JPS63283312A - プリセット型電子同調受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリセット形電子同調受信機に関する。

〔従来の技術〕

従来、ラジオ受信機の・−例としてＰＬＬシンセサイザ
方式のプリセット形電子同調受信機が知られている。

このプリセット形電子同調受信機は、複数あるプリセッ
トキーのいずれかが押されたとき、この押されたプリセ
ットキーに対応した放送局の電波を選択的に受信する。

また、このプリセット形電子同調受信機は、プリセット
キーの押下信号の長短に応じて記憶部に対し受信周波数
の呼び出しと書き込みのいずれかの処理を選択して行な
う。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、このような従来のプリセット形電子同調受信
機では、１度プリセットキーを押すと記憶されている周
波数を呼び出すかあるいは受信中の電波に対応した周波
数を記憶部に目き込むかのいずれかの処理を行なってし
まう。このため、誤ってプリセットキーを押したとぎな
どにこれをキャンセルして元の状態に戻すことができず
操作性が悪いという問題点があった。

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、プリセ
ットキーの誤操作を適切にキャンセルできて操作性が良
いプリセット形電子同調受信機を提供することを目的と
する。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、ブリせットキーに
対応した格納エリアを有する記憶手段と、プリセットキ
ーの操作信号を受けて所定時間を経過すると、時限指定
された書き込みモードを設定し、この書き込みモード時
に前記プリセットキーの操作停止信号を取込んで前記格
納エリアに周波数信号を格納する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。

（実施例〕 第１図は本発明の一実施例のプリセット形電子同調受信
機を示すブロック図である。

このプリセット彫型ｆ同調受信機は、操作ｔ′＆１と、
表示部２と、制御手段としてのコントロール部３と、記
憶手段としてのメモリ４と、ＰＬＬシンセサイザ部５と
、デユープ部６と、オーディオアンプ７と、スピーカ８
とを備えており、アンテナ９で受信された各放送局の電
波信号から電子同調方式によって受信局の電波信号を選
択し、これを復調してスピーカ８から音声出力する。

操作部１は、第２図に示すように装置本体部の前面パネ
ル２０に配設されており、周波数を繰上げたりあるいは
繰下げたりする時に押される周波数アップダウンキー１
１と、ＦＭあるいはＡＭなどのバンドを切替える時に押
されるバンドキー１２と、選局データを書き込む時や受
信局を指定する時に押され、かつ１″乃至“６″の数字
をそれぞれに付した６個のプリセットキー１３とを備え
ており、これら各キーが押されたとき、それぞれのキー
に対応した押下信号をコントロール部３へ供給するとと
もに、押下が解かれたときコントロール部３へ操作停止
信号を供給する。なお、プリセットキー１３それぞれに
隣接して表示素子１４が配設されている。表示素子１４
はプリセットキー１３の押下動作に連動して点灯１点滅
する。

表示部２は前面パネル２０に配設されており、ｌ　Ｅ　
Ｄ等の表示素子を備え、コントロール部３を介して周波
数アップダウンキー１１の押下信号を受けて周波数の表
示を行なう。

メモリ４は、プリセットキー１３のそれぞれに対応した
格納エリアＡ（それぞれの格納エリアをＡ１．Ａ２．・
・・、Ａ６とする）を備えている。プリセットキー１３
を押すと対応する格納エリアＡにおいて周波数信号の書
き込みや呼び出しが行なわれる。

ＰＬＬシンセサイザ部５は、コントロール部３から供給
される選択データに応じた周波数信号を発生するように
構成されており、この周波数信号をチューナ部６のυｌ
ｔＩＩｍ子６１に供給する。

チューナ部６は、電子同調回路や、高周波増幅回路、ミ
キシング回路、中間増幅回路、低周波増幅回路等を備え
ており、アンテナ９から供給される電波信号のなかから
υ＋ｉ端子６１に取込んだ周波数信号に対応した電波信
号を選択するとともに、これをＩ調してオーディオアン
プ７に供給する。

オーディオアンプ７は、チューナ部６から転送された電
波信号を増幅しスピーカ８に供給して音声出力させる。

コントロール部３はマイクロプロセッサと、このマイク
ロプロセッサを動作させるためのプログラムや各種の定
数デ一台等が格納されたＲＯＭと、前記マイクロプロセ
ッサの作業エリアとなるＲＡＭと、時間を計測するタイ
マ部と、あらかじめ第１の基準時間Ｔ１　（具体的には
本実施例では２秒とする）、第２の基準時間Ｔ２　（具
体的には本実施例では３秒とする）を設定しである基準
データ格納部とを備えており、操作部１の押下信号に基
づいて回路各部を制御する。この場合、コントロール部
３は、プリセットキー１３の押下信号を受信すると、対
応する表示素子１４を点灯させるとともに、呼び出しモ
ードを設定し、同時に時開計測を開始し、第１の基準時
間Ｔ１が経過すると呼び出しモードを解除して書ぎ込み
モードを設定し、同時に表示素子１４を点滅表示させる
。さらに、コントロール部３は、第１の基準時間Ｔ１経
過後の書き込みモード時にプリセットキー１３の操作停
止信号を受信すると、このプリセットキー１３に対応す
る格納エリアＡに周波数信号を格納し、また、第１の基
準時間Ｔ１経過時から第２の基準時間Ｔ２が経過すると
占ぎ込みモードを解除して初期状態に復帰する。なお、
本実施例ではプリセットキー１３の押下信号受信時から
第１の基準時間Ｔ１が経過した時点を起点として第２の
基準時間Ｔ２の時間制限を行なって書き込みモードを設
定している。

以上のように構成されたプリセット形電子同調受信機の
動作について第３図のフローチャートを参照して以下説
明する。

まず、バンドキー１２および周波数アップダウンキー１
１を操作し、プリセットしておきたい周波数を表示部２
に表示する。

次に、プリセットキー１３のうちいずれか（本実施例で
は“１′°の表示のあるプリセットキー１３とする）を
押す（ステップ（以下Ｓ′「という）１）と時間引測を
開始し、このプリセットキー１３を押し続けてオフしな
い状態のままで（Ｓｒ１　）　、７１４１　（７）ｌ＊
ＲＩｉｌＴ＋が経過スルト（Ｓｒ３）、コントロール部
３は占き込みモードを設定しく５Ｔ４）、再び時間計測
を開始するとともに対応する表示素子１４を点滅させる
（　Ｓ　Ｔ　５　）。

この書き込みモードにおいて、第２の基準時間Ｔ２が経
過するまでの間に（Ｓｒ６．５Ｔ７）、押していたプリ
セットキー１３から指を離すと、コントロール部３は先
に選定されて表示部２が表示している周波数信号を格納
エリアＡ１に書き込み（Ｓ−［８）、“１″のプリセッ
トキー１３に対応した表示素子１４に点灯信号を送って
点灯し、・周波数信号がプリセットされたことを表示さ
せ（Ｓｒ１）、ＩＩ　１１１のプリセットキー１３に対
応した格納エリアＡ１への周波数信号の書き込みを終了
する。

以下、上述と同様にして他のプリセットキー１３に対応
した格納エリア八への周波数信号の書き込みを行なう。

なお、書き込み可能な状態になった（Ｓｒ４）侵、押し
ていたプリセットキー１３から指を離さないまま第２の
基準時間Ｔ２を経過すると（Ｓｒ６．５Ｔ７）、コント
ロール部３はよぎ込み可能状態を解除して初期状態に復
帰し、プリセットを示す点灯表示を行なわない（ＳＴ１
０．８Ｔ１１）。なお、このように第２の基準時間Ｔ２
を経過して書き込み可能状態を解除することにより、誤
ってプリセットキー１３を操作してしまっても不要な処
理動作を経ることなく初期状態に復帰するので操作性が
高くなる。

以上のようにしてメーモリ４に対しプリセットキー１３
それぞれに対応した周波数信号を書き込んだ後、プリセ
ットキー１３（本実施例では“３”のプリセットキー１
３とする）を押しく５Ｔ１）、この後、第１の基準時間
Ｔ１以内に指をｌｌｌ１すと３”のプリセットキー１３
はオフして（Ｓｒ１）、呼び出し信号をコントロール部
３へ送る。

この呼び出し信号に応じてコントロール部３は格納エリ
アＡ３から周波数信号を呼び出しく５Ｔ１２）、プリセ
ットキー１３に対応した表示素子１４を点灯して表示さ
せる（ＳＴ１３）。そして、コントロール部３は呼び出
した周波数信号をＰＬＬシンセサイザ部５を介してチュ
ーナ部６へ送り、チューナ部６に周波数信号に対した電
波信号を選択させる。チューナ部６で選択された電波信
号はオーディオアンプ７で増幅され、スピーカ８で音声
に変換されて出力される。

また、他のプリセットキー１３による呼び出しも上述と
同様にして行なわれる。

なお、本実施例では表示索子１４をプリセットキー１３
に隣接して配置した場合を例にしたが、プリセットキー
１３を照光式にして内部に表示素子１４を収納してもよ
い。こうすることにより装置がコンパクトになり、また
、プリセットキー１３と表示素子１４との対応がより明
確になる。

また、本実施例ではメモリ４を別個に設けた場合を例に
したが、コントロール部３に収めるようにしてもよい。

また、プリセットキー１３を押し、この押下状態を第１
の基準時間Ｔ１および第２の基準時間Ｔ２が経過した後
も継続した時、プリセットキー１３に対応する格納エリ
アＡに書ぎ込まれている周波数信号を一時的に呼び出し
第３の基準時間（Ｗ４えば５秒間）受信状態にし、その
後初期状態に復帰するようにしても良い。こうすること
によってプリセットキー］３に対応して格納されている
周波数信号を容易に確認できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、プリセットキーを操作
して所定時間を経過すると、占き込みモードを設定して
書き込みを行なえる一方、書き込みモードが時間ｔｉｌ
＋限されており、この時間が経過すると初期状態に復帰
するのでプリセットキーの誤操作を手際良くキャンセル
できて操作性が良くなるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のプリセット彫型ｆ同調受信
機を示すブロック図、第２図は同プリセット形電子同調
受信機の前面パネルを示す模式図、第３図は同プリセッ
ト形電子同調受信機の動作例を示すフローチャートであ
る。 １・・・操作部、３・・・コントロール部、４・・・メ
モリ、１３・・・プリセットキー、Ａ、Ａ１．・・・、
Ａ６・・・格納エリア。 Ｊｉ　１　区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プリセット形電子同調受信機において、プリセットキー
   に対応した格納エリアを有する記憶手段と、前記プリセ
   ットキーの操作信号を受けて所定時間を経過すると、時
   限指定された書き込みモードを設定し、この書き込みモ
   ード時に前記プリセットキーの操作停止信号を取込んで
   前記格納エリアに周波数信号を格納する制御手段とを備
   えたことを特徴とするプリセット形電子同調受信機。