JPS63276537A - 内外装用コンクリートクラッド材料の製造法 - Google Patents
内外装用コンクリートクラッド材料の製造法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建物の内外装用コンクリート材料およびその
製造法に関する。
製造法に関する。
ALC工法を利用した建造物が盛んになっているが、A
LC製品を内外装材として使用するには幾つかの限界が
ある。ALC製品は気泡コンクリート成形品をオートク
レーブ養生するという処決で品質管理のうえ工場生産さ
れるものであるが。
LC製品を内外装材として使用するには幾つかの限界が
ある。ALC製品は気泡コンクリート成形品をオートク
レーブ養生するという処決で品質管理のうえ工場生産さ
れるものであるが。
それらの品質は改善されつつあるとは言えども耐水性お
よび耐候性の点ではその本来の性質から不十分であるこ
と、並びにALC製品はそのままでは一般に意匠性が悪
いので内外装材としてそのまま露出させるには問題があ
ること1等がその主な理由である。
よび耐候性の点ではその本来の性質から不十分であるこ
と、並びにALC製品はそのままでは一般に意匠性が悪
いので内外装材としてそのまま露出させるには問題があ
ること1等がその主な理由である。
しかし1作業性に優れ軽量で且つ安価であるというAL
C製品の特徴はビルや一般建物等の建造物の施工にとっ
て他にはない有利性があり、これをそのまま内外装用コ
ンクリート材料として利用できるならば、特に十分な耐
水性や耐久性を兼備し且つ十分な表面強度をもった内外
装用コンクリート材料として利用できるのであれば、当
分野において図りしれない利点がある。
C製品の特徴はビルや一般建物等の建造物の施工にとっ
て他にはない有利性があり、これをそのまま内外装用コ
ンクリート材料として利用できるならば、特に十分な耐
水性や耐久性を兼備し且つ十分な表面強度をもった内外
装用コンクリート材料として利用できるのであれば、当
分野において図りしれない利点がある。
本発明はALC製品の特長を充分に発揮しながら建物の
内外装材として効果的に利用できるALC系コンクリー
ト材料の提供を目的としてなされたものである。
内外装材として効果的に利用できるALC系コンクリー
ト材料の提供を目的としてなされたものである。
本発明は、前記の目的を達成した内外装用コンクリート
材料として、気泡コンクリートの表面に炭素繊維補強コ
ンクリートの薄層を付着させてなる内外装用コンクリー
トクラッド材料を提供するものである。すなわち本発明
の内外装用コンクリートクラッド材料は、その殆どの厚
みは気泡コンクリートでまかない、内外装材としての表
面となる実質上全ての表面に炭素繊維補強コンクリート
の薄板を付着させたものであり、これを建物の内外装材
として使用した場合には外表面の炭素繊維補強コンクリ
ート薄板が耐久性や耐水性を確保すると同時に優れた表
面強度を維持する。そして炭素繊維補強コンクリ−)f
ilt板の表面は模様付きの表面としておくことができ
、美麗に仕上がる。またタイル仕上げや石材仕上げも高
い付着強度をもって自由に行うことができ、塗装する場
合にも従来のALC製品そのままのものでは得られない
美麗に仕上がる。かような優れた特質をもち且つ軽量で
安価な内外装用のコンクリート材料は従来において全く
その例を見ないものであった。
材料として、気泡コンクリートの表面に炭素繊維補強コ
ンクリートの薄層を付着させてなる内外装用コンクリー
トクラッド材料を提供するものである。すなわち本発明
の内外装用コンクリートクラッド材料は、その殆どの厚
みは気泡コンクリートでまかない、内外装材としての表
面となる実質上全ての表面に炭素繊維補強コンクリート
の薄板を付着させたものであり、これを建物の内外装材
として使用した場合には外表面の炭素繊維補強コンクリ
ート薄板が耐久性や耐水性を確保すると同時に優れた表
面強度を維持する。そして炭素繊維補強コンクリ−)f
ilt板の表面は模様付きの表面としておくことができ
、美麗に仕上がる。またタイル仕上げや石材仕上げも高
い付着強度をもって自由に行うことができ、塗装する場
合にも従来のALC製品そのままのものでは得られない
美麗に仕上がる。かような優れた特質をもち且つ軽量で
安価な内外装用のコンクリート材料は従来において全く
その例を見ないものであった。
本発明に従うALCを利用したコンクリート内外装材は
。
。
未だ固まらない炭素繊維補強コンクリートの薄板の裏面
に気泡コンクリートを打設したうえ、その一体品をオー
トクレーブ養生する方法(方法(1)と呼ぶ)。
に気泡コンクリートを打設したうえ、その一体品をオー
トクレーブ養生する方法(方法(1)と呼ぶ)。
硬化した気泡コンクリートブロックまたはパネル(AL
C製品)の表面に、未だ固まらない炭素繊維補強コンク
リートの薄層を圧着し、その一体品をオートクレーブ養
生する方法(方法(2)と呼ぶ)。
C製品)の表面に、未だ固まらない炭素繊維補強コンク
リートの薄層を圧着し、その一体品をオートクレーブ養
生する方法(方法(2)と呼ぶ)。
硬化した炭素繊維補強コンクリートの薄板の裏面に気泡
コンクリートを打設し、その一体品を養生する方法(方
法(3)と呼ぶ)。
コンクリートを打設し、その一体品を養生する方法(方
法(3)と呼ぶ)。
気泡コンクリート硬化体の表面に硬化した炭素繊維補強
コンクリート薄板を接着材料を用いて接着させる方法(
方法(4)と呼ぶ)。
コンクリート薄板を接着材料を用いて接着させる方法(
方法(4)と呼ぶ)。
によってプレハブ製品として製造することができ、いず
れも高い接合強度を持ったコンクリートクラツド材とし
て製造することができる。いずれの方法による場合にも
、クラツド材としての製品は、その厚みが50〜250
mmの広い範囲の幅をもって作ることができ2面内面積
は任意の大きさとして規格製品或いはオーダー製品とし
てパネル状またはブロック状の形状とすることができる
。そのさい、厚みの殆どはALCでまかなう。炭素繊維
補強コンクリートの層は、そのALCの厚みにもよるが
、全体の厚みの173以下、好ましくは1/4以下、更
に好ましくは175以下の出来るだけ薄い層とする。
れも高い接合強度を持ったコンクリートクラツド材とし
て製造することができる。いずれの方法による場合にも
、クラツド材としての製品は、その厚みが50〜250
mmの広い範囲の幅をもって作ることができ2面内面積
は任意の大きさとして規格製品或いはオーダー製品とし
てパネル状またはブロック状の形状とすることができる
。そのさい、厚みの殆どはALCでまかなう。炭素繊維
補強コンクリートの層は、そのALCの厚みにもよるが
、全体の厚みの173以下、好ましくは1/4以下、更
に好ましくは175以下の出来るだけ薄い層とする。
どの方法(1)〜(4)によっても7炭素繊維補強コン
クリ−) (CFRC)を薄板形状に成形することが必
要であるが、この薄板の成形には、流し込み成形、押出
し成形、抄造、ロール成形、プレス成形などが適用でき
る。大量生産を行う場合には石綿スレートの製造に適用
されているのと同様の抄造法が適用できる。すなわち、
炭素繊維を分散させたコンクリートミックスのスラリー
(水を多くしたスラリー)を作り、このスラリーを撹拌
させつつ所定メツシュの金網によって所定厚みのミック
スを連続的に抄上げるのである。
クリ−) (CFRC)を薄板形状に成形することが必
要であるが、この薄板の成形には、流し込み成形、押出
し成形、抄造、ロール成形、プレス成形などが適用でき
る。大量生産を行う場合には石綿スレートの製造に適用
されているのと同様の抄造法が適用できる。すなわち、
炭素繊維を分散させたコンクリートミックスのスラリー
(水を多くしたスラリー)を作り、このスラリーを撹拌
させつつ所定メツシュの金網によって所定厚みのミック
スを連続的に抄上げるのである。
また、いずれの方法(1)〜(4)による場合もALC
とCF RCFI板は、クランド前であろうと後であろ
うと硬化させるさいにはオートクレーブ養生によって硬
化させるのがよい。
とCF RCFI板は、クランド前であろうと後であろ
うと硬化させるさいにはオートクレーブ養生によって硬
化させるのがよい。
本発明で使用する気泡コンクリートは従来のあらゆる気
泡コンクリートが使用可能であるが特にALCが好まし
い。CFRCとしては、短繊維を均−に分散した通常の
炭素繊維補強コンクリートを使用し、特にピッチ系の炭
素繊維を分散したものが経済的である。またCFRCに
は必要に応じて各種の混和材を配合することもできる。
泡コンクリートが使用可能であるが特にALCが好まし
い。CFRCとしては、短繊維を均−に分散した通常の
炭素繊維補強コンクリートを使用し、特にピッチ系の炭
素繊維を分散したものが経済的である。またCFRCに
は必要に応じて各種の混和材を配合することもできる。
クラッドにあたっては、ALCの広面側の片面だけCF
RC層板をクランドしてもよいし、ALCの広面側の両
面にCF RCFj板をクラッドしてサンドウィッチ状
のクランド製品としてもよい。後者の場合には特に廊下
や間仕切り壁などの内装材として好適な材料となる。本
発明のクラッド製品は建物のコンクリート外装材、内装
材のほか2表面のCFRC3板がALC本体の強度をそ
の表面で補強する役割を果たすのでCFRC面を床面と
した床材にも利用できる。
RC層板をクランドしてもよいし、ALCの広面側の両
面にCF RCFj板をクラッドしてサンドウィッチ状
のクランド製品としてもよい。後者の場合には特に廊下
や間仕切り壁などの内装材として好適な材料となる。本
発明のクラッド製品は建物のコンクリート外装材、内装
材のほか2表面のCFRC3板がALC本体の強度をそ
の表面で補強する役割を果たすのでCFRC面を床面と
した床材にも利用できる。
以下に図面に従って本発明の内容を具体的に説明する。
第1図は本発明に従う内外装用コンクリートクラッド材
料の代表的な形状を示した一部切り欠き図であり、1は
気泡コンクリート層、2は炭素繊維補強コンクリート層
を示す。気泡コンクリート層2は構造用材料として必要
な厚さをもつ方形の厚パネル形状を有し、その一方の広
面側の全面積を覆うように炭素繊維補強コンクリート層
2の薄層が接合しである。以下、この炭素繊維補強コン
クリート層2をCFRC層と呼ぶことにする。また気泡
コンクリート層2をALC層と呼ぶことにする。第1図
の例ではCFRC層2はALC層1の一方の広面側を完
全に覆うと同時にALC層1の厚み方向の側面にもCF
RC層の縁部3がALC層1の厚みの一部まで延び出し
ており、したがって、ブロック状のALC層に対してC
FRCの薄い箱を被せたような形状となっている。CF
RC層2の最外表面には縦横の線状の浅い溝4が模様と
して付けである。
料の代表的な形状を示した一部切り欠き図であり、1は
気泡コンクリート層、2は炭素繊維補強コンクリート層
を示す。気泡コンクリート層2は構造用材料として必要
な厚さをもつ方形の厚パネル形状を有し、その一方の広
面側の全面積を覆うように炭素繊維補強コンクリート層
2の薄層が接合しである。以下、この炭素繊維補強コン
クリート層2をCFRC層と呼ぶことにする。また気泡
コンクリート層2をALC層と呼ぶことにする。第1図
の例ではCFRC層2はALC層1の一方の広面側を完
全に覆うと同時にALC層1の厚み方向の側面にもCF
RC層の縁部3がALC層1の厚みの一部まで延び出し
ており、したがって、ブロック状のALC層に対してC
FRCの薄い箱を被せたような形状となっている。CF
RC層2の最外表面には縦横の線状の浅い溝4が模様と
して付けである。
第2図は第1図のクラツド材の縦断面を示したものであ
るが、広面側および側面側ともALC層1とCFRC層
2との間には空隙はなく両者は完全に接合している。側
面側のCFRC層2の縁部3は、このクラツド材を互い
に隣接して壁面を形成するさいに、この縁部3同士が接
触することになり、従来のALC製品のように接合部強
度が弱い欠点が本発明クラツド材では完全に解決される
と共にこの部分の目地のシールも確実に行うことができ
ることになる。使用の態様によっては、この縁部3は必
ずしも必要ではないこともある。しかし、この場合でも
ALC層1の少なくとも一方の広面側の実質上全面積が
CFRC層2で覆われていることが好ましい。なお1図
には示していないが、CFRC層2の縁部3がALC層
内にくさび状に埋め込まれるようにすると9両層の接合
強度の信頼性を一段と高めることができる。
るが、広面側および側面側ともALC層1とCFRC層
2との間には空隙はなく両者は完全に接合している。側
面側のCFRC層2の縁部3は、このクラツド材を互い
に隣接して壁面を形成するさいに、この縁部3同士が接
触することになり、従来のALC製品のように接合部強
度が弱い欠点が本発明クラツド材では完全に解決される
と共にこの部分の目地のシールも確実に行うことができ
ることになる。使用の態様によっては、この縁部3は必
ずしも必要ではないこともある。しかし、この場合でも
ALC層1の少なくとも一方の広面側の実質上全面積が
CFRC層2で覆われていることが好ましい。なお1図
には示していないが、CFRC層2の縁部3がALC層
内にくさび状に埋め込まれるようにすると9両層の接合
強度の信頼性を一段と高めることができる。
第3図は1本発明のコンクリートクラッド内外装材の製
造法の一例(前記の(1)の方法)を示す図解工程図で
ある。本方法では先ずCF RC/<ネル5の成形品を
作る(工程(a))。すなわち未だ固まらない炭素繊維
補強コンクリートを例えばプレス成形してCFRCTi
l板5を製造する。このプレス成形に代えて、既述のよ
うに流し込み成形、押出し成形、抄造、ロール成形等も
適用可能である。
造法の一例(前記の(1)の方法)を示す図解工程図で
ある。本方法では先ずCF RC/<ネル5の成形品を
作る(工程(a))。すなわち未だ固まらない炭素繊維
補強コンクリートを例えばプレス成形してCFRCTi
l板5を製造する。このプレス成形に代えて、既述のよ
うに流し込み成形、押出し成形、抄造、ロール成形等も
適用可能である。
ついで、未だ固まらないCFRCi板5の裏面GこAL
C6を打設する。つまり、前記の(a)工程が終了した
あとCFRCの硬化が完了しない間にCFRCの裏面に
ALCを打設する。図面には示されていないが、この打
設に際しては必要な形状の型枠を使用する。打設によっ
て必要な製品形状に成形がなされると、未硬化のCFR
Cと未硬化のALCが直接に接することになり2両者の
接合面は緊密になり、結合剤(セメント粒子)の相互拡
散もその界面で生じる。(C)工程は、(b)工程で得
られた一体品7をオートクレーブ養生する工程である。
C6を打設する。つまり、前記の(a)工程が終了した
あとCFRCの硬化が完了しない間にCFRCの裏面に
ALCを打設する。図面には示されていないが、この打
設に際しては必要な形状の型枠を使用する。打設によっ
て必要な製品形状に成形がなされると、未硬化のCFR
Cと未硬化のALCが直接に接することになり2両者の
接合面は緊密になり、結合剤(セメント粒子)の相互拡
散もその界面で生じる。(C)工程は、(b)工程で得
られた一体品7をオートクレーブ養生する工程である。
ALC製品はオートクレーブ養生して生産されるが5本
発明においてはこの未硬化のCFRCと未硬化のALC
とからなるクラッド成形品7をオートクレーブ養生する
ものであり、これによってALCに充分な強度を付与す
ると同時に両材料の接合面での付着強度を充分なものと
すると共にCFRCの経時的な収縮を防止することがで
き、耐久性のある製品が得られる。オートクレーブ養生
は例えば180°C前後の氷菓気圧のもとで行う。工程
(a)でのCFRCの成形のさいに模様を付けておけば
模様付きクラツド材が得られる。
発明においてはこの未硬化のCFRCと未硬化のALC
とからなるクラッド成形品7をオートクレーブ養生する
ものであり、これによってALCに充分な強度を付与す
ると同時に両材料の接合面での付着強度を充分なものと
すると共にCFRCの経時的な収縮を防止することがで
き、耐久性のある製品が得られる。オートクレーブ養生
は例えば180°C前後の氷菓気圧のもとで行う。工程
(a)でのCFRCの成形のさいに模様を付けておけば
模様付きクラツド材が得られる。
第4図は本発明に従う他の製造方法(前記の(2)の方
法の一態様)を説明するための図解工程図である。この
方法においては、ALC製品(例えば市場で人手し得る
ALC製品)をALCJiiの原材料に使用するのであ
り、先ず1図示のように、ALC製品8の広面側にCF
RC9を打設する(工程(e))。次いで、打設した未
硬化のCFRC9をロール10によってALC製品8の
表面上に転圧して薄層とするか(工程(f))、或いは
、プレス板11によって未硬化のCFRC9をCFRC
製品8の表面上に薄板状にプレスする(工程(f)”)
。このようにしてALC製品の表面に未だ□固まらない
炭素繊維補強コンクリートの薄層9を圧着し、その一体
品12をオートクレーブ養生する(工程((2))。こ
の方法によると、未だ固まらないCFRC9がロールま
たはプレス機によってALC製品に圧着された一体品1
2が得られるから、やはり、CFRCとALCとは強い
接合強度をもったクランド材が得られる。工程(f)や
(f)゛のロール10やプレス11として模様付きロー
ルや模様付きプレスを使用すれば最外表面に模様のつい
た内外装用クラツド材が得られる。
法の一態様)を説明するための図解工程図である。この
方法においては、ALC製品(例えば市場で人手し得る
ALC製品)をALCJiiの原材料に使用するのであ
り、先ず1図示のように、ALC製品8の広面側にCF
RC9を打設する(工程(e))。次いで、打設した未
硬化のCFRC9をロール10によってALC製品8の
表面上に転圧して薄層とするか(工程(f))、或いは
、プレス板11によって未硬化のCFRC9をCFRC
製品8の表面上に薄板状にプレスする(工程(f)”)
。このようにしてALC製品の表面に未だ□固まらない
炭素繊維補強コンクリートの薄層9を圧着し、その一体
品12をオートクレーブ養生する(工程((2))。こ
の方法によると、未だ固まらないCFRC9がロールま
たはプレス機によってALC製品に圧着された一体品1
2が得られるから、やはり、CFRCとALCとは強い
接合強度をもったクランド材が得られる。工程(f)や
(f)゛のロール10やプレス11として模様付きロー
ルや模様付きプレスを使用すれば最外表面に模様のつい
た内外装用クラツド材が得られる。
第5図は本発明に従う前記(2)の方法のうちの別の態
様)を説明するための図解工程図である。この場合には
、先ず薄板製造用型枠13内にCFRC14を打設する
(工程(h))。そして、型枠13内に存在する未硬化
のCFRC14に対して、ALC製品8をプレス板がわ
りにして圧着する (工程(])および(j))。次い
で、離型後、ALC製品8と未硬化のCFRC部分が互
いに圧着接合されたクラッド成形品15をオートクレー
ブ養生する(工程仮))。この方法でもALC製品8と
未硬化のCFRC14を強固に圧着することができるの
で、クラッド製品は接合面の強度が高いものが得られる
。そして、使用する型枠13に模様を付けておけば最外
表面に模様を付与することができる。
様)を説明するための図解工程図である。この場合には
、先ず薄板製造用型枠13内にCFRC14を打設する
(工程(h))。そして、型枠13内に存在する未硬化
のCFRC14に対して、ALC製品8をプレス板がわ
りにして圧着する (工程(])および(j))。次い
で、離型後、ALC製品8と未硬化のCFRC部分が互
いに圧着接合されたクラッド成形品15をオートクレー
ブ養生する(工程仮))。この方法でもALC製品8と
未硬化のCFRC14を強固に圧着することができるの
で、クラッド製品は接合面の強度が高いものが得られる
。そして、使用する型枠13に模様を付けておけば最外
表面に模様を付与することができる。
第6図は2本発明の前記(3)の製造法を説明するため
の図解工程図である。前記(3)の方法は硬化した炭素
繊維補強コンクリートの薄板の裏面に気泡コンクリート
を打設し、その一体品を養生するのであるが、先ず、C
FRci板16を、流し込み成形、押出し成形、抄造、
ロール成形またはプレス成形等によって製造し、これを
オートクレーブ養生して硬化した薄板とする (工程(
1))。次いで。
の図解工程図である。前記(3)の方法は硬化した炭素
繊維補強コンクリートの薄板の裏面に気泡コンクリート
を打設し、その一体品を養生するのであるが、先ず、C
FRci板16を、流し込み成形、押出し成形、抄造、
ロール成形またはプレス成形等によって製造し、これを
オートクレーブ養生して硬化した薄板とする (工程(
1))。次いで。
硬化したC F RC3板17の裏面にAlCl2を打
設する (工程(ITI))。そのさい型枠19を使用
する。そして、型枠19から離型し、その一体成形品2
0をスチーム養生しく工程(n) )、次いでオートク
レーブ養生する(工程(n) ’ )。この方法におい
てもALCの養生の過程でALCと硬化したCFRCと
が充分な付着強度をもって接合する。また、CFRCの
成形のさいにその表面に模様を付けておくことができる
。
設する (工程(ITI))。そのさい型枠19を使用
する。そして、型枠19から離型し、その一体成形品2
0をスチーム養生しく工程(n) )、次いでオートク
レーブ養生する(工程(n) ’ )。この方法におい
てもALCの養生の過程でALCと硬化したCFRCと
が充分な付着強度をもって接合する。また、CFRCの
成形のさいにその表面に模様を付けておくことができる
。
以上に図解した(1)、 (2)および(3)の方法の
ほかに。
ほかに。
硬化したC F RC3板とALC製品を接着材料を使
用して接合することもできる(製造法(4))。この接
着材料としては3例えばエポキシ系、不飽和ポリエステ
ル系、ウレタン系の接着剤を使用することができ、圧縮
応力を加えた状態で接着させるのがよい。この場合にも
、CFRC薄板とALC製品はいずれもオートクレーブ
養生によって硬化させておく。またC F RCvR板
には予め模様を付与しておくこともできる。
用して接合することもできる(製造法(4))。この接
着材料としては3例えばエポキシ系、不飽和ポリエステ
ル系、ウレタン系の接着剤を使用することができ、圧縮
応力を加えた状態で接着させるのがよい。この場合にも
、CFRC薄板とALC製品はいずれもオートクレーブ
養生によって硬化させておく。またC F RCvR板
には予め模様を付与しておくこともできる。
このようにして本発明によると、新規な内外装用コンク
リートクランド材が得られる。いずれの方法においても
各工程は単純であり工数も少ないから経済的に製造でき
ると共に模様も自由に付与することができ、しかも両材
料の接合強度も非常に高くなる。そして3本発明によっ
て得られたコンクリートクラツド材は気泡コンクリート
が有する軽量且つ安価であるという特質を充分に有しな
がら、耐久性、耐水性、耐候性を有し且つ表面強度が優
れるので建物の外装材としての充分な品質を保持し且つ
模様も自由に形成させておくことができる。また、従来
のALCではその付着強度や耐水性の面で問題のあった
タイル仕上なども可能であるし、塗装をする場合にも従
来のALCそのままでは得られないような美麗に仕上が
るなど。
リートクランド材が得られる。いずれの方法においても
各工程は単純であり工数も少ないから経済的に製造でき
ると共に模様も自由に付与することができ、しかも両材
料の接合強度も非常に高くなる。そして3本発明によっ
て得られたコンクリートクラツド材は気泡コンクリート
が有する軽量且つ安価であるという特質を充分に有しな
がら、耐久性、耐水性、耐候性を有し且つ表面強度が優
れるので建物の外装材としての充分な品質を保持し且つ
模様も自由に形成させておくことができる。また、従来
のALCではその付着強度や耐水性の面で問題のあった
タイル仕上なども可能であるし、塗装をする場合にも従
来のALCそのままでは得られないような美麗に仕上が
るなど。
建物構造用の軽量内外装材として新規な特質を有する新
材料を市場に提供するものである。
材料を市場に提供するものである。
第1図は本発明に従う内外装用コンクリートクラツド材
の代表的な形状を示した一部切り欠き斜視図、第2図は
第1図のクラツド材の縦断面図。 第3図は本発明に従う内外装用コンクリートクラツド材
の一つの製造法を説明するための図解工程口、第4図は
同じ(他の製造法を説明するための図解工程口、第5図
は同じく他の製造法を説明するための図解工程図、第6
回は同じ(他の製造法を説明するための図解工程図であ
る。 1・・気泡コンクリート層(ALC層)。 2・・炭素繊維補強コンクリート層(CFRC層)。 3・・CFRC層2の縁部、 4・・模様。
の代表的な形状を示した一部切り欠き斜視図、第2図は
第1図のクラツド材の縦断面図。 第3図は本発明に従う内外装用コンクリートクラツド材
の一つの製造法を説明するための図解工程口、第4図は
同じ(他の製造法を説明するための図解工程口、第5図
は同じく他の製造法を説明するための図解工程図、第6
回は同じ(他の製造法を説明するための図解工程図であ
る。 1・・気泡コンクリート層(ALC層)。 2・・炭素繊維補強コンクリート層(CFRC層)。 3・・CFRC層2の縁部、 4・・模様。
Claims (5)
- (1)気泡コンクリートの表面に炭素繊維補強コンクリ
ートの薄層を付着させてなる内外装用コンクリートクラ
ッド材料。 - (2)未だ固まらない炭素繊維補強コンクリートの薄板
の裏面に気泡コンクリートを打設したうえ、その一体品
をオートクレーブ養生することからなる内外装用コンク
リートクラッド材料の製造法。 - (3)気泡コンクリート硬化体の表面に未だ固まらない
炭素繊維補強コンクリートの薄層を圧着し、その一体品
をオートクレーブ養生することからなる内外装用コンク
リートクラッド材料の製造法。 - (4)硬化した炭素繊維補強コンクリートの薄板を製造
し、その裏面に気泡コンクリートを打設したうえ、その
一体品を養生することからなる内外装用コンクリートク
ラッド材料の製造法。 - (5)気泡コンクリート硬化体の表面に、硬化した炭素
繊維補強コンクリート薄板を接着材料を用いて接着させ
ることからなる内外装用コンクリートクラッド材料の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62112147A JPH0667606B2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 内外装用コンクリートクラッド材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62112147A JPH0667606B2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 内外装用コンクリートクラッド材料の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63276537A true JPS63276537A (ja) | 1988-11-14 |
JPH0667606B2 JPH0667606B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=14579404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62112147A Expired - Lifetime JPH0667606B2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | 内外装用コンクリートクラッド材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667606B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0585184A1 (en) * | 1992-08-18 | 1994-03-02 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Electromagnetic wave shielding building material |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241638A (en) * | 1975-09-30 | 1977-03-31 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Production method of reinforced expanded material |
JPS55126582A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-30 | Kajima Corp | Carbon fiber reinforced composite board |
JPS6013159A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-23 | 旭化成株式会社 | 軽量気泡コンクリ−トパネル及びその製造法 |
JPS6026748A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-09 | 旭化成株式会社 | 表面が繊維補強コンクリートで補強された気泡コンクリートパネルの製造方法 |
-
1987
- 1987-05-08 JP JP62112147A patent/JPH0667606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5241638A (en) * | 1975-09-30 | 1977-03-31 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Production method of reinforced expanded material |
JPS55126582A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-30 | Kajima Corp | Carbon fiber reinforced composite board |
JPS6013159A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-23 | 旭化成株式会社 | 軽量気泡コンクリ−トパネル及びその製造法 |
JPS6026748A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-09 | 旭化成株式会社 | 表面が繊維補強コンクリートで補強された気泡コンクリートパネルの製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0585184A1 (en) * | 1992-08-18 | 1994-03-02 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Electromagnetic wave shielding building material |
US5422174A (en) * | 1992-08-18 | 1995-06-06 | Sekisui Chemical Co. Ltd. | Electromagnetic wave shielding building material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0667606B2 (ja) | 1994-08-31 |
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