JPS63277171A

JPS63277171A - シ−トカ−ル矯正装置

Info

Publication number: JPS63277171A
Application number: JP62105667A
Authority: JP
Inventors: Katsuhiko Nishimura; 克彦西村; Shinji Goto; 信治後藤
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1987-04-27
Filing date: 1987-04-27
Publication date: 1988-11-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、印刷機又はレーザビームプリンタ等
の画像形成装置に用いられるシートの反りを除去するカ
ール除去装置に係り、詳しくは一方の回転体にシートの
剥離を向上する剥離剤を塗布するカール矯正装置に関す
る。

（ロ）従来の技術従来、カール矯正装置は、樹脂又は金属等の非弾性材か
らなる剛性ローラと、ンリコンスボンン又はウレタン等
の弾性材からなる弾性ローラとから構成されており、画
像形成部により画像を形成されかつ定着器により画像を
定着されたシートのカールを矯正していた。

し４　発明が解決しようとする問題点ところで、上述したシート矯正装置では、５−トを、弾
性ローラと剛性ローラとにより挟持して該剛性ローラに
沿わせてカールを矯正しているため、シート各部分が剛
性ローラと弾性ローラとのニンプから離れる際、シート
が剛性ローラに密着して剥離が悪いことによりカールが
付けられてしまうことがあった。

（ハ）問題を解決するための手段本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であり、互いに押圧接触する１対の回転体からなるシー
トカール矯正装置において、前記回転体のうち少なくと
も一方の回転体に臨んで剥離剤を含む塗布部材を付設し
、該塗布部材を該一方の回転体に剥離剤を塗布するよう
に構成したことを特徴とするものである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、シートのカールを矯正する際、塗布
部材が常に一方の回転体に剥離剤を塗布し、ン一）・が
１対の回転体のニップを通過する際、回転体からシー１
−が容易に剥離して下流側へ唖送される。

←→　実施例以下、図面に治って、本兄明による実施例について説明
する。

複写機１は、第２図に示すように、複写機本体内に円筒
上の感光体２が配設されており、該感光体２の周辺近傍
には１次帯電３ｇ３、現像Ｍ５、クリーナ６及び除電器
７、そして搬送装置９の先端部分に転写用帯電器１０及
び分離用帯電器１１が配設されている。また、図示しな
いカセッ１〜の下流には給紙ローラ１２が配設され、経
路１３を介してしンストローラ対２０に案内されている
。更に、搬送装置９の後端部分には定着器２１が配設さ
れており、該定着器２１の下流側にはカール矯正装置２
２、フラッパ（図示せず）及び排出ローラ対２３が配設
されている。そして、該フラッパにより分岐・案内され
てシート再搬送経路２５が形成されており、該再搬送経
路２５には（７）送ローラ対２６，２７，２９及び中間
１、レイ３０が配設されている。更に、中間トレイ３０
の下流側には再給紙ローラ対３１、搬送ローラ対３２，
３３゜３５が配設されている。

そして、該カール矯正装置２２は、第１図に詳示するよ
うに、ステンレスローラ２２ａにテフロノ２２ｂをコー
ティングした剛体ローラ２２ｃと、発泡シリコン系のス
ポンジからなる弾性ローラ２２ｄから構成されており、
該剛体ローラ２２ｃは回転自在に支持されている。また
、該弾性ローラ２２ｄは、回転自在に支持されており、
図示しないバネにより剛性ローラ２２ｃへ押圧されるよ
うに構成されている。また、前記剛性ローラ２２ｃには
塗布装置３６が付設されており、該塗布装置３６は、シ
リコンオイルを含む該剛性ローラ２２Ｃに当接するバッ
ド３７と、該バッド３７を保持するホルダー３９とから
構成されている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、原稿読取部
からの露光が予め一次帯電器３によリ一様に帯電された
感光体２表面に照射されて静′ｆｓ潜像を形成し、つい
で感光体２の矢印方向への＠耘に基づき、該静電潜像は
現像器５によりトナー像に現像されろ。一方、図示しな
いカセットに積載されているシートＳは給紙ローラ１２
により経路】３を通ってし一ンストローラ２０へ給送さ
れ、かつ該レジスＩ−ローラ２０に」：り感光体２ｉ面
の前記トナー像と位置合せされ、更に転写用帯電Ｎ１０
にてトナー像はシート面１ζ転写される。それから、該
Ｉ−ナー像を担持したシー１−　Ｓは分離用帯電２３１
１により感光体２から分離され、搬送装置９により定着
器２１に送られて、該定着器２１にて定着される。その
際、該シートＳは定着器２１にて加熱及び加圧され、シ
ー！一端に上方向に向かう反りを有するカールしたシー
＋−Ｓとなる。そして、シートＳば、カール矯正装置へ
搬送され、剛性ローラ２２ｃと弾性ローラ２２ｄとに挾
持されてカールを矯正される。この際、剛性ローラ２２
ｃは、塗布装置３６のバッド３７に」：り全血にシリコ
ンオイルが塗布されている。これにより、シー１−　Ｓ
各部分が、剛性ローラ２２ｃと弾性ローラ２２ｄとのニ
ップを通過する際、該剛体ローラ２２ｃから容易に剥離
して排出ローラ対２３へ搬送され、該排出ローラ対２３
により機体外へ排出される。

そして、複写機１に両面複写モードが選択されている場
合、カール矯正装置２２により＞ｘ正されたシートＳ（
よ、図示しないフラッパに案内され、シート再搬送経路
２５に導かれる。更に、該シー＋−ｓは搬送ローラ対２
６，２７，２９の回転により中間トレイ３０へ搬送され
る。そして、複写機本体からもう片面への複写信号が発
信されると、再給紙ローラ対３１が回転してシートＳ（
よ再給送される。また、該シー１−　Ｓは搬送ローラ対
３２゜３３．３５に挾持されてレジストローラ対２ｏへ
搬送される。更に、該シー１−　Ｓがレジストローラ対
２０により突送され、シー）・の裏面目■写されていな
い面）に、前述と同様に、感光体２及び転専用帯電器１
０等によりトナー画像が転写される。

その際、シートＳにＩ：ｉカールが全く無いことにより
、シー１−　Ｓ全面へ良好にすｖ写され、再転写数を減
少させる。ついで、シー１−　Ｓは前述同様の動作によ
りカールを矯正されて機体外へ排出される。

そして、本発明を４Ｊ′ａ丈る複写機と従来の複写機と
の再搬送の際の再転写数を比較すると、第３図に示すよ
うに、明らかに本発明を備えた複写機の再転写数（破線
で示す）が従来の複写機の再転写数（実線で示す）より
少ないことが確認されている。

なお、上述実施例において、剥離剤とじてンリコンオイ
ルを用いたが、これに限らず、炭化水素？Ｍ　’＝エス
テル系あるいはワ・ソクス系のものを用いてもよい。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、互いに押圧接触す
る１対の回転体からなるシートカール矯正装置において
、前記回転体のうち少なくとも一方の回転体に臨んで剥
離剤を含む塗布部材を付設し、該塗布部材を該一方の回
転体に剥離剤を塗布するように構成したので、剥離剤が
一方の回転体からシー）・を剥離し易くして、シートが
一方の回転体に密着するのを防止でき、またシートカー
ル矯正装置によりシーＩ・にカールが付けられることを
防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシートカール矯正装置を示す正面
図である。そして、第２図は本発明を具体化した画像形
成装置を示す概略図である。また、第３図は本′発明と
従来との再転写数を比較したグラフである。２２　シートカール矯正装置　、　２２ｃ、２２ｄ・・
回転体　、　３７・・塗布部材　。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）互いに押圧接触する１対の回転体からなるシート
カール矯正装置において、前記回転体のうち少なくとも一方の回転体に臨んで剥離
剤を含む塗布部材を付設し、該塗布部材を該一方の回転体に剥離剤を塗布するように
構成した、ことを特徴とするシートカール矯正装置。