JPS6021055B2 - 熱復形性チユ−ブの製造方法 - Google Patents
熱復形性チユ−ブの製造方法Info
- Publication number
- JPS6021055B2 JPS6021055B2 JP52043994A JP4399477A JPS6021055B2 JP S6021055 B2 JPS6021055 B2 JP S6021055B2 JP 52043994 A JP52043994 A JP 52043994A JP 4399477 A JP4399477 A JP 4399477A JP S6021055 B2 JPS6021055 B2 JP S6021055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- heat
- deformation
- recoverable
- polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C61/00—Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
- B29C61/06—Making preforms having internal stresses, e.g. plastic memory
- B29C61/08—Making preforms having internal stresses, e.g. plastic memory by stretching tubes
Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱復形性チューブ詳しくは内張りに適する熱復
形性チューブの製造方法に関するものである。
形性チューブの製造方法に関するものである。
3次元網状構造の熱軟化性の高分子化合物は一般に記憶
効果と呼ばれる特性があることは良く知られている。
効果と呼ばれる特性があることは良く知られている。
この特性を利用した製品としてはいわゆる熱収縮性のチ
ューブとして既に多くの分野で使用実績が知られている
。しかしこの熱収縮性チューブの使用実績は収縮保護す
る面は被保護体の外面であり、チューブの内側に被保護
体を挿入し、熱収縮させてその被保護体の表面を保護す
るものである。本発明は上記とは逆にチューブの収縮保
護する面が被保護体の内面であるような熱復形性チュー
ブ例えば鋼管等の金属管の内壁の防食等のため耐化学薬
品性の優れた高分子化合物で保護することが望まれる場
合の素材の高分子化合物チューブの製造方法に関するも
のである。
ューブとして既に多くの分野で使用実績が知られている
。しかしこの熱収縮性チューブの使用実績は収縮保護す
る面は被保護体の外面であり、チューブの内側に被保護
体を挿入し、熱収縮させてその被保護体の表面を保護す
るものである。本発明は上記とは逆にチューブの収縮保
護する面が被保護体の内面であるような熱復形性チュー
ブ例えば鋼管等の金属管の内壁の防食等のため耐化学薬
品性の優れた高分子化合物で保護することが望まれる場
合の素材の高分子化合物チューブの製造方法に関するも
のである。
即ち本発明の方法は、所定サイズに押出され、架橋処理
された熱軟化性の高分子化合物をその溶融温度以上に加
熱し変形ター・ィを通過させ直ちに冷却し変形を固定す
ることを特徴とするものである。
された熱軟化性の高分子化合物をその溶融温度以上に加
熱し変形ター・ィを通過させ直ちに冷却し変形を固定す
ることを特徴とするものである。
上記に於いて、チューブの保護する面が被保護体の内面
であることから当然のこと乍ら、所定サィスは内張りす
べき対象物の内側周長と同一か僅かに長い外周長を有し
形状が相似形であるサイズである、又変形は内張りすべ
き対象物の内側周面に接触せずに挿入可能になるよう縮
少されたサイズであり、後述の通り非相形である。
であることから当然のこと乍ら、所定サィスは内張りす
べき対象物の内側周長と同一か僅かに長い外周長を有し
形状が相似形であるサイズである、又変形は内張りすべ
き対象物の内側周面に接触せずに挿入可能になるよう縮
少されたサイズであり、後述の通り非相形である。
上記方法は、非相似形から相似形への熱復元が架橋され
た高分子化合物のチューブの融点以上でのゴム弾性(記
憶効果)によって付与されること、即ちあくまで架橋結
合処理された時の形状に相似形のま)でなく復元するこ
とを利用した外径縮小方法である。
た高分子化合物のチューブの融点以上でのゴム弾性(記
憶効果)によって付与されること、即ちあくまで架橋結
合処理された時の形状に相似形のま)でなく復元するこ
とを利用した外径縮小方法である。
以下例示する図面に就いて本発明を詳細に説明する。
ポリエチレンチューブを希望するサイズに押出機によっ
て押出す。
て押出す。
これを2〜50MRad照射し、ゲル分率10〜80%
のものにする。上記照射は電子線を始めy線等の電子線
でもよい。或はこれに代え化学架橋法により3次元網状
構造としてもよい。このチューブを第1図イに示す如く
ポリエチレンの溶融温度以上(120oo以上)に加熱
し変形ダィ3を通過させる。
のものにする。上記照射は電子線を始めy線等の電子線
でもよい。或はこれに代え化学架橋法により3次元網状
構造としてもよい。このチューブを第1図イに示す如く
ポリエチレンの溶融温度以上(120oo以上)に加熱
し変形ダィ3を通過させる。
同時に冷却して変形を固定すると熱復形性チューブは出
来上る。なお第1図イ中、1は所定サイズに押出され架
橋処理されたポリエチレンチューブ、1′は変形を固定
された熱復形性ポリエチレンチューブ、2は加熱部、4
は冷却部、5はサプライリール、6は巻取りールである
。(第1図イ中、ガイドローラ等は省略して示している
。)上記変形ダーィ3は第1図口にその横断面を、第1
図ハにその縦断正面図を夫々例示している。
来上る。なお第1図イ中、1は所定サイズに押出され架
橋処理されたポリエチレンチューブ、1′は変形を固定
された熱復形性ポリエチレンチューブ、2は加熱部、4
は冷却部、5はサプライリール、6は巻取りールである
。(第1図イ中、ガイドローラ等は省略して示している
。)上記変形ダーィ3は第1図口にその横断面を、第1
図ハにその縦断正面図を夫々例示している。
これらの図中、3aは外ダィ、3bは内ダィ、Fはダイ
入口、Bはダイ出口を夫々示している。なお第1図イと
同一符号は同一部位を表わしている。なお本発明に於い
て上記の外、所定サイズに押出され架橋処理されたポリ
エチレンチューブの変形固定は第4図に示すようにこの
禾変形ポリエチレンチューブ(イ図参照)を単に長さを
延長して外周を短かくしその結果長さが長くなるので長
くなった分だけ蛇腹方式で縮めてもよい(口図参鷹)以
下に本発明の実施例を示す。
入口、Bはダイ出口を夫々示している。なお第1図イと
同一符号は同一部位を表わしている。なお本発明に於い
て上記の外、所定サイズに押出され架橋処理されたポリ
エチレンチューブの変形固定は第4図に示すようにこの
禾変形ポリエチレンチューブ(イ図参照)を単に長さを
延長して外周を短かくしその結果長さが長くなるので長
くなった分だけ蛇腹方式で縮めてもよい(口図参鷹)以
下に本発明の実施例を示す。
実施例 1
メルトィンデツクス4.0比重0.92夕/あの低密度
ポリエチレンを押出機により外径27.2肋、肉厚0.
5側のポリエチレンチューブを製造する。
ポリエチレンを押出機により外径27.2肋、肉厚0.
5側のポリエチレンチューブを製造する。
次に加速電圧200方ボルトの電子線にて照射しゲル分
率50%の照射ポリエチレンチューブとする。第2図イ
に示すこのチューブを150ooの加熱槽を通過させチ
ューブの温度を120午○以上に保ち乍ら変形ダィを通
過させ直ちに冷却して第2図口に示す変形チューブを得
る。実施例 2 メルトインデックス6.0、比重0.94夕/均の中密
度ポリエチレンを押出機により外径27.2肌、肉厚0
.5側のポリエチレンチューブを製造する。
率50%の照射ポリエチレンチューブとする。第2図イ
に示すこのチューブを150ooの加熱槽を通過させチ
ューブの温度を120午○以上に保ち乍ら変形ダィを通
過させ直ちに冷却して第2図口に示す変形チューブを得
る。実施例 2 メルトインデックス6.0、比重0.94夕/均の中密
度ポリエチレンを押出機により外径27.2肌、肉厚0
.5側のポリエチレンチューブを製造する。
次に加速電圧200万ボルトの電子線にて照射しゲル分
率50%の照射ポリエチレンにする。第3図イに示すこ
のチューブを15000の加熱槽を通過させチューブの
温度を13000以上に保ち乍ら変形ダィを通過させ直
に冷却して第3図口に示す変形チューブを得る。
率50%の照射ポリエチレンにする。第3図イに示すこ
のチューブを15000の加熱槽を通過させチューブの
温度を13000以上に保ち乍ら変形ダィを通過させ直
に冷却して第3図口に示す変形チューブを得る。
以上の様な本発明の方法によると、外側に向って大いに
熱復形性のあるチューブが容易に製造出来る。
熱復形性のあるチューブが容易に製造出来る。
又このようにして製造された熱復形性チューブは物品の
内側に例えば鋼管内に挿入し熱を加えると容易に物品の
内側例えば管壁に密接してよく内張り出来その表面を保
護出来る。
内側に例えば鋼管内に挿入し熱を加えると容易に物品の
内側例えば管壁に密接してよく内張り出来その表面を保
護出来る。
第1図は本発明の製造方法の説明図で、イは全体の正面
図、口は用いる変形ダィの横断面図、ハはその従断正面
図を夫々例示している。 第2図は本発明方法によるチュ−ブの変形例を示しイは
変形前、口は変形後の夫々の横断面図、第3,4図は夫
々本発明方法によるチューブの他の変形例を示しイは変
形前、口は変形後の夫々の横断面図(第3図及び斜視図
(第4図)である。1・・・・・・所定サイズに押出さ
れ架橋処理されたポリエチレンチューブ、1′・・・…
変形を固定された熱復形性ポリエチレンチューブ、2・
・・・・・加熱部、3・・・・・・変形ダィ、4・・・
・・・冷却部、5・・・・・・サプライリール、6・・
・・・・巻取りール。 久1図 大「図 方2図 ス3図 スム図
図、口は用いる変形ダィの横断面図、ハはその従断正面
図を夫々例示している。 第2図は本発明方法によるチュ−ブの変形例を示しイは
変形前、口は変形後の夫々の横断面図、第3,4図は夫
々本発明方法によるチューブの他の変形例を示しイは変
形前、口は変形後の夫々の横断面図(第3図及び斜視図
(第4図)である。1・・・・・・所定サイズに押出さ
れ架橋処理されたポリエチレンチューブ、1′・・・…
変形を固定された熱復形性ポリエチレンチューブ、2・
・・・・・加熱部、3・・・・・・変形ダィ、4・・・
・・・冷却部、5・・・・・・サプライリール、6・・
・・・・巻取りール。 久1図 大「図 方2図 ス3図 スム図
Claims (1)
- 1 所定サイズ即ち内張りすべき対象物の内側周長と同
一か僅かに長い外周長を有し形状が相似形であるサイズ
に押出され、架橋処理された熱軟化性の高分子化合物を
その溶融温度以上に加熱し変形ダイを通過させ直ちに冷
却し内張りすべき対象物の内側周面に接触せずに挿入可
能になるよう縮少された非相似形であるサイズに変形を
固定することを特徴とする熱復形性チユーブの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52043994A JPS6021055B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 熱復形性チユ−ブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52043994A JPS6021055B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 熱復形性チユ−ブの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53128680A JPS53128680A (en) | 1978-11-09 |
JPS6021055B2 true JPS6021055B2 (ja) | 1985-05-25 |
Family
ID=12679261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52043994A Expired JPS6021055B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 熱復形性チユ−ブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021055B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60177354U (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-25 | アイシン精機株式会社 | Vベルト |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6221522A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-29 | Fujikura Ltd | 熱拡径性チューブ |
USRE36859E (en) * | 1986-02-10 | 2000-09-12 | Bg Plc | Method for lining a pipe or main |
CN107877881A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-04-06 | 江阴市福诺新型装饰材料有限公司 | 木塑地板转移印在线挤出系统 |
-
1977
- 1977-04-16 JP JP52043994A patent/JPS6021055B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60177354U (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-25 | アイシン精機株式会社 | Vベルト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53128680A (en) | 1978-11-09 |
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