JPS63279443A - 光ディスクの製造方法 - Google Patents

光ディスクの製造方法

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JPS63279443A
JPS63279443A JP62112345A JP11234587A JPS63279443A JP S63279443 A JPS63279443 A JP S63279443A JP 62112345 A JP62112345 A JP 62112345A JP 11234587 A JP11234587 A JP 11234587A JP S63279443 A JPS63279443 A JP S63279443A
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JP
Japan
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target
alloy target
sputtering
recording film
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP62112345A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Moriya
宏一 森谷
Nobuhiro Tokujiyuku
徳宿 伸弘
Yasuhiro Ota
康博 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスクの製造方法に係り、%に光学的に情
報を記録・再生する光ディスクの量産に好適な光ディス
クの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
通常、光ディスクの記録膜は、3元素以上の元素を含有
しておシ、量産化に際して、その組成安定化が要求され
る。そこで、従来がら、組成安定化が比較的容易なスパ
ッタ法により光ディスクの記録膜を形成している。この
スパッタ法には、使用元素数のターゲットを用い、それ
らに所定の電力を加えて同時にスパッタする方法と、光
ディスクの記録膜組成(目標組成)とほぼ等しい組成の
ターゲットを用いてスパッタする方法とがある。
なお、前者の方法に関しては、ダブリュ・アール、シン
ダイル アンド エフ ジー ペータース二アール イ
ー ブイ ニス シー アイ イントロ 1962 3
3ページ 74ページ(WR5indair and 
F、G、 Petsrs : Rsv Sci In5
tr19(52pss  P74 )K述べられている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記使用元素数のターゲットを用いて記
録膜を形成する方法では、各々の元素り−ゲットのスパ
ッタレートの大小関係により、記録膜の目標組成が実現
できても量産性が悪いという問題点があった。以下、具
体的に説明する。第3図、第4図及び第5図は、それぞ
れSe 、 Bi 、 Sbのスパッタレート(付着速
度)と入力パワとの関係を示す図である。これらの図か
ら明らかなように、たとえば、記録膜の目標組成をSe
 : Sb : Bi=49:29:22にするときは
、Seの付着速度が最大0.5A/Sであるため、sb
は[129A/S%Biはl122′A/S となる。
これによると千数百Aの膜を生成するのに、16分以上
かかることとなシ、量産性の点で問題があった。
なお、このような問題は、Se単独の付着速度が遅いこ
とによるのは明らかであろう。
また、前記目標組成とほぼ等しい組成の合金ターゲット
を用いて記録膜を形成する方法では、ターゲットの経時
変化により、形成される記録膜組成は目標組成と異なっ
てしまうという問題点があった。これにより、該スパッ
タ法はあまり実用性を有さな゛かうた。
本発明の目的は、量産性良く光ディスクの記録膜を製造
することができる光ディスクの製造方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、Seと他の元素との合金ターゲットを製作
し、これを用いてスパッタリングすることKより達成さ
れる。
〔作用〕
Seに他の元素を添加し、合金ターゲットとすると、該
合金ターゲットの融点は、Se単独のそれよりも高くな
る。この結果%Se$独のターゲットよシも、Seを含
む合金ターゲットのスパッタレートを大きくできるので
、光ディスクの記録膜の量産性を向上させることが可能
となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を5b−3e−Biの3元素を例
にとって説明する。
第6図は、本実施例で使用するスパッタ装置の1例を示
す概略構成図である。
このスパッタ装置は、基板固定用の回転治具13、光デ
ィスクの基板14、Bi2Se3の合金ターゲット15
、sb、 sθ10合金ターゲット16、シャ、り17
、チャンバ27内を真空にするための排気口18、Ar
ガス導入口19、基板14を冷却するための冷却水循環
口20により構成されている。
次に、上記装置を用いて、5b1Se1の合金ターゲッ
ト16、Bi2Se sの合金ターゲット15を、それ
ぞれスパッタリングする時の、付着速度と入力パワーの
関係を第1図、第2図に示す。
この第1図及び第2図から明らかなように、Se単独の
ターゲットにおいては、付着速度の最大がα5A/Sで
あったのに対して、合金ターゲットにすることによって
、約2.8〜5X7sという大きな付着速度が得られる
ようになった。
第1表は目標組成を得るために、スパッタ装置の5b1
Se1の合金ターゲット16とBi25s5の合金ター
ゲット15の入力パワーの一例を表わしている。明らか
なように、この第1表は第1図及び第2図よシ求めたも
のであシ、また組成安定性及び量産性を考慮して、それ
ぞれのターゲラ)[対して比較的大きいパワーを使った
場合を示している。
第1表 第7図は、5bISe1の合金ターゲット16及びBi
 2Se 5の合金ターゲット15を、第1表のパワー
条件で同時にスパッタしたときの、元素率とレート比の
関係を示している。第7図において、1はse、2はB
1,3はsbをそれぞれ示している。
なお、2つのターゲットを同時にスパッタすることによ
って% 3元素記録膜を形成する場合には、使用する2
つのターゲットのそれぞれの組成が決まれば、各ターゲ
ットのスパッタレートの変化に応じて得られる組成域は
一義的に決まる。Sb。
Se1の合金ターゲットとBi 2Se 5の合金ター
ゲットを使用した時に得られる組成域を、第5図の組成
図にプロットすると、図中の8のようになる。
ここで、5bISe1の合金ターゲット16とBi2S
e3の合金ターゲット15とをスパッタして、5b−S
e−Biの3元素記録膜を形成する具体的方法について
述べる。
まず、チャンバ27内を5X10−’Pa以下に排気し
、Arガスをα3Pa導入する。その後、基板14を2
 Orpmで回転させ、レート比50%に対応する目標
組成を得たい場合には、Bi2Se3の合金ターゲット
16 K 150 W、 5bISe1の合金ターゲラ
) 15に250WのRFパワーを投入し、さらにシャ
ッタ17を同時に開けて記録膜の形成を行う。
なお、この膜形成においては、水晶振動子法等により膜
厚をモニタし、例えば135oX程度形成されたら膜形
成を停止する。その後、記録膜が形成された基板14を
チャンバ27から取シ出し、紫外線硬化樹脂を20〜3
0μmスピンコートシテ保護膜を形成する。
ところで、5b−9s −Bi の3元素記録膜におい
ては、上記のように、5bSe及びB1Seの組み合せ
の外に、5bSe及びB1と、B1Se及びsbの組み
合せが考えられる。そして、これらの組み合せにおいて
も、それぞれの合金ターゲットのスパッタレートは、S
e単独の低いスパッタレートに比べて改善されることは
、上述したところから明らかであろう。
第9図は5b2Se5の合金ターゲット及びB1のター
ゲットの2つのターゲットを用いた時の元素率とレート
比の関係を、第10図はBi2Se3の合金ターゲット
及びsbのターゲットの2つのタープ。
トを用いた時の元素率とレート比の関係を、それぞれ示
す図である。これらの図から明らかなように、Set:
SbまたはB1との合金ターゲットにすることによって
、比較的広い範囲の組成域が得られる。
これに対し、 Se単独のターゲットを用いて5b−9
s−Biの3元素記録膜を得ようとした場合には、Se
単独のターゲットは、第3図に示すように、付着速度が
最大αsX/sと小さいために、形成可能な組成域が大
幅に制限される。例えば、Se単独のターゲットと、5
bIBi、の合金ターゲットを用いて、Seを45at
%以上得るためには、5bIBitの合金ターゲットの
スパッタレートをα6qX7s y下(RFパワーで4
0W以下)とする必要があるが、これでは該合金ターゲ
ットのスパッタを不安定にすることから、実際上Seを
45at%以上とする記録膜の形成は困難である。
なお、上記した5b2Se5の合金ターゲットBiのタ
ーゲットを使用した時に得られる組成域、及びBi2S
e3の合金ターゲットを使用した時に得られる組成域を
、第8図の組成図にプロットすると、図中の7及び10
のようになる。第8図の9は、5bISe1の合金ター
ゲットとB1のターゲットを使用した時に得られる組成
域を示している。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、Se
単独のターゲットにおける小さい付着速度の改善がなさ
れることから、光ディスクの、量産性の向上を図れる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、5bISe1の合金ターゲットの付着速度と
RFパワーとの関係を示す図、第2図は、Bi 2Se
 5の合金ターゲットの付着速度とRFパワーとの関係
を示す図、第3図はSeの付着速度とRFパワーとの関
係を示す図、第4図はB1の付着速度と入力電流との関
係を示す図、第5図はsbの付着速度と入力電流との関
係を示す図、第6図はスパッタ装置の概略構成図、第7
図はSb 1Se 1の合金ターゲットとBi2Se3
の合金ターゲットの2つのターゲットを用いて記録膜を
形成する場合の元素率とスパッタレート比との関係を示
す図、第8図は5b−8e−Biの組成図、第9図は5
b2Se5の合金ターゲットB1のターゲットの2つの
ターゲットを用いて記録膜を形成する場合の元素率とス
パッタレート比との関係を示す図、第10図はBi25
θ3の合金ターゲットとsbのターゲットの2つのター
ゲットを用いて記録膜を形成する場合の元素率とスパッ
タレート比との関係を示す図である。 15・・・Bi25esの合金ターゲット16・・・5
bISe1の合金ターゲット第1図 0     50   11+0   150   2
00   250RFハ9ワー  (W) 12  図 0   、   50    1(10150ZOO2
50RFt−0ワー (W) 箪 5 図 D      to    20   30   4−
0   50尺Fハ0ワー (W) 第 4図 0   0、+          0.5     
 0.8人力電j糺 (A) 0   0、I          O,50,8人力
を躇し  (A) o      20    40     bo   
  to     to。 第 8 区 θ sb  (atx)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に、Seを含む3元素以上の元素からなる光
    ディスクの記録膜をスパッタリングにより形成する光デ
    ィスクの製造方法において、 Seを他の元素と合金化したターゲットを用いてスパッ
    タリングすることを特徴とする光ディスクの製造方法。 2、前記記録膜の組成の45at%以上がSeであるよ
    うに目標組成を設定した場合に、前記Seを他の元素と
    合金化したターゲットを少なくとも1つ用いてスパッタ
    リングすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の光ディスクの製造方法。
JP62112345A 1987-05-11 1987-05-11 光ディスクの製造方法 Pending JPS63279443A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5414696A (en) * 1991-11-15 1995-05-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Cell exchanging apparatus
CN104152856A (zh) * 2014-07-11 2014-11-19 西南交通大学 一种磁控溅射法制备Bi2Se3薄膜的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5414696A (en) * 1991-11-15 1995-05-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Cell exchanging apparatus
CN104152856A (zh) * 2014-07-11 2014-11-19 西南交通大学 一种磁控溅射法制备Bi2Se3薄膜的方法
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