JPS6327543Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327543Y2 JPS6327543Y2 JP1979154279U JP15427979U JPS6327543Y2 JP S6327543 Y2 JPS6327543 Y2 JP S6327543Y2 JP 1979154279 U JP1979154279 U JP 1979154279U JP 15427979 U JP15427979 U JP 15427979U JP S6327543 Y2 JPS6327543 Y2 JP S6327543Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pine
- corrosion
- seed
- water
- mat
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Description
本考案は土木工事における各種盛土や造成地の
法面の緑化に用いる緑化植生マツトの改良に関す
るものである。 従来盛土や造成地法面の緑化には、わら芝が多
く使用されているが、最近わらが不足してきてお
りその入手が困難になつてきている現状である。
また、従来のわら芝では種子の保温効果や発芽率
の点で問題があり、また敷設後雨水による種子の
流失やわら芝の崩壊等の欠点がある。 本考案はこれに鑑みてなしたもので、経済性に
優れ、発芽率も良好で、かつ敷設後雨水による崩
壊もなく、しかも簡単に施工できる緑化植生マツ
トを提供するものである。 即ち、本考案は耐蝕繊維を耐蝕性接着材で以て
2〜3m/m厚に且空隙率80〜98%有する状態に
絡ませたマツトの上面に、合成樹脂製のネツトを
貼着又は溶着すると共に、上記マツトの下面に、
特に2枚の水溶性紙の中に種子、肥料を入れ水溶
性接着材で貼合せた種子マツトを貼合せて一体に
したことを特徴とするものである。 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 本考案に用いる耐蝕性繊維としては、やしの実
の繊維、ホツプの葉脈、或いはナイロン等の合成
繊維等で、この耐蝕性繊維を用いて直線状のまま
か、撚つてパーマ状とし、これを80〜98%の空隙
率を存した状態で絡ませると共に耐蝕性接着材で
以てブリツジ状につないで、2〜3m/m厚のマ
ツト1を構成する。また、2は種子マツトで、こ
の種子マツト2は2枚の水溶性紙の間に種子、肥
料3を適当量入れて、水溶性接着材で以て貼合せ
たものである。 そして、上記マツト1と種子マツト2とを水溶
性の接着材4で以て貼合せて一体にする。次に上
記マツト1の上面には合成樹脂製のネツト5を接
着剤で以て貼着するか、又は溶着する。尚溶着す
る場合はネツト5は熱可塑性樹脂で以て造るもの
である。よつてネツト5、マツト1及び種子マツ
ト2の三者を一体にして所望の大きさの緑化植生
マツトAを形成するものである。 上述の如く構成した緑化植生マツトAは盛土や
造成地の法面の緑化箇所に種子マツト側を下にし
て敷いて、揚枝釘(竹串)等で以て差押えて敷設
する。そして水溶性紙、水溶性接着材を用いるの
で、雨水、散水により数日〜数週間で緑化植生マ
ツトから発芽し、盛土や造成地の法面に根が張付
くと共に法面が緑化される。 このように本考案は構成の概念を以て要旨とす
るものではなく、その耐蝕性接着材を以て2〜
3m/m厚で且空隙率80〜98%を有する耐蝕性繊
維を絡ませた特定のマツトと、之れに特定の種子
マツト(2枚の水に溶け易い紙の中に種子や肥料
を入れた)を水溶性接着材で貼合せたと云う限定
したる構造を以て特徴とするものである。 次に、厚さを1m/m、3m/m、5m/m、
10m/mにそれぞれしてマツトに空隙率を90%に
したもの(A)と60%にしたもの(B)について種子の発
芽率を測定した実験値は次の通りである。
法面の緑化に用いる緑化植生マツトの改良に関す
るものである。 従来盛土や造成地法面の緑化には、わら芝が多
く使用されているが、最近わらが不足してきてお
りその入手が困難になつてきている現状である。
また、従来のわら芝では種子の保温効果や発芽率
の点で問題があり、また敷設後雨水による種子の
流失やわら芝の崩壊等の欠点がある。 本考案はこれに鑑みてなしたもので、経済性に
優れ、発芽率も良好で、かつ敷設後雨水による崩
壊もなく、しかも簡単に施工できる緑化植生マツ
トを提供するものである。 即ち、本考案は耐蝕繊維を耐蝕性接着材で以て
2〜3m/m厚に且空隙率80〜98%有する状態に
絡ませたマツトの上面に、合成樹脂製のネツトを
貼着又は溶着すると共に、上記マツトの下面に、
特に2枚の水溶性紙の中に種子、肥料を入れ水溶
性接着材で貼合せた種子マツトを貼合せて一体に
したことを特徴とするものである。 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 本考案に用いる耐蝕性繊維としては、やしの実
の繊維、ホツプの葉脈、或いはナイロン等の合成
繊維等で、この耐蝕性繊維を用いて直線状のまま
か、撚つてパーマ状とし、これを80〜98%の空隙
率を存した状態で絡ませると共に耐蝕性接着材で
以てブリツジ状につないで、2〜3m/m厚のマ
ツト1を構成する。また、2は種子マツトで、こ
の種子マツト2は2枚の水溶性紙の間に種子、肥
料3を適当量入れて、水溶性接着材で以て貼合せ
たものである。 そして、上記マツト1と種子マツト2とを水溶
性の接着材4で以て貼合せて一体にする。次に上
記マツト1の上面には合成樹脂製のネツト5を接
着剤で以て貼着するか、又は溶着する。尚溶着す
る場合はネツト5は熱可塑性樹脂で以て造るもの
である。よつてネツト5、マツト1及び種子マツ
ト2の三者を一体にして所望の大きさの緑化植生
マツトAを形成するものである。 上述の如く構成した緑化植生マツトAは盛土や
造成地の法面の緑化箇所に種子マツト側を下にし
て敷いて、揚枝釘(竹串)等で以て差押えて敷設
する。そして水溶性紙、水溶性接着材を用いるの
で、雨水、散水により数日〜数週間で緑化植生マ
ツトから発芽し、盛土や造成地の法面に根が張付
くと共に法面が緑化される。 このように本考案は構成の概念を以て要旨とす
るものではなく、その耐蝕性接着材を以て2〜
3m/m厚で且空隙率80〜98%を有する耐蝕性繊
維を絡ませた特定のマツトと、之れに特定の種子
マツト(2枚の水に溶け易い紙の中に種子や肥料
を入れた)を水溶性接着材で貼合せたと云う限定
したる構造を以て特徴とするものである。 次に、厚さを1m/m、3m/m、5m/m、
10m/mにそれぞれしてマツトに空隙率を90%に
したもの(A)と60%にしたもの(B)について種子の発
芽率を測定した実験値は次の通りである。
【表】
不合格となる。
よつて、上表より明らかなように、厚さ2〜
3m/mで且空隙率80〜98%のものが、基準発芽
率に合格する最適であることが判明した。 従つて、本考案による時は、種子マツトの上面
に空隙率大なる耐蝕性繊維から成るマツトを一体
に設けたので、簡単に施工できると共に雨水によ
る崩壊や種子の流失もなく、しかも保温効果も良
好で、発芽率もよく、各種盛土や造成地の法面を
簡単に緑化できる。また、マツト上面にネツトを
設けたので、敷設後、雨、風等によりマツトが崩
壊することがない。さらに、工場で大量生産が可
能なので経済性に優れ、しかも、輸送、保管等に
も至便である等の効果を有するものである。
よつて、上表より明らかなように、厚さ2〜
3m/mで且空隙率80〜98%のものが、基準発芽
率に合格する最適であることが判明した。 従つて、本考案による時は、種子マツトの上面
に空隙率大なる耐蝕性繊維から成るマツトを一体
に設けたので、簡単に施工できると共に雨水によ
る崩壊や種子の流失もなく、しかも保温効果も良
好で、発芽率もよく、各種盛土や造成地の法面を
簡単に緑化できる。また、マツト上面にネツトを
設けたので、敷設後、雨、風等によりマツトが崩
壊することがない。さらに、工場で大量生産が可
能なので経済性に優れ、しかも、輸送、保管等に
も至便である等の効果を有するものである。
第1図は本考案に係る緑化植生マツトの斜視
図、第2図は同断面図である。 A…緑化植生マツト、1…マツト、2…種子マ
ツト、3…種子、肥料、4…接着材、5…ネツ
ト。
図、第2図は同断面図である。 A…緑化植生マツト、1…マツト、2…種子マ
ツト、3…種子、肥料、4…接着材、5…ネツ
ト。
Claims (1)
- 耐蝕繊維を耐蝕性接着材で以て2〜3m/m厚
に且空隙率80〜98%有する状態に絡ませたマツト
1の上面に、合成樹脂製のネツト5を貼着又は溶
着すると共に、上記マツト1の下面に、特に2枚
の水溶性紙の中に種子、肥料を入れ水溶性接着材
で貼合わせた種子マツト2を貼合せて一体にした
ことを特徴とする緑化植生マツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979154279U JPS6327543Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979154279U JPS6327543Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5671112U JPS5671112U (ja) | 1981-06-11 |
JPS6327543Y2 true JPS6327543Y2 (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=29384920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979154279U Expired JPS6327543Y2 (ja) | 1979-11-06 | 1979-11-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6327543Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07116710B2 (ja) * | 1989-11-02 | 1995-12-13 | 天龍工業株式会社 | 法面保護用植生帯 |
KR100533335B1 (ko) * | 2002-04-30 | 2005-12-02 | 한수그린텍 주식회사 | 콘크리트 호안사면 녹화공법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50118705U (ja) * | 1974-03-13 | 1975-09-27 | ||
JPS50121506U (ja) * | 1974-03-19 | 1975-10-03 |
-
1979
- 1979-11-06 JP JP1979154279U patent/JPS6327543Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5671112U (ja) | 1981-06-11 |
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