JPS63281479A - 半導体受光素子 - Google Patents

半導体受光素子

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Publication number
JPS63281479A
JPS63281479A JP62114589A JP11458987A JPS63281479A JP S63281479 A JPS63281479 A JP S63281479A JP 62114589 A JP62114589 A JP 62114589A JP 11458987 A JP11458987 A JP 11458987A JP S63281479 A JPS63281479 A JP S63281479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inp
layer
ingaas
mum
carrier concentration
Prior art date
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Pending
Application number
JP62114589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Nagatsuma
一之 長妻
Kazuhiro Ito
和弘 伊藤
Ichiro Fujiwara
一郎 藤原
Hiroshi Matsuda
広志 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はInPを増倍層、InGaAsを光吸収層とす
るアバランシェ・フォト・ダイオード(以下APDと記
す。)に係り、特に応答速度が速く、周波数特性の良好
な素子層構造を有するAPDに関する。
〔従来の技術〕
InPを増倍層、InGaAsを光吸収層とする、AP
DではI n P /InGaAs界面に、両材料のパ
ンドギャップ差に基づく、エネルギー障壁が存在する。
この障壁に、光励起によって生じた正孔が一度蓄積され
た後、再度放出されると、遅れ時間を生じ、応答速度の
劣化2周波数特性の低下をもたらす。従来、この欠点を
改善する方法の一つとしては、エレクトロニクス、レタ
ーズ、 1983年7月7日、第19巻、第14番、5
34頁から536頁(Electronics Let
ters The July 198319 。
Nα14.pp534−536)に記載されている。
これは、I n P / InGaAsヘテロ界面に、
エネルギーギャップが両者の中間であるInGaAsP
を導入し、I n P / InGaAs間/ InG
aAsなる層構造とし、正孔の蓄積効果を低減する方法
である。
他の方法としてはアプライド・フイジイクス・レター、
第45巻(1984年)1193頁から1195頁(A
ppl、Phys、Lett、 45 (1984)p
p1193−1195)に記載されている方法がある。
これは、InPとInGaAs間にInPとInG−a
Asからなる超格子を導入する方法である。
InGaAsの層厚は5〜55人で、I n P +I
nGaAsは60人の超格子が使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記、前者の従来技術ではInGaAsPを利用してい
る。通常、InGaAs、InGaAsPはInPと格
子整合をとって、InP基板上に結晶成長される。結晶
成長において、格子整合は、重要な課題であり、二元結
晶系よりも三元結晶系が難しく、三元結晶系よりも四元
結晶系の方がより難しい。
したがって、I n P / InGaAs層/ In
GaAsのダブルヘテロ接合を、格子歪を導入せずに組
成制御するには、高度な制御技術を要する。
上記、後者の従来技術では、5〜55人のInP/In
GaAsの多層薄膜成長を導入している。数人〜数10
人の薄膜を再現性良く多層成長して超格子を形成するこ
とも、また、結晶成長技術上の課題となっており、高度
な制御技術を必要とする。
本発明の目的は、InGaAsPのような四元混晶系や
、I n P / InGaAs超格子を利用しない簡
便な結晶成長法により、I n P / InGaAs
ヘテロ界面のエネルギー障壁に由来する正孔蓄積効果を
低減して応答速度9周波数特性を改善することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、I n P / InGaAsヘテロ接合
のキャリア濃度分布を、n−I nP/n−−I nP
/n−InGaAs層 n−−InGaAsとすること
により達成される。
〔作用〕
第1図(1)に本発明のn−InP/n−−InP/ 
n −InGaAs層 n−−InGaAsの層構造を
、第1図(2)に本発明の層構造の平衡状態におけるバ
ンド図を、第2図(1)に従来のn−InP/n−−I
nGaAsの層構造を、第2図(2)に、第2図(1)
の平衡状態におけるバンド図を示す。
第1図(2)で、Exはフェルミ準位を、Evは価電帯
準位を、Ecは伝導帯準位を示す。また、HはI n 
P /InGaAsヘテロ接合境界を示し、左側にIn
Pを、右側にInGaAsを示している。
n型InPでは、次式が成立し、 InP 5.65 X 1017  In p ・・・・・・ (2) n型InGaAsでは、次式が成立する。
NInaaAs NlnfJaAs ・・・・・・(4) (1)〜(4)で、NtnpはInPのキャリア濃度(
cm −8)を、NXnaaAsはInGaAsのキャ
リア濃度(■−8)を示す。したがって、ヘテロ接合界
面の価電子帯障壁ΔEは1次式で計算される。
・・・・・・(5) n −I n P 、 n −InGaAsのキャリア
濃度を、IX 1016(am−8)、 n−−I n
 P、 n−−InGaAsのキャリア濃度をlXl0
”(■−8)と仮定すると、(5)式から第2図の従来
構造でのΔEnlが0.64eVと計算されるのに対し
、第1図の本発明の層構造では、ΔE1は0.51eV
と計算され、ΔEが低減できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第3図、第4図を用いて説明す
る。第3図は本発明の素子構造を、第4図は従来構造を
示す。第4図では3のn−−InP、4のn −InG
aAs層が存在しないことが、第3図と異なる。
本発明の実施例は、第3図に示すとおり、まずn+ −
InP基板6上にMOCVD法を用いて、n−−InP
層5. n−−InGaAs層2.n−InGaAs層
4.n−−InP層3.n−InP層1を、順次、0.
5,1゜、3,0.2,0.2,3.3μmずつ成長し
た。各層のキャリア濃度は、Si、H4のドーピングの
有無により約lX101δ、 I X 10”。
lX1016.lX10”、lXl018山−8とした
次に、ガードリングとなるp −I n P領域8をC
d熱拡散で形成し、p+ −InP領域7をZn拡散に
より形成した。P÷−InP層厚は約1.5μmである
拡散マスクにはSiNxを採用し、これをそのまま無反
射防止膜10とした。次いでp電極9およびn電極11
をT i / A u 、 A u /G e / N
 iで構成した。受光径は約50μmである。
この構造の素子のI−V特性を調べたところ、ブレイク
ダウン電圧は90V、最大増倍率は約50であった。そ
して増倍率10における3dB低下までの周波数帯域は
約I G Hzであった。
一方、本発明の素子構造の有効性を検討するために、第
3図に比べ、n−−InP層3/n−InGaAs層4
を導入しない第4図に示すような従来構造の素子を前述
と全く同様の方法で作製した。
だたし、n−−I nP5.n−InGaAs2.n−
InPlの層厚は、各々、0.5,1.5,3.5 μ
mとし、キャリア濃度は各々、lXl0”、LXl 0
15、 I X 10より(1)−8とした。この素子
でのI−V特性を調べたところ、ブレイクダウン電圧。
最大増倍率は、さぎの結果と同程度であったが、増倍率
10における3dB低下までの周波数帯域は0.6GH
z  と低かった。
すなわちn−−I n P / n−InGaAs層を
導入することにより周波数帯域が0.6GHzからIG
Hzへと拡張できることが検証された。
〔発明の効果〕
本発明によれば、InGaAsPの四元混晶やInP/
InGaAs超格子のような難しい結晶制御技術を導入
することなしに、I n P /InGaAsヘテロ界
面のエネルギー障壁に由来する正孔蓄積効果を低減して
、周波数特性を改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(1)は本発明の素子層構造の断面図、第1図(
2)は第1図(1)の素子のバンド図、第2図(1)は
従来の素子層構造の断面図、第2図(2)は第2図(2
)の素子のバンド図、第3図は本発明の一実施例の素子
断面図、第4図は従来構造素子の断面図である。 1− n −I n P層、2−・n−−InGaAs
層、3− n −−I n P層、4−n −InGa
As層、E、・・・フェルミ準位、Ec・・・伝導帯準
位、Ev・・・価電子帯準位、H・・・I n P /
 InGaAs境界。 第 2 図 力3図   y4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、InPを増倍層、InGaAsを光吸収層とする半
    導体受光素子において、n−InP/n^−−InGa
    Asヘテロ接合界面の価電子帯障壁を緩和する手段とし
    て、n−InP/n^−−InP/n−InGaAs/
    n^−−InGaAsなる層構造を有することを特徴と
    する半導体受光素子。
JP62114589A 1987-05-13 1987-05-13 半導体受光素子 Pending JPS63281479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62114589A JPS63281479A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 半導体受光素子

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JP62114589A JPS63281479A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 半導体受光素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63281479A true JPS63281479A (ja) 1988-11-17

Family

ID=14641638

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62114589A Pending JPS63281479A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 半導体受光素子

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JP (1) JPS63281479A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5179431A (en) * 1989-11-20 1993-01-12 Fujitsu Limited Semiconductor photodetection device
WO2006033516A1 (en) * 2004-09-24 2006-03-30 Ls Cable Ltd. Photodiode having electrode structure for large optical signal receiving area

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