JPH0235610B2 - Paipunomagekakohoho - Google Patents
PaipunomagekakohohoInfo
- Publication number
- JPH0235610B2 JPH0235610B2 JP23470883A JP23470883A JPH0235610B2 JP H0235610 B2 JPH0235610 B2 JP H0235610B2 JP 23470883 A JP23470883 A JP 23470883A JP 23470883 A JP23470883 A JP 23470883A JP H0235610 B2 JPH0235610 B2 JP H0235610B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- coil spring
- shape
- filler
- bending
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 12
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D9/00—Bending tubes using mandrels or the like
- B21D9/01—Bending tubes using mandrels or the like the mandrel being flexible and engaging the entire tube length
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、パイプの曲げ加工方法に関し、詳
しくは、真直ぐな筒状パイプの中に充てん材を挿
入した後、パイプを曲げ加工し、充てん材で内面
からの変形を抑制して加工精度を上げ、曲げ加工
後に充てん材を排出するようにしたものである。
しくは、真直ぐな筒状パイプの中に充てん材を挿
入した後、パイプを曲げ加工し、充てん材で内面
からの変形を抑制して加工精度を上げ、曲げ加工
後に充てん材を排出するようにしたものである。
従来技術
従来、この種のパイプ曲げ加工においては、パ
イプ内面からの変形を抑制するためにパイプ内に
充てん材を充てんした状態で曲げ加工を行つてお
り、加工精度を高める上より、充てん材には下記
に例挙する性質が要求される。
イプ内面からの変形を抑制するためにパイプ内に
充てん材を充てんした状態で曲げ加工を行つてお
り、加工精度を高める上より、充てん材には下記
に例挙する性質が要求される。
(a) パイプ内部に容易に入れられ、パイプ内面に
十分密着し、かつ、曲げ加工後に容易に取り出
すことができること。
十分密着し、かつ、曲げ加工後に容易に取り出
すことができること。
(b) パイプが曲げられている間、横断面が円を保
つのに必要な剛性を有していること。
つのに必要な剛性を有していること。
(c) 曲げられるパイプと同等あるいはそれ以上の
柔軟性を有し、少なくともパイプの曲げ変形を
妨げないこと。
柔軟性を有し、少なくともパイプの曲げ変形を
妨げないこと。
充てん材には上記した性質が要求されるが、従
来実際に用いられているものは、イ プラグ、ボ
ール、ケーブル等の心金材、ロ 砂、塩等の粒
体、ハ 圧力媒体となる水、油等の流体、ニ 低
溶融合金であるが、これら充てん材には種々の欠
点があつた。
来実際に用いられているものは、イ プラグ、ボ
ール、ケーブル等の心金材、ロ 砂、塩等の粒
体、ハ 圧力媒体となる水、油等の流体、ニ 低
溶融合金であるが、これら充てん材には種々の欠
点があつた。
即ち、イの心金では曲げ加工後にパイプに支障
なく容易に取り出すことは困難であり、上記(a)、
(c)の要件を充足せず、ロの粒体ではパイプ内に残
存しやすく、ハの流体では設備が複雑化し、作業
性も悪く、ニの低溶融合金では溶融、保温冷却等
のために設備が複雑化し、かつ、公害問題か生じ
る。さらに上記ロ、ハ、ニの充てん材を用いると
再々使用する場合に充てん材に不純物が混合し性
能が悪化する欠点もあつた。
なく容易に取り出すことは困難であり、上記(a)、
(c)の要件を充足せず、ロの粒体ではパイプ内に残
存しやすく、ハの流体では設備が複雑化し、作業
性も悪く、ニの低溶融合金では溶融、保温冷却等
のために設備が複雑化し、かつ、公害問題か生じ
る。さらに上記ロ、ハ、ニの充てん材を用いると
再々使用する場合に充てん材に不純物が混合し性
能が悪化する欠点もあつた。
発明の目的
この発明は、上記した従来の充てん材を用いた
場合に生じる問題を解消せんとするものであり、
上記充てん材に要求される性質(a)(b)(c)を備えた形
状記憶合金よりなる充てん材を用い、加工精度及
び作業性の向上及び設備の簡易化等を図ることを
目的とするものである。
場合に生じる問題を解消せんとするものであり、
上記充てん材に要求される性質(a)(b)(c)を備えた形
状記憶合金よりなる充てん材を用い、加工精度及
び作業性の向上及び設備の簡易化等を図ることを
目的とするものである。
発明の構成及び作用
この発明は、上記目的を達成するため、形状記
憶合金からなるコイルばねを充てん材として用
い、パイプ内に上記コイルばねを挿入して充てん
後、該コイルばねとパイプとを一体に曲げ加工
し、該加工後に上記形状記憶合金の変態点温度と
してコイルばねを記憶させていた略直線形に復帰
させ、パイプの加工品に支障なく容易に排出し、
排出後に再びコイルばねとして何度も再使用でき
るようにしたことを特徴とするパイプの曲げ加工
方法を提供するものである。
憶合金からなるコイルばねを充てん材として用
い、パイプ内に上記コイルばねを挿入して充てん
後、該コイルばねとパイプとを一体に曲げ加工
し、該加工後に上記形状記憶合金の変態点温度と
してコイルばねを記憶させていた略直線形に復帰
させ、パイプの加工品に支障なく容易に排出し、
排出後に再びコイルばねとして何度も再使用でき
るようにしたことを特徴とするパイプの曲げ加工
方法を提供するものである。
実施例
以下、この発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
に説明する。
第1図及び第2図に示す第一実施例では、変態
点温度が50℃の片方向形状記憶合金よりなる線を
充てん材1として用いている。該充てん材1は変
態点温度以上で略直線状の原形1−Aを記憶させ
ておき、常温(室温約20℃)で巻回してコイルば
ね状の素形1−Bに変形加工している。該素形コ
イルばね1−Bの外径は曲げ加工する円筒パイプ
2の内径と略同一とし、パイプ2内に素形コイル
ばね1−Bを第2図に示す如くパイプ内面にバネ
が密着する状態に挿入している。該挿入後、素形
コイルばね1−Bをパイプ2内に充てんした状態
で曲げ加工を施こす。この時素形コイルばね1−
Bは横断面を円に保つに必要な剛性を有し、しか
も、柔軟性を有するためパイプ2の曲げ変形を妨
げず、パイプ2を精度良く曲げ加工できる。該曲
げ加工後、変態点温度50℃以上に加熱すると、素
形コイルばね1−Bは略直線状に伸長して原形1
−Aに戻り、パイプ2より容易に排出できる。こ
の原形1−Aとなつた充てん材は、変態点温度以
下の常温になつた後、コイル巻きをして素形コイ
ルばね1−Bとし、再々使用する。
点温度が50℃の片方向形状記憶合金よりなる線を
充てん材1として用いている。該充てん材1は変
態点温度以上で略直線状の原形1−Aを記憶させ
ておき、常温(室温約20℃)で巻回してコイルば
ね状の素形1−Bに変形加工している。該素形コ
イルばね1−Bの外径は曲げ加工する円筒パイプ
2の内径と略同一とし、パイプ2内に素形コイル
ばね1−Bを第2図に示す如くパイプ内面にバネ
が密着する状態に挿入している。該挿入後、素形
コイルばね1−Bをパイプ2内に充てんした状態
で曲げ加工を施こす。この時素形コイルばね1−
Bは横断面を円に保つに必要な剛性を有し、しか
も、柔軟性を有するためパイプ2の曲げ変形を妨
げず、パイプ2を精度良く曲げ加工できる。該曲
げ加工後、変態点温度50℃以上に加熱すると、素
形コイルばね1−Bは略直線状に伸長して原形1
−Aに戻り、パイプ2より容易に排出できる。こ
の原形1−Aとなつた充てん材は、変態点温度以
下の常温になつた後、コイル巻きをして素形コイ
ルばね1−Bとし、再々使用する。
上記第一実施例は変態点温度以上の形状を記憶
している片方向形状記憶合金を用いたものである
が、変態点温度以上と以下の両形状を記憶する両
方向形状記憶合金を用いると、直線形としてパイ
プより排出した後、コイル形状に再び戻り、再使
用のためのコイル巻き加工を省略できる。
している片方向形状記憶合金を用いたものである
が、変態点温度以上と以下の両形状を記憶する両
方向形状記憶合金を用いると、直線形としてパイ
プより排出した後、コイル形状に再び戻り、再使
用のためのコイル巻き加工を省略できる。
即ち、第3図に示す如く、第二実施例では変態
点温度0℃の両方向形状記憶合金を充てん材とし
て用い、変態点温度以上の室温20℃でコイル形状
変態点温度以下の低温−20℃で直線形状を記憶さ
せている。該充てん材1′を室温で変形コイルば
ね1′−Bとしパイプ2内に充てんする。曲げ加
工して後、変態点温度以下−20℃に冷却すると直
線状原形1′−Aに戻り、パイプ2より排出して
後、室温で放置しておくと素形コイルばね1′−
Bに回復する。
点温度0℃の両方向形状記憶合金を充てん材とし
て用い、変態点温度以上の室温20℃でコイル形状
変態点温度以下の低温−20℃で直線形状を記憶さ
せている。該充てん材1′を室温で変形コイルば
ね1′−Bとしパイプ2内に充てんする。曲げ加
工して後、変態点温度以下−20℃に冷却すると直
線状原形1′−Aに戻り、パイプ2より排出して
後、室温で放置しておくと素形コイルばね1′−
Bに回復する。
第三実施例は、変態点温度0℃以上で直線形
状、以下ではコイル形状を記憶させた両方向形状
記憶合金を充てん材1″を用い、−20℃の低温状態
でコイルばね1″−Bをパイプ2内に挿入し曲げ
加工した後、変態点温度以上の室温で直線上原形
1″−Aとし、パイプ2より排出する。その後、−
20℃に冷却するとコイルばね1″−Bに回復する。
状、以下ではコイル形状を記憶させた両方向形状
記憶合金を充てん材1″を用い、−20℃の低温状態
でコイルばね1″−Bをパイプ2内に挿入し曲げ
加工した後、変態点温度以上の室温で直線上原形
1″−Aとし、パイプ2より排出する。その後、−
20℃に冷却するとコイルばね1″−Bに回復する。
第四実施例は、変態点温度50℃以上で直線形
状、20℃の室温でコイル形状を記憶させた両方向
形状記憶合金を充てん材1として用い、室温で
コイルばね1−Bをパイプ2内に挿入し曲げ加
工後、変態点温度以上の70℃に加熱し、直線状原
形1−Aとしてパイプ2より排出する。排出
後、室温で放置するとコイルばね1−Bに回復
する。
状、20℃の室温でコイル形状を記憶させた両方向
形状記憶合金を充てん材1として用い、室温で
コイルばね1−Bをパイプ2内に挿入し曲げ加
工後、変態点温度以上の70℃に加熱し、直線状原
形1−Aとしてパイプ2より排出する。排出
後、室温で放置するとコイルばね1−Bに回復
する。
効 果
以上の説明より明らかなように、この発明に係
わるパイプの曲げ加工方法によれば、充てん材と
して形状記憶合金よりなるコイルばねを用いてい
るため、パイプの曲げ加工時に、充てん材が剛性
及び柔軟性を兼ね備えていることにより、小曲率
の曲げ加工が可能であると共に、複雑な形状の曲
げ加工も可能となり、加工精度が向上する。ま
た、曲げ加工後に変態点温度とすることにより記
憶させていた略直線形としてパイプより極めて容
易に、かつパイプに支障なく排出することがで
き、作業性が向上する。しかも、温度を調節する
だけでコイル形及び直線形にできるため、設備の
簡易化が図れると共に省エネルギー効果を有し、
かつ、公害の発生もない等の種々の利点を有する
ものである。
わるパイプの曲げ加工方法によれば、充てん材と
して形状記憶合金よりなるコイルばねを用いてい
るため、パイプの曲げ加工時に、充てん材が剛性
及び柔軟性を兼ね備えていることにより、小曲率
の曲げ加工が可能であると共に、複雑な形状の曲
げ加工も可能となり、加工精度が向上する。ま
た、曲げ加工後に変態点温度とすることにより記
憶させていた略直線形としてパイプより極めて容
易に、かつパイプに支障なく排出することがで
き、作業性が向上する。しかも、温度を調節する
だけでコイル形及び直線形にできるため、設備の
簡易化が図れると共に省エネルギー効果を有し、
かつ、公害の発生もない等の種々の利点を有する
ものである。
第1図はこの発明の第一実施例に用いる充てん
材を示す斜視図、第2図は第一実施例の加工方法
を示す図面、第3図は各実施例の充てん材と加工
方法との関係を示す図面である。 1……充てん材、1−A……直線状原形、1−
B……素材コイルばね、2……パイプ。
材を示す斜視図、第2図は第一実施例の加工方法
を示す図面、第3図は各実施例の充てん材と加工
方法との関係を示す図面である。 1……充てん材、1−A……直線状原形、1−
B……素材コイルばね、2……パイプ。
Claims (1)
- 1 形状記憶合金からなるコイルばねをパイプの
内側に挿入し、該コイルばねとパイプとを一体に
曲げ加工し、該加工後に上記形状記憶合金の変態
点温度としてコイルばねを記憶させていた略直線
状原形に戻し、パイプ内より排出することを特徴
とするパイプの曲げ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23470883A JPH0235610B2 (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | Paipunomagekakohoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23470883A JPH0235610B2 (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | Paipunomagekakohoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60127026A JPS60127026A (ja) | 1985-07-06 |
JPH0235610B2 true JPH0235610B2 (ja) | 1990-08-13 |
Family
ID=16975137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23470883A Expired - Lifetime JPH0235610B2 (ja) | 1983-12-12 | 1983-12-12 | Paipunomagekakohoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235610B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010007501B4 (de) * | 2010-02-11 | 2021-07-15 | Eberspächer Exhaust Technology GmbH & Co. KG | Rohrstabilisierungsvorrichtung und Biegeverfahren unter Verwendung der Rohrstabilisierungsvorrichtung |
-
1983
- 1983-12-12 JP JP23470883A patent/JPH0235610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60127026A (ja) | 1985-07-06 |
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