JPS63284318A - 高強度pcパイル - Google Patents

高強度pcパイル

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JPS63284318A
JPS63284318A JP12073087A JP12073087A JPS63284318A JP S63284318 A JPS63284318 A JP S63284318A JP 12073087 A JP12073087 A JP 12073087A JP 12073087 A JP12073087 A JP 12073087A JP S63284318 A JPS63284318 A JP S63284318A
Authority
JP
Japan
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strength
pile
relaxation
steel
admixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP12073087A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Kuramoto
倉本 庄治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitani Sekisan Co Ltd
Original Assignee
Mitani Sekisan Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、低リラクセーションPC鋼棒を使用し、強
度を増強し、PC鋼棒の使用倒を低減させることを目的
とした高強度PCパイルに関するものである。
(従来の技術) 従来、低リラクセーションPC鋼棒が提案され(特開昭
58−157921号)、これを利用した高強度PCパ
イルも提案されている(特開昭59−213816号)
(発明により解決すべき問題点) 従来知られていた高強度PCパイルは、低リラクセーシ
ョンPC鋼棒を緊張状態でコンクリート中に埋設し、高
圧高温蒸気養生し、有効プレストレス[50/ry/a
!以上としたものである。
従来のPCパイルはその製造工程中に生じる応力損失を
見込んで、製品に所定量の有効プレストレスが残るよう
に、必要な初期緊張力を設定し、これに必要なPC鋼棒
の配筋本数を決定している。
そこで応力損失が少なければ、それだけPC鋼棒の使用
且を減少させることができることになるので、応力損失
低下の技術は工業上大きな効果があるとされ、研究され
ている所である。前記公知の技術においては、低リラク
セーションPC鋼棒を用いた為に、当該鋼棒を用いる前
の技術に比し、相当の効果をあげるものと認められる。
然し乍ら、高圧高温蒸気養生を必須要件としている為に
、PCvA棒のりラクセーションが比較的大きく生じ易
くなる(低リラクセーションPC鋼棒であっても低温時
より大きい値となる)問題点があった。尚、高圧高温蒸
気養生はコンクリート強度を増強する為の有力な手段で
あるが、コンクリート強度の増強とPC鋼棒のりラクセ
ーションを小さくすることが相反するという問題点があ
った。
(問題点を解決する為の手段) 然るにこの発明は、コンクリートに混和材を混入し、常
圧蒸気養生によって、コンクリート強度の増強を図り、
かつPC鋼棒のリラクセーション低下を最小限に止める
など、前記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの発明は、低リラクセーションPC鋼棒を軸筋と
し、この軸筋を緊張状態で普通ポルトランドセメントに
骨材および混和材を混合したコンクリート中に埋設し、
常圧蒸気養生し、有効プレストレス吊を50 Kl/ 
ci〜160 Kg/ ciとして高強度PCパイルを
構成した。前記において、低リラクセーションpcm棒
としては、炭素量0.27〜0.4%、硅素昂1.50
へ・2.00%、マンガン0.6〜0.90%を含む鋼
棒であって、焼もどし時にひずみ付加の温間加工を施し
たものである。
次に混和材Σ1000(電気化学工業株式会社製)は次
表の成分である。
表  1 また使用セメントは普通ポルトランドセメントであるが
、比重≧3.14、比表面積(ci/g>≧3000、
凝結始発(hn−m) ≧1〜30、凝結終結≧4〜1
00、圧縮強さくC1)3日で≧100.7日で≧20
0,28日で≧400となっており、強熱減量(■gl
oss%)≦1.0、M(70(%)≦3.0.S○2
(%)≦3.0となっている。
この発明における効果発現の理由について考察するに、
実験所見によれば半径が1400Å以上の大きな空隙が
極端に減少し、全空隙餠も減少して密実化が促進されて
いるが、材令に従って半径140Å以上の細孔が激減し
、全細孔母も減少している。元来脆性多孔体の空隙率と
強度の関係については、Ryshhewetchの実験
式が通用され、σ−σo −exP (−bP)但しσ
:空隙率Pの時の硬化体強度、−b:定数、σo:P=
0の時の理想強度が示される。この式は空隙率Pが減少
することによって指数関係的に強度が増大することを表
わしておりΣ1000”の超高強度発現効果は生成する
空隙占有率の大きいエトリンガイトによって硬化体の空
隙率を減少させる効果によるものであることが示されて
いる。
エトリンガイトを多量に生成し、凝結硬化するPcAの
レギュレーテツドセメントでも実証されているように、
エトリンガイト自身大きな強度を有していることも超高
強度発現効果の一囚子になっているものと考えられ、エ
トリンガイトだけの圧縮成型体で約100100O/r
fflの超高強度が得られることも知られている。
次に従来知られている低リラクセーションPC鋼棒の高
温高圧養生によるロスは180℃加熱の場合に、B挿植
で23%、C種杭で25%とされている。一方常圧蒸気
養生によるロスは、75℃の場合にB挿植で17%、C
種杭で21%とされている。従ってオートクレーブ養生
と、蒸気養生とを単純に比較するとロスが4%〜6%相
違することが判明した。比較実験の結果は次表の通りで
ある。
表2 そこで蒸気養生の製品がオートクレーブ養生の製品に匹
敵する強度を有することになれば、前記養生の相違によ
り少なくなるロスを有効に利用すれば、同一鉄筋量の場
合には強度が大きくなり、同一強度にすれば、鉄筋量を
節約することができる。
(発明の作用) この発明によれば、低リラクセーションPC鋼棒を、混
和材を配合したコンクリート中に埋設し、所定のストレ
スを導入して成形したパイルを蒸気養生したので、必要
な強度のコンクリートパイル製品となるが、養生ロスが
低減することが認められた。
(実施例) 次にこの発明の実施例について説明する。
炭素量0.27%〜034%、硅素量1.50〜2.0
0%、マンガン0.6〜0.9%を含む鋼線を熱間圧延
後、所定の製造工程を経て、最終工程である焼戻し中に
温間矯正を施した鋼棒を軸筋とし、この軸筋を同一円周
上に配して、その外側に螺旋鉄筋をスポット溶接し、前
記鉄筋を緊張状態で混和材入りコンクリート中に埋設し
、75℃の蒸気養生した有効プレストレスm50Kg/
ci以上の高強度PCパイルを成形した。
前記コンクリートは、普通ポルトランドセメントと混和
材とに通常のコンクリートパイル用骨材を混入したもの
である。前記コンクリートパイルを常圧蒸気養生(75
℃)して脱型した所、材令1日でa=750〜7608
!J/ci、Fc=4.0X106Ar5F/d以上、
材令7日でσ7=940〜950Kg/ciとなった。
前記混和材としては、5iO26〜20%、Al203
5%以下、Fe2022%以下、Ca。
31〜41%、SO343〜53%、比重2.5以上の
物を使用した。
この発明においては、低リラクセーシヨン鋼棒を軸筋と
して使用するが、その成分中に3iの含有値が少なけれ
ば、低リラクセーションとなることが知られている。例
えば表2のように、高温(180℃)リラクセーション
値はSi0.5%で17%、Si1.0%で14%、S
i1.5%で12.7%とされている。これに対し、低
温(75℃)リラクセーション値はSi0.5%で0%
、Si1.0%で0%、Si1.5%で0%となってお
り、低温の場合の方がはるかに有利なことが判明してい
る。
(発明の効果) 即ちこの発明によれば、低リラクセーションPC鋼棒を
用いた軸筋を通常の要領によって緊張して混和材入りコ
ンクリート中へ埋設し、脱型後常圧蒸気養生した所、低
リラクセーションの高強度PCパイルを得た。従って従
来知られていた低リラクセーションの高強度PCパイル
の使用&[を低減すべく改善したもので、同一強度で鋼
■の少ないPCパイルを得ることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低リラクセーションPC鋼棒を軸筋とし、この軸筋
    を緊張状態で普通ポルトランドセメントに骨材および混
    和材を混合したコンクリート中に埋設し、常圧蒸気養生
    し、有効プレストレス量を50Kg/cm^2〜160
    Kg/cm^2としたことを特徴とする高強度PCパイ
    ル 2 低リラクセーションPC鋼棒は炭素量0.27〜0
    .4%、硅素量1.50〜2.00%、マンガン0.6
    0〜0.90%を含む鋼棒であって、焼もどし時にひず
    み付加温加工を施した特許請求の範囲第1項記載の高強
    度PCパイル 3 混和材はSiO_26〜20%、Al_2O_35
    %以下、Fe_2O_32%以下、CaO_31〜41
    %、SO_343〜53%を含むものとした特許請求の
    範囲第1項記載の高強度PCパイル
JP12073087A 1987-05-18 1987-05-18 高強度pcパイル Pending JPS63284318A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5858316A (ja) * 1981-10-01 1983-04-06 Asahi Chem Ind Co Ltd Pcコンクリート製品の製造方法
JPS594008A (ja) * 1982-06-14 1984-01-10 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 密封したガラスカプセルに入れたセラミツクコンデンサ
JPS594008B2 (ja) * 1981-02-06 1984-01-27 阿部 総一 ねじり貫入式pcらせん杭の製作法および構造
JPS59213816A (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 Asahi Chem Ind Co Ltd 高強度pcパイル

Patent Citations (4)

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