JPS63275757A - 編目配列決定装置 - Google Patents

編目配列決定装置

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JPS63275757A
JPS63275757A JP10835687A JP10835687A JPS63275757A JP S63275757 A JPS63275757 A JP S63275757A JP 10835687 A JP10835687 A JP 10835687A JP 10835687 A JP10835687 A JP 10835687A JP S63275757 A JPS63275757 A JP S63275757A
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正 森田
田中 美知子
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、編物についての編目配列決定装置に関する。
[従来の技術] 編物について、編成に先立って型紙を作成することは、
従来から行なわれている。
第5図は、編物の袖部分の型紙を示す平面図である。
この型紙は、身体寸法にあわせて指定された設定寸法す
なわち袖丈53cn、袖山の高さ14備、カフスの高さ
6am、上袖幅38備、下袖幅32cm及び袖口16備
を有するように、デザイナ−の創作によって描かれたも
のであって、前袖ぐりと後袖ぐりとを一致させない場合
もあるが、この例では、51を基準線とした左右対象の
カフス部52と油部53とからなる。
例えばカフス部52については、1目ゴム編みであって
編地10811四方の目数及び段数すなわちゲージが3
4目×50段であると指定され、油部53については、
模様編みであってゲージが32目×46段であると指定
されると、この型紙に基づいて、まず同図に示すように
各部の段数が決定される。例えば、油部53のうちA点
からB点に至る袖山曲線を有する14cmの高さの袖山
54については、前記ゲージによれば46段が編丈10
cmに相当することから、簡単な比例計算によってその
所要段数が64段であることが決定される。また、この
袖山54については、前記ゲージによれば32目が編幅
10cmに相当することから、同様の比例計算によって
、上袖幅を設定寸法38cmとするためには、64段め
において122目の編幅にすべきことが決定される。こ
のようにして、主要部分の編目配列が決定される。
さて、例えば袖山54については、A点から編み出す場
合にはく袖山曲線に沿って増し目をしながら編成する必
要がある。ところが、熟練者でないかぎり、編み上がり
形状と型紙の袖山曲線との一致度を高くするように各段
の目数を決定することは容易でなかった。
そこで、従来は、設定寸法を有するように編上がり寸法
で型紙を作成するとともに、指定されたゲージに対応す
る実物大の編目を表示したものを用意し、両者を重ね合
せて人が各段の所要目数を数えるようにしていた。この
際、隣接段の目数の差を数えることによって股間の増し
目が決定され、各段の所要目数が決定される。
また、油部53のうちB点から0点に至る傾斜した直線
を有する部分55については、同様にして減らし目が決
定され、編目配列が決定される。
なお、この方法によれば、前記比例計算を実行すること
なく、編目を数えることによって、設定寸法を実現する
ように各部の所要口数及び所要段数を決定することが可
能であった。また、設定寸法の相違については、対応す
る寸法の型紙を各別に作成することによって対処するこ
と・ができた。
しかしながら、以上に説明したように従来は、人手によ
って編目配列を決定していたため、効率が悪いばかりで
なく、誤りが発生しやすいという問題があった。
これに対して、特開昭60−28560号公報において
、編目配列を自動的に決定する装置として編物型紙部分
割出し用計算機が提案されている。この計算機は、型紙
中において曲線又は傾斜した直線を有する部分について
、その縦横の寸法とゲージとの指定を受けて、この曲線
又は直線にあてはまる円弧の方程式を求め、各段につい
て基準線と円弧との距離を算出することによって各段の
所要目数を決定するものであった。円弧の高さは、人が
指定することもあれば、この部分の前記縦横の寸法に比
例させて自動的に決定することもあった。
[発明が解決しようとする問題点] 前記のような従来の編目配列決定装置によれば、自動化
によって効率を向上させることができるものの、次のよ
うな問題があった。
例えば前記袖山54の場合には、その曲線がS字状であ
ることが多い。ところが、この曲線は曲率が徐々に変化
するため、これに一つの円弧をあてはめることはできな
い。したがって、従来の編目配列決定装置である前記編
物型紙部分割出し用計算機をこの曲線に適用しようとす
れば、これを多数の部分に分割した上で、全ての部分に
ついて各部分の縦横の寸法を指定する必要があるばかり
でなく、場合によっては各部分について円弧の高さも指
定する必要があったため、操作が煩雑であった。一方、
この手数を省くために分割数を小さくすると、編み上が
り形状と型紙の袖山曲線との一致度が低くなるため、デ
ザイナ−が創作した形状をくずしてしまうばかりでなく
、編み上がった編物が看にくいものになるという問題が
あった。また、各部の実際の寸法を指定する必要があっ
たため、設定寸法の変更への対応が困難であった。
本発明は、以上の点に鑑み、いかなる外形形状の型紙に
対しても編み上がり形状をよく一致させることができ、
しかも設定寸法の変更に容易に対応することができる編
目配列決定装置を提供することを目的とする。
c問題点を解決するための手段] 本発明の編目配列決定装置の構成を、第1図に基づいて
説明する。  ゛ 2は、原始編目配列データDを記憶する編目配列データ
記憶手段である。
4は、原始編目配列データDに従って形成される編目の
外形線の頂点からなる点系列Q1〜Q について編目を
単位とする各点の目方向の座標X 及び段方向の座標y
 s  (t−1〜n)■ を決定する点系列決定手段である。
6は、点系列Q1〜Qnを有する編物部分について、目
方向の設定寸法LX及び段方向の設定寸法LYを指定す
る設定寸法指定手段である。
8は、座標xi、yi(i■1〜n)及び設置1 定寸法L  、L  を得て、点系列Q1〜QnのY 中になめらかに存在し、かつ設定寸法LX。
L、を有する型紙外形線Hを作成する型紙外形線作成手
段である。
10は、点系列Q1〜Qnを有する編物部分について、
目方向のゲージGx及び段方向のゲージGYを指定する
ゲージ指定手段である。
l2は、型紙外形線H及びゲージG  、G  をXY 得て、これらのゲージG  、G  によって決定Y される編目のうち、型紙外形線Hを有する型紙と重なる
ものにかぎり、編成すべき有効編目S゛とする有効編目
決定手段である。
14は、点系列Q1〜Qnを有する編物部分について、
有効編目S゛を用いて編目配列データD゛を作成する編
目配列データ編集手段である。
本発明の編目配列決定装置は、以上のような構成である
[作 用] 原始編目配列データDは、編目配列データ記憶手段2か
ら点系列決定手段4に入力される。
そして、この決定手段4によって、原始編目配列データ
Dにしたがって形成される編目の外形線の頂点からなる
点系列Q1〜Qnの各点について、編目を単位とする各
点の目方向の座標X 及び段方向の座標y1 (l−1
〜n)が決定される。
一方、設定寸法指定手段Bによって、点系列Q1〜Qn
を有する編物部分について、目方向の設定寸法L 及び
段方向の設定寸法LYが指定され、これらの寸法は、前
記座標xi+  yl(i−1〜n)とともに型紙外形
線作成手段8に入力される。これらをもとにして、この
作成手段8により、点系列Q1〜Qnの中になめらかに
存在し、かつ設定寸法L  、L  を有するXY 型紙外形線Hが作成される。
さらに、ゲージ指定手段10によって、点系列Q1〜Q
、を有する編物部分について、目方向のゲージG 及び
段方向のゲージG、が指定され、これらのゲージG、G
、は、前記型紙外影線Hとともに有効編目決定手段12
に入力される。そして、この決定手段12により、これ
らのゲージG  、G  によって決定される編目のう
XY ち、型紙外形線Hを有する型紙と重なるものにかぎり、
編成すべき有効な編目S°であることが決定される。こ
のようにして決定された有効編目S゛は、点系列Q1〜
Qnを有する編物部分について、指定されたゲージGX
、GYに従って新たに作成されたものであって、編目配
列データ編集手段14によって、編目配列データD°に
変換される。
以上のようにして、指定された設定寸法LX。
L を有し、かつ指定されたゲージG  、GyX に従って編成することが可能となるように、新たな編目
配列データD゛が決定される。
[実施例] 第2図は、本発明の実施例に係る編目配列決定装置の構
成図である。
32は、中央処理装置(CPU)、リードオンリメモリ
(ROM) 、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び
入出力ポート(Ilo)を有するマイクロコンピュータ
である。ROMには、後に説明するプログラムが記憶さ
れており、CPUがこのプログラムを実行することによ
り、マイクロコンピュータ32は、前記点系列決定手段
4、型紙外形線作成手段8、有効編目決定手段12及び
編目配列データ編集手段14として動作する。
このマイクロコンピュータ32には、Iloを介して、
フロッピーディスク装置34、キーボード38.CRT
ディスプレイ38及びプリンタ40が接続されている。
フロッピーディスク装置34には、原始編目配列データ
Dが記憶されており、この装置84は、前記編目配列デ
ータ記憶手段2に対応する。さて、原始編目配列データ
Dは、デザイナ−の創作に係る型紙をもとにして、編み
上がり形状と型紙形状との一致度が高くなるように、熟
練者が決定した編目配列に関するデータである。このデ
ータDのデータ形式は、編目配列を表現するものであれ
ばどのようなものでもよく、例えば段ごとの目数を表す
ものであってもよい。また、増減目について従来から行
なわれている次の形式であってもよい。すなわち、増し
目の場合には、例えば「2〜3〜2増」の表現形式によ
って、「2段ごとに3目ずつ2回の増し目をする」こと
を表現してもよい。減らし目の場合には、例えば「2〜
3〜2減」とする。
キーボード36は、目方向の設定寸法LX及び段方向の
設定寸法LYを指定する前記設定寸法指定手段6の機能
と、目方向のゲージGx及び段方向のゲージG、を指定
する前記ゲージ指定手段10の機能とを実現するために
設けられる。
CRTディスプレイ38及びプリンタ40は、ともにマ
イクロコンピュータ32によって決定される編目配列デ
ータD°を表示するために備えられている。
次に、第3図のフローチャートにより、マイクロコンピ
ュータ32が実行する処理について詳細に説明する。
ステップ1では、フロッピーディスク装置34から原始
編目配列データDを読み出す。
ステップ2では、この原始編目配列データDにしたがっ
て形成される編目の外形線の頂点からなる点系列Q1〜
Qnについて、編目を単位とする各点の目方向の座標X
1[目コ及び段方向の座標yt[段]  (i−1〜n
)が決定される。
さて、第4図は、前記と同様に、A点からB点に至る袖
山曲線を有する袖山54について、基準線51の右半部
を示す図である。前記油部53のうちB点から6点に至
る傾斜した直線を有する部分55についても同様にして
処理が実行されるので、以下においては袖山54につい
て説明する。
同図において、座標の原点Oは、編み出し点Aにとられ
、X座標及びy座標は、それぞれ目方向及び段方向にと
られる。61は、原始編目配列データDにしたがって形
成される編目の外形線であって、A点及びB点を通る。
そして、A点をQlとし、以下順次外形線etの頂点を
Q2、Q3、・・・、Q  として、最後にB点をQ 
とn−1n する。このようにして点系列Q1〜Qnが決定され、各
点Q1〜Qnについて、目数を単位として座標xi (
i−1〜n)が決定され、段数を単位として座標yt(
L−1〜n)が決定される。例えば、Qlは原点0に一
致するから、x 1−0 [目] 、yt −0[段]
である。また、原始編目配列データDが前記第5図に示
した型紙をもとにして作成されたものとすれば、B点す
なわちQ については、x  =634目コ。
n                  ny  −6
4[段コである。
第3図において、ステップ3では、点系列Q1〜Qnを
構成する点の数nを用いることにより、式(1)によっ
て定義されるブレンディン(0≦t≦1.j−0〜n−
1)・・・・・・・・・・・・(1)次に、ステップ4
では、このブレンディング関数B、(t)と前記座標x
  、yl  (i−1〜n)とから、式(2) 、 
(3)によってそれぞれ定義される目方向の座標h(t
)r目]及び段方向の座標h(t)[段]が決定される
−f h  (t)−Σ B、(t)x   ・=−・−・・
(2)X        J     j+1−O h  (t)−ΣB、(t)y   ・・・・・・・・
・(3)y                 3  
         j+1これらの座標は、たかだかt
の(n−1)次式によりて与えられる。これによって、
t  (0≦t≦1)を媒介変数として、これらの座標
を有する原始型紙外形線h (t)が決定される。
この原始型紙外形線h (t)について説明すれば、h
  (0) −h  (0)−〇であるから、y この外形線は、t−0のときにQlすなわち点Aに至る
。一方、t−1のときには、 h  (1) = (n−1) n−1xnh(1)−
(n−1)n−1yn あるから、この外形線h (t)は、点BすなわちQ 
に対応する点に至る。すなわち、この原始型紙外形線h
 (t)は、両座標値h  (t)。
h  (t)を定数(n−1)   で割れば、Ql及
びQnを通過し、しかもこれら2点間に分散する点系列
Q  −Q   の中になめらかに2   n−1 存在する曲線となる。
ステップ5では、キーボード36を通して、点系列Q1
〜Qnを有する編物部分について、目方向の設定寸法L
X  [cmコ及び段方向の設定寸法Ly  [cII
+]が指定される。例えば、前記袖山54については、
袖山の高さと上袖幅を2で割った寸法とが、それぞれ指
定される。
ステップ6では、設定寸法L  、L  と、原Y 姶型紙外形・線h(t)(0≦t≦1)とをもとにして
、式(4) 、 (5)によってそれぞれ定義される目
方向の座標H(t)[cml及び段方向の座標H(t)
[(至)コを有する型紙外形線H(t)(0≦t≦1)
が決定される。
H(t)−LXhX (t)/hx (1)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(4)H(t)−LYh、
(t)/h、(1)・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(5)ここにおいて、原始型紙外形線h(t)の目
方向及び段方向の座標の単位は、それぞれ実寸法に変換
される。したがって、第4図に示すように、前記の点O
を原点とし、y軸及びY軸を(7)単位でそれぞれy軸
及びy軸に重ねてとると、点系列Q1〜Qnの中になめ
らかに存在し、°かつ設定寸法LX、LYを有する型紙
外形線H(1)が作成される。なお、本実施例において
は、ブレンディング関数B、(t)を用いているため、
直線補間等の場合よりなめらかな型紙外形線H(t)を
得ることができ、もとの型紙の外形形状をより忠実に再
現することができる。
ステップ7では、点系列Q1〜Q、を有する編物部分に
ついて、目方向のゲージGX [目/10csnl及び
段方向のゲージG、[段/10cm]が指定され、ステ
ップ8において、これらのゲージをもとにして、式(8
) 、 (7) 、 (8)によってそれぞれ定義され
る目方向及び段方向の編目の大きさΔX[CaI2. 
ΔY[cml並びに編目の面積s[cII2]が算出さ
れる。
ΔX−10/Gx・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(6)ΔY−10/
G、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(7)S讃ΔX・ΔY・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(8)ステップ9からステップ14におい
ては、ゲージG、GYによって決定される編目のうち、
型紙外形線H(t)を有する型紙と重なるものにかぎり
、編成すべき有効な編目S°であることが決定される。
まずステップ9では、編目SM、Nの左上の点PM、N
のX座標XM  [cml及びY座標YN[clI]が
、式(9) 、 (1G)によって指定される。
XM−11M・ΔX (M−0,1,2,・・・、ME)・・・・・・・・・
 (9)Y N −N舎ΔY (N−0,1,2,−、NE)−−−−・−・・・(1
0)ステップ10では、面積Sの編目S  が型片、N 紙外影線H(t)を有する型紙と重なる部分の面積s 
1[am  ]を算出し、式(11)によって定義され
る面積比rを算出する。
r−81/ 8・・・・・・・・・町・・・・・町・・
・・・・・・・・・・・・・・・(11)この際、座標
H(t)、H(t)についy て、媒介変数tを0から1まで変化させることにより、
これらの座標によって決定される型紙外形線H(t)と
編目S  との位置関係を知M、N ることができ、面積s1を算出することができる。
ステップ11では、面積比rと所定の値rOとの大小関
係が調べられ、ステップ12及びステップ13において
、編目S  のうち面積比rM、N が所定の値10以上であるものにかぎり編成すべき有効
編目S゛であると判定される。そして、ステップ14に
おいて、全ての編目S  にっM、N いて有効/無効が判定されたことを確認した後、ステッ
プ15に進む。
なお、以上のようにして決定された有効編目S°は、点
系列Q1〜Qnを有する編物部分について、指定された
設定寸法り、LYを有し、かつ指定されたゲージG、G
Yに従って新たに作成されたものである。
そして、ステップ15では、以上のようにして決定され
た有効編目S°を用いて、点系列Q1〜Qnを有する編
物部分について、新たな編目配列データD°が所定のデ
ータ形式で作成される。なお、新たな編目配列データD
′のデータ形式を前記原始編目配列デー タDのデータ
形式と一致させれば、この編目配列データD゛をフロッ
ピーディスク装置34に記憶させ、これを原始編目配列
データDとして用いることができる。
最後にステップ16において、この編目配列データD°
をCRTディスプレイ38及びプリンタ40に出力して
、編目配列を編目グラフとして表示する。この際、糸の
色ごとに編目グラフを表示してもよい。また、各編目に
編方を示す編目記号を表示してもよい。このようにして
描かれた複数の編目グラフを重ね合せて使用するように
してもよい。もちろん、文字によって表示することも可
能である。
なお、第3図のステップ10からステップ13の処理に
かえて、編目S  のうち、型紙M、N 外形線H(t)がこの編目S  の2(Δχ+M、N ΔY)[8111]の長さの周縁のいずれかの位置を通
過するものにかぎり、編成すべき有効編目S°と判定す
る処理を実行してもよい。この場合においても、座標H
(t)、H(t)にx            y ついて、媒介変数11−0から1まで変化させることに
より、型紙外形線H(t)と編目S M、Nとの位置関
係を知ることができる。
[発明の効果コ 本発明においては、記憶された原始編目配列データにし
たがって形成される編目の外形線の頂点からなる点系列
を決定し、この点系列の中になめらかに存在しかつ指定
された設定寸法を有する型紙外形線を作成し、指定され
たゲージによって決定される編目のうち前記型紙外形線
を有する型紙と重なる有効編目によって新たな編目配列
データを作成するから、この新たな編目配列データは、
指定された設定寸法を有しかつ指定されたゲージに従っ
て編成することが可能となるように決定される。
したがって、本発明によれば、原始編目配列データがい
かなる外形形状の型紙をもとにして記憶されたものであ
っても、この型紙に対して編み上がり形状をよく一致さ
せることができ、しかも設定寸法の変更に容易に対応す
ることができる編目配列決定装置を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の編目配列決定装置の構成を示すブロ
ック図、第2図は、本発明の実施例に係る編目配列決定
装置の構成を示すブロック図、第3図は、前回のマイク
ロコンピュータが実行する処理を示すフローチャート、
第4図は、本発明の実施例に係る編目配列洗車−装置の
動作を説明するための袖山の右半部を示す平面図、第5
図は、編物の袖部分の型紙を示す平面図である。 符号の説明 2・・・編目配列データ記憶手段、4・・・点系列決定
手段、6・・・設定寸法指定手段、8・・・型紙外形線
作成手段、10・・・ゲージ指定手段、12・・・有効
編目決定手段、14・・・編目配列データ編集手段、3
2・・・マイクロコンピュータ、34・・・フロッピー
ディスク装置、3B・・・キーボード、38・・・CR
Tディスプレイ、40・・・プリンタ、51・・・基準
線、52・・・カフス部、53・・・油部、54・・・
袖山、B1・・・編目の外形線−Bj  (t)・・・
ブレンディング関数、D・・・原始編目配列データ、D
“・・・編目配列データ、Gx。 GY・・・ゲージ、h (t)・・・原始型紙外形線、
h  (t)、h  (t)・・・原始型紙外形線の座
y 標、H・・・型紙外形線、H(t)、H,(t)・・・
型紙外形線の座標、H(t)・・・型紙外形線、LX、
L ・・・設定寸法、Q1〜Qn・・・点系列、「・・
・面積比、ro・・・面積比の所定値、S・・・編目面
積、sl・・・型紙と編目との重なり部分の面積、So
・・・有効編目、X  +)’1・・・点系列の座標。 特許出願人   鐘 紡 株 式 会 社第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)原始編目配列データDを記憶する編目配列デー
    タ記憶手段と、 b)前記原始編目配列データDに従って形成される編目
    の外形線の頂点からなる点系列Q_1〜Q_nについて
    編目を単位とする各点の目方向の座標x_i及び段方向
    の座標y_i(i=1〜n)を決定する点系列決定手段
    と、 c)前記点系列Q_1〜Q_nを有する編物部分につい
    て、目方向の設定寸法L_X及び段方向の設定寸法L_
    Yを指定する設定寸法指定手段と、d)前記座標x_i
    、y_i(i=1〜n)及び前記設定寸法L_X、L_
    Yを得て、前記点系列Q_1〜Q_nの中になめらかに
    存在し、かつ前記設定寸法L_X、L_Yを有する型紙
    外形線Hを作成する型紙外形線作成手段と、 e)前記点系列Q_1〜Q_nを有する編物部分につい
    て、目方向のゲージG_X及び段方向のゲージG_Yを
    指定するゲージ指定手段と、 f)前記型紙外形線H及び前記ゲージG_X、G_Yを
    得て、前記ゲージG_X、G_Yによって決定される編
    目のうち、前記型紙外形線Hを有する型紙と重なるもの
    にかぎり、編成すべき有効編目S′とする有効編目決定
    手段と、g)前記点系列Q_1〜Q_nを有する編物部
    分について、前記有効編目S′を用いて編目配列データ
    D′を作成する編目配列データ編集手段と からなることを特徴とする編目配列決定装置。 2、型紙外形線作成手段は、 a)点系列Q_1〜Q_nを構成する点の数nを得て、 B_j(t)=j^n^−^1t^j(1−t)^n^
    −^1^−^j(0≦t≦1、j=0〜n−1) によって定義されるブレンディング関数B_j(t)を
    発生するブレンディング関数発生手段と、 b)前記点系列Q_1〜Q_nの座標x_i、y_i(
    i=1〜n)及び前記ブレンディング関数B_j(t)
    (0≦t≦1、j=0〜n−1)を得て、 h_x(t)=Σ^n^−^1_j_=_0B_j(t
    )x_j_+_1h_y(t)=Σ^n^−^1_j_
    =_0B_j(t)y_j_+_1によって定義される
    目方向の座標h_x(t)及び段方向の座標h_y(t
    )を有する原始型紙外形線h(t)(0≦t≦1)を決
    定する原始型紙外形線決定手段と、 c)原始型紙外形線h(t)(0≦t≦1)及び設定寸
    法L_X、L_Yを得て、 H_x(t)=L_Xh_x(t)/h_x(1)H_
    y(t)=L_Yh_y(t)/h_y(1)によって
    定義される目方向の座標H_x(t)及び段方向の座標
    H_y(t)を有する型紙外形線H(t)(0≦t≦1
    )を決定する型紙外形線決定手段と からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    編目配列決定装置。 3、有効編目決定手段は、編目の面積sと、前記編目が
    型紙外形線Hを有する型紙と重なる部分の面積s_1と
    を算出し、前記編目のうち、r=s_1/sによって定
    義される面積比rが所定の値r_0以上であるものにか
    ぎり編成すべき有効編目S′とすることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の編目配列決定装置
    。 4、有効編目決定手段は、編目のうち、型紙外形線Hが
    前記編目の周縁を通過するものにかぎり編成すべき有効
    編目S′とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の編目配列決定装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420760A (en) * 1977-07-15 1979-02-16 Toshiba Corp Digital position detector
JPS5725450A (en) * 1980-07-22 1982-02-10 Brother Ind Ltd Apparatus for molding knitted fabric of knitting machine
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