をおこす可能性がある環境
にある時露結を事前に防止するための検知パター
ンである。
14は金属ローラ1,2表面等の被検知部材の
温度Tを検知する温度検知手段で、15は室温
TRを測定する検知素子である。16は金属ロー
ラ表面の温度Tと室温TRの差(TR−T)を求め
る比較手段でその信号を制御手段21へ送る。制
御手段17は(TR−T)がある一定温度T0以上
になると加温手段18に通電を開始するように制
御する。加温装置への通電は金属ローラ表面の温
度が(TRT0)まで上昇すると、切れる。温度差
T0は5℃乃至10℃の範囲で選択するように制御
すればよい。
以上説明したように露結が生じる可能性のある
環境にある時にだけ加温装置に通電することによ
つて電力を節約することができる。また露結発生
を合理的に適時防止することによつて、転写材の
ぬれ、オフセツト、変音、分離不良、定着不良等
の現象を防止することができる。また、上記のよ
うにすることで特に寒冷時に暖房し、定着ローラ
の温度が室温についていけず冷却されたまま室内
の湿度が高くなつて露結する可能性があるおそれ
のある時に金属ローラを加温して露結を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、夫々別の本考案の一実施例
の説明図、第3図は、本考案の別の一実施例のブ
ロツクダイヤグラム図である。 1,2は金属ローラ、6は加熱素子、7は検知
手段、8は開口、9はヒータ、10は送風器、1
1は測温素子、12は比較制御手段、13は出力
制御手段、14は温度検知手段、15は検知素
子、16は比較手段、17は制御手段、18は加
温手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1、第2回転体間にトナー像を支持した支持
    材を通過させてトナー像を支持材に圧力定着させ
    る圧力定着装置において、 回転体の温度を検知する第1の検知手段と、雰
    囲気の温度を検知する第2の検知手段と、回転体
    の露結を防止する露結防止手段と、を有し、この
    露結防止手段は、第1及び第2の検知手段両方の
    検知結果に基づき作動されることを特徴とする圧
    力定着装置。
JP11805281U 1981-08-08 1981-08-08 圧力定着装置 Granted JPS5823360U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11805281U JPS5823360U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 圧力定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11805281U JPS5823360U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 圧力定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5823360U JPS5823360U (ja) 1983-02-14
JPS6328432Y2 true JPS6328432Y2 (ja) 1988-08-01

Family

ID=29912193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11805281U Granted JPS5823360U (ja) 1981-08-08 1981-08-08 圧力定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5823360U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286490U (ja) * 1988-12-16 1990-07-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5823360U (ja) 1983-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6223077A (ja) 定着装置の異常温度防止装置
JPS6328432Y2 (ja)
CA2038263A1 (en) Image recording apparatus
JPS5988771A (ja) 複写機の定着部における温度制御装置
JPS6236224B2 (ja)
JPS6049910B2 (ja) 接触加熱型ロ−ラ定着器の加熱安全装置
JPS5760362A (en) Toner image fixing device
JPS61204666A (ja) 熱ロ−ル定着装置
JPS5855384Y2 (ja) 電子複写機における熱定着装置
JPH0624846Y2 (ja) 電子写真式記録装置
JP3443716B2 (ja) 画像形成装置
JPH0527648A (ja) 定着装置
JPS6076758A (ja) 電子複写機の結露防止装置
JPH0248903B2 (ja) Teichakusochi
JPS578556A (en) Image forming apparatus
JPS60144775A (ja) 定着装置
JPH02208681A (ja) 静電記録装置
JPH0546043Y2 (ja)
JPS5917449A (ja) ロ−ル紙送り装置
JPH08262920A (ja) 熱定着装置
JPS57141671A (en) Fixing device
JPH0140349B2 (ja)
JPS60169664U (ja) 複写機の熱定着装置
JP3105648B2 (ja) 定着装置
JPH0321913B2 (ja)