JPS6327862Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327862Y2 JPS6327862Y2 JP5165482U JP5165482U JPS6327862Y2 JP S6327862 Y2 JPS6327862 Y2 JP S6327862Y2 JP 5165482 U JP5165482 U JP 5165482U JP 5165482 U JP5165482 U JP 5165482U JP S6327862 Y2 JPS6327862 Y2 JP S6327862Y2
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- Japan
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- cushioning material
- core
- bending
- pipes
- tubing
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- Expired
Links
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Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管類の曲げ加工用芯金に係り、特に
シンクロトロンに使用される加速管などのように
大きい曲率半径で曲げられる管類を曲げ加工する
場合に使用する管類の曲げ加工用緩衝材付芯金に
関するものである。
シンクロトロンに使用される加速管などのように
大きい曲率半径で曲げられる管類を曲げ加工する
場合に使用する管類の曲げ加工用緩衝材付芯金に
関するものである。
一般に、パイプ等の管類を曲げるときには、無
用な変形を少なくする目的で、管類の中に砂や芯
金を入れて曲げ加工をすることが実施されてい
る。前記砂は、精密な曲げ加工を必要としない場
合に使用され、また前記芯金は精密な曲げ加工を
する場合に使用されている。ところが、管類がア
ルミニウム等の軟かい材質であつたり、内壁面の
粗度や金属組織が問題になる場合、芯金を使用し
ても目的とする精密加工が困難な場合がある。例
えば、第1図は、芯金を使用して管類を曲げ加工
する方法の従来例を示す図である。すなわち、円
柱状に形成された複数個の芯金1,1…を管類2
の中に連ねた状態で挿入して、管類2の曲げ加工
を行なう。しかしながら、このような方法で管類
2を曲げ加工すると、第1図に鎖線Aで示す部分
のように、芯金1の角部1aが管類2の内壁にく
い込む現象が発生する。このため管類2が、例え
ばアルミニウム等の軟かい材料からなる場合に
は、前記現象が多くなり、管類2内壁面に傷が付
くという問題が大きくなる。また、一般に管類2
を曲げる場合の曲率半径が大きいと、管類2の内
壁に傷が付く現象が小さくなるのであるが、前記
シンクロトロン用の加速管の場合は、内壁面の粗
度や金属組織が問題になる程、精密加工をしなけ
ればならないという技術的要求がある。
用な変形を少なくする目的で、管類の中に砂や芯
金を入れて曲げ加工をすることが実施されてい
る。前記砂は、精密な曲げ加工を必要としない場
合に使用され、また前記芯金は精密な曲げ加工を
する場合に使用されている。ところが、管類がア
ルミニウム等の軟かい材質であつたり、内壁面の
粗度や金属組織が問題になる場合、芯金を使用し
ても目的とする精密加工が困難な場合がある。例
えば、第1図は、芯金を使用して管類を曲げ加工
する方法の従来例を示す図である。すなわち、円
柱状に形成された複数個の芯金1,1…を管類2
の中に連ねた状態で挿入して、管類2の曲げ加工
を行なう。しかしながら、このような方法で管類
2を曲げ加工すると、第1図に鎖線Aで示す部分
のように、芯金1の角部1aが管類2の内壁にく
い込む現象が発生する。このため管類2が、例え
ばアルミニウム等の軟かい材料からなる場合に
は、前記現象が多くなり、管類2内壁面に傷が付
くという問題が大きくなる。また、一般に管類2
を曲げる場合の曲率半径が大きいと、管類2の内
壁に傷が付く現象が小さくなるのであるが、前記
シンクロトロン用の加速管の場合は、内壁面の粗
度や金属組織が問題になる程、精密加工をしなけ
ればならないという技術的要求がある。
本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、
管類内壁面に傷を付けたり、内壁面の金属組織に
悪影響を与えない管類の曲げ加工用芯金を提供す
ることを目的とするものである。
管類内壁面に傷を付けたり、内壁面の金属組織に
悪影響を与えない管類の曲げ加工用芯金を提供す
ることを目的とするものである。
以下、本考案の実施例を第2図及び第3図を参
照して説明する。
照して説明する。
この実施例における管類の曲げ加工用緩衝材付
芯金(以下、緩衝材付芯金と称す。)5は、複数
に分割されている芯金6,6…の外周面全面を緩
衝材7で覆つてなるものであつて、全体として丸
棒状とされ、この緩衝材付芯金5の外径が、加工
対象とする管類2の孔に挿入し得る程度に形成さ
れている。
芯金(以下、緩衝材付芯金と称す。)5は、複数
に分割されている芯金6,6…の外周面全面を緩
衝材7で覆つてなるものであつて、全体として丸
棒状とされ、この緩衝材付芯金5の外径が、加工
対象とする管類2の孔に挿入し得る程度に形成さ
れている。
前記芯金6は、それぞれ円柱状に形成されると
共に、それぞれの角部6a,6aに丸みをもたせ
て形成されている。
共に、それぞれの角部6a,6aに丸みをもたせ
て形成されている。
また、緩衝材7は、延性及び弾性を有する材料
からなり、複数の芯金6,6…を軸線方向に一列
に密接させて並べて、その外周面を筒状に一体に
覆つて形成される。また、緩衝材7の材料として
は、延性及び弾性を有することが必要で、更に好
ましくは、管類2への挿入、抜出を容易にするた
めに、管類2内面に対しての摩擦係数の小さい材
料、例えばポリウレタンゴムや4フツ化エチレン
樹脂などが使用される。
からなり、複数の芯金6,6…を軸線方向に一列
に密接させて並べて、その外周面を筒状に一体に
覆つて形成される。また、緩衝材7の材料として
は、延性及び弾性を有することが必要で、更に好
ましくは、管類2への挿入、抜出を容易にするた
めに、管類2内面に対しての摩擦係数の小さい材
料、例えばポリウレタンゴムや4フツ化エチレン
樹脂などが使用される。
このように構成された緩衝材付芯金5は、緩衝
材7が前述したように弾性および延性を有してお
り、また隣り合う芯金6が半径方向に若干ずれを
許容されているため、全体として可撓性を有する
ものである。
材7が前述したように弾性および延性を有してお
り、また隣り合う芯金6が半径方向に若干ずれを
許容されているため、全体として可撓性を有する
ものである。
次いで、緩衝材芯金5を例えばシンクロトロン
の加速管のように曲率半径の大きい管類の曲げ加
工に使用した場合について説明する。管類2の孔
の中に緩衝材付芯金5を挿入した状態で、管類2
を第3図に示す如く曲げ加工すると、緩衝材付芯
金5が可撓性を有しているため、その曲げ加工を
妨げることはないが、一方、芯金6の部分は剛性
を有して、孔径を減少させることが少なく、かつ
隣り合う芯金6,6のずれによつて、管類2を目
的とする形状に曲げることを助ける作用をする。
また、緩衝材付芯金5自身が曲げられることによ
つて、第3図鎖線Bで示すごとく、芯金6の角部
6aが曲げ外方に突出しようとする。この突出量
は、緩衝材7の弾性変形により吸収することがで
きる。また、角部6aが緩衝材7を突き抜けない
限り、角部6a付近にかかる応力を緩衝材7で分
散させる作用が生ずるため、管類2内壁面に傷を
付けたり、金属組織に影響を与えたりすることが
ない。
の加速管のように曲率半径の大きい管類の曲げ加
工に使用した場合について説明する。管類2の孔
の中に緩衝材付芯金5を挿入した状態で、管類2
を第3図に示す如く曲げ加工すると、緩衝材付芯
金5が可撓性を有しているため、その曲げ加工を
妨げることはないが、一方、芯金6の部分は剛性
を有して、孔径を減少させることが少なく、かつ
隣り合う芯金6,6のずれによつて、管類2を目
的とする形状に曲げることを助ける作用をする。
また、緩衝材付芯金5自身が曲げられることによ
つて、第3図鎖線Bで示すごとく、芯金6の角部
6aが曲げ外方に突出しようとする。この突出量
は、緩衝材7の弾性変形により吸収することがで
きる。また、角部6aが緩衝材7を突き抜けない
限り、角部6a付近にかかる応力を緩衝材7で分
散させる作用が生ずるため、管類2内壁面に傷を
付けたり、金属組織に影響を与えたりすることが
ない。
更に、緩衝材付芯金5について詳しく説明する
と、緩衝材7の厚さは、緩衝材自体の物性及び加
工対象とする管類2の硬度や曲げ加工の曲率半径
等を考慮して定める必要があるが、例えば材料と
してポリウレタンゴムを用い、かつ管類2がシン
クロトロンの加速管であり、その曲率半径が23m
程度である場合は、本考案者等の実験データによ
れば、緩衝材7自身の厚さは、1mm程度が適当で
ある。
と、緩衝材7の厚さは、緩衝材自体の物性及び加
工対象とする管類2の硬度や曲げ加工の曲率半径
等を考慮して定める必要があるが、例えば材料と
してポリウレタンゴムを用い、かつ管類2がシン
クロトロンの加速管であり、その曲率半径が23m
程度である場合は、本考案者等の実験データによ
れば、緩衝材7自身の厚さは、1mm程度が適当で
ある。
以上説明したように、本考案によれば、芯金に
剛性があるため、管類の孔を変形させることなく
目的とする曲げ加工を施すことができる。また、
曲げ加工部分に位置する芯金の角部が曲げ方向外
方に向けて突出しても、これを緩衝材の弾性変形
により吸収して管壁内面に傷等を生じることがな
いという利点を有する。従つて、軟かい材料から
なる管類であつても、管類内面に傷等を生じるこ
とのない曲げ加工を施すことができるという効果
を奏する。
剛性があるため、管類の孔を変形させることなく
目的とする曲げ加工を施すことができる。また、
曲げ加工部分に位置する芯金の角部が曲げ方向外
方に向けて突出しても、これを緩衝材の弾性変形
により吸収して管壁内面に傷等を生じることがな
いという利点を有する。従つて、軟かい材料から
なる管類であつても、管類内面に傷等を生じるこ
とのない曲げ加工を施すことができるという効果
を奏する。
第1図は、曲げ加工方法の従来例の説明図、第
2図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、第3
図は、本考案の緩衝材付芯金を用いて管類に曲げ
加工を施す状態を示す説明図である。 2……管類、5……管類の曲げ加工用緩衝材付
芯金、6……芯金、6a……芯金の角部、7……
緩衝材。
2図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、第3
図は、本考案の緩衝材付芯金を用いて管類に曲げ
加工を施す状態を示す説明図である。 2……管類、5……管類の曲げ加工用緩衝材付
芯金、6……芯金、6a……芯金の角部、7……
緩衝材。
Claims (1)
- 長さ方向に一列に並べた複数個の芯金の外周面
を延性及び弾性を有する緩衝材により被覆したこ
とを特徴とする管類の曲げ加工用緩衝材付芯金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5165482U JPS58157220U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 管類の曲げ加工用緩衝材付芯金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5165482U JPS58157220U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 管類の曲げ加工用緩衝材付芯金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157220U JPS58157220U (ja) | 1983-10-20 |
JPS6327862Y2 true JPS6327862Y2 (ja) | 1988-07-27 |
Family
ID=30062360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5165482U Granted JPS58157220U (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 管類の曲げ加工用緩衝材付芯金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58157220U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110893427B (zh) * | 2019-12-23 | 2024-04-26 | 江苏金鑫电器有限公司 | 一种螺旋焊管的弯曲工装 |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP5165482U patent/JPS58157220U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58157220U (ja) | 1983-10-20 |
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