JPS63279971A - 車輌の操舵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は車輌の操舵装置に関し、主としてトラクター
、運搬車輌等に利用する。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 例えば、一定範囲の操舵角を有して操舵しうる左右の前
輪と差ｇｈ機構で差動伝動される左右の後輪を各々制動
する左右の制動ペダルとを有した通常のトラクターにお
いて、このトラクターを最小半径で旋回させる場合、前
輪の操舵角を最大に操作すると共に、ｐ＆回力方向側後
輪を制動ベタルの操作で制動するが、この旋回側後輪の
制動に基づく差動機構の他側後輪への差動伝動によって
、前輪の操舵角が不足して操舵方向に対する前輪の抵抗
が増す慮れがあり、このため後輪制動に応じた最小旋回
半径が得られ難く、この発明は旋回時の後輪制動に応じ
てさらに旋回半径を小さくし操舵性能を向上させようと
するもの′である。

問題点を解決するための手段 この発明は、前輪（１）（１）を操舵する操舵ハンドル
機構（４）に、後輪（５）（５）を制動する制動ペダル
（６）（６）の制動力に応じて、該操舵ハンドル機構（
４）による前輪（１）　　（１）の操舵角を大きくする
よう操舵連動比を変更制御する油圧操舵機構（２）を設
けてなる車輌の操舵装置の構成とする。

発明の作用 操舵ハンドル機構（４）の操作によって操舵センサ（３
）が操舵量を検出すると、油圧操舵機構（２）を介して
左右の前輪（１）（１）を検出操舵量に応じた操舵角に
操舵する。

操−・・ン１ル機構（４）を旋回方向〜操作すると共に
、旋回方向側の制動ベタル（６）を制動操作すると、旋
回方向側の制動センサが制動操作を検出することによっ
て、制御部（８）、油圧操舵機構（２）を介して左右前
輪（１）（１）を、操舵ハンドル機構（４）の操舵量に
応じた操舵角以上の操舵角に操舵する。

発明の効果 こ、のような作用によって、０回方向側の後輪（５）・
を制動した場合の前輪（１）（１）操舵角は、操舵ハン
ドル機構（４）操舵量に応じた操舵角より大きい操舵角
に操舵されるため、操舵角不足による操舵方向の前輪（
１）（１）抵抗が増大することがなく°、かつこの大き
い操舵角によって最、小旋回半径をさらに小さくするこ
とができ、従ってこの車輌の操舵性能を向上させるもの
である。

実施例 なお図例において、前部の左右一対の前輪（１）（１）
と後部の左右一対の後輪（５）（５）とを各々軸装した
車体（１０）を設け、この重体（１０）上の前部には、
原動機を内装したボンネット（１１）を設け、このボン
ネット（１１）の後端部には、上面部にメーター類を配
設したメーターパネル部（１２）を設け、又このメータ
ーツタネル部（１２）の後部には、上端部に操舵ハンド
ル機構（４）の操舵ハンドル（１ａ）を有するハンドル
ポスト（１４）を斜設し、さらに該車体（１０）上の後
部には、前記左右後輪（５）（５）の各々上側と内側と
を覆う左右一対のフェンダ−（１５）　　（１５）を設
け、この左右のフェンダ−（１５）　　（１５）間には
、搭乗者の操縦席（ＩＢ）を設ける。

前記左右の前輪（１）（１）に左右のタイロッド（１７
）　　（１７）　、操舵アーム（１Ｂ）　　（１Ｂ）等
を介して操舵連動する前後方向のピットマンアーム（ｌ
θ）には、このピットマンアーム（１８）のボス部から
一側方に向けて突出する油圧操舵機構（２）の連動アー
ム（２０）を設け、この連動アーム（２０）の側端部に
は、この連動アーム（２０）を前φ後両方に回動させる
往復作動の油圧シリンダー（２１）を設け、又この油圧
シリンダー（２１）の−側には、この油圧シリンダー（
２１）の伸重量を検出するストロークセンサー（２２）
を設け、又この油圧シリンダー（２１）を伸縮作動させ
るソレノイドバルブ（２３）は、中立位置から伸長側と
縮小側とに切替しうる構成とする。

又前記操舵ハンドル（１３）のハンドル軸（２４）には
、このハンドル軸（２４）の回動を減速して伝動する減
速機構（２５）を設け、この減速機構（２５）で減速さ
れた減速軸（２Ｂ）上には、この減速軸（２Ｂ）の回動
方向と回動量とを電気的に検出する操舵センサ（３）を
設け、又前記操舵ハンドル（１３）下方のメーターパネ
ル部（１２）には、下方回動操作によって、前記左右の
後輪（５）（５）を各々制動する左右−・対の制動ペダ
ル（６）（６）を設け、これら制動ペダル（６）（６）
の前側には、これら制動ペダル（６）（６）の下方回動
を各々検出する左右の制動センサ（７）（７）を設ける
。

又前記各センサ（２２）（３）（７）（７）間には、操
舵センサ（３）による減速軸（２６）の回動方向と回動
量の検出によって、油圧シリンダー（２１）が伸長側又
は縮小側になるべくソレノイドバルブ（２３）を切替さ
せ、ストロークセンサ（２２）による減速軸（２６）回
動量に応じた油圧シリンダー　（２１）伸縮量の検出に
よってソレノ・ｆドバルブ（２３）を中立位置に戻すプ
ログラムと、左右何れか一方の制動センナ（７）が制動
ペダル（６）の下方回動を検出することによって、油圧
シリンダー（２１）の伸縮量を減速軸（２８）回＃Ｊｔ
に応じた伸ｖｉＡ量よりも大きく伸縮させるプログラム
とを有した制御部（８）を設ける。

次に作用について説明する。操舵ハンドル（１３）を回
動操作してハンドル軸（２４）　、減速機構（２５）を
介し操舵センサ（３）が回動力向と操舵量とを検出する
と、−制御部（８）はソレノイドバルブ（２３）を回動
力向に従って申立位置から切替させ、油圧シリンダー（
２１）　、連動アーム（２ｏ）及びピットマンアーム（
１８）、さらにタイロッド（１７）　　（＋７）　、操
舵アーム（１８）　　（１８）を介して左右前輪（１）
（１）を回動させ、油圧シリンダー（２１）が回動量に
応じた伸長量又は縮小量に達したことをストロークセン
サ（２２）が検出すると、制御部（８）がソレノイドバ
ルブ（２３）を中立位置に復帰させることによって左右
前輪（１）　　（１）は一定の操舵角（Ａ）を維持する
。

この操舵された前輪（１）（１）の状態型、この操舵方
向側の制動ベタル（６）を下方へ回動操作してこの側の
制動センサ（７）がこの回動を検出した後にさらに操舵
すると、制御部（８）はソレノイドバルブ（２３）を中
立位置から切替させ、油圧シリンダー（２１）を介して
前輪（１）（１）をさらに大きい操舵角（Ｂ）で回動さ
せ、油圧シリンダー（２１）が一定の伸長量又は縮小量
に達したことをストロークセンサ（２２）が検出すると
、制御部（８）がソレノイドバルブ（２３）を中立位置
に復帰させるため、左右前輪は後輪（５）制動時前より
も大きい操舵角（Ｂ）を維持する。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１Ｕ４は伝動
機構図、第２図は全体の側面図、第３図は感知部の作動
を示す説明線図である。 図中符号（１）は前輪、（２）は油圧操舵装置、（４）
は操舵ハンドル機構、（５）は後輪、（６）は制動ベタ
ルを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前輪（１）（１）を操舵する操舵ハンドル機構（４）に
   、後輪（５）（５）を制動する制動ペダル（６）（６）
   の制動力に応じて、該操舵ハンドル機構（４）による前
   輪（１）（１）の操舵角を大きくするよう操舵連動比を
   変更制御する油圧操舵機構（２）を設けてなる車輌の操
   舵装置。