JPS63278074A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63278074A
JPS63278074A JP62112556A JP11255687A JPS63278074A JP S63278074 A JPS63278074 A JP S63278074A JP 62112556 A JP62112556 A JP 62112556A JP 11255687 A JP11255687 A JP 11255687A JP S63278074 A JPS63278074 A JP S63278074A
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光雄 長谷部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、画像形成装置に関し、特に複数の感光体を有
する画像形成装置に関するものである。
(従来技術) 複数の感光体を用いてカラー画像を形成する画像形成装
置において、転写紙送り方向(縦レジスト)の位置ずれ
の要因としては、各感光体取付位置と周速、感光体に対
する露光位置、転写ベルトの線速等があり、各々を部品
精度、組付精度で保証する構成としていたが、部品コス
ト、組立コスト高となり、また、各要因の経時変化、部
品交換によるばらつきのために再調整が必要となる。
これを解決する方法として、各転写位置の前に設けたセ
ンサにより転写紙を検知して、各色の書き込みタイミン
グを得る方法(特開昭59−155870)も提案され
ているが、この場合センサの取付位置のばらつき、各セ
ンサの検知位置のばらつきがあるために、カラー画像の
位置ずれ限度(0,15mm程度)を保証するのは困難
であった。
また、転写ベルト上の各色の測定用パターンを検出して
、そのピッチを測定して位置ずれを検出するものも本件
発明と同一出願人により既に出願されているが、転写ベ
ルトの汚れ、検知センサの汚れ、検知センサの感度のば
らつき等により、測定パターンを確実に読み取ることが
出来ない場合がある。
更に、1つのセンサで測定パターンを検出していたため
、副走査方向のみの精度アップしか期待出来ず、走査線
画がりや、平行度のチェックが出来ないという不具合が
あった。
(目的) 本発明は、この様な背景に基づいてなされたものであり
、搬送ベルトにより送られてくる転写紙上に複数の色画
像を重ね合わせることによって、1つのカラー画像を得
るカラー画像形成装置において、簡単な構成で各色の転
写紙搬送方向の色ずれの低減を計ることが出来るデジタ
ルカラー画像形成装置を提供することを特徴とする 特に各感光体や露光装置の平行度も併せて測定すること
を目的とする。
(構成) そのために本発明は転写ベルト上に各色毎に測定用パタ
ーン画像を形成するためのパターン用画像信号発生手段
と、各色パターン像の通過を検知する検知手段と、検知
手段による検知タイミングカウント手段と、該検知タイ
ミングカウント手段によるカウント値を設定値と比較し
、必要に応じてずれ量を演算する比較演算手段と、演算
手段からの出力値に応じて設定変更可能な各色書き出し
タイミング信号発生手段を設け、前記検知手段を転写ベ
ルトの進行方向と略直角方向に複数個設けたことを特徴
とするものである。
以下、本発明の構成及び作用を図に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。
まず、第1図は本発明が適用されるデジタルカラー画像
形成装置の概略図である。
第1図において画像記録装置の一例としてカラー複写機
を示す、複写機は、原稿読み取りのためのスキャナ一部
1と、スキャナ一部1よりデジタル信号として出力され
る画像信号を電気的に処理する画像処理部2と、画像処
理部2よりの各色の画像記録情報に基づいて画像を複写
紙上に形成するプリンタ部3とを有する。スキャナ一部
1は、原稿載置台4の上の原稿を走査照明するランプ5
、例えば蛍光灯を存する。蛍光灯5により照明されたと
きの原稿からの反射光は、ミラー6.7.8により反射
されて結像レンズ9に入射される。結像レンズ9により
、画像光はダイクロイックプリズムlOに結像され、例
えばレッドR,グリーンG、ブルーBの3種類の波長の
光に分光され、各波長光ごとに受光器11、例えばレッ
ド用CCD11R,グリーン用CGDIIG、ブルー用
CCD1 IBに入射される。各CGDIIR,IIG
11Bは、入射した光をデジタル信号に変換して出力し
、その出力は画像処理部2において必要な処理を施して
、各色の記録色情報、例えばブラック(以下Bkと略称
)、イエロー(Yと略称)。
マゼンタ(Mと略称)、シアン(Cと略称)の各色の記
録形成用の信号に変換される。
第1図にはBk、 Y、 M、 Cの4色を形成する例
を示すが、3色だけでカラー画像を形成することもでき
る。その場合は第1図の例に対し記録装置を1組減らす
こともできる。
画像処理部2よりの信号は、プリンタ部3に入力され、
それぞれの色のレーザ光出射装置128に、12G、1
2M、12Yに送られる。
プリンタ部には、図の例では4組の記録装置13Y、1
3M、13G、138kが並んで配置されている。各記
録装置13はそれぞれ同じ構成部材よりなっているので
、説明を簡単化するためC用の記録装置について説明し
、他の色については省略する。尚、各急用について、同
じ部分には同じ符号を付し、各色の構成の区別をつける
ために、符号に各色を示す添字を付す。
記録装置13Cはレーザ光出射装置12Cの外に感光体
14C1例えば感光体ドラムを有する。
感光体14Cには、帯電チャージャ15G、 レーザ光
出射装置12Cによる露光装置、現像装置16C1転写
チヤージヤ17C等が公知の複写装置と同様に付設され
ている。
帯電チャージャ15Gにより一様に帯電された感光体1
4Cは、レーザ光出射装置12Gによる露光により、シ
アン光像の潜像を形成し、現像装置16Gにより現像し
て顕像を形成する。給紙コロ18により給紙部19、例
えば2つの給紙カセットの何れかから供給される複写紙
は、レジストローラ20により先端を揃えられタイミン
グを合わせて転写ベルト21に送られる。転写ベルト2
1により搬送される複写紙は、それぞれ、顕像を形成さ
れた感光体148に、14C,14M、14Yに順次送
られ、転写チャージャ17の作用下で顕像を転写される
。転写された複写紙は、定着ローラ22により定着され
、排紙ローラ23により排紙される。
複写紙は、転写ベルト21に静電吸着されることにより
、転写ベルトの速度で精度よく搬送されることが出来る
第2図は転写ベルト部の正面図である。転写ベルト21
はベルト駆動ローラ24と従動ローラ25とに支持され
、A方向に移動して転写紙を搬送する。また、クリーニ
ングユニット26によりベルトに付着しているトナーを
除去する。感光体14に対してベルト移動方向下流側に
パターン像検知手段として反射型センサ27を設けてい
る。
第3図は実施例に係るシステムブロック図である。
システムコントローラ30は、スキャナ11画像処理部
2、プリンタ3の各モジュールを制御する。その制御内
容としては、操作パネル31の表示制御、及びキー人力
処理、操作パネル31にて設定されたモードに従って、
スキャナ1、プリンタ3へのスタート信号、変倍率指定
信号の送出、画像処理部2への画像処理モード指定信号
(色変換、マスキング、トリミング、ミラーリング等)
の送出、各モジュールからの異常信号、動作状態スティ
タス信号(Walt、Ready+ Busy、5to
p等)による、システム全体のコントロール等を行う。
スキャナ1は、システムコントローラ30からのスター
ト信号により指定された変倍率に合った走査速度で原稿
を走査し、原稿像をCOD等の読み取り素子で読み取り
、R,G、B各a、bitの画像データとして、画像処
理部2からの5−LSYNC(水平同期信号’) 、S
−3TROBE (画像クロック)、及びFGATE 
(垂直同期信号)に同期して、画像処理部2へ送る。
画像処理部2はスキャナ1から送られたR、G。
B各8bitの画像データにT補正、UCR(下色除去
)、色補正等の画像処理を施し、Y、M、C。
Bk各3 bitの画像データに変換し、プリンタ3へ
送る。またシステムコントローラ3oがらの指令により
、変倍処理、マスキング、トリミング、色変換、ミラー
リング等の編集処理を行う。
また、Y、M、C,Bkの画像データをプリンタ3の感
光体ドラム間隔分だけずらして出力するためのバッファ
メモリを有している。
プリンタ3は、画像処理部2からP−LSYNC(水平
同期信号) 、P−STROBE (画像クロック)に
同期して送られたY、M、C,Bk各3bitの画像デ
ータに従って、レーザー光出射装置を変調し、電子写真
プロセスにより、転写紙上に複写画像を得る。
第4図に本発明の検知用パターンの一例を示す。
各記録装置で、転写紙領域外にパターン用画像信号発生
手段からの信号によって顕像化されたパターン用画像は
、各々転写ベル)21に転写され、第4図に示す様に各
々a(m)の間隔となって位置する。そしてパターン用
画像288に、C,M。
Yはベルトの移動に従って順次センサ27を通過し、セ
ンサ27によって検知される0画像間隔aは予めそれぞ
れの記録装置に対しての露光タイミングを設定すること
により、任意に選択可能な数値である。
第1図に示すカラー複写機においては、画像処理部2か
らの各色の画像データの送出は、それぞれの色の感光体
ドラムの間隔分だけずらせる必要がある。
第5図は、そのためのバッファメモリの構成と、パター
ン用画像信号発生手段の構成を示すブロック図である。
第6図は第5図のブロック図の動作を示すタイミングチ
ャートである(■〜[相]で示す部分の波形のタイミン
グチャート)。
本実施例のカラー複写機においては、Bk、C。
M、Yの順に記録装置が配置されているので、Bkの画
像データは画像処理部2にて処理されたものがそのまま
出力され、C,M、Yの画像データはBkの画像データ
に対して、それぞれtsc+T□l T’ovだけ遅れ
て出力される。
第7図は画像データの遅延時間tIC+ ’r、、、 
T。、の設定のための説明図である。
各感光体14に対する露光位置から転写位置までの長さ
を4!1(m)、感光体線速をv、(as/sec )
 、感光体間距離をit  (■l)、転写ベルト線速
をVl  (w/H()とすると、露光から転写までの
所要時間t1は各感光体とも同じ値となりL+ −1+
 /v+  (sec) 各感光体間を移動する時間をt2とすると、t t −
1* / vt  (sec)即ち、転写紙上で各色の
画像を同一位置に形成するためには、 Lec−h/v*  (see) ’T’aM−212t / Vz  (sec)Toy
= 312 m / Vl  (sec)となる。
第5図に示すように、C,M、Yの回路構成は同一であ
るので、BkとCについて説明する。スキャナlから送
られる垂直同期信号FGATHの立ち上がりを立ち上が
り検出回路40にて検出する。Bk、C,M、Yの各入
力と、FGATEは同時に入力されるから、立ち上がり
検出回路40の出力はBkの画像−き込み開始を表す信
号である。立ち上がり検出回路40の出力はBkのパタ
ーン信号発生手段41に入力されて、検知用パターンを
出力する。すなわちBkの場合は、画像の先端とパター
ン位置はベルト21の移動方向に対して同一となる(第
4図)。
立ち上がり検出回路40の出力はORゲートを介してア
ドレスカウンタ:C42aのリセット端子に入力されて
おり、アドレスカウンタ:C42aをリセットする。ア
ドレスカウンタ42aのカウント値に従ってCの入力画
像データはバッファメモリ:C43aに格納される。
一方、アドレスカウンタ42Rの出力は比較器:C44
aにより、アドレス設定器:C45aの設定値と比較さ
れ、アドレスカウンタ42aの出力がアドレス設定器4
・5aの、設定値と一致すると、比較器44aは一致信
号を出力する。この一致信号はバッファメモリ43aの
リセット端子にORゲートを介して入力されており゛、
アドレスカウンタ42aの出力を#0#にリセットして
再びバッファメモリ43aを0番地をアクセスする。
バッファメモリ43aは既に格納されている画像データ
を読み出した後、同じ番地に新たに入力された画像デー
タを書き込む。
ここで、アドレス設定器45aの設定値をBkとCのド
ラム間隔(t nc)に設定しておけば、転写紙上でB
kとCの画像を位置合わせして作像することが出来る。
比較器: c 44 aの一致信号は遅延装置:C46
aにも入力されて、遅延装置46aをトリガし、比較器
44aの一致信号から一定時間後にパターン信号発生手
段:C47aにより検知用パターンを出力する。
比較器:C44aの一致信号はCの画像先端と同時に出
力されるから、Cの検知用パターンは画像先端から遅延
装置:C46aによる遅延時間(t 11c)分だけ遅
れて出力される。
ここで遅延袋R: C46aの遅延時間をベルトがa(
鶴)移動するのに要する時間に設定しておけば、第4図
に示すように画像先端からa(■)−遅れてCの検知用
パターンを作成出来る。
MとYについても同様であり、 アドレス設定器5M45bの設定値−t!1゜アドレス
設定器:Y45cの設定値−t□遅延装置:M46bの
設定時間−t□−2a / v *遅延装置:Y46c
の設定時間−tpv−3a/V*とすれば、画像先端を
各色で一敗させることが出来、同時に検知用パターンを
第4図に示す様にa(鶴) ピッチで出力することが出
来る。
ここで、各感光体位置のばらつき、感光体に対する露光
位置のばらつき、感光体及び転写ベルトの線速のばらつ
きにより、Bk、C,M、Yの各画像位置が転写紙上で
ずれた場合、検知用パターンもそれに対応してずれるこ
とになり、この検知用パターンの間隔を測定すれば画像
の位置ずれ量を検出できる。
第13図は従来のパターン検出回路の一例である0反射
型センサ50のフォトトランジスタの出力電流は抵抗R
1により電圧に変換される。その電圧はコンパレータC
OMPIにより抵抗R3とR4で決まるしきい値電圧v
7,4と比較されて、矩形波出力を得る訳であるが、第
14図(11,(2)に示すように正常な場合は問題な
く各色のパターンに対応した矩形波出力を得ることが出
来るが、検知センサの感度のばらつきや汚れにより、第
14図(3)のような検出出力になってしまった場合は
正確な矩形波出力を得ることが出来ない〔第14図(4
)〕第8図は本発明によるパターン検出回路の一実施例
である0反射型センサ27のフォトトランジスタphの
出力電流は抵抗R8により電圧に変換され〔第10図(
a)に示す0部分の波形〕、コンデンサC2によりDC
分がカットされてAC分だけが取り出される〔第10図
山)に示す0部分の波形〕、この信号はボルテージフォ
ロワAMPIを介して反転増幅器AMP2の入力となり
、適当な電圧レベルに増幅される〔第10図(C)に示
す0部分の波形)、AMP2の出力はコンパレータCO
MPIにより抵抗R8とR9で決まるしきい値電圧V?
Mと比較され、矩形波出力を得る〔第10図(d)に示
す0部分の波形〕、この矩形波出力のピッチを測定すれ
ば転写ベルト21に転写された検知パターンの間隔を知
ることが出来る。センサ出力のAC分だけ増幅して使用
するようにしたので、センサの汚れや感度のばらつき等
の影響を受けず、正確に測定することが出来る。
第9図はパターン間隔測定回路の一実施例である。第1
1図にタイミングチャートを示す。
パターン間隔の測定を開始する前にCPU60からCL
EAR信号を出してカウンタCNT1〜CNT4をクリ
アしておく、検出回路の出力はカウンタCNTlのクロ
ック端子に入力されており、CNT1の出力A、Bは第
11図に示す信号を出力する。
CNT1のA出力と、B出力を反転した信号のANDを
取ることにより(ANDI) 、BkとCとのパターン
間隔を表す信号を得ることが出来る。
またA出力とB出力の排他的論理和を取ることにより(
EORI) 、BkとMのパターン間隔を表す信号を得
ることが出来る。さらにA出力とB出力のORを取るこ
とにより(ORI) 、BkとYのパターン間隔を表す
信号を得る。
BkとC,BkとM、BkとYのパターン間隔を表す信
号はそれぞれカウンタCNT2.CNT3、CNT4の
イネーブル入力に接続されており、カウンタCNT2.
CNT3.CNT4はイネーブル入力が′H′の間の基
準クロックをカウントして、BkとC,BkとM、Bk
とYのパターン間隔に比例した2値データを出力する。
CNT2.CNT3.CNT4のカウント動作が終了す
ると、CPU60の5ELO,5ELI出力により、デ
ータセレクタ61をコントロールして順次CNT2.C
NT3.CNT4の2値データをCPU60に取り込む
、第12図(a)に上記動作のフローチャートを示す。
CPU60では取り込んだカウンタの出力値を基準値と
比較し、基準値と測定値の差を演算して、差を補正する
ための補正信号C,M、Yを出力する。この補正信号を
第5図に示すアドレス設定器:C,M、Y45に送゛す
、Bkに対する画像の書き出しタイミングを変えること
により、各色の画像の位置合わせを実現できる。
いま基準クロックの周波数をF (Hz)とすると、B
kを基準としてC,M、Yのパターン間隔Lc、Lイ、
Lvは Lc = (Kc /F)Xv冨 (m)Ls ” (
KM / F) X Vz  (wm)Lv −(Kv
 /F)xV、(m) (但し、Kc、に、、に、は測定されたクロック数)と
なる、従って各パターン間隔の設定値とのずれDc、D
H,Dvは Da ””LC−a   (w) DM −LM −2a (+n) Dv −Lv  3 a (鶴) となる。
補正信号Hc、H,,HyはDa 、 DN 、 Dv
にベルト上のずれ量をメモリアドレスに換算するための
計数をかけて !(c−CXDc HH” CX DM H,−CXDマ となる、上記計算経過を第12図(b)に示す。
本発明においては各色の画像先端を基準として検知用パ
ターンをa (鶴)の間隔で、Bk、C。
M、Yの順に作成するようにした。a (鶴)というの
はベルトの速度が設計値どおりのときにa(鶴)になる
ということであって、・部品ばらつき等により、ベルト
の速度が設計値とずれた場合にはパターン間隔a I 
 (鶴)は a ’ −(V! ’/vz ) Xavz :ベルト
速度の設計値 v 、 # :ベルト速度の実際の値 となる。
しかしながら検知センサで検出する時間tはt ” a
 ’ / Vz  ’ −a / V!となり、実際の
ベルト速度とは無関係に正確にパターン間隔を測定する
ことが出来る。
ところでセンサ27が1個の場合は走査線画がりや平行
度のチェックが出来ないので、第15図に示すように転
写ベルト21の進行方向と略直角方向にセンサ27a、
27bを複数個設け、この2つのセンサで、平行に形成
した基準線、(斜めに形成された)測定パターン例を読
み取らせる。
即ち、転写ベルトに基準線を設けておき、この基準線を
2つのセンサーで読み取り、その時間差をメモリーして
おく0次に各光学系を使って横線(転写ベルトの搬送方
向に直角方向)を作像し、転写ベルトに転写する。その
パターンを2つのセンサーで読み取り、先にメモリーし
た時間差で補正すれば、その光学系及び感光体がベルト
上の基準線と平行か否かが測定出来る。他の3つの光学
系、感光体も同様に測定できるので4色の平行度がチェ
ック出来る。もちろん転写ベルト上に基準線がな(ても
4色のパターンそれぞれの時間差が同じになれば、4色
の平行度は確保されているが、転写ベルトとの直角度が
不明なので、所謂スキューをチェック出来ない、しかが
ってベルト上の基準線はベルトの搬送方向と正確に直角
になっていることが望ましい。
第16図は平行度が適正でない場合の2つのセンサA、
B (27a、27b)の検出タイミングのずれを示す
ものである。
第17図、第18図に基づきデジタル光学系を使用する
場合の測定手順を説明する。
スキューの調整もやる場合は、まずベルト上の基準線を
測定する0次にスキャナーのスタート信号など、本来B
k、C,M、Yが転写紙上で同一点に位置合わせされる
べき信号を使い、第17図に示すブロック図のように測
定パターンを作成する。
また平行度測定時は第18図に示すブロック図の如く処
理する。即ち、信号をBkはそのまま、Cはコピー(実
際は転写ベルト上)で距Maだけ早めるため、ディレィ
メモリーの途中から出力する0Mは2asYは3aずら
す、転写径検出センサ27a、27bでBk、 C,M
、 Yの4本の測定値の差が基準値aに対してどちらに
どれだけずれているかを検出すれば4本の平行度が分か
る。
尚、本発明はアナログ光学系を用いた画像形成装置にも
応用出来ることは言うまでもない。
−この場合は原稿台の先端部分に測定パターンを作像す
るための直線があり、光学系はこの直線を走査してベル
)!i光体上に作像する。それを現像し転写ベルトに転
写したものをパターン検出センサで検出する。この場合
は3色同時に作像できるが、1色ずつ測定出来るように
、例えば測定しない色については帯電しない、イレース
露光をしてしまう、現像しない、転写しないなどの処理
をする。
こうして得られた各作像系の平行度は、光学系や感光体
の調整で直すことになる。市場で稼働している磯波の場
合は、サービスマンがチェックして調整するか、自動調
整用の駆動装置を持つことになる(感光体の片側を左右
に移動する装置など)。
検出センサは正反射光量を測定するので、基準線は印刷
でも作られるが、ベルトの表面を傷つけるだけでも乱反
射するので基準線になる。
(効果) 本発明は以上述べた通りであり、転写ベルトの汚れ、セ
ンサの汚れ、感度のばらつき等の影響を受けず、精度良
く色ずれを測定することにより、これを補償することが
出来る。
また複数の光学系や感光体の平行度が確保出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるデジタルカラー画像形成装
置の概略図、第2図は転写ベルト部の正面図、第3図は
本発明の一実施例に係るシステムブロック図、第4図は
同、検知用パターンの一例を示す図、第5図は同、画像
データの送出制御ブロック図、第6図はその各部のタイ
ミングチャート、第7図は画像データの遅延時間設定の
ための説明図、第8図は、本発明に係るパターン検出回
路の一実施例を示す図、第9図は同、パターン間隔測定
回路の一実施例を示す図、第10図(a)、 (b)。 (e)、 (dlは第8図各部の波形図、第11図は第
9図におけるタイミングチャート、第12図(a)、 
(b)は本発明に係る制御フローチャート、第13図は
従来例に係るパターン検出回路図、第14図はその波形
図、第15図は本発明における検知センサの配置の一例
を示す図、第16図はその検出波形図、第17図、第1
8図は本発明に係るパターン測定手順を説明するための
ブロック図である。 21・・・転写ベルト、27・・・検知手段、28・・
・測定用パターン、41.47・・・パターン用画像信
号発生手段、CNT1.2.3.4・・・検知タイミン
グカウント手段、60・・・比較演算手段。 θ   ミ   二 即  で (a) & CM  Y    ”0図 (b) 第12図 Cσノ                      
        (b)第13図 第14図 第15図 第16図 2フ一セシ寸−t 時間差 第18図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光体と、該感光体表面に一様帯電するチャージ
    ャと、記録情報に応じた画像光を感光体に投射する露光
    手段と、感光体の静電潜像を現像する現像手段と、転写
    紙に感光体の顕像を転写する転写手段とを有する記録装
    置を複数個配置し、転写ベルトにより転写紙を各記録装
    置に順次搬送して画像を重ね転写する画像記録装置にお
    いて、転写ベルト上に各色毎に測定用パターン画像を形
    成するためのパターン用画像信号発生手段と、各色パタ
    ーン像の通過を検知する検知手段と、検知手段による検
    知タイミングカウント手段と、該検知タイミングカウン
    ト手段によるカウント値を設定値と比較し、必要に応じ
    てずれ量を演算する比較演算手段と、演算手段からの出
    力値に応じて設定変更可能な各色書き出しタイミング信
    号発生手段を設け、前記検知手段を転写ベルトの進行方
    向と略直角方向に複数個設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. (2)転写ベルト上に進行方向と直角方向に基準線を設
    けることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    画像形成装置。
  3. (3)各記録装置で転写ベルト進行方向と直角の線上パ
    ターンを作り、この線状パターンを前記複数個のセンサ
    で検出し、その検出時間差から各感光体、露光装置の平
    行度を検出することを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の画像形成装置。
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