JPH055578B2 - - Google Patents

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JPH055578B2
JPH055578B2 JP1161042A JP16104289A JPH055578B2 JP H055578 B2 JPH055578 B2 JP H055578B2 JP 1161042 A JP1161042 A JP 1161042A JP 16104289 A JP16104289 A JP 16104289A JP H055578 B2 JPH055578 B2 JP H055578B2
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JP
Japan
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brazing
aluminum
wire
heat exchanger
temporarily assembled
Prior art date
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JP1161042A
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English (en)
Other versions
JPH02175074A (ja
Inventor
Shinobu Asakawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Publication of JPH055578B2 publication Critical patent/JPH055578B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラジエータ等のアルミニウム製熱交
換器のろう付け方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、ラジエータ等の熱交換器は、器体の軽量
化、組付作業の簡便化等を目的として、その素材
にアルミニウム材が使用されるようになつて来て
いる(例えば、実開昭60−148891号公報参照)。
このようなアルミニウム製熱交換器は、第2図
に示すように、ろう材をクラツドしたアルミニウ
ム材からなるチユーブ1、フイン3およびタンク
5、そして、アルミニウム材からなるレインホー
ス7によつて熱交換器9を仮組みした後、この仮
組みした熱交換器9に弗化物の非腐食性フラツク
スを塗布してろう付け炉内に収容し、ついで、こ
のろう付け炉内に窒素ガスを30〜40m3/hrで圧送
しながら昇温し、580〜620℃のろう付け温度で3
〜20分間保持することによつてろう付け処理を行
ない、製品とされている。
なお、図中、11は座板、13はレインホース
7の両側部に設けられた折返し補強片である。
そして、一般に、このろう付け処理に際し、熱
交換器9のコア部15が横方向に膨張してろう付
け後のコア部15の寸法が狂うため、これを防止
する目的で、例えば、第3図に示すような焼付治
具17をレインホース7にボルト19により固定
し、コア部15を外側から押さえてろう付けする
ことが行なわれている(特開昭58−224034公報参
照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の製造方法で
は、焼付治具17は、熱容量が大きく、ろう付け
炉内において熱交換器9と焼付治具17の接触部
は昇温が阻止されてろう付け不良が発生するとい
う問題があつた。また、コア部15の寸法に対応
して、多種類の焼付治具17を準備する必要があ
り、剛性の高い板材からなる焼付治具17を使用
しているため、焼付治具17の製造費が高くなる
という問題があつた。
また、焼付治具17の管理が非常に煩雑になる
という問題があつた。
すなわち、使用により焼付治具17の寸法が変
化するためこれを矯正する必要があり、また、焼
付治具17に非腐食性フラツクスが付着するため
磨き工程が必要になり、さらに、熱交換器の種類
に応じて各種寸法の焼付治具17を製造管理する
必要があるという問題があつた。
本発明は、前記のような問題を解決したもの
で、昇温不良による焼付治具接触部のろう付け不
良が発生せず、安価で管理が容易な熱容量の小さ
な焼付治具を用いたアルミニウム製熱交換器のろ
う付け方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るアルミニウム製熱交換器のろう付
け方法は、所定間隔を置いて対向配置される一対
のアルミニウム材からなる座板の間にアルミニウ
ム材からなるチユーブとアルミニウム材からなる
フインとを交互に配置するとともに、その両端に
アルミニウム材からなるレインホースを配置して
仮組コア部を形成した後、その仮組コア部の前記
レインホースの間を結んでワイヤを巻き付け、こ
の後、前記仮組コア部をろう付け炉内に収容し、
少なくとも前記座板、チユーブ、フイン相互間の
ろう付けを行なうものである。
〔作用〕
本発明に係るアルミニウム熱交換器のろう付け
方法においては、まず、所定間隔を置いて対向配
置される一対のアルミニウム材からなる座板の間
にアルミニウム材からなるチユーブとアルミニウ
ム材からなるフインとを交互に配置するととも
に、その両端にアルミニウム材からなるレインホ
ースを配置して仮組コア部を形成する。ついで、
その仮組コア部のレインホースの間を結んでワイ
ヤを巻き付ける。この後、前記仮組コア部をろう
付け炉内に収容し、所定の条件がろう付けを行な
う。この際、仮組コア部とワイヤは、ほぼ同時に
昇温し、ろう付け不良のないコアを製作できる。
〔実施例〕
以下、本発明方法の詳細を図面を用いて説明す
る。
本発明に係るアルミニウム製熱交換器のろう付
け方法では、先ず、第1図に示すように、所定間
隔を置いて対向配置される一対の座板21の間に
チユーブ23とフイン25とが交互に配置され、
また、その両側にレインホース27が配置され仮
組コア部30が形成される。
レインホース27は、両側部に折返し補強片2
8が設けられるとともに、略中央部の長手方向に
外方に突出するビード29が設けられている。こ
のビード29は、折返し補強片28より外方に突
出するように設けられている。
なお、この実施例では、この時同時に座板21
にタンク31が配置される。
また、この実施例では、座板21、チユーブ2
3、フイン25およびタンク31は、それぞれア
ルミニウム材からなり、これ等のアルミニウム材
は、ろう材をクラツドしたクラツド材から形成さ
れている。
このクラツド材は、アルミニウム材からなる芯
材(例えば、JIS3003)の一側に犠牲腐食層(例
えば、JIS7072)を形成し、他側にろう材層(例
えば、JIS4343)を形成して構成されている。
そして、この後、この仮組コア部30のレイン
ホース27の間を結んでアルミニウム材より熱膨
張率が小さい鉄又はステンレスからなるワイヤ3
3が巻き付けられる。
なお、このワイヤ33の直径は、ワイヤ33が
鉄の場合には、例えば、0.7mm程度、ステンレス
の場合には、例えば、0.5mm程度のものが使用さ
れる。
また、このワイヤ33の巻付けは、所定のワイ
ヤ巻付機により自動的に行なわれる。
この後、仮組コア部30およびタンク31が脱
脂洗浄され、弗化物の非腐食性フラツクスが塗布
される。
この後、仮組コア部30およびタンク31がろ
う付け炉内に収容され、座板21、チユーブ2
3、フイン25、タンク31相互のろう付けが行
なわれる。
この際、座板21、チユーブ23、フイン25
が熱膨張により外側へ膨れようとするが、その膨
出を鉄又はステンレスからなるワイヤ33が阻止
し、座板21、チユーブ23、フイン25相互間
のろう付けを確実に行なうことができる。
また、熱膨張による座板21、チユーブ23、
フイン25の膨出によつて、ワイヤ33に張力が
掛かると、ワイヤ33はレインホース27のビー
ド29に食い込み、レインホース27の折返し補
強片28へのワイヤ33の食い込みおよび折返し
補強片28の内側への折曲を阻止することができ
る。
すなわち、ビード29がないと、レインホース
27の両側部に設けた折返し補強片28が、ワイ
ヤ33によつて折返し補強片28の先端部にワイ
ヤ33による食い込み傷が付くとともに、内側へ
押し倒され、変形することとなる。
それによつて、補強部材であるレインホース2
7の強度に影響を与えるおそれがある。
なお、ろう付けは、ろう付け炉内に窒素ガスを
30〜40m3/hrで圧送しながら昇温し、580〜620℃
のろう付け温度で3〜20分間保持することによつ
て完了する。
この後、仮組コア部30からワイヤ33が外さ
れ製品が製造される。
しかして、以上のようなアルミニウム製熱交換
器のろう付け方法では、所定間隔を置いて対向配
置される一対の座板21の間にチユーブ23とフ
イン25とを交互に配置するとともに、その両側
に両側部に折返し補強片28を設けるとともに略
中央部に前記折返し補強片28より外方に突出す
るビード29を設けたレインホース27を配置し
て仮組コア部30を形成した後、この仮組コア部
30のレインホース27の間を結んでワイヤ33
を巻き付け、この後、仮組コア部30をろう付け
炉内に収容し、座板21、チユーブ23、フイン
25相互のろう付けを行なうようにしたので、従
来のように、剛性の高い板材からなる焼付治具を
使用することなく熱交換器のろう付けを行なうこ
とが可能となる。
すなわち、本発明に係るアルミニウム製熱交換
器のろう付け方法では、ワイヤ33、熱容量が比
較的小さいため、ろう付け炉内における熱交換器
の昇温を阻害することもない。さらに、仮組コア
部30のレインホース27を結んでワイヤ33を
巻き付けるようにしたので、コア部の寸法に対応
して、多種類の焼付治具を準備する必要がなくな
り、また、ワイヤ33は安価なため、焼付治具の
製造費を従来より大幅に低減することができる。
また、ワイヤ33は安価なため使い捨てが可能
となり、従来必要であつた、焼付治具の寸法矯
正、非腐食性フラツクスの付着を除去するための
磨き工程等が不要となり、焼付治具の管理が非常
に容易になる。
さらに、前記実施例では、座板21、チユーブ
23、フイン25、タンク31にろう材がクラツ
ドされたアルミニウム材を使用し、仮組コア部3
0のろう付け炉内への収容前に、この仮組コア部
30に非腐食性フラツクスを塗布するようにした
ので、アルミニウム製の熱交換器のろう付けを容
易に行なうことが可能となる。
さらにまた、前記実施例では、ワイヤ33がレ
インホース27の折返し補強片28に食い込むこ
とがなくなり、レインホース27の損傷を防止
し、また、ワイヤ33の巻き付け等の作業性を向
上することが可能となる。
また、以上述べた実施例では、タンク31がア
ルミニウム材からなる熱交換器に本発明を適用し
た例について説明したが、本発明はかかる実施例
に限定されるものではなく、例えば、タンク31
が樹脂からなる熱交換器にも本発明を適用できる
ことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明に係るアルミニウム
製熱交換器のろう付け方法では、ワイヤという熱
容量の小さな焼付治具を用いるため、焼付治具接
触部のろう付け不良がなくなり、安価で管理が容
易となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアルミニウム製熱交換器
のろう付け方法によりろう付けされる熱交換器の
一例を示す斜視図である。第2図はアルミニウム
製熱交換器を示す斜視図である。第3図は従来の
焼付治具を示す説明図である。 主要な部分の符号説明、21……座板、23…
…チユーブ、25……フイン、27……レインホ
ース、30……仮組コア部、33……ワイヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定間隔を置いて対向配置される一対のアル
    ミニウム材からなる座板の間にアルミニウム材か
    らなるチユーブとアルミニウム材からなるフイン
    とを交互に配置するとともに、その両端にアルミ
    ニウム材からなるレインホースを配置して仮組コ
    ア部を形成した後、その仮組コア部の前記レイン
    ホースの間を結んでワイヤを巻き付け、この後、
    前記仮組コア部をろう付け炉内に収容し、少なく
    とも前記座板、チユーブ、フイン相互間のろう付
    けを行なうことを特徴とするアルミニウム製熱交
    換器のろう付け方法。
JP16104289A 1989-06-23 1989-06-23 アルミニウム製熱交換器のろう付け方法 Granted JPH02175074A (ja)

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