JPS6327807Y2 - - Google Patents

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JPS6327807Y2
JPS6327807Y2 JP1982024546U JP2454682U JPS6327807Y2 JP S6327807 Y2 JPS6327807 Y2 JP S6327807Y2 JP 1982024546 U JP1982024546 U JP 1982024546U JP 2454682 U JP2454682 U JP 2454682U JP S6327807 Y2 JPS6327807 Y2 JP S6327807Y2
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JP
Japan
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sealer
chamber
nozzle
cylinder chamber
port
Prior art date
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JP1982024546U
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JPS58128669U (ja
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Priority to JP2454682U priority Critical patent/JPS58128669U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両の製造工程等において使用され
るシーラー等の塗布用ノズルに関するものであ
る。
一般に車両の製造工程において、窓等を組付け
ていく場合にはマスチークシーラー等の目地材を
車両ボデーやウインドガラス周部にシーラー塗布
用定量ガンを用いて塗布している。
この場合に用いるシーラー塗布用ガンは、シー
ラー塗布口がパイプ構造になつており、そのパイ
プが開口されたままであるので、シーラーを供給
する際のエアーの残圧等でパイプ内のシーラーが
自然にたれ落ちるという問題があつた。
その対策として、第4図に示すように、定量ガ
ン12,…のシーラー供給パイプ部12aの供給
孔に合わせ、丸孔15a,…を有する第3図に示
すような落下防止板15を設けて、実量ガン1
2,…からシーラーが供給されているときは、パ
イプ部12a,…の供給口に落下防止板15の丸
孔15a,…が合うように移動させ、定量ガン1
2からのシーラー供給が終わると、落下防止板1
5を移動させ、定量ガン12からたれ落ちるシー
ラーを受け、塗布物あるいは塗布装置内へのシー
ラーの落下を防止している。
しかし乍ら、この場合も定量ガン12からのシ
ーラーのたれ落ちが防止されるわけではなく、し
かも新たに落下防止板15を設けて、それをいち
いち移動させなければならず、手間がかかるとい
う問題がある。
本考案は、上記問題を勘案してなされたもの
で、シーラー供給部からのシーラーのたれ落ちを
断ち、シーラー落下防止板を使用しなくても塗布
物、塗布装置内へのシーラーの落下を防止し得、
かつ、シーラーの無駄な消費をも省いたシーラー
等の塗布用ノズルを提供することを目的とするも
のである。
かかる本考案の基本的構成は、内部にシリンダ
室と、該シリンダ室と画成されたシーラー室およ
び該シーラー室に連なる塗布口を有するノズル本
体と、 該ノズル本体を摺動自在に保持し、前記シリン
ダ室を貫通してその先端部が前記シーラー室に延
出すると共に、該ノズル本体の相対変位に応じて
前記塗布口を開閉するノズルと、該ノズルに固定
され、該シリンダ室内を2室に画成するピストン
と、 それぞれ前記ノズル本体に形成され、該2室の
一方に開口する第1のエアポートおよび他方に開
口する第2のエアポートと、 前記ノズル内に形成され、シーラー供給管とシ
ーラー室とを連通し前記シーラー室の壁面に向つ
て吐出するシーラー供給通路とからなることを特
徴とする。
以下、本考案ノズルの一実施例を図面に基づい
て説明する。なお、従来例で説明したのと同一の
部品については同一の部品番号を付する。
第1図において、天井等より吊下された定量ガ
ン12のパイプ部12aにシーラー等14をパネ
ル13に塗布する塗布用ノズル1が装着されてい
る。
塗布用ノズル1は、第2図に示すように、ノズ
ル本体2とノズル3とから大略構成されている。
ノズル本体2は、内部にシリンダ室4、シリン
ダ室4と画成されたシーラー室5およびシーラー
室5に連なる塗布口6とを有している。シーラー
室5の下端部で塗布口6の上方周縁部は、弁座7
が形成されている。
ノズル3は、前記ノズル本体2を摺動自在に保
持し、前記シリンダ室4を貫通してその先端の弁
体3aが前記シーラー室5に延出すると共に、ノ
ズル本体2の上下方向の移動に応じて前記弁座7
と当接、離反して、前記塗布口6を塞ぐようにな
つている。
すなわち、ノズル3は前記シリンダ室4内を2
室に画成する隔壁となるピストン8を中間部周部
に有し、かつ、その中央部にはシーラー供給管で
あるパイプ部12aとシーラー室5とを連通しシ
ーラー室5の壁面に向けてシーラーを吐出供給通
路9が形成されていて、ノズル3の上部が継手9
を介してパイプ部12aに連結されている。ま
た、前記ノズル本体2にはピストン8にて画成さ
れた2室の一方に開口する第1のエアポート10
aおよび第2のエアポート10bが夫々形成さ
れ、夫々のポートはシーラー塗布用バルブの逆配
管11に連結されている。そうして、定量ガン1
2が作動してシーラー14を吐出する際、図示し
ない送風管からエアー圧が加わると第2のエアポ
ート10b側の室内が負圧となり、ノズル本体2
が下方に移動して塗布口6が開口され、逆に定量
ガン12の作動を停止すると、第1のエアポート
10a側の室内が負圧となり、ノズル本体2が上
方に移動して弁体3aが弁座7に着座し、塗出口
6が閉ざされる。図中16は締付用座、17はO
リングである。
上述した構成よりなる本考案ノズルは、第1図
に示すようにパネル13が所定位置に位置決めさ
れたとき、定量ガン12を作動させると、ノズル
本体2が下方に移動し、塗布口6が開口されてシ
ーラー14がパネル13に塗布されることにな
る。次に、定量ガン12を停止させると、ノズル
本体2が上方に移動し、ノズル3の弁体3aがノ
ズル本体2の弁座7に着座してシーラー14の塗
布口6からの流出を確実に防止することになる。
又、シリンダ室4とシーラ室5とは、ノズル3
の貫通摺動部によつて完全にシールされて画成さ
れているから、シーラーがシリンダ室に侵入する
ことはない。
これにより、ピストン8の動作は確実に保証さ
れて、シーラーの付着固化によつてピストン8が
動かなくなるようなことはない。
一方シーラー室5にあつては、シーラー塗布時
にシーラーがシーラー室5の壁面に向つて吐出さ
れるので、シーラー室5の壁面にシーラーが滞留
せずに常に供給される新らしいシーラーに入れ代
えられて付着固化するようなことはない。
又、塗布しない休止時において、例えば高圧エ
アでノズル3内及びシーラー室5内のシーラーを
除去する場合に、高圧エアがシーラー室5の壁面
に向つて噴出し、シーラー室5の隅々まできれい
に除去される。そして、シリンダ室4内にはシー
ラーが浸入しないから、シリンダ室4内は常時き
れいな状態にあり、長期間シーラー塗布を休止し
ても、付着固化による問題は生じない。
なお、実施例においては、シーラー14の塗布
について述べたが、これに限定されるものではな
く、粘着性を有する接着用流体等を塗布する場合
も使用できる。
上述してきたことから明らかな如く、本考案ノ
ズルによれば、シーラー供給部からのシーラーの
たれ落ちを断つことができ、シーラーの節約が図
れ、かつ、シーラー落下防止板を使用しなくても
塗布物、塗布装置内へのシーラーの落下が防止さ
れる等の効果を奏することになる。
又、シーラー塗布時及び休止時においても、シ
ーラー室内にシーラーが付着固化することなく、
かつシリンダー室内にシーラーが侵入しないの
で、粘着性の高いものを使用しても長時間の使用
が可能になり、生産性を向上させると共に、保守
が容易であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ノズルの使用状態を示す正面
図、第2図は第1図で示したノズルの拡大縦断面
図、第3図は従来例で使用される落下防止板の斜
視図、第4図は従来例を示す正面図である。 1……塗布用ノズル、2……ノズル本体、3…
…ノズル、3a……先端部(弁体)、4……シリ
ンダ室、5……シーラー室、6……塗布口、8…
…ピストン、9……供給通路、10a……第1の
エアポート、10b……第2のエアポート、12
……シーラー供給管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にシリンダ室と、該シリンダ室と画成され
    たシーラー室および該シーラー室に連なる塗布口
    を有するノズル本体と、 該ノズル本体を摺動自在に保持し、前記シリンダ
    室を貫通してその先端部が前記シーラー室に延出
    すると共に、該ノズル本体の相対変位に応じて前
    記塗布口を開閉するノズルと、 該ノズルに固定され、該シリンダ室内を2室に画
    成するピストンと、 それぞれ前記ノズル本体に形成され、該2室の一
    方に開口する第1のエアポートおよび他方に開口
    する第2のエアポートと、 前記ノズル内に形成され、シーラー供給管とシー
    ラー室とを連通し前記シーラー室の壁面に向けて
    吐出するシーラー供給通路とからなるシーラー等
    の塗布用ノズル。
JP2454682U 1982-02-23 1982-02-23 シ−ラ−等の塗布用ノズル Granted JPS58128669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2454682U JPS58128669U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 シ−ラ−等の塗布用ノズル

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JP2454682U JPS58128669U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 シ−ラ−等の塗布用ノズル

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Publication Number Publication Date
JPS58128669U JPS58128669U (ja) 1983-08-31
JPS6327807Y2 true JPS6327807Y2 (ja) 1988-07-27

Family

ID=30036543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2454682U Granted JPS58128669U (ja) 1982-02-23 1982-02-23 シ−ラ−等の塗布用ノズル

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009262026A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Kanto Auto Works Ltd 液垂れ防止ノズル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115064A (ja) * 1974-07-26 1976-02-06 Hajime Oda Yokoitojunbiho
JPS535333A (en) * 1976-07-03 1978-01-18 Nippon Denso Co Ltd Air/fuel ratio feedback control system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5115064A (ja) * 1974-07-26 1976-02-06 Hajime Oda Yokoitojunbiho
JPS535333A (en) * 1976-07-03 1978-01-18 Nippon Denso Co Ltd Air/fuel ratio feedback control system

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JPS58128669U (ja) 1983-08-31

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