JPS5974106A - 消臭されたポリエチレン系組成物 - Google Patents
消臭されたポリエチレン系組成物Info
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- JPS5974106A JPS5974106A JP18298882A JP18298882A JPS5974106A JP S5974106 A JPS5974106 A JP S5974106A JP 18298882 A JP18298882 A JP 18298882A JP 18298882 A JP18298882 A JP 18298882A JP S5974106 A JPS5974106 A JP S5974106A
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- ethylene
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、末端ビニル結合金有量がq、2W/θθ0炭
素以上のポリエチレン又はエチレンとα−オレフィン共
重合体の消臭方法及び組成物に関する。
素以上のポリエチレン又はエチレンとα−オレフィン共
重合体の消臭方法及び組成物に関する。
チーグラー触媒等各種の配位重合触媒を用いて、エチレ
ン又はエチレンとα−オレフィンの混合物を重合17て
、高密度あるいは低密度のエチレン系重合体が製造され
ている。これら、エチレン系重合体のうち、末端ビニル
結合金有量がθ、−2Wloo。
ン又はエチレンとα−オレフィンの混合物を重合17て
、高密度あるいは低密度のエチレン系重合体が製造され
ている。これら、エチレン系重合体のうち、末端ビニル
結合金有量がθ、−2Wloo。
炭素以上のものは1時として該重合体を成形加工する際
に臭いの発生があったり、あるいは成形されたフィルム
等の加工品に臭いが残り1食品包装に適しないというト
ラブルを生じることがある。
に臭いの発生があったり、あるいは成形されたフィルム
等の加工品に臭いが残り1食品包装に適しないというト
ラブルを生じることがある。
一般に臭いは微量の不純物でも発生すると言われ、該重
合体から発生する臭についてもその原因や臭発生のメカ
ニズムは明かとなっていない。
合体から発生する臭についてもその原因や臭発生のメカ
ニズムは明かとなっていない。
臭を消す方法としては、脱気して揮発分を除いたり、別
の芳香を有する消臭剤を加える方法が一般に提案されて
いる。しかし前者の方法は、樹脂を溶融固化して製造さ
れたペレットについては効果がないか、又は非効率で経
済的でなく、又後者の方法では樹脂の臭いは隠ぺいされ
るものの消臭剤の具いが残り、無臭化の方向とは異なる
ものであり、さらに/l−!臭剤は食用包装材料への添
加が認められていないものが多いことも問題である。
の芳香を有する消臭剤を加える方法が一般に提案されて
いる。しかし前者の方法は、樹脂を溶融固化して製造さ
れたペレットについては効果がないか、又は非効率で経
済的でなく、又後者の方法では樹脂の臭いは隠ぺいされ
るものの消臭剤の具いが残り、無臭化の方向とは異なる
ものであり、さらに/l−!臭剤は食用包装材料への添
加が認められていないものが多いことも問題である。
本発明者は、該エチレン系重合体の臭を消すかあるいは
減少させ、しかも該エチレン系重合Qの木来有する特徴
を失うことのない方法について鋭意検討を続けた結果、
本発明に到達した。
減少させ、しかも該エチレン系重合Qの木来有する特徴
を失うことのない方法について鋭意検討を続けた結果、
本発明に到達した。
すなわち、本発明は、末端ビニル結合金有量が0、ノ飼
//θθ0炭素jす」−のポリエチレン又はエチレンと
び一オレフィンの共重合体700重量部当り、周期律表
の第n族及び第I族金属の水酸化物、炭酸塩あるいはそ
れらの複合物から選ばれた少なくとも7種類の無機化合
物を0.07〜3東量部配合1、又なる消臭されたポリ
エチレン系組成物である。
//θθ0炭素jす」−のポリエチレン又はエチレンと
び一オレフィンの共重合体700重量部当り、周期律表
の第n族及び第I族金属の水酸化物、炭酸塩あるいはそ
れらの複合物から選ばれた少なくとも7種類の無機化合
物を0.07〜3東量部配合1、又なる消臭されたポリ
エチレン系組成物である。
本発明に使用される無機化合物類が消臭効果を有するこ
と、特に末端ビニル結合金有量の多いエチレン系重合体
に対1.て顕著な効果を及ぼす理由については不明であ
るが、これら無機化合物知とエチレン系重合体中に含ま
れる某いの+p因物質か何んらかの反応あるいは相互作
用を生じるものと推定される。
と、特に末端ビニル結合金有量の多いエチレン系重合体
に対1.て顕著な効果を及ぼす理由については不明であ
るが、これら無機化合物知とエチレン系重合体中に含ま
れる某いの+p因物質か何んらかの反応あるいは相互作
用を生じるものと推定される。
又一般に、ビニル結合金有量の多いエチレン系重合体は
酸化されやすく父製造時の重合温度が商いことが推定さ
れ製造時の劣化も起りやすく、これによって生じる特有
の臭発生物質が、これら無機充填剤類により捕獲され無
臭化することも推定される。
酸化されやすく父製造時の重合温度が商いことが推定さ
れ製造時の劣化も起りやすく、これによって生じる特有
の臭発生物質が、これら無機充填剤類により捕獲され無
臭化することも推定される。
従来、ポリオレフィン類に周期律表で第n族及び:i’
、 W族の酸化物水酸化物、アルミン酸ソーダなどを添
加1−でポリオレフィン類の耐蝕性色相改良及び熱安定
性改良を行なう組成物が知られている(特開昭グ9−3
9/、17)。
、 W族の酸化物水酸化物、アルミン酸ソーダなどを添
加1−でポリオレフィン類の耐蝕性色相改良及び熱安定
性改良を行なう組成物が知られている(特開昭グ9−3
9/、17)。
しかしながら、この提案においては重合体触媒残渣に由
来するポリオレフィン類に含まれるハロゲン化合物を安
定化することによって耐蝕性色相改良及び熱安定性改良
を行なうものであって、末端ビニル結合金有量が0.2
個//θ00炭素思上のポリエチレン又はエチレンとα
−オンフィン共重合体の持つ臭いが消されるか又は軽減
されるという技術思想については全く吾及されていない
。
来するポリオレフィン類に含まれるハロゲン化合物を安
定化することによって耐蝕性色相改良及び熱安定性改良
を行なうものであって、末端ビニル結合金有量が0.2
個//θ00炭素思上のポリエチレン又はエチレンとα
−オンフィン共重合体の持つ臭いが消されるか又は軽減
されるという技術思想については全く吾及されていない
。
父、本発明で特に顕著な消臭効果を有する炭酸塩や、炭
酸塩と水酸化物の複合物については上記特許は全く頁及
[2ていない。
酸塩と水酸化物の複合物については上記特許は全く頁及
[2ていない。
又、車合後、触媒残渣を除去し2て/Sロゲン化合物を
実質的に含まずしたがってこれら無機充填剤を加えずど
も耐蝕性着色のない熱安定性良好な末端ビニル結合金有
量が0.2個/1000炭素以上のポリエチレン又はエ
チレン−α−オンフィン共重合体についても臭いがあり
、これに本発明による無機化合*類を加えることによっ
て本発明の効果が発揮されることは、上記特許とは全く
技術思想の異なることを改めて示唆するものである。
実質的に含まずしたがってこれら無機充填剤を加えずど
も耐蝕性着色のない熱安定性良好な末端ビニル結合金有
量が0.2個/1000炭素以上のポリエチレン又はエ
チレン−α−オンフィン共重合体についても臭いがあり
、これに本発明による無機化合*類を加えることによっ
て本発明の効果が発揮されることは、上記特許とは全く
技術思想の異なることを改めて示唆するものである。
以下、本発明のポリエチレン又はエチレンとα−オレフ
ィンの共重合体の組成物について説明する。
ィンの共重合体の組成物について説明する。
本発明に使用されるポリエチレン又はエチレンどα−プ
レフィンの共重合体の密度は特に限定はt「いが、0.
9 / 09/eta〜θ、9グ09Aaの範囲が特に
好適である。
レフィンの共重合体の密度は特に限定はt「いが、0.
9 / 09/eta〜θ、9グ09Aaの範囲が特に
好適である。
本発明に使用さ几る共重合体中のα−オレフィンとして
は、たとえばプロピレン、ブテン−/、ペンテン−/、
ヘキセン−/+g−)チルペンテン−/、ヘプテン−/
、オクテン−/、ノネン−/、デャンー/等が上げられ
る。
は、たとえばプロピレン、ブテン−/、ペンテン−/、
ヘキセン−/+g−)チルペンテン−/、ヘプテン−/
、オクテン−/、ノネン−/、デャンー/等が上げられ
る。
各α−オレフィン毎に、エチレンとα−オレフィンの共
重合体中のα−オレフィン含有量と密度に相関関係があ
り、所望の密度を得るためのα−オレフィン量はほぼ一
義的に決定される。
重合体中のα−オレフィン含有量と密度に相関関係があ
り、所望の密度を得るためのα−オレフィン量はほぼ一
義的に決定される。
本発明(1使用されるポリエチレン又はエチレンとα−
オンフィン共重合体の末端ビニル結合金有量は、炭素1
0θ0個当り0.2個(以下01.2個/1000炭素
と示す)以上、好ましくは、0.3個/1000炭素以
上であることが望ましい。本発明に使用される無機化合
物の消臭効果は、上記の如き末端ビニル結合金有量の多
いポリエチレン又はエチレンとα−オレフィンの共重合
体を用いた時、顕著に発揮される。
オンフィン共重合体の末端ビニル結合金有量は、炭素1
0θ0個当り0.2個(以下01.2個/1000炭素
と示す)以上、好ましくは、0.3個/1000炭素以
上であることが望ましい。本発明に使用される無機化合
物の消臭効果は、上記の如き末端ビニル結合金有量の多
いポリエチレン又はエチレンとα−オレフィンの共重合
体を用いた時、顕著に発揮される。
本発明に用いられるポリエチレンを製造するための触媒
としては、ハロゲン化チタン等のチタンを含むチタン系
触媒及び/又はバナジワム触媒とアルキルアルミニヴニ
ーマグネシウム錯体やアルギルアルミニウムあるいはア
ルキルアルミニウムクロリド等のような有機アルミニウ
ム等の第1〜I族の荷載金属化合物との組合わせによる
、いわゆるチーグラー型のものが使用される。
としては、ハロゲン化チタン等のチタンを含むチタン系
触媒及び/又はバナジワム触媒とアルキルアルミニヴニ
ーマグネシウム錯体やアルギルアルミニウムあるいはア
ルキルアルミニウムクロリド等のような有機アルミニウ
ム等の第1〜I族の荷載金属化合物との組合わせによる
、いわゆるチーグラー型のものが使用される。
重合方法は、700℃以上で重合を行う各種の重合方法
が使用可能であり、たとえば溶液重合法、高圧法ポリエ
チレン製造プラントにチーグラー触媒を供給して重合を
行う高圧法等が好ましい。
が使用可能であり、たとえば溶液重合法、高圧法ポリエ
チレン製造プラントにチーグラー触媒を供給して重合を
行う高圧法等が好ましい。
本発明において使用される無機化合物とは、周期律表で
第■族及び第■族金属の水酸化物、炭酸塩及びそれらの
複合物であって、例えば水酸化カルシウム、水酸化マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化バリウム、炭酸
マダイ・ゾウム、炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシ
ウム、炭酸バリウム、71り酸化マグメ・シウムと水酸
化アルミニウムの複合水酸化物等である。このうち特に
塩基性炭酸マグネシウムが顕著な効果を示した。これら
は単独もしくは混合物として使用され、またその形状は
特に限定されるものではないが、平均粒径の/〜jμの
ものが好ましい。
第■族及び第■族金属の水酸化物、炭酸塩及びそれらの
複合物であって、例えば水酸化カルシウム、水酸化マグ
ネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化バリウム、炭酸
マダイ・ゾウム、炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシ
ウム、炭酸バリウム、71り酸化マグメ・シウムと水酸
化アルミニウムの複合水酸化物等である。このうち特に
塩基性炭酸マグネシウムが顕著な効果を示した。これら
は単独もしくは混合物として使用され、またその形状は
特に限定されるものではないが、平均粒径の/〜jμの
ものが好ましい。
本発明に使用される無機化合物の量としては0.07〜
5重量部である。0.07重量部以下では、消臭効果が
顕著でなく又夕重量部以上ではフィルムの透明性が低下
し、好ましくない。特に透明性ン必要とするフィルム用
途でしま7重量部以下の添加が好ましい。
5重量部である。0.07重量部以下では、消臭効果が
顕著でなく又夕重量部以上ではフィルムの透明性が低下
し、好ましくない。特に透明性ン必要とするフィルム用
途でしま7重量部以下の添加が好ましい。
ポリエチレン又ハエチレンーα−オレフィン共重合体と
無機化合物を混合する方法には、制限はなく公知の全て
の方法が利用できる。たとえば、重合体ペレットと無機
化合物をバンバリーミキサ−1押出機、ヘンシェルミキ
サ−50−ル等各種の混合機を用いて混合したり、重合
体の製造時の重合体浴液、重合体浴融物あるいは重合体
浴融物と未反応モノマーとの混合浴融物に、該無機化合
物を直接、又はスラリー状態で添加してもよい。
無機化合物を混合する方法には、制限はなく公知の全て
の方法が利用できる。たとえば、重合体ペレットと無機
化合物をバンバリーミキサ−1押出機、ヘンシェルミキ
サ−50−ル等各種の混合機を用いて混合したり、重合
体の製造時の重合体浴液、重合体浴融物あるいは重合体
浴融物と未反応モノマーとの混合浴融物に、該無機化合
物を直接、又はスラリー状態で添加してもよい。
又該無機化合物はマスターパッチをっ(す、フィルム成
膜等の成形加工時に本発明に使用されるポリエチレンや
エチレンとα〜オレブインの共重合体とペレットブレン
ドして加工してもよい。
膜等の成形加工時に本発明に使用されるポリエチレンや
エチレンとα〜オレブインの共重合体とペレットブレン
ドして加工してもよい。
この際該無機化合物は、たとえばステアリン酸やオレフ
ィン酸アルカリ金属塩類の如き首級脂肪酸アルカリ金)
^塩類や、たとえば、ラワリルベンゼンスルポン酸アル
カリ金属塩類の如き高級アルキルアリールスルホン酸ア
ルカリ金属塩5等のアニオン界面活性剤で表面処理して
用いることができる。
ィン酸アルカリ金属塩類の如き首級脂肪酸アルカリ金)
^塩類や、たとえば、ラワリルベンゼンスルポン酸アル
カリ金属塩類の如き高級アルキルアリールスルホン酸ア
ルカリ金属塩5等のアニオン界面活性剤で表面処理して
用いることができる。
本発明の実施に際しては、前記特定の無勢化合物の配合
のほかに5ポリオレフイン類に慣用の他の添加剤類を配
合することが可能であり。
のほかに5ポリオレフイン類に慣用の他の添加剤類を配
合することが可能であり。
このような添加剤の例と[2ては、たとえば、B)(、
シェル社アイオノノクス330.チバガイギー社製イル
ガノックス1010.107乙5サノールb徹、三共製
薬社製すノールLS770、I)M T P 、 I)
L TP、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸畦
鉛、炭酸カルシウム、エルカ酔アミ1°、オレイン酸ア
ミド、シリカ、ケイソウ土ンリカ2着色剤、カーボンブ
ラック、スチレン−ブタジェンラバー、エチレン−酢ビ
共重合体、高圧法ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙
げられる。
シェル社アイオノノクス330.チバガイギー社製イル
ガノックス1010.107乙5サノールb徹、三共製
薬社製すノールLS770、I)M T P 、 I)
L TP、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸畦
鉛、炭酸カルシウム、エルカ酔アミ1°、オレイン酸ア
ミド、シリカ、ケイソウ土ンリカ2着色剤、カーボンブ
ラック、スチレン−ブタジェンラバー、エチレン−酢ビ
共重合体、高圧法ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙
げられる。
以下、実施例を挙げて説明するが、本発明は、これらの
実施例によって同んら制限されるものではない。
実施例によって同んら制限されるものではない。
なお実施例で用いられる用語の意味は下記のとおりであ
る。
る。
ft) ’IA を髪・JIS K乙760に従って
測定I〜た。
測定I〜た。
(2i 7 イルム(IJJ) 引裂強[: A S
TM D / 9 =2.2に従って測定した。
TM D / 9 =2.2に従って測定した。
(3+ 7 イルムノター) 衝撃強f’l : AS
’rM D−/709(二従って測定I、た。
’rM D−/709(二従って測定I、た。
(4)曇価・ASi”M D−100,’!−乙/に
したがって測定した。
したがって測定した。
(5)末端ビニル基:圧縮成形により作製した薄いフィ
ルムサンプルを用い、赤外吸収分析法で測定した。末端
ビニルは90了ff1− ’の吸収から求めた。
ルムサンプルを用い、赤外吸収分析法で測定した。末端
ビニルは90了ff1− ’の吸収から求めた。
(1)ポリエチレン及びエチレン−α−オレフィン共重
合体の合成 〔重合体A−Dの合成〕 シクロヘキサン溶液中のエチレン草独又はエチレンとブ
テン−7の混合物を、オキシ塩化バナジウム、四塩化チ
タン及びイソプレニルアルミニウムより成る触媒の存在
下に7001の攪拌式オー[−クレープ反応器中にて重
合した。重合体溶液に酸化防止剤イルガノックス/θ2
zを加え重合体をシクロヘキサンより分離し、重合体A
−Dを合成した。なお重合体Cについては重合体溶液は
大量の)Jセイソーダのメタノールm液で洗浄して触媒
を除去した。得られた重合体の詳細を表−/に示す。
合体の合成 〔重合体A−Dの合成〕 シクロヘキサン溶液中のエチレン草独又はエチレンとブ
テン−7の混合物を、オキシ塩化バナジウム、四塩化チ
タン及びイソプレニルアルミニウムより成る触媒の存在
下に7001の攪拌式オー[−クレープ反応器中にて重
合した。重合体溶液に酸化防止剤イルガノックス/θ2
zを加え重合体をシクロヘキサンより分離し、重合体A
−Dを合成した。なお重合体Cについては重合体溶液は
大量の)Jセイソーダのメタノールm液で洗浄して触媒
を除去した。得られた重合体の詳細を表−/に示す。
容積、5′tの内部攪拌式オートクレーブ型反応器に、
エチレンとブテン−/のモル比/ニーの混合物を、混合
物の反応器中の平均滞留時間を矛。秒になるように供給
シ2.同時にバイオレット三塩化チタン(組成式T +
CI 3・%AlCl3の共結晶化生成物の形で用い
た)とトリイソブチルアルミニウムからrcるAl/T
i=3の触媒をフィードし、−22θ℃、/300気圧
の重合条件で重合を行い、共重合体Eを得た。
エチレンとブテン−/のモル比/ニーの混合物を、混合
物の反応器中の平均滞留時間を矛。秒になるように供給
シ2.同時にバイオレット三塩化チタン(組成式T +
CI 3・%AlCl3の共結晶化生成物の形で用い
た)とトリイソブチルアルミニウムからrcるAl/T
i=3の触媒をフィードし、−22θ℃、/300気圧
の重合条件で重合を行い、共重合体Eを得た。
表 /
実施例/
重合体Aに塩基性炭酸マグネシウム(3Mg(X)3・
Mg (OHh ・3 H2O)を/ 000 pl)
m混合シタ配合物ペレットを5モダンマシナリ一製デル
サーjoフイルム成膜機を用いて設定温度2oθ℃で約
5θμのチューブ状のインフレーションフィルムを作成
した。配合物ペレット及び得られたチューブ状フィルム
について臭いの官能テストを行った。テストを70人の
試験者の選び、内容を知らせずにペレットとフィルムの
サンプルの臭いを鼻でかいて。
Mg (OHh ・3 H2O)を/ 000 pl)
m混合シタ配合物ペレットを5モダンマシナリ一製デル
サーjoフイルム成膜機を用いて設定温度2oθ℃で約
5θμのチューブ状のインフレーションフィルムを作成
した。配合物ペレット及び得られたチューブ状フィルム
について臭いの官能テストを行った。テストを70人の
試験者の選び、内容を知らせずにペレットとフィルムの
サンプルの臭いを鼻でかいて。
臭いの強さの順位付けを行った。結果を第−表に示す。
◎印は臭いのないもの、○印は若干臭いはあるが、刺激
臭や不快臭のないもの、X印は臭いのあるもの、××印
は特に臭いの強いものを表わす。又得られたフィルムの
物性を表2に合わせて示した。
臭や不快臭のないもの、X印は臭いのあるもの、××印
は特に臭いの強いものを表わす。又得られたフィルムの
物性を表2に合わせて示した。
実施例2〜j
実施例71二おいて塩基性炭酸マグネシウムを使用する
かわりにそれぞれ水酸化アルミニウム+ Al (O1
n3’l 、水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)、
アルミニウム、マグネシウム複合水酸化物(Mgo4A
lo、3(OH)2.3 ・mI(20)、炭酸マグネ
シウム(MgCO3)ヲ使用する以外は実施例/と同様
にフィルムを作成し官能テス1−を行った。その結果を
表−に示す。
かわりにそれぞれ水酸化アルミニウム+ Al (O1
n3’l 、水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)、
アルミニウム、マグネシウム複合水酸化物(Mgo4A
lo、3(OH)2.3 ・mI(20)、炭酸マグネ
シウム(MgCO3)ヲ使用する以外は実施例/と同様
にフィルムを作成し官能テス1−を行った。その結果を
表−に示す。
実施例≦
実施例/において塩基性炭酸マグネシウムの配合量をグ
00 ppmとする以外は実施例/と同様にしてフィル
ムを作成し官能テストを行った。その結果を表2に示す
。
00 ppmとする以外は実施例/と同様にしてフィル
ムを作成し官能テストを行った。その結果を表2に示す
。
実施例2〜9
実施例/において重合体Aのかわりにそれぞれ重合体C
,D及びEを使用する以外は実施例/と同様にし2てフ
ィルムを作成し官能テストを行った。
,D及びEを使用する以外は実施例/と同様にし2てフ
ィルムを作成し官能テストを行った。
その結果を表2に示す。
比較例/〜j
重合体A、、B、C,D及びEそれぞれ単体にて実施例
/と同様にしてフィルムを作成し官能テストを行った。
/と同様にしてフィルムを作成し官能テストを行った。
その結果を表3に示す。
比較例乙
実施例/において重合体(A)を使用するかわりに重合
体(Blを使用する以外は実施例/と同様にしてフィル
ムを作成し官能テストを行った。その結果を表3に示す
。
体(Blを使用する以外は実施例/と同様にしてフィル
ムを作成し官能テストを行った。その結果を表3に示す
。
以上実施例及び比較例の結果から本発明によりフィルム
性能を低下させることなく消臭効果が発揮出来、更に本
発明に示す末端ビニル結合金有量が0.2 (ltA/
10oo炭素以上のポリエチレン又はエチレンとα−オ
レフィンの共重合体においてのみ効果があることは明ら
かである。
性能を低下させることなく消臭効果が発揮出来、更に本
発明に示す末端ビニル結合金有量が0.2 (ltA/
10oo炭素以上のポリエチレン又はエチレンとα−オ
レフィンの共重合体においてのみ効果があることは明ら
かである。
(以下余白)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 /)末端ビニル結合金有量が0.2個/ioθθ炭素以
上のポリエチレン又はエチレンとα−オレフィンの共重
合体100重量部当り周期律表の第n族及び第■族金属
の水酸化物、炭酸塩あるいはそれらの複合物から選ばれ
た少なくとも7種類の無機化合物をθ、07〜j重量部
配合してなる消臭されたポリエチレン系組成物 ユ)ポリエチレン又はエチレン−α−オレフィンの共重
合体のビニル含有量が0.3個/1000炭素以上であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項のポリエチレ
ン系組成物 3)ポリエチレン又はエチレンとα−オレフィン共重合
体10θ車世部当り、無機化合物を□、0/〜7重量部
配合することを特徴とする特許請求の範囲第7項〜第2
項の組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18298882A JPS5974106A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 消臭されたポリエチレン系組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18298882A JPS5974106A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 消臭されたポリエチレン系組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5974106A true JPS5974106A (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=16127792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18298882A Pending JPS5974106A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 消臭されたポリエチレン系組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5974106A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327561A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-05 | Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd | ホルマリンの脱臭方法 |
JP2000136272A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Toppan Printing Co Ltd | 低臭ポリオレフィン樹脂組成物およびそれを用いた低臭ポリオレフィン樹脂成形物 |
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1982
- 1982-10-20 JP JP18298882A patent/JPS5974106A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6327561A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-05 | Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd | ホルマリンの脱臭方法 |
JPH0516468B2 (ja) * | 1986-07-22 | 1993-03-04 | Dainichiseika Color Chem | |
JP2000136272A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Toppan Printing Co Ltd | 低臭ポリオレフィン樹脂組成物およびそれを用いた低臭ポリオレフィン樹脂成形物 |
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