JPS63276576A - インクシ−トカセツト - Google Patents

インクシ−トカセツト

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JPS63276576A
JPS63276576A JP11213487A JP11213487A JPS63276576A JP S63276576 A JPS63276576 A JP S63276576A JP 11213487 A JP11213487 A JP 11213487A JP 11213487 A JP11213487 A JP 11213487A JP S63276576 A JPS63276576 A JP S63276576A
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JP
Japan
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ink sheet
recording paper
recording
gear
cassette
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JP11213487A
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English (en)
Inventor
Kazumi Fukawa
府川 一美
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/191,059 priority patent/US4914452A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインクシートカセットに関し、詳細にはインク
シートを用いて記録紙に画像を熱転写して記録する装置
全般に適用可能なインクシートカセットに関する。
(従来の技術) 近時、ファクシミリ装置等の画像記録装置としては、機
構、構造が極めてシンプルでコストも安価である等の理
由からサーマルヘッドを用いた画像記録装置が適用され
、多数商品化されている。
このような画像記録装置としては第7図に示すようなも
のがある。第7図において、1は画像記録装置であり、
画像記録装置1はその本体la内にインクシート2、記
録紙3、ガイドローラ4、剥離ローラ5、スプール6、
サーマルヘッド7、プラテンローラ8およびカッタユニ
ット9を備えている。インクシート2としては例えば数
μm程度のポリエステル製ヘースシート上に熱転写のイ
ンク層が塗布されたものが使用されており、インクシー
ト2は記録紙3より多少大きな幅を有するものがスプー
ル2aに巻かれている。インクシート2は図示しない保
持部材に装着されており、ガイドローラ4および剥離ロ
ーラ5を介してスプール6に巻き取られる。インクシー
ト2の保持部材にはハックテンション機構が設けられて
おり、インクシート2が繰り出される際に所定のテンシ
ョンを付与してインクシート2のシワの発生を防止して
いる。スプール6は図示しない巻取機構に連結されてお
り、プラテンローラ8の回転に連動して記録終了後のイ
ンクシート2を巻き取る。巻取機構にはワンウェイクラ
ッチ機構が設けられており、プラテンローラ8が記録紙
3を搬送する方向に回転するとインクシート2を巻取り
、また、プラテンローラ8が記録紙3をサーマルヘッド
7側に戻す方向に回転するとインクシート2の巻取りが
停止される。記録紙3はロール状の普通紙が使用されて
おり、その軸芯3aが図示しない保持部材により回転自
在に支持される。記録紙3は前記インクシート2ととも
にガイドローラ4を介してサーマルヘッド7とプラテン
ローラ8との間に供給される。サーマルヘッド7には複
数の発熱素子(図示せず)が設けられており、発熱素子
は図示しない制御部からの画情報に基づいて選択的に発
熱し、インクシート2に塗布されたインク層を1ライン
毎に溶融して記録紙3に転写させて記録を行う。記録が
終了したインクシート2と記録紙3とは剥離ローラ5に
よって分離され、インクシート2はスプール6に巻取ら
れ、記録紙3はカンタユニット9に送給される。記録紙
3は記録終了後、カンタユニット9により所定寸法に切
断され排出される。また、インクシート2および記録紙
3の残量はそれぞれの紙端に設けられたエンドマータを
図示しないセンサによって検出している。なお、第7図
中においては、紙ガイドへの番号の付記を省略している
ここで、画像記録装置1は記録終了し記録紙3がカンタ
ユニット9によって切断されると、プラテンローラ3を
逆回転させ記録紙3をサーマルヘッド7側に戻して、記
録紙3の先端(切断位置)から記録開始位置までの余白
(先端余白)が小さくなるように(例えば、211程度
)に操作して、記録紙3の無駄を省いている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の画像記録装置にあって
は、消耗品であるインクシート2および記録紙3をそれ
ぞれ個別に装着する構成となっていたため、これらイン
クシート2および記録紙3を交換する場合、作業が繁雑
になるという問題点があった。
すなわち、インクシート2を交換する場合には、巻取り
終了後のスプール2aとスプール6を取り外し、新しい
インクシート2を保持部材にセットするとともに、イン
クシート2をガイドローラ4および剥離ローラ5にバス
させた後、インクシート2の先端部が固着されたスプー
ル6を巻取機構にセントする等の作業が必要であり、ま
た記録紙3を交換する場合には、空になった軸芯3aを
取り外し、新しい記録紙3を保持部材にセットするとと
もに、記録紙3の先端を引き出し、ガイドローラ4をパ
スさせた後、カッタユニット9に挿入する等の作業を必
要としていた。ここで特に、インクシート2を装着する
際において、インクシート2に塗布されたインク層に指
が触れたり、爪を引っ掛けたりすると、インク層が剥離
して指あるいは爪を汚してしまう。また、インクシート
2は極めて薄い材質で構成されているため、装着の仕方
によってはシワが発生する。
装着後のインクシート2上にこれらインク層の剥離部分
およびシワ等があると、記録時において、その部分の画
情報が欠落したり、記録画像の品質が悪化するという等
の不具合を生じる。このため、インクシート2の取り扱
いは充分な注意と慎重さが要求される。さらに、インク
シート2および記録紙3のそれぞれに終端を検出するセ
ンサを必要としているため、装置全体のコストを低減す
ることができず、またインクシート3および記録紙3そ
れぞれに終端を検出するためのエンドマークを設ける必
要があるため、インクシート2および記録紙3の製造時
に工程が増えコスト的に不利なものとなっていた。
また、記録紙3として使用される普通紙と感熱記録紙と
は略同様な外観形状をしているため、例えば熱転写方式
から感熱方式に切り換える場合、先にインクシート3の
取り外しのみを行い普通紙を感熱紙に交換して忘れたり
、普通紙を感熱紙と思い違って装着したようなときには
必要な画情報の記録を行うことができない。また、熱転
写方式のときに間違って感熱紙が装着されている場合に
は画情報の記録は行うことができるものの、ランニング
コストの上昇等、無駄が多くなる。
(発明の目的) そこで、本発明は、ロール状の記録紙と、ロール状のイ
ンクシートと、インクシートの一端部を固定したスプー
ルとを同一のケース内に収納し、装置への着脱を自在と
することにより、消耗品であるインクシートおよび記録
紙の交換を容易にして、装置の便宜性を向上するととも
に、記録画像の品質を向上させることを目的としている
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため、所定方向に搬送さ
れるロール状の記録紙と、少なくとも所定の記録位置で
該記録紙と重なり合い記録紙の搬送に伴って搬送される
ロール状のインクシートと、該インクシートを回転可能
に支持するインクシート支持手段と、インクシートの先
端が固着され使用済インクシートを巻取る巻取手段と、
をケース内に収納したことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1〜6図は本発明の一実施例を示す図であり、ファク
シミリ装置に適用したものである。
第1図において11はファクシミリ装置であり、ファク
シミリ装置11はその本体11aに原稿テーブル12、
操作部13、原稿読取部14等を備え、本体11bに制
御部15、インクシートカセット16および記録部17
等を備えている。原稿テーブル12は送信する原稿18
の設置台であり、複数枚の原稿18を集めてセットでき
る。操作部13は例えばスタート・キー、テン・キー、
各種コントロール・スイッチおよび表示部等を備えてお
り、ファクシミリ装置11の各部を制御するための指令
信号を制御部15に出力する。
原稿読取部14はADFローラ21、分離ゴム22、フ
ィードローラ23.24.25.26および読取手段2
7を備えている。ADFローラ21は自動給紙用のロー
ラであり、図示しない駆動源からの動力によって回動す
るとともに、分離ゴム22によって、原稿テーブル12
にセットされた原稿18を1枚づつフィードローラ23
.24.25.26側に送給する。フィードローラ23
.24.25.26はそれぞれが同送度で回転し、AD
Fローラ21から送給された原稿18を所定速度で搬送
(副走査)する。読取手段27は光源28、ミラー29
.30.31およびラインイメージセンサ32を備えて
いる。光源28としては例えば蛍光灯が使用されており
、原稿18の幅方向に亘って光を照射する。照射された
光は原稿18面で反射され、ミラー29.30.31に
よりラインイメージセンサ32に導入される。ラインイ
メージセンサ32はCCD(ChargeCouple
d Device)等の光電素子が使用されており、前
記フィードローラ23.24.25.26によって搬送
された原稿18の画像をその先頭から1ライン毎に読み
取り、光電変換して制御部15に出力する。読取手段2
7による画像の読み取りが終了した原稿18はフィード
ローラ25.26によって排紙口33から排出され、図
示しない排紙トレイにストックされる。なお、第1図に
おいて原稿読取部14に設けられた紙ガイドへの番号の
付記は省略している。一方、本体11aの排紙口33近
傍には支持部材34が設けられており、支持部材34は
前記操作部13を含む本体11aを開閉自在なものとす
る。これにより、原稿読取部14のメインテナンスが容
易となる。また、本体11aの第1図中右側下部には支
持部材35が設けられており、本体11aはこの支持部
材35により本体11bに回動自在に保持される。
制御部15は、第2図に示すように、網制御回路41、
変復調回路42、データ圧縮・再生回路43、バッファ
メモリ44、A/D変換回路45および制御回路46を
備えている。網制御回路41は一般にAA−NCUと称
されているものであり、宛先を自動的に発呼し、また外
部回線からの送信に対して自動的に着呼を行う。変復調
回路42は一般にモデムと称されているものであり、制
御部15内で処理されデジタル信号れた原稿18の画情
報を外部回線を通して伝送するために変調するとともに
、外部回線から入力された変調信号を復調してデジタル
信号を抽出する。データ圧縮・再生回路43は画情報の
伝送時間の短縮と効率化を図るものであり、送信時には
画情報を圧縮(コード化)し、また受信時には圧縮され
た画情報を原情報に再生する。バッファメモリ44はA
/D変換回路45によって2値化された原稿読取部14
からの画情報を所定ライン(例えば1ライン〉毎に貯え
てデータ圧縮・再生回路43に送出するとともに、デー
タ圧縮・再生回路43で原情報に再生された画情報を所
定ライン毎に貯えて記録部17に出力する。A/D (
Δnalog/Digital)変換回路45はアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するものであり、原稿読取
部14から入力された読み取り1ライン毎の画情報(ア
ナログ信号)を制御部15で処理できる画情@(デジタ
ル信号)に変換する。制御回路46は例えばCPU、R
OM、RAM等を備えており、操作部13からの指令信
号または後述する終端検知センサ76および各部に設け
られた図示しないセンサ等からの信号、あるいは外部回
線から送信されてきた画情報に基づいてファクシミリ装
置11を統合的に制御する。
第1図に戻り、インクシートカセット16はカセットケ
ース51内にインクシート52、スプール53、記録紙
54およびガイドローラ55.56を備えている。
カセットケース(ケース)51は例えばABS等の樹脂
で形成されており、カセットケース51の内部には前記
インクシート52、記録紙54およびガイドローラ55
を略同−に収納する収納部57と、前記スプール53お
よびガイドローラ56を収納する収納部58とが形成さ
れる。これら収納部57、収納部58はその内部に収納
された各部材に手が触れられないような形状を有する。
したがって、収納部57、収納部58内に収納された各
部材は各部の影響を受けることなく保護される。また、
収納部57と収納部58とは所定の間隔で配設されてお
り、この間隔は後述する記録部17のサーマルへソド7
1およびプラテンローラ72がカセットケース51内に
進入可能な寸法に設定される。カセットケース51の上
面部には開口部59が形成されており、開口部59は前
記収納部57と収納部58との間に設けられ、サーマル
ヘッド71がカセットケース51の内部に進入すること
が可能な大きさを有する。一方、カセットケース51の
底面部には開口部60が形成されており、開口部60は
前記開口部59に略相対した位置に設けられ、プラテン
ローラ72がカセットケース51の内部に進入すること
が可能な大きさを有する。これに対応して第3図に示す
ようにカセットケース51の両側面部には切欠部61a
、61bが形成されており、カセットケース51とプラ
テンローラ72との干渉を避けている。また、カセット
ケース51の両側面部にはピン受け63(図面の構成上
、一方のみを図示する)が形成されており、ピン受け6
3はインクシートカセット16を記録部17に装着する
際、記録部17に設けられた図示しないピンに係合して
インクシートカセット16全体の位置決めを行う。
第1図に戻り、カセットケース51の底面部で前記開口
部60の近傍には開口部62が形成されており、開口部
52は後述する終端検知センサ76の配設位置に対応し
て設けられる。したがって、終端検知センサ76はこの
開口部62を介して記録紙54の終端部に設けられたエ
ンドマークを検出することができる。
インクシート52は例えばポリエステル製のベースシー
ト上に熱転写のインク層が塗布されたものが使用されて
おり、インクシート52は記録紙54よりも多少大きな
幅を有するものがスプール(紙管)52aに巻かれてい
る。ここで、インクシート52の全長は記録紙54より
も長く設定されている。
また、インクシート52の先端部はスプール53に固着
されており、インクシート52はガイドローラ55、5
6を介してスプール53に巻取られる。記録紙54はロ
ール状の普通紙が使用されており、記録紙54の巻取方
向裏側の終端部には所定のエンドマークが設けられてい
る。なお、エンドマークは記録紙54をカセットケース
51に装着した際、カセットケース51の底面部に形成
された開口部62(終端検知センサ用)に相対する位置
になるように設けられる。
ガイドローラ55.56は例えば金属で形成されており
、ガイドローラ55.56はカセットケースの幅方向に
亘るとともに所定の位置へ配設され、インクシート52
および記録紙54の送給経路を確保する。
ここで、前記インクシート52、スプール53および記
録紙54は第4図のような形でカセットケース51内に
収納されている。すなわち、インクシート52を巻取っ
ているスプール52aの一端側にはバックテンション機
構64が装着されており、バンクテンション機構64は
インクシート52がスプール53に巻取られる際に負荷
を与える。したがって、ハックテンション機構64はイ
ンクシート52に所定のテンションを付与し、シワの発
生を防止する。スプ−ル52aの他端側には支持部材6
5が装着されている。一方、スプール53の一端側には
支持部材66が装着されており、スプール53の他端側
には巻取りギア67が装着されている。巻取りギア67
(伝達手段)は外部から入力される駆動力をスプール5
3へ伝達する。記録紙54はその軸芯54aの両端部に
支持部材68a、68bが装着されている。したがって
、前記インクシート52、スプール53および記録紙5
4はこれらハックテンション機構64、支持部材65、
支持部材66、巻取りギア67および支持部材68a、
68bによってカセットケース51の所定位置に回転自
在に保持される。また巻取りギア67はカセットケース
51の外部に突出しており、インクシートカセット16
が記録部17に装着されると、後述する記録部17の駆
動手段77に設けられたアイドルギア104に噛合する
なお、前記バンクテンション機構64および支持部材6
5はインクシート支持手段を、また、スプール53、支
持部材66および巻取りギア67は巻取手段を構成する
。ここで、カセットケース51は前記各部材を装着する
ため、所定の位置で複数の部材に分割されており(図示
せず)、インクシートカセット16が使い捨てを意図す
るものであれば製造時に前記各部材を装着後、例えば超
音波等で分割不可能に接着する構造を有し、また、イン
クシートカセット16が再利用する意図のものであれば
カセットケース51を構成する複数の部材は分割、組立
可能な構造を有する。
再び、第1図へ戻り、記録部17はサーマルへソド71
、プラテンローラ72、カンタユニット73、排紙ロー
ラ74.75、終端検出センサ76および駆動手段(図
示せず)77を備えている。サーマルヘッド71には複
数の発熱素子(図示せず)が記録紙54の幅方向に亘っ
て設けられており、サーマルへソド71は制御部15か
らの画情報Gこ基づいて選択的に発熱し、当接するプラ
テンローラ72との間に供給されたインクシート52の
インク層を1ライン毎に溶融させ記録紙54上に転写さ
せる。サーマルヘッド71はへソドプラケソト78に保
持されており、ヘンドブラケット78は本体11aの底
部に固設されてぃる。また、ヘッドブラケット78は図
示しない加圧機構を備え、サーマルヘッド71の発熱素
子部分がプラテンローラ72に当接したときに所定の付
勢力で加圧して、発熱素子とプラテンローラ72との密
着度を高める。したがって、サーマルへソド71は本体
11aが支持部材35を中心に開かれるとプラテンロー
ラ72から離隔し、また本体11aが閉じられるとプラ
テンローラ72に当接、密着する。プラテンローラ72
は駆動手段77からの駆動力によって回転し、記録紙5
4をサーマルへソド71による1ラインの記録毎に副走
査およびカッタユニット73側に搬送するとともに、カ
ンタユニット73で切断された記録紙54を戻して先端
部から記録開始位置までの余白が極めて小さくなるよう
に(例えば、2酊程度)操作する。カンタユニット73
は内部に紙切断機構を備えており、搬送された記録紙を
所定の寸法に切断する。カンタユニット73により切断
された記録紙は排紙ローラ74.75によって図示しな
いコピートレー上に排出される。
終端検出センサ76としては例えばフォトリフレフタが
使用されており、前記インクシートカセット16のカセ
ットケース51に形成された開口部62に近接し、開口
部62を通して記録紙54の終端部に設けられたエンド
マークを検出する。なお、第1図では記録部17に設け
られた紙ガイドへの番号の付記は省略している。
駆動手段77は前記インクシート52の巻取りおよびプ
ラテンローラ72の駆動を行うものであり、第5.6図
に示すような構成を有している。また、駆動手段77は
本体11bに設けられたフレーム79上に配設されてい
る。
フレーム79にはステッピングモータ81が固設されて
おり、ステッピングモータ81の軸芯81aにはベルト
プーリ82が固着される。一方、前記プラテンローラ7
2の軸芯72aはブツシュ83により回転自在に保持さ
れており、軸芯72aの一端側にはプラテンギア84が
固着されている。プラテンギア84はベルトプーリ84
aとギア84bとが一体に形成されており、ベルトプー
リ84aはタイミングベルト85によって前記ベルトプ
ーリ82に連結される。なお、プラテンギア84のベル
トプーリ84aは前記ベルトプーリ82よりも大径に形
成されている。したがって、ステッピングモータ81の
回転はタイミングベルト85を介してプラテンローラ7
2に伝達され、プラテンローラ72は所定の減速比で回
転する。一方、プラテンギア84のギア84bはフリク
ションギア86に噛合しており、フリクションギア86
はフリクションプーリ87の同軸上に配設される。フリ
クションギア86とフリクションプーリ87のスラスト
面にはフェルト88が収装されており、フリクションギ
ア86とフリクションプーリ87とはこのフェルト88
を介して互いに回転自在である。フリクションプーリ8
7はフレーム79上に固着されたピン89に挿入されて
おり、ピン89の端部に装着されたEリングによって脱
抜が防止される。また、ピン89にはプレート90が設
けられており、プレート90とフリクションギア86と
の間にはスプリング91が縮設され、スプリング91は
所定の加圧力をもってフリクションギア86をフリクシ
ョンプーリ87側に付勢する。
したがって、フリクションギア86とフリクションプー
リ87とはフェルト88およびスプリング91の加圧力
による負荷(摩擦力)によって駆動力が伝達される。こ
れにより、フリクションギア86に入力された駆動力が
前記負荷を越えると、フェルト88がスリップして所定
の大きさの駆動力のみしか伝達されない。このような、
フリクションギア86、フリクションプーリ87、フェ
ルト88、プレート90およびスプリング91は全体と
してフリクション機構92を構成する。一方、フレーム
79上の所定位置にはワンウェイ機構93が配設されて
おり、ワンウェイ機構93はインクシート巻取り用とし
ての機能を有する。ワンウェイ機構93はワンウェイプ
ーリ95、ワンウェイギア96およびクラッチスプリン
グ97を備えており、これらがフレーム79上に固着さ
れたピン98の同軸上に配設されるとともにEリングに
よって抜けが防止されている。ワンウェイプーリ95と
ワンウェイギア96とはそれぞれ同径の胴部95a、9
6aを有しており、互いに回転自在である。また、胴部
95a、96aにはクラッチスプリング97が密着して
巻かれており、クラソチスプリング97はワンウェイプ
ーリ95がそのスプリングの巻方向に回転すると前記胴
部95a、96aに強く圧着してワンウェイブーIJ9
5の駆動力をワンウェイギア96に伝達し、またワンウ
ェイプーリ95がそのスプリングの開き方向に回転する
とクラッチスプリング97は胴部95a、96aをスリ
ップしてワンウェイプーリ95の駆動力はワンウェイギ
ア96に伝達されない。すなわち、ワンウェイ機構93
は予め設定された一定回転方向のみの駆動力を伝達する
ここで、本実施例ではワンウェイ機構93はワンウェイ
プーリ95が時計方向に回転するとワンウェイギア96
に動力を伝達し、ワンウェイプーリ95が反時計方向に
回転するとスリップするように設定されている。ワンウ
ェイプーリ95はベルト103を介して前記フリクショ
ンプーリ87に連結されており、ワンウェイプーリ95
はフリクションプーリ87の回転方向に応じてそれぞれ
が駆動力を伝達したり、スリップしたりする。一方、ワ
ンウェイ機構93のワンウェイギア96にはアイドルギ
ア104が噛合している。アイドルギア104はフレー
ム上に固着されたピン106により回転自在に支持され
ており、アイドルギア104はインクシートカセット1
6が記録部17に装着されると、インクシートカセット
16の巻取りギア67に噛合する。なお、アイドルギア
104は巻取りギア67の回転方向をワンウェイギア9
6の回転方向と同一にするために設けられている。した
がって、記録時にあってはプラテンローラ72の回転に
よる記録紙54の副走査および切断位置への搬送に応じ
てインクシート72が巻取られる。
次に、作用を説明する。
まず、ファクシミリ装置11の本体11aと本体11b
とのロック(図示せず)を解除し、本体11aを第1図
中矢印F方向へ持ち上げると、本体11aは支持部材3
5を中心に回動して開き本体11b内に設けられた記録
部17が露出する。このとき、サーマルへソド71は当
接するプラテンローラ72から離隔して本体11aとと
もに移動する。したがって、記録部17上にはオーバー
ラツプする部材が皆無となる。次いで、インクシートカ
セット16を記録部17の上方から装着する。このイン
クシートカセット16の装着は、カセットケース51の
両側面部に形成されたピン受け64に本体11bのフレ
ームに設けられた位置決めビンが嵌合するように行う。
インクシートカセット16の位置決めがなされると、同
時にカセットケース51から外部に突出している巻取り
ギア67が駆動手段77のアイドルギア104と噛合す
る。これにより、駆動手段77からの駆動力が巻取りギ
ア67に伝達され、駆動手段77によりインクシート5
4の巻取りを行うことができる。また、このときプラテ
ンローラ72が開口部60からカセットケース51内に
進入してインクシート52と記録紙54とを下方から押
し上げ所定位置で保持する。なお、インクシートカセッ
ト16の記録部17への装着方向については、例えばカ
セットケース51等に表示されており、本装置を初めて
取り扱う場合にあっても、間違いな(インクシートカセ
ット16を記録部17へ装着することができる。
次いで、本体11aを閉じると、サーマルヘッド71が
開口部59から進入し、カセットケース51内でプラテ
ンローラ72に当接、密着する。そして、本体11aを
本体11bにロックすると、インクシートカセット16
の装着が完了する。インクシートカセット16の装着が
完了すると、制御部15から駆動手段77に制御信号が
出力され、インクシート52および記録紙54が所定量
搬送される。したがって、インクシート53はたるみが
除去され、所定のバックテンションが付与されるととも
に、記録紙54はカッタユニット73に送給され、切断
された後所定の先端余白が形成される(詳しくは後述す
る)。
ファクシミリ装置11は、外部回線を介して入力された
画情報を受信すると、変復調回路42において変調し、
データ圧縮・再生回路43で原情報に再生した後バッフ
ァメモリ44に貯える。バックァメモリ44に貯えられ
た画情報は制御回路46からの制御信号とともに記録部
17に出力され、記録部17において記録、再現される
。この記録は、サーマルヘッド71による1ライン毎の
記録と、駆動手段77による記録紙54およびインクシ
ート52の搬送によって行われる。すなわち、記録部1
7に画情報および制御信号が入力されると、サーマルへ
ソド71の発熱素子が選択的に発熱し、インクシート5
2のインク層を溶融して記録紙54に熱転写させて1ラ
イン分の記録が行われる。この1ライン分の記録タイミ
ングに同期して駆動手段77のステッピングモータ81
が反時計方向に回転すると、ベルトプーリ82、タイミ
ングベルト85を介して連結されたプラテンギア84が
反時計方向に回転する。したがって、プラテンギア84
が固着されたプラテンローラ73が回転し、記録紙54
の搬送(副走査)が行われる。
同時にプラテンギア84のギア84bに連結されたフリ
クションギア86が時計方向に回転すると、フリクショ
ンギア86の回転はフェルト88を介してフリクション
プーリ87に伝達される。フリクションプーリ87に伝
達された回転はタイミングベルト103を介してワンウ
ェイ機構93のワンウェイプーリ95に伝達される。そ
して、回転方向が時計方向のとき(記録紙の順方向搬送
時)にはワンウェイ機構93が作動してワンウェイ機構
93のワンウェイギア96およびアイドルギア104を
介してインクシ一トカセット16の巻取りギア67に伝
達される。したがって、記録時、前記プラテンローラ7
2による記録紙54の搬送量に応じた量のインクシート
52をスプール53に巻取ることができる。ところで、
スプール53に巻取られるインクフィルム52はその巻
取す開始当初は巻取り径も小さくスプール53−回転当
りの巻取量は少ないが、巻取りが進むにつれて巻取り径
が大となり、スプール53−回転当りの巻取量は巻取り
開始時に比べると数倍にも及ぶ。そこで、インクフィル
ム52の巻取量を一定にするために前記フリクション機
構92が設けられている。すなわち、スプール53によ
るインクフィルム52の巻取り当初は巻取り径が小さい
ため、巻取り時のトルクも小さい。ところが、巻取り径
が大きくなるにつれて巻取り時のトルクも大となる。そ
こで、スプール53の巻取り径が最小のときのインクシ
ート52の巻取量を前記プラテンローラ72による記録
紙54の搬送量に応じて設定し、また、フリクション機
構の許容負荷(トルク)を設定することにより、スプー
ル53へのインクシート52の巻取り径が大となっても
フリクション機構に設定された許容負荷を超えた分はス
リップして回転が伝達されず、常に一定の巻取り量でイ
ンクシート52を巻取ることができる。
ここで、−頁分の記録が終了し記録紙54がプラテンロ
ーラ72によりカッタユニット73側に搬送され、所定
の寸法で切断されると、制御回路46からの制御信号に
よりステッピングモータ81が時計方向に回転し、プラ
テンローラ72を逆転させる。これにより、記録紙54
の先端部はカッタユニット73による切断位置からサー
マルヘッド71側へ引き戻され先端余白が形成される。
なお、この先端余白は例えば2fl程度に設定されてい
る。
一方、プラテンローラ72の逆転に伴い、フリクション
ギア86が反時計方向に回転すると、フリクションギア
86の回転は前述のようにフリクションブーυ87に伝
達され、タイミングベルl−103を介してワンウェイ
機構93のワンウェイプーリ95に伝達される。このと
き、回転方向が反時計方向であるからワンウェイ機構9
3は作動せずインクシート540巻取りは行われない。
このように、消耗品であるインクシート52および記録
紙54を一つのケース内に収納し、この収納した状態で
記録部17への着脱を自在としたため、従来、繁雑であ
ったこれら消耗部品の交換が極めて容易になるとともに
、装着時におけるインクシート52のシワの発生および
インクシート52へ指が触れたり、爪を引っ掛けたりす
ることによるインク層の剥離等が防止できる。また、イ
ンクシート52と記録紙54とが一対で交換できるため
、従来、生じていたような普通紙と感熱紙との装着ミス
を回避することができる。さらに、インクシート52の
長さを、記録紙54が記録終了後、切断位置まで搬送さ
れる際に巻取る量を考慮して設定することにより、イン
クシート52と記録紙53との消費を略同にして一つの
終端検出センサ76でそれぞれの終端を検出することが
できる。したがって、このようなインクシートカセット
16を適用した装置の便宜性を向上するばかりか、記録
画像の品質を維持することができる。
(効果) 本発明によれば、ロール状の記録紙とロール状のインク
シートおよび使用済のインクシートを巻取るスプールと
を同一のケース内に収納し装置への着脱を自在にしてい
るので、これら消耗品の交換が容易にでき記録を行う装
置の便宜性を向上するとともに記録画像の品質を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明のインクシートカセットの一実施例
を示す図であり、第1図はそのインクシートカセットの
適用されるファクシミリ装置の要部断面図、第2図はそ
のインクシートカセットの適用されるファクシミリ装置
のブロック図、第3図はそのインクシートカセットの全
体斜視図、第4図はそのインクシートカセットの上部の
断面図、第5図はそのインクシートカセットの適用され
るファクシミリ装置の駆動手段の要部構成図、第6図は
第5図の要部断面図である。 第7図は従来のファクシミリ装置の要部断面図である。 16・・・・・・インクシートカセット、51・・・・
・・カセットケース(ケース)、53.67・・・・・
・巻取手段、 54・・・・・・記録紙、 64.65.66・・・・・・インクシート支持手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定方向に搬送されるロール状の記録紙と、少な
    くとも所定の記録位置で該記録紙と重なり合い記録紙の
    搬送に伴って搬送されるロール状のインクシートと、該
    インクシートを回転可能に支持するインクシート支持手
    段と、インクシートの先端が固着され使用済インクシー
    トを巻取る巻取手段と、をケース内に収納したことを特
    徴とするインクシートカセット。
  2. (2)前記インクシート支持手段が、前記インクシート
    の一定の搬送方向に対して所定の負荷を付与することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のインクシートカ
    セット。
  3. (3)前記ケースに前記記録紙およびインクシートの残
    量検出用の開口部を設けたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のインクシートカセット。
  4. (4)前記記録紙の終了端部の所定位置に残量検出用の
    エンドマークを設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第3項のいずれかに記載のインクシートカセ
    ット。
JP11213487A 1987-05-08 1987-05-08 インクシ−トカセツト Pending JPS63276576A (ja)

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