JPS6327561A - ホルマリンの脱臭方法 - Google Patents

ホルマリンの脱臭方法

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JPS6327561A
JPS6327561A JP61170875A JP17087586A JPS6327561A JP S6327561 A JPS6327561 A JP S6327561A JP 61170875 A JP61170875 A JP 61170875A JP 17087586 A JP17087586 A JP 17087586A JP S6327561 A JPS6327561 A JP S6327561A
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JP
Japan
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deodorizing
formalin
resin composition
parts
present
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JP61170875A
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English (en)
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JPH0516468B2 (ja
Inventor
Akira Hoshino
明 星野
Nobuyoshi Niitsuma
新妻 信義
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホルマリン脱臭性樹脂組成物およびホルマリ
ン脱臭性成形物に関し、更に詳しくは、各種ホルマリン
発生性物品等の包装等に通したホルマリン脱臭性成形物
の提供を目的とする。
(従来の技術) 従来、各種分野において尿素−ホルマリン系、メチロー
ルメラミン系等のホルマリン系の接着剤、塗料、繊維処
理剤、熱硬化性樹脂が広く使用されている。
(発明は解決しようとしている問題点)以上の如きホル
マリン系材料は、多くの分野で使用されているが、この
ようなホルマリン系材料はその使用時、使用中あるいは
商品化された後において脱ホルマリン現象が発生し、刺
激臭を有するホルマリンを発生し、目、鼻、喉等に著し
い刺激を与え、環境衛生上および健康上非常に問題とな
っている。
従って、上記の如きホルマリン成分を含有する各種材料
から発生するホルマリンを容易に除去する方法が要望さ
れている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、上記の如き従来技術の欠点を解決すぺ〈鋭
意研究の結果、プラスチックフィルム、プラスチックシ
ートあるいはプラスチック容器等の成形物の製造に際し
、使用する熱可塑性樹脂中に特定の物質を包含させてお
くときは、得られる成形物、例えば、包材が優れたホル
マリン脱臭性を有し、上記の如き従来技術の欠点が解決
されることを知見して本発明を完成した。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂99.9〜50重量
部および脱臭成分0.1〜50重量部からなる脱臭性樹
脂組成物において、脱臭成分が弱アルカリ性物質からな
ることを特徴とするホルマリン脱臭性樹脂組成物および
それから形成したホルマリン脱臭性成形物である。
次に本発明を更に詳細に説明すると、本発明者は従来か
らホルマリン脱臭性樹脂組成物およびそれから得られる
成形物について種々研究しているが、特定の脱臭性物質
を熱可塑性樹脂中に包含させ、これを任意の成形物にす
るときは、優れたホルマリン脱臭性を有する成形物が得
られることを知見して本発明を完成したものである。
本発明において使用する熱可塑性樹脂とは、従来各種の
成形物、例えば、プラスチックフィルム、プラスチック
シート、ブラスチッダ容器、繊維等の成形に使用されて
いるポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
樹脂、ポリ塩化ビニル、ビニロン、ポリスチレン、ポリ
アミド、ポリエステル、セルロースアセテート等の合成
または変性の熱可塑性樹脂であり、これらの熱可塑性樹
脂はいずれも市場から容易に人手して使用し得るもので
あり、これらの熱可塑性樹脂は固体状でもペースト状等
の液状でもよいものである。
本発明で使用する脱臭成分は、弱アルカリ性物質であり
、不揮発性であること、熱可塑性樹脂を変質せしめない
こと、更に周囲環境に対して害を与えないことが必要条
件であり、このような条件を満たす好ましい弱アルカリ
性物質としては、マグネシウム、カルシウム、バリウム
、ストロンチウム等のアルカリ土類金属の酸化物または
水酸化物が最も適しており、その他多価金属の水酸化物
、アルカリ金属の炭酸塩、酢酸塩、炭酸アンモニウム等
も有効である。
本発明の脱臭性樹脂組成物は上記の2成分を必須成分と
するが、その他、従来公知および本願出願人による先行
発明の新規な各種の脱臭成分および従来公知の樹脂用の
各種添加剤、例えば、着色剤、充填剤、体質顔料、可塑
剤、安定剤、紫外線吸収剤等は必要に応して任意に配合
し得るものである。
本発明の脱臭性樹脂組成物は、上記成分を単に混合する
のみでの得ることがてきるし、また該混合物を溶融混練
してベレット状等に造粒したものてもよい。更に後に無
添加の熱可塑性樹脂で希釈して使用するための高濃度(
例えば、10〜50重星%の濃度)の脱臭成分を含有す
るマスターバッチの状態でもよい。
以上の如き本発明の脱臭性樹脂組成物は、本発明の脱臭
性成形物の製造に有用である。
本発明の脱臭性成形物は、上記の脱臭性樹脂組成物を各
種の形状の成形物、例えば、プラスチックフィルムやシ
ートからなる包材あるいは脱臭性樹脂組成物を各種の方
法で成形した任意の形状の容器等の成形物である。
このようなフィルム、シート、容器等の成形は、従来公
知のインフレーション装置、プレス、カレンダー、押出
成形機、紡糸機、ブロー成形機、射出成形機、真空成形
機等により、従来公知の各種条件をそのまま利用して行
うことができ、容易に本発明の脱臭性成形物を得ること
ができる。
(作用・効果) 以上の如き本発明によれば、接着剤、塗料、樹脂成形物
等の種々の物品から発生するホルマリンを容易に吸収除
去できる。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。尚
、文中、部または%とあるのは特に断りの無い限り重量
基準である。
実施例1 低密度ポリエチレン99部に、酸化マグネシウム1部を
配合し、ミキサーで混合し、40mm押出機(L/D 
= 28、C,R,=3.1、ダルメージ付スクリュー
、シリンダー温度130”C、スクリュー回転速度70
rpm)にて混練し、ベレット状の本発明のホルマリン
脱臭性樹脂組成物を得た。
次いで上記脱臭性樹脂組成物をインフレーション装置(
30ma+押出機、内径50mmインフレーションダイ
、シリンダー温度140℃、スクリュー回転数60rρ
m)に投入し、肉厚約50ミクロンのホルマリン脱臭性
ポリエチレンフィルムを得た。この脱臭シートのホルマ
リン脱臭性を調べたところ下記の如くであった。
ホルマ1ン 白: 上記脱臭シートを50ma+x 210a+mに切断し
、この切断したフィルム2枚を、300ミリリツトルの
三角フラスコ内にかさ状につるし、次いで3.5%ホル
マリン水溶液10マイクロリツトルを入れ、口をパラフ
ィンでシールし、ホルマリンを完全にガス化させた。そ
の後、25℃に保存し、一定時間HAj&のフラスコ内
のホルマリン(ppm )を北用式検知管で測定した結
果は下記の通りであった。
1旦禮  ス旦禮  ジ旦禮 ズユ之夕   110  110  110木光朋遣 
   10    ND    ND注;ブランクは脱
臭成分無添加のシートであり、数値はppmであり、且
っNDは「検出せず」を意味する。以下同様である。
実施例2〜4 下記の成分を使用し、他は実施例1と同様にして本発明
のホルマリン脱臭性プラスチックフィルムを得、実施例
1と同様にしてその性能を測定したところ下記の通りで
あった。
叉五例ユ 高密度ポリエチレン         95部水酸化カ
ルシウム           5部ズ文λり   1
10  110  110木衾■茄    ND   
 ND    ND夫施例) ポリプロピレン           95部水酸化バ
リウム            5部ズブ之り   1
10 110 110木衾■茄    20   10
    ND又旅珂A ポリスチレン            98部酸化カル
シウム            2部ブランク   1
10  110  110木欠■ん     5   
 ND    ND実施例5 高密度ポリエチレン80部に重量比か10:4の酸化ス
トロンチウムと水酸化マグネシウムからなる混合物20
部を配合し、以下実施例1と同様にして、脱臭成分濃度
20%の本発明のホルマリン脱臭性樹脂組成物を得た。
この脱臭性樹脂組成物を無添加の高密度ポリエチレンで
20倍に希釈して、ブロー成形機(45II11スクリ
ユー、スクリュー回転数30rpm、シリンダー温度2
00℃)を用いて肉厚1+n+nで、直径60mm、高
さ170mmのボトル状成形物をマ“Iだ。この容器中
に、35%ホルマリン水溶液10マイクロリツトルを入
れて密封し、3日間放置後に開封した場合のホルマリン
刺激臭は、脱臭成分無添加の同じ容器の場合に比較して
著しく弱いものであった。
実施例6 ポリプロピレン70部および酸化カルシウム30部を配
合し、ヘンシェルミキサーで1.50Orpmの回転数
で2分間混合し、次いて40+n+n押出機(L/D=
28、C,R,=3゜l、ダルメージ付スクリュー、シ
リンダー温度200〜215℃、スクリュー回転数90
rpm)にて混練し、ペレット状の本発明のホルマリン
脱臭性樹脂組成物を得た。これをナチュラル樹脂で10
倍に希釈して、紡糸機にて200〜215℃で紡糸およ
び3倍に延伸して15デニールの繊維とした。
このホルマリン脱臭性繊維のホルマリン脱臭性を調べた
ところ下記の如くであった。
ホルマリン 轡; 上記脱臭性繊維の1gを、300ミリリツトルの三角フ
ラスコ内に入れ、次いで3.5%ホルマリン水10ミク
ロンリットルを入れ、口をパラフィンでシールし、ホル
マリンを完全にガス化させた。その後、25℃に保存し
、一定時間経過後のフラスコ内のホルマリン(+)I)
Ql )を北用式検知管で測定した結果は下記の通りで
あった。
1旦禮  l旦禮  1旦禮

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂99.9〜50重量部および脱臭成
    分0.1〜50重量部からなる脱臭性樹脂組成物におい
    て、脱臭成分が弱アルカリ性物質からなることを特徴と
    するホルマリン脱臭性樹脂組成物。
  2. (2)脱臭成分が、アルカリ土類金属の酸化物または水
    酸化物である特許請求の範囲第(1)項に記載のホルマ
    リン脱臭性樹脂組成物。
  3. (3)熱可塑性樹脂99.9〜50重量部および脱臭成
    分0.1〜50重量部からなる脱臭性樹脂組成物を形成
    してなる脱臭性成形物において、脱臭成分が弱アルカリ
    性物質からなることを特徴とするホルマリン脱臭性成形
    物。
  4. (4)脱臭成分が、アルカリ土類金属の酸化物または水
    酸化物である特許請求の範囲第(3)項に記載のホルマ
    リン脱臭性成形物。
JP61170875A 1986-07-22 1986-07-22 ホルマリンの脱臭方法 Granted JPS6327561A (ja)

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JPH0516468B2 JPH0516468B2 (ja) 1993-03-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004075582A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Takeda Chem Ind Ltd 固形医薬組成物に処方される有効成分以外の成分の安定化方法
KR101705604B1 (ko) * 2016-05-17 2017-02-10 한국식품연구원 탈취능이 부여된 마스터배치 및 이를 사용한 필름 및 용기의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5433556A (en) * 1978-04-21 1979-03-12 Ricoh Co Ltd Deodorizer for chlorine-containing resin molded product
JPS5974106A (ja) * 1982-10-20 1984-04-26 Asahi Chem Ind Co Ltd 消臭されたポリエチレン系組成物

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JPH0516468B2 (ja) 1993-03-04

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