JPS63304856A - 内外装用コンクリ−ト材料 - Google Patents
内外装用コンクリ−ト材料Info
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- JPS63304856A JPS63304856A JP14170687A JP14170687A JPS63304856A JP S63304856 A JPS63304856 A JP S63304856A JP 14170687 A JP14170687 A JP 14170687A JP 14170687 A JP14170687 A JP 14170687A JP S63304856 A JPS63304856 A JP S63304856A
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建物の内外装用コンクリート材料に関する。
ALC工法を利用した建造物が盛んになっているが、A
LC製品を内外装材として使用するには限界がある。A
LC製品は気泡コンクリートをオートクレーブ養生して
工場生産されるが、その品質は改善されつつあるとは言
えども耐水性および耐候性が不十分であること、並びに
ALC製品は−IIIQに意匠性が悪いのでそのまま内
外装材として露出させるには問題があること等がその理
由である。しかし!作業性に優れ軽量で且つ安価である
というALC製品の特徴はビルや一般建物等の建造物の
施工にとって他にはない有利性があり、これをそのまま
内外装材として利用できるならば図りしれない利点があ
る。
LC製品を内外装材として使用するには限界がある。A
LC製品は気泡コンクリートをオートクレーブ養生して
工場生産されるが、その品質は改善されつつあるとは言
えども耐水性および耐候性が不十分であること、並びに
ALC製品は−IIIQに意匠性が悪いのでそのまま内
外装材として露出させるには問題があること等がその理
由である。しかし!作業性に優れ軽量で且つ安価である
というALC製品の特徴はビルや一般建物等の建造物の
施工にとって他にはない有利性があり、これをそのまま
内外装材として利用できるならば図りしれない利点があ
る。
本発明はALC製品の特長を充分に発揮しながら内外装
材として使用できるコンクリート材料の提供を目的とし
てなされたものである。
材として使用できるコンクリート材料の提供を目的とし
てなされたものである。
本発明は、低アルカリ低収縮性セメントを使用した繊維
補強コンクリートの薄層を、気泡コンクリート硬化体の
表面に積層してなる内外装用コンクリート材料を提供す
るものである。
補強コンクリートの薄層を、気泡コンクリート硬化体の
表面に積層してなる内外装用コンクリート材料を提供す
るものである。
本発明に好適に使用できる低アルカリ低収縮性セメント
としては、特公昭60−58183号公報1特開昭59
−57634号公報、特開昭60−127252号公報
および特開昭61−286256号公報等に提案された
硬化反応中にCa (OR) xが実質上生成しないセ
メントがある。かようなセメントは秩父セメント株式会
社製「チチブGRCセメント」として市場で入手できる
。このセメントは、ポルトランドセメント組成化合物で
あるけい酸カルシウムに、水和によって生成するはずの
Ca(Off)zを実質止金て消費できるようにアウイ
ン1石膏、高炉スラグを配合してなる高アルミナ低石灰
型のセメントであり、硬化反応中にCa(Off)tが
生成しないのでOR−イオン4度が低く、またエトリン
ガイトが生成するので乾燥収縮が少ないという特徴があ
る。
としては、特公昭60−58183号公報1特開昭59
−57634号公報、特開昭60−127252号公報
および特開昭61−286256号公報等に提案された
硬化反応中にCa (OR) xが実質上生成しないセ
メントがある。かようなセメントは秩父セメント株式会
社製「チチブGRCセメント」として市場で入手できる
。このセメントは、ポルトランドセメント組成化合物で
あるけい酸カルシウムに、水和によって生成するはずの
Ca(Off)zを実質止金て消費できるようにアウイ
ン1石膏、高炉スラグを配合してなる高アルミナ低石灰
型のセメントであり、硬化反応中にCa(Off)tが
生成しないのでOR−イオン4度が低く、またエトリン
ガイトが生成するので乾燥収縮が少ないという特徴があ
る。
本発明に従う気泡コンクリートの表面で薄層として硬化
させる繊維補強コンクリートは、前記のような低アルカ
リ低収縮性セメントに、炭素繊維。
させる繊維補強コンクリートは、前記のような低アルカ
リ低収縮性セメントに、炭素繊維。
アラミド繊維、ビニロン繊維、アクリル繊維、ガラス繊
維またはステンレス鋼繊維のいずれか一種を分散させた
ta維補強コンクリートである。
維またはステンレス鋼繊維のいずれか一種を分散させた
ta維補強コンクリートである。
本発明においては、低アルカリ低収縮性セメントを使用
したミックス中に該繊維を分散させた未だ固まらない繊
維補強コンクリートを、硬化した気泡コンクリートの表
面で薄層に成形した後に硬化させるか、または別途薄層
に成形したのち硬化した気泡コンクリートと接着させる
ことによって製品とするのであるが、未だ固まらない繊
維補強コンクリートの薄層は、スチーム養生または通常
の養生によって硬化させ、オートクレーブ養生は行わな
い。
したミックス中に該繊維を分散させた未だ固まらない繊
維補強コンクリートを、硬化した気泡コンクリートの表
面で薄層に成形した後に硬化させるか、または別途薄層
に成形したのち硬化した気泡コンクリートと接着させる
ことによって製品とするのであるが、未だ固まらない繊
維補強コンクリートの薄層は、スチーム養生または通常
の養生によって硬化させ、オートクレーブ養生は行わな
い。
〔発明の詳細な
説明の内外装用コンクリート材料は、その殆どの厚みは
気泡コンクリートでまかない、内外装材としての外表面
となる表面に繊維補強コンクリート(以下、FRCと呼
ぶ)の薄板を付着させたものであり、これを建物の内外
装材として使用した場合には外表面のFRCの薄層が耐
水性、耐久性を確保すると同時に、優れた表面強度を維
持する。そしてFRCの薄板の表面は模様付きの表面と
しておくことができ、美麗に仕上がる。また。
気泡コンクリートでまかない、内外装材としての外表面
となる表面に繊維補強コンクリート(以下、FRCと呼
ぶ)の薄板を付着させたものであり、これを建物の内外
装材として使用した場合には外表面のFRCの薄層が耐
水性、耐久性を確保すると同時に、優れた表面強度を維
持する。そしてFRCの薄板の表面は模様付きの表面と
しておくことができ、美麗に仕上がる。また。
タイル仕上げや石材仕上げも高い付着強度をもって自由
に行うことができ、塗装する場合にも従来のALC製品
そのままのものでは得られないような美麗に仕上がる。
に行うことができ、塗装する場合にも従来のALC製品
そのままのものでは得られないような美麗に仕上がる。
かような優れた特質をもち且つ軽量で安価な内外装用の
コンクリート材料は従来において全くその例を見ないも
のであった。
コンクリート材料は従来において全くその例を見ないも
のであった。
本発明に従うコンクリート内外装材は。
硬化した気泡コンクリートブロックまたはパネル(通常
のALC製品)の表面に、未だ固まらないFRCの薄層
を圧着し、その一体高を養生する方法(方法(1)と呼
ぶ)、または。
のALC製品)の表面に、未だ固まらないFRCの薄層
を圧着し、その一体高を養生する方法(方法(1)と呼
ぶ)、または。
硬化した気泡コンクリートブロックまたはパネルの表面
(通常のALC製品)に硬化した繊維補強コンクリート
薄板を接着材料を用いて接着させる方法(方法(2)と
呼ぶ)によって。
(通常のALC製品)に硬化した繊維補強コンクリート
薄板を接着材料を用いて接着させる方法(方法(2)と
呼ぶ)によって。
プレハブ製品として製造することができ、いずれも高い
接合強度を持ったコンクリートクラツド材が得られる。
接合強度を持ったコンクリートクラツド材が得られる。
いずれの方法を採るにしても1本発明では、FRCの′
3層を形成するセメントとしては、既述のように低アル
カリ低収縮性セメントを使用するものであり、これによ
って、繊維の劣化が防止されると共に、FRCの硬化は
オートクレーブ養生なしでも行うことができ、接着強度
と耐久性に優れた内外装材とすることができる。このク
ラツド材製品はその製品厚みが50〜250■の広い範
囲の幅をもって作ることができ9面内面積は任意の大き
さとして規格製品或いはオーダー製品としてパネル状ま
たはブロック状の形状とすることができる。
3層を形成するセメントとしては、既述のように低アル
カリ低収縮性セメントを使用するものであり、これによ
って、繊維の劣化が防止されると共に、FRCの硬化は
オートクレーブ養生なしでも行うことができ、接着強度
と耐久性に優れた内外装材とすることができる。このク
ラツド材製品はその製品厚みが50〜250■の広い範
囲の幅をもって作ることができ9面内面積は任意の大き
さとして規格製品或いはオーダー製品としてパネル状ま
たはブロック状の形状とすることができる。
そのさい、厚みの殆どはALCでまかなう。繊維補強コ
ンクリートの層は、そのALCの厚みにもよるが全体の
厚みの1/3以下、好ましくは1/4以下、更に好まし
くは115以下の出来るだけ薄い層とする。
ンクリートの層は、そのALCの厚みにもよるが全体の
厚みの1/3以下、好ましくは1/4以下、更に好まし
くは115以下の出来るだけ薄い層とする。
方法(1)による場合には、ALC硬化体の表面でFR
CO薄層を硬化させることになる。この場合に、ALC
硬化体の表面で未だ固まらないFRCを薄層に成形して
硬化させればよい、このALC製品表面で1Nに成形す
るには、流し込み成形。
CO薄層を硬化させることになる。この場合に、ALC
硬化体の表面で未だ固まらないFRCを薄層に成形して
硬化させればよい、このALC製品表面で1Nに成形す
るには、流し込み成形。
押出し成形、抄造、ロール成形、プレス成形などが適用
できる。また、これらの処決を組合せて成形することも
できる。
できる。また、これらの処決を組合せて成形することも
できる。
方法(2)による場合には、ALC硬化体とFRC薄板
の硬化体を別途に製造し、これを接着側を用いて接合す
るのであるが、FRC薄板の製造にあたっては、流し込
み成形、押出し成形、抄造、ロール成形、プレス成形な
どで薄板に成形し、これをスチーム養生または通常の養
生を行って硬化させる。大量生産を行う場合には石綿ス
レートの製造に適用されているのと同様の抄造法が適用
できる。すなわち、繊維を分散させたコンクリートミッ
クスのスラリー(水を多くしたスラリー)を作り、この
スラリーを撹拌させつつ所定メツシュの金網によって所
定厚みのミックスを連続的に抄上げることによって薄板
成形品とし、これを養生するのである。
の硬化体を別途に製造し、これを接着側を用いて接合す
るのであるが、FRC薄板の製造にあたっては、流し込
み成形、押出し成形、抄造、ロール成形、プレス成形な
どで薄板に成形し、これをスチーム養生または通常の養
生を行って硬化させる。大量生産を行う場合には石綿ス
レートの製造に適用されているのと同様の抄造法が適用
できる。すなわち、繊維を分散させたコンクリートミッ
クスのスラリー(水を多くしたスラリー)を作り、この
スラリーを撹拌させつつ所定メツシュの金網によって所
定厚みのミックスを連続的に抄上げることによって薄板
成形品とし、これを養生するのである。
本発明で使用する気泡コンクリートは従来のあらゆる気
泡コンクリートが使用可能であるが特にALCが好まし
い、FRCには必要に応じて各種の混和材を配合するこ
ともできる。クラッドにあたっては、ALCの広面側の
片面だけFRC層仮をクラッドしてもよいし、ALCの
広面側の両面にFRC薄板をクランドしてサンドウィッ
チ状のクラッド製品としてもよい、後者の場合には特に
廊下や間仕切り壁などの内装材として好適な材料となる
0本発明のクラッド製品は建物のコンクリート外装材、
内装材のほか1表面のFRC薄板がALC本体の強度を
その表面で補強する役割を果たすのでFRC面を引張面
または圧縮面(床面)゛とした床材にも利用できる。
泡コンクリートが使用可能であるが特にALCが好まし
い、FRCには必要に応じて各種の混和材を配合するこ
ともできる。クラッドにあたっては、ALCの広面側の
片面だけFRC層仮をクラッドしてもよいし、ALCの
広面側の両面にFRC薄板をクランドしてサンドウィッ
チ状のクラッド製品としてもよい、後者の場合には特に
廊下や間仕切り壁などの内装材として好適な材料となる
0本発明のクラッド製品は建物のコンクリート外装材、
内装材のほか1表面のFRC薄板がALC本体の強度を
その表面で補強する役割を果たすのでFRC面を引張面
または圧縮面(床面)゛とした床材にも利用できる。
以下に図面に従って本発明の内容を具体的に説明する。
第1図は本発明に従う内外装用コンクリートクラッド材
料の代表的な形状を示した一部切り欠き図であり、lは
気泡コンクリート層、2は繊維補強コンクリート層を示
す、気泡コンクリート層lは構造用材料として必要な厚
さをもつ方形の厚パネル形状を有し、その一方の広面側
の全面積を覆うように繊維補強コンクリート層2の薄層
が接合しである。この繊維補強コンクリートM2をFR
C層と呼び、気泡コンクリート層1をALCJi5と呼
ぶことにする。第1図の例ではFRC層2はALCNl
の一方の広面側を完全に覆うと同時にALC層1の厚み
方向の側面にもFRC層の縁部3がALClillの厚
みの一部まで延び出しており。
料の代表的な形状を示した一部切り欠き図であり、lは
気泡コンクリート層、2は繊維補強コンクリート層を示
す、気泡コンクリート層lは構造用材料として必要な厚
さをもつ方形の厚パネル形状を有し、その一方の広面側
の全面積を覆うように繊維補強コンクリート層2の薄層
が接合しである。この繊維補強コンクリートM2をFR
C層と呼び、気泡コンクリート層1をALCJi5と呼
ぶことにする。第1図の例ではFRC層2はALCNl
の一方の広面側を完全に覆うと同時にALC層1の厚み
方向の側面にもFRC層の縁部3がALClillの厚
みの一部まで延び出しており。
したがって、ブロック状のALCliに対してFRCの
薄い箱を被せたような形状となっている。FRC層2の
最外表面には縦横の線状の浅い溝4が模様として付けで
ある。
薄い箱を被せたような形状となっている。FRC層2の
最外表面には縦横の線状の浅い溝4が模様として付けで
ある。
第2図は第1図のクラツド材の縦断面を示したものであ
るが、広面側および側面側ともALC層1とFRC層2
との間には空隙はなく両者は完全に接合している。AL
CJiilの側面側に折り曲げられたPRC112の縁
部3は、このクラツド材を互いに隣接して壁面を形成す
るさいに、この縁部3同士が接触することになり、従来
のALC製品のように接合部強度が弱い欠点が本発明ク
ラツド材では完全に解決されると共に、この部分の目地
のシールも確実に行うことができることになる。
るが、広面側および側面側ともALC層1とFRC層2
との間には空隙はなく両者は完全に接合している。AL
CJiilの側面側に折り曲げられたPRC112の縁
部3は、このクラツド材を互いに隣接して壁面を形成す
るさいに、この縁部3同士が接触することになり、従来
のALC製品のように接合部強度が弱い欠点が本発明ク
ラツド材では完全に解決されると共に、この部分の目地
のシールも確実に行うことができることになる。
使用の態様によっては、この縁部3は必ずしも必要では
ないこともある。しかし、この場合でもALC層lの少
なくとも一方の広面側の実質上全面積がFRC層2で覆
われていることが好ましい。
ないこともある。しかし、この場合でもALC層lの少
なくとも一方の広面側の実質上全面積がFRC層2で覆
われていることが好ましい。
なお2図には示していないが、FRC[2の縁部3がA
LCjli内にくさび状に埋め込まれるようにすると9
両層の接合強度の信頼性を一段と責めることができる。
LCjli内にくさび状に埋め込まれるようにすると9
両層の接合強度の信頼性を一段と責めることができる。
第3図は、前記の方法(1)の好ましい態様を図解的に
示したものである。この方法においては、ALC製品(
例えば市場で入手し得るALC製品)をALC層の原材
料に使用し、先ず1図示のように、ALC製品5の広面
側に低アルカリ低収縮性セメントを用いたFRC6を打
設する(工程(a))。
示したものである。この方法においては、ALC製品(
例えば市場で入手し得るALC製品)をALC層の原材
料に使用し、先ず1図示のように、ALC製品5の広面
側に低アルカリ低収縮性セメントを用いたFRC6を打
設する(工程(a))。
次いで、打設した未硬化のFRC6をロール7によって
ALC製品5の表面上に転圧して薄層とするか(工程(
b))、或いはプレス板8によって未硬化のFRC6を
FRC製品5の表面上に薄板状にプレスする(工程Φ)
°)、このようにしてALC製品の表面に未だ固まらな
い繊維補強コンクリートのm層5を圧着し、その一体高
lOをスチーム養生する(工程(C))、場合によって
は工程(C)のスチーム養生は通常の水中養生または大
気中養生に代えることもできる。
ALC製品5の表面上に転圧して薄層とするか(工程(
b))、或いはプレス板8によって未硬化のFRC6を
FRC製品5の表面上に薄板状にプレスする(工程Φ)
°)、このようにしてALC製品の表面に未だ固まらな
い繊維補強コンクリートのm層5を圧着し、その一体高
lOをスチーム養生する(工程(C))、場合によって
は工程(C)のスチーム養生は通常の水中養生または大
気中養生に代えることもできる。
この方法によると、未だ固まらないFRC6がロールま
たはプレス機によってALC製品に圧着された一体品1
0が得られ、FRCの硬化の過程でFRCとALCとは
強い接合強度をもって接合し合い、またFRCのセメン
トに低アルカリ低収縮性セメントを使用するのでアルカ
リによる繊維の劣化が防止され、またオートクレーブ養
生なしでも接合面での収縮に伴う強度低下が防止される
。
たはプレス機によってALC製品に圧着された一体品1
0が得られ、FRCの硬化の過程でFRCとALCとは
強い接合強度をもって接合し合い、またFRCのセメン
トに低アルカリ低収縮性セメントを使用するのでアルカ
リによる繊維の劣化が防止され、またオートクレーブ養
生なしでも接合面での収縮に伴う強度低下が防止される
。
工程ら)やイ)゛のロール7やプレス8として模様付き
ロールや模様付きプレスを使用すれば最外表面に模様の
ついた内外装用クラツド材が得られる。
ロールや模様付きプレスを使用すれば最外表面に模様の
ついた内外装用クラツド材が得られる。
第4図は前記の方法(+)の別の態様を説明するための
図解工程図である。この場合には、先ず薄板製造用型枠
11内に低アルカリ低収縮性セメントを用いたFRC1
2を打設する(工程(d) ) 、そして。
図解工程図である。この場合には、先ず薄板製造用型枠
11内に低アルカリ低収縮性セメントを用いたFRC1
2を打設する(工程(d) ) 、そして。
型枠ll内に存在する未硬化のFRC12に対してAL
C製品5をプレス板がわりにして圧着する (工程(e
)および(f))。次いで、離型後、ALC製品5と未
硬化のFRC部分が互いに圧着接合されたクラッド成形
品13をスチーム養生する(工程(g) ) 。
C製品5をプレス板がわりにして圧着する (工程(e
)および(f))。次いで、離型後、ALC製品5と未
硬化のFRC部分が互いに圧着接合されたクラッド成形
品13をスチーム養生する(工程(g) ) 。
場合によっては工程(2)のスチーム養生は通常の水中
養生または大気中養生に代えることもできる。
養生または大気中養生に代えることもできる。
この方法でもALC製品5に未硬化のFRC12を強固
に圧着して硬化させることができるので両者の接合面の
強度は十分に高くなり、また低アルカリ低収縮性セメン
トのFRCを使用するのでオートクレーブ養生なしでも
FRCの収縮による接合強度の劣下の問題は回避される
。そして、使用する型枠11に模様を付けておけば最外
表面のFRCに模様を付与することができる。
に圧着して硬化させることができるので両者の接合面の
強度は十分に高くなり、また低アルカリ低収縮性セメン
トのFRCを使用するのでオートクレーブ養生なしでも
FRCの収縮による接合強度の劣下の問題は回避される
。そして、使用する型枠11に模様を付けておけば最外
表面のFRCに模様を付与することができる。
以上に図解した方法のほかに、前記(2)の方法のよう
に硬化したFRC薄板とALC製品を接着剤を使用して
接合することもできる。この接着剤としては1例えばエ
ポキシ系、不飽和ポリエステル系、ウレタン系の接着剤
を使用することができ。
に硬化したFRC薄板とALC製品を接着剤を使用して
接合することもできる。この接着剤としては1例えばエ
ポキシ系、不飽和ポリエステル系、ウレタン系の接着剤
を使用することができ。
ラテックスモルタルやラテックスセメントを使用するこ
ともできる。FRC薄板の硬化品を製造するには、既述
のように、低アルカリ低収縮性セメントを用いた未だ固
まらないFRCを流し込み成形、押出し成形、抄造、ロ
ール成形、プレス成形などで薄板に成形し、これをスチ
ーム養生または通常の養生を行って硬化させればよい、
FRC薄板の成形のさいに模様を付与しておけば、模様
付きのALCクラッド製品が得られる。
ともできる。FRC薄板の硬化品を製造するには、既述
のように、低アルカリ低収縮性セメントを用いた未だ固
まらないFRCを流し込み成形、押出し成形、抄造、ロ
ール成形、プレス成形などで薄板に成形し、これをスチ
ーム養生または通常の養生を行って硬化させればよい、
FRC薄板の成形のさいに模様を付与しておけば、模様
付きのALCクラッド製品が得られる。
このようにして本発明によると、新規な内外装用コンク
リートクラツド材が得られる。いずれの方法においても
各工程は単純であり工数も少ないから経済的に製造でき
ると共に模様も自由に付与することができ、しかも両材
料の接合強度も非常に高くなる。そして0本発明によっ
て得られたコンクリートクラツド材は気泡コンクリート
が有する軽量且つ安価であるという特質を充分に有しな
がら、その表面はFRC薄層で覆われるので耐久性、耐
水性、耐候性を有し且つ表面強度も優れた製品となる。
リートクラツド材が得られる。いずれの方法においても
各工程は単純であり工数も少ないから経済的に製造でき
ると共に模様も自由に付与することができ、しかも両材
料の接合強度も非常に高くなる。そして0本発明によっ
て得られたコンクリートクラツド材は気泡コンクリート
が有する軽量且つ安価であるという特質を充分に有しな
がら、その表面はFRC薄層で覆われるので耐久性、耐
水性、耐候性を有し且つ表面強度も優れた製品となる。
したがって、建物のコンクリート製外装材としての充分
な品質を保持することができる。また、従来のALCで
はその付着強度や耐水性の面で問題のあったタイル仕上
なども可能であるし、塗装をする場合にも従来のALC
そのままでは得られないような美麗に仕上がるなど、建
物構造用の軽量内外装材として新規な特質と意匠性を有
する新材料を市場に提供するものである。
な品質を保持することができる。また、従来のALCで
はその付着強度や耐水性の面で問題のあったタイル仕上
なども可能であるし、塗装をする場合にも従来のALC
そのままでは得られないような美麗に仕上がるなど、建
物構造用の軽量内外装材として新規な特質と意匠性を有
する新材料を市場に提供するものである。
第1図は本発明に従う内外装用コンクリートクラツド材
の代表的な形状を示した一部切り欠き斜視図、第2図は
第1図のグランド材の縦断面図。 第3図は本発明に従う内外装用コンクリートクラツド材
の一つの製造法を説明するための図解工程図、第4図は
同じく他の製造法を説明するための図解工程図である。 1・・気泡コンクリート層(ALCJI)。 2・・繊維補強コンクリートIEf (F RCFJ)
、3・・FRCR2O3部、 4・・溝模様。
の代表的な形状を示した一部切り欠き斜視図、第2図は
第1図のグランド材の縦断面図。 第3図は本発明に従う内外装用コンクリートクラツド材
の一つの製造法を説明するための図解工程図、第4図は
同じく他の製造法を説明するための図解工程図である。 1・・気泡コンクリート層(ALCJI)。 2・・繊維補強コンクリートIEf (F RCFJ)
、3・・FRCR2O3部、 4・・溝模様。
Claims (2)
- (1)低アルカリ低収縮性セメントを使用した繊維補強
コンクリートの薄層を、気泡コンクリート硬化体の表面
に積層してなる内外装用コンクリート材料。 - (2)繊維は、炭素繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維
、アクリル繊維、ガラス繊維またはステンレス鋼繊維の
いずれか一種である特許請求の範囲第1項記載の内外装
用コンクリート材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62141706A JPH0657989B2 (ja) | 1987-06-06 | 1987-06-06 | 内外装用コンクリ−ト材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62141706A JPH0657989B2 (ja) | 1987-06-06 | 1987-06-06 | 内外装用コンクリ−ト材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63304856A true JPS63304856A (ja) | 1988-12-13 |
JPH0657989B2 JPH0657989B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=15298306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62141706A Expired - Lifetime JPH0657989B2 (ja) | 1987-06-06 | 1987-06-06 | 内外装用コンクリ−ト材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657989B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164968A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Kajima Corp | スチールフレーム型カーテンウォールおよびその製造法 |
JPH04169638A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-17 | Fuji Kogyo Kk | コンクリート複合パネル |
JPH04169639A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-17 | Fuji Kogyo Kk | Alc複合パネル |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5646743A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 | Nat Jutaku Kenzai | Manufacture of board for construction |
JPS5957634A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-03 | 興和株式会社 | フオトスリツトランプにおける多条スリツト機構 |
JPS60127252A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-06 | 秩父セメント株式会社 | コンクリ−ト成形品の製造方法 |
JPS611757A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | ナショナル住宅産業株式会社 | 建築用無機質板 |
-
1987
- 1987-06-06 JP JP62141706A patent/JPH0657989B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5646743A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 | Nat Jutaku Kenzai | Manufacture of board for construction |
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JPS611757A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | ナショナル住宅産業株式会社 | 建築用無機質板 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02164968A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Kajima Corp | スチールフレーム型カーテンウォールおよびその製造法 |
JPH04169638A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-17 | Fuji Kogyo Kk | コンクリート複合パネル |
JPH04169639A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-17 | Fuji Kogyo Kk | Alc複合パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657989B2 (ja) | 1994-08-03 |
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