JPH0741478B2 - フィン付き熱交換器の製造方法 - Google Patents

フィン付き熱交換器の製造方法

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JPH0741478B2
JPH0741478B2 JP63260108A JP26010888A JPH0741478B2 JP H0741478 B2 JPH0741478 B2 JP H0741478B2 JP 63260108 A JP63260108 A JP 63260108A JP 26010888 A JP26010888 A JP 26010888A JP H0741478 B2 JPH0741478 B2 JP H0741478B2
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Japan
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heat exchanger
notch
fins
fin
hole
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朗 横内
憲三 清水
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機のフィン付熱交換器及びその製造
方法に関するものである。
従来の技術 従来、小型化又は高性能化が要求される熱交換器におい
て、曲がり部を持つ熱交換器の製造法として、特公昭62
−25958号公報に記載されているように、伝熱管がつな
がっており、フィンは完全に分割された後に伝熱管を中
心に回転させている。また切断部も2個所有している。
発明が解決しようとする課題 しかし上記従来の技術では、加工時に伝熱管がつぶれた
り、ねじれたりする。また拡管をしない伝熱管では伝熱
特性を著しく低下させてしまう。さらに切断部を2個所
有している事は工数的にも切断方法にしても困難であ
る。
そこで本発明は、加工時に伝熱管がつぶれないように伝
熱管にて接続されていない部分で切断を行い、且つフィ
ンの切断においては1個所にしてフィンつなげた状態で
曲げ加工を行うものであり、小型化又は高性能な熱交換
器を製造することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、フィンの長手方向
の所定の位置に1個所以上の接続部を有するように端部
から切欠き部または中央近くに穴を加工する加工工程
と、前記接続部を中心に所定の角度を有するように曲げ
る曲げ工程と、熱交換器の伝熱管をつなげる接続工程を
有するものである。
また、フィンの長手方向の所定の位置に2個所以上の接
続部を有するように端部から切欠き部及び中央近くに穴
を加工する加工工程と、前記切欠き部より前記穴までの
間を切断する切断工程と、前記接続管を中心に所定の角
度を有するように曲げる曲げ工程と、熱交換器の伝熱管
をつなげる接続工程を有しまた、フィンの切欠き部を両
端に設ける加工工程としたものである。
さらにフィンの切欠き部の曲げる内側の切欠き部におい
て、上部熱交換器の切欠き長さL1を下部熱交換器の切欠
き長さL2より短く(L1<L2)した切欠き部の形状とした
ものである。
作用 上記手段による作用は以下のとおりである。
熱交換器のフィンを長手方向の所定位置にて、フィンの
端部またはフィン中央部に穴を設け、接続部を中心に曲
げることにより所定の角度を有した熱交換器を少ない工
数で製造できる。
また、熱交換器のフィンを長手方向の所定位置にてフィ
ンの端部とフィン中央部に穴を設け、そこを切断し曲げ
ることによりフィン加工送り時にフィンが切れて形状の
損傷を起こすことなく曲げ熱交換器を製造できる。
また、本発明はフィンの長手方向の所定位置のフィン両
端に切欠き部を設けることにより、より小型の曲げ熱交
換器を製造できる。
また、本発明はフィン長手方向の所定位置の曲げる内側
の端の切欠き部の形状を上部熱交換器の切欠き長さを下
部熱交換器の切欠き長さより短くすることにより、上部
熱交換器の下端のフィンが下部熱交換器の切欠き部の上
に位置することにより蒸発器として作用する場合の水が
上部熱交換器より下部熱交換器に伝わり、下部熱交換器
の下端に水が集められる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考に説明す
る。
まず第1図〜第2図により本発明の第一の実施例につい
て説明する。第1図はフィン加工後を示す。
同図において1はフィン、2は切欠き部、4は接続部、
6は伝熱管が通る穴である。
第2図は熱交換器側面図である。
同図において7は伝熱管、8は上部熱交換器9の伝熱管
7と下部熱交換器10の伝熱管7をつなぐUの字に加工さ
れた接続管である。
ここで熱交換器の製造工程を説明すると、第1図の様に
加工されたフィン1を重ね合せ、伝熱管7を挿入した
後、伝熱管7を拡管してフィン1と密着させ、所定の角
度に熱交換器を曲げる。その後上部熱交換器9の伝熱管
7と下部熱交換器10の伝熱管7を接続管8でつなぐ。こ
のように製造すれば、伝熱管を変形させることなくフィ
ンと良好に密着させたままで、曲げを有する熱交換器が
作ることができる、小型化、高性能な熱交換器を提供す
ることができる。
次に第3図〜第4図により本発明の第二の実施例につい
て説明する。
ここで第一の実施例と同一のものについては、同一の符
号を付して説明を省略する。第3図はフィン加工後を示
す。
同図において2は切欠き部、3は穴、4,5は接続部で4
は切欠き部2と穴3を結ぶ破線で切断される。ここで接
続部4,5を2個所設けているのはフィン加工送り時にフ
ィンが切れるのを防ぐための最小つなぎ部を確保するた
めである。
第4図は熱交換器側面図である。
ここで熱交換器の製造工程を説明すると、第3図の様に
加工されたフィン1を重ね合せ、伝熱管7を挿入した
後、伝熱管7を拡管してフィン1と密着させる。その後
切欠き部2から穴3をめがけて鋭い刀により接続部4を
切断し、所定の角度に熱交換器を曲げる。その後上部熱
交換器9の伝熱管7と下部熱交換器10の伝熱管7を接続
管8でつなぐ。このように製造すれば、伝熱管を変形さ
せることなくフィンと良好に密着させたままで、曲げを
有する熱交換器が一個所を切断するだけで作ることがで
き、小型化、高性能な熱交換器を提供することができ
る。
次に第5図〜第6図により本発明の第三の実施例につい
て説明する。
ここで第一及び第二の実施例と同一のものについては、
同一の符号を付して説明を省略する。
第5図はフィン加工後を示す。
同図において2a,2bはフィン両端に設けた切欠き部であ
る。第6図は熱交換器側面図である。このように両端に
切欠き部を設けて曲げると熱交換器の寸法はさらに小型
化が図れる。
次に第7図〜第9図により本発明の第四の実施例につい
て説明する。
ここで第一第二及び第三の実施例と同一のものについて
は、同一の符号を付して説明を省略する。
第7図はフィン加工後を示す。第8図は切欠き部2a,2b
の拡大図である。曲げ加工する内側の切欠き部2bにおい
て、上部熱交換器9の切欠き長さL1は下部熱交換器10の
切欠き長さL2より短い(L1<L2)。第8図は熱交換器側
面図を示す。切欠き部2bにおいてL1<L2であるため、第
8図においては上部熱交換器9のフィン下端は下部熱交
換器10のフィン上部に位置している。これにより蒸発器
として作用した場合は良好な水処理が得られる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明の曲げ熱交換器
は、伝熱管を変形させることなく、フィンと伝熱管を良
好に密着させたままで曲げ加工ができるため、簡単で且
つ大きな設備も入らなく小型の高性能な熱交換器を作る
ことができる。
またフィンの長手方向の所定の位置に2個所以上の接続
部を有するように加工し、その1個所を切断して曲げ加
工をするため、フィン加工送り時にフィンが切れて形状
の損傷を起こすことなく曲げ熱交換器を作ることができ
る。
またフィンの曲げ部の両端を切欠くことにより、さらに
小型化の熱交換器を作ることができる。
またフィンの曲げ部の内側の切欠き部において上部熱交
換器の切欠き長さを下部熱交換器の切欠き長さより短く
することにより、蒸発器として作用したとき、良好な水
処理性能が得られる等、種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す熱交換器のフィン
加工図、第2図は同熱交換器の側面図、第3図は本発明
の第二の実施例を示す熱交換器のフィン加工図、第4図
は同熱交換器の側面図、第5図は本発明の第三の実施例
を示す熱交換器のフィン加工図、第6図は同熱交換器の
側面図、第7図は本発明の第三の実施例を示す熱交換器
のフィン加工図、第8図は同フィン加工詳細図、第9図
は同熱交換器の側面図である。 1……フィン、2……切欠き部(2a,2b)、3……穴、
4,5……接続部、7……伝熱管、8……接続管、9……
上部熱交換器、10……下部熱交換器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定間隔で平行に並べられ、その間を気流
    が流動するフィンと、前記フィンに直角に挿入された内
    部を冷媒が流動する伝熱管から構成される熱交換器にお
    いて、フィンの長手方向の所定位置に1個所以上の接続
    部を有するように端部から切欠き部または中央近くに穴
    を加工する加工工程と、熱交換器を組立てた後に伝熱管
    のつながりを有しない上部熱交換器と下部熱交換器が前
    記接続部を中心に所定の角度を有するように曲げる曲げ
    工程と、前記上部熱交換器と前記下部熱交換器の伝熱管
    とを接続管にてつなげる接続工程により製造されたフィ
    ン付熱交換器の製造方法。
  2. 【請求項2】フィンの長手方向の所定位置に2個所以上
    の接続部を有するように端部から切欠き部及び中央近く
    に穴を加工する加工工程と、熱交換器を組立てた後に前
    記切欠き部より前記穴までの間を切断する切断工程と、
    切断工程により分けられ伝熱管のつながりを有しない上
    部熱交換器と下部熱交換器が残りの前記接続部を中心に
    所定の角度を有するように曲げる曲げ工程とした請求項
    1記載のフィン付熱交換器の製造方法。
  3. 【請求項3】フィンの長手方向の所定位置に2個所以上
    の接続部を有するように両端から切欠き部及び中央近く
    に穴を加工する加工工程とした請求項1または2記載の
    フィン付熱交換器の製造方法。
  4. 【請求項4】フィンの長手方向の所定位置に1個所以上
    の接続部を有するように端部から切欠き部または中央近
    くに穴を加工する加工工程において、曲げ加工をする内
    側の前記切欠き部において上部熱交換器の切欠き長さL1
    を下部熱交換器の切欠き長さL2より短く(L1<L2)した
    請求項1〜3いずれかに記載のフィン付熱交換器の製造
    方法。
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JPH08614Y2 (ja) * 1990-09-11 1996-01-10 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の熱交換器
JPH06126544A (ja) * 1991-04-12 1994-05-10 Mitsubishi Electric Corp フィン付熱交換器の製造方法
JPH05164348A (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 Hitachi Ltd 空気調和機
JP3204546B2 (ja) * 1992-08-31 2001-09-04 東芝キヤリア株式会社 熱交換器
US11168948B2 (en) 2016-11-28 2021-11-09 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger, refrigeration cycle apparatus, and method for manufacturing heat exchanger

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