JPS5940623Y2 - 耐熱性伸縮管 - Google Patents
耐熱性伸縮管Info
- Publication number
- JPS5940623Y2 JPS5940623Y2 JP8078781U JP8078781U JPS5940623Y2 JP S5940623 Y2 JPS5940623 Y2 JP S5940623Y2 JP 8078781 U JP8078781 U JP 8078781U JP 8078781 U JP8078781 U JP 8078781U JP S5940623 Y2 JPS5940623 Y2 JP S5940623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coated
- wire
- heat resistant
- present
- expansion tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐熱性、耐薬品性及び非粘着性に優れ且つ伸縮
率の大きい伸縮管を提供せんとするものである。
率の大きい伸縮管を提供せんとするものである。
従来伸縮管としては、操作容易にして且つ安価に製造で
きる点からゴム系物質にて形成されているものである。
きる点からゴム系物質にて形成されているものである。
然しなからこの管は耐熱性、耐薬品性に劣ると共に比較
的粘着性を有するという欠点を有するものである。
的粘着性を有するという欠点を有するものである。
従って高温例えば100℃以上において利用せんとする
場合粘着性を増大して変形し、伸縮管としての目的を遠
戚することが出来ないものであった。
場合粘着性を増大して変形し、伸縮管としての目的を遠
戚することが出来ないものであった。
又耐熱性、耐薬品性に優れたフッ素樹脂を切削加工して
管性体に形成したものが出現されているが、その伸縮率
はせいぜい200%程度でありそれに上の伸縮率を望む
ことは出来ないものであった。
管性体に形成したものが出現されているが、その伸縮率
はせいぜい200%程度でありそれに上の伸縮率を望む
ことは出来ないものであった。
本考案はか・る欠点を改善せんとして鋭意研究を行った
結果、耐熱性、耐薬品性に優れ且つ伸縮率の大きい伸縮
管を見出したものである。
結果、耐熱性、耐薬品性に優れ且つ伸縮率の大きい伸縮
管を見出したものである。
即ち本考案は金属線の外周にFEP又はPFAを被覆し
た被覆線を所望長を有する耐熱性リング体の内外面にフ
ッ素樹脂フィルムを一体に加熱融着せしめたものである
。
た被覆線を所望長を有する耐熱性リング体の内外面にフ
ッ素樹脂フィルムを一体に加熱融着せしめたものである
。
本考案において被覆線をスパイラル状にして設ける理由
は、被覆線において骨核を形成せしめ伸縮管に機械的強
度を保持せしめんとすると共に伸縮率を一層向上せんと
するためである。
は、被覆線において骨核を形成せしめ伸縮管に機械的強
度を保持せしめんとすると共に伸縮率を一層向上せんと
するためである。
なおこのスパイラル状にするピッチについては特に限定
するものではないが、伸縮管の径状に応じて適宜選択す
るものである。
するものではないが、伸縮管の径状に応じて適宜選択す
るものである。
又本考案において被覆線は例えばステンレス等の金属線
の外周にFEP又はPFAを被覆するものであるが、そ
の理由は金属線に錆等を発生して腐食するのを防止する
ためである。
の外周にFEP又はPFAを被覆するものであるが、そ
の理由は金属線に錆等を発生して腐食するのを防止する
ためである。
このFEP又はPFAは耐熱性、耐薬品性に優れている
と共に溶融型を有するために金属線の外周に容易に押出
し被覆を行うことが出来るものである。
と共に溶融型を有するために金属線の外周に容易に押出
し被覆を行うことが出来るものである。
な#FEPとはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体であり、FAPとはテトラフルオ
ロエチレン−パーフルオロアルキルビニールエーテル共
重合体である。
ロプロピレン共重合体であり、FAPとはテトラフルオ
ロエチレン−パーフルオロアルキルビニールエーテル共
重合体である。
又金属線の径としては通常3φ程度のものを使用し、F
EP又はPFAの被覆厚みは通常25μ程度である。
EP又はPFAの被覆厚みは通常25μ程度である。
次に本考案の1例を図面にもとづき詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す如く外径100mm長さ400
mmの金属製ドラム(図示せず)の外周に巾30mm厚
さ0.1mmのフッ素樹脂フィルム2をラップ状に3重
に巻回した後、その外側に予め第3図に示す如く径3φ
のステンレス線3の外周に厚さ25μのFEP4を被覆
した被覆線5をピッチ25mm毎にスパイラル状に巻付
ける。
mmの金属製ドラム(図示せず)の外周に巾30mm厚
さ0.1mmのフッ素樹脂フィルム2をラップ状に3重
に巻回した後、その外側に予め第3図に示す如く径3φ
のステンレス線3の外周に厚さ25μのFEP4を被覆
した被覆線5をピッチ25mm毎にスパイラル状に巻付
ける。
更にその外側に前記と同様のフッ素樹脂フィルム2をラ
ップ状に3重にして該被覆線に定着せしめる。
ップ状に3重にして該被覆線に定着せしめる。
更に其の上を厚さ0.2mm、巾30mmのガラス繊維
テープでスパイラルに巻いて締付けた。
テープでスパイラルに巻いて締付けた。
然る後380℃10分間加熱してフッ素樹脂フィルムと
被覆線とを一体に融着せしめた後、該ガラス繊維テープ
を剥離し該ドラムを抜き取って本考案伸縮管をえた。
被覆線とを一体に融着せしめた後、該ガラス繊維テープ
を剥離し該ドラムを抜き取って本考案伸縮管をえた。
而して本考案伸縮管1を収容せしめた状態を示すと、第
4図の如くであり、その伸縮率を測定した結果は400
%であった。
4図の如くであり、その伸縮率を測定した結果は400
%であった。
以上詳述した如く本考案伸縮管はフッ素樹脂からなるた
め耐熱性、耐薬品性及び非粘着性に著しく優れているた
め高温の状態並に溶剤等に対して安心して使用しうると
共に伸縮率が著しく大きいため、伸縮管として極めて有
用なものである。
め耐熱性、耐薬品性及び非粘着性に著しく優れているた
め高温の状態並に溶剤等に対して安心して使用しうると
共に伸縮率が著しく大きいため、伸縮管として極めて有
用なものである。
第1図及び第2図は本考案伸縮管の1例を示すものであ
り、第1図はその縦断面図、第2図は側断面図、第3図
は本考案における被覆線の断面図、第4図は本考案伸縮
管を収縮せしめた状態の概略説明図である。 1・・・・・・伸縮管、2・・・・・・フッ素樹脂フィ
ルム、3・・・・・・金属線、4・・・・・・FEP、
5・・・・・・被覆線。
り、第1図はその縦断面図、第2図は側断面図、第3図
は本考案における被覆線の断面図、第4図は本考案伸縮
管を収縮せしめた状態の概略説明図である。 1・・・・・・伸縮管、2・・・・・・フッ素樹脂フィ
ルム、3・・・・・・金属線、4・・・・・・FEP、
5・・・・・・被覆線。
Claims (1)
- 金属線の外周にFEP又はPFAを被覆した被覆線を所
望径のスパイラル状に形成した所望長を有する耐熱性リ
ング体の内外面にフッ素樹脂フィルムを一体に加熱融着
せしめたことを特徴とする耐熱性伸縮管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078781U JPS5940623Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | 耐熱性伸縮管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078781U JPS5940623Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | 耐熱性伸縮管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57193477U JPS57193477U (ja) | 1982-12-08 |
JPS5940623Y2 true JPS5940623Y2 (ja) | 1984-11-19 |
Family
ID=29876326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8078781U Expired JPS5940623Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 | 耐熱性伸縮管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940623Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2616927B2 (ja) * | 1987-07-17 | 1997-06-04 | ファナック株式会社 | プログラマブル・コントローラ |
-
1981
- 1981-06-01 JP JP8078781U patent/JPS5940623Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57193477U (ja) | 1982-12-08 |
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