JPS6332621Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332621Y2 JPS6332621Y2 JP3797180U JP3797180U JPS6332621Y2 JP S6332621 Y2 JPS6332621 Y2 JP S6332621Y2 JP 3797180 U JP3797180 U JP 3797180U JP 3797180 U JP3797180 U JP 3797180U JP S6332621 Y2 JPS6332621 Y2 JP S6332621Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- thickness
- pine
- protective
- seeds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
Description
本考案は種子蒔後に田畑等の地表面に敷設して
蒔種の発芽助長に適する保護マツトに関するもの
である。 従来、種子蒔後の発芽助長保護材としてわらが
多く使用されているが、最近農作業の機械化が進
み、稲刈は殆んど機械で行われ、この機械の場合
稲は刈取と同時に短かく切断されて田畑に蒔かれ
て耕地へ還元されるようになつているため、わら
不足の状況になつてきている。また、従来のわら
では雨風や野鳥(餌、巣として)により散逸した
り、またわらの太さが殆んど一定で太いため種子
の保温や発芽助長保護の面で欠点があつた。 本考案はこれに鑑みてなしたもので、蒔種の保
温、発芽助長等に優れ、かつ経済的、合理的に工
場生産できる主として田畑用として最適な保護マ
ツトを提供するものである。 即ち、本考案は主体構成繊維を太さの略一定な
例えばやしの実の繊維のような植物性繊維を以て
し、この構成繊維を、空隙率75〜98%有する状態
に絡ませて2〜5m/m厚さのマツト状に成すと
共に、上記構成繊維の交叉部分を耐蝕性接着材で
以て接着したことを特徴とするものである。 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 本考案に用いる主体構成繊維としては、主とし
てやしの実の繊維の植物性繊維を用い、時にはこ
れに合成繊維例えばナイロン等の合成繊維等適当
量混入したものを用い、この繊維1,1…を直線
状のままか、撚つてパーマ状とし、これを7〜98
%の空隙率を存した状態で絡ませて2〜5m/m
厚さのマツト状に配列して構成する。 次に、このマツト状に成したものにスプレー法
(または浸漬法)等により耐蝕性接着材2を吹付
け等を行つて、上記繊維の交叉部分を接着して所
望の保護マツト3を形成する。 ところで、上記主体構成繊維の太さは、やしの
繊維が細く略一定の太さであるため、保護マツト
の寸法や厚さまた密度等は適用する種子の種類等
によつて発芽助長、発芽保護の目的に応じて適宜
決定し易いものである。 よつて、上述の保護マツトは種蒔後、田畑の地
表面に敷設するもので、時には適当箇所を揚子釘
(竹串)等で以て差押えてもよい。種子発芽後も
そのまま放置しておくと、保護マツトは植物性繊
維より成るため自然に腐蝕して肥料となるもので
ある。また、合成繊維等の耐蝕性繊維を混入した
場合でも何ら支障なく経時的に自然に崩壊して土
中に混入される。尚、上記植物性繊維の選択によ
つて又は前記耐蝕性繊維の量を増やすことによ
り、種子の発芽後保護マツトを撤去して再利用す
ることも可能である。 次、保護マツトの厚さを1m/m、3m/m、
10m/mにそれぞれして、マツトの空隙率を90%
にしたもの(A)と60%にしたもの(B)について種子の
発芽率を測定した実験値は次の通りである。
蒔種の発芽助長に適する保護マツトに関するもの
である。 従来、種子蒔後の発芽助長保護材としてわらが
多く使用されているが、最近農作業の機械化が進
み、稲刈は殆んど機械で行われ、この機械の場合
稲は刈取と同時に短かく切断されて田畑に蒔かれ
て耕地へ還元されるようになつているため、わら
不足の状況になつてきている。また、従来のわら
では雨風や野鳥(餌、巣として)により散逸した
り、またわらの太さが殆んど一定で太いため種子
の保温や発芽助長保護の面で欠点があつた。 本考案はこれに鑑みてなしたもので、蒔種の保
温、発芽助長等に優れ、かつ経済的、合理的に工
場生産できる主として田畑用として最適な保護マ
ツトを提供するものである。 即ち、本考案は主体構成繊維を太さの略一定な
例えばやしの実の繊維のような植物性繊維を以て
し、この構成繊維を、空隙率75〜98%有する状態
に絡ませて2〜5m/m厚さのマツト状に成すと
共に、上記構成繊維の交叉部分を耐蝕性接着材で
以て接着したことを特徴とするものである。 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 本考案に用いる主体構成繊維としては、主とし
てやしの実の繊維の植物性繊維を用い、時にはこ
れに合成繊維例えばナイロン等の合成繊維等適当
量混入したものを用い、この繊維1,1…を直線
状のままか、撚つてパーマ状とし、これを7〜98
%の空隙率を存した状態で絡ませて2〜5m/m
厚さのマツト状に配列して構成する。 次に、このマツト状に成したものにスプレー法
(または浸漬法)等により耐蝕性接着材2を吹付
け等を行つて、上記繊維の交叉部分を接着して所
望の保護マツト3を形成する。 ところで、上記主体構成繊維の太さは、やしの
繊維が細く略一定の太さであるため、保護マツト
の寸法や厚さまた密度等は適用する種子の種類等
によつて発芽助長、発芽保護の目的に応じて適宜
決定し易いものである。 よつて、上述の保護マツトは種蒔後、田畑の地
表面に敷設するもので、時には適当箇所を揚子釘
(竹串)等で以て差押えてもよい。種子発芽後も
そのまま放置しておくと、保護マツトは植物性繊
維より成るため自然に腐蝕して肥料となるもので
ある。また、合成繊維等の耐蝕性繊維を混入した
場合でも何ら支障なく経時的に自然に崩壊して土
中に混入される。尚、上記植物性繊維の選択によ
つて又は前記耐蝕性繊維の量を増やすことによ
り、種子の発芽後保護マツトを撤去して再利用す
ることも可能である。 次、保護マツトの厚さを1m/m、3m/m、
10m/mにそれぞれして、マツトの空隙率を90%
にしたもの(A)と60%にしたもの(B)について種子の
発芽率を測定した実験値は次の通りである。
【表】
【表】
いものは不合格となる。
よつて、上表より明らかなように、厚さ2〜3
m/mで且空隙率80〜98%のものが、基準発芽率
に合格する最適であることが判明した。 従つて、本考案に係る保護マツトによる時は、
主体構成繊維をやしの繊維で、特定範囲の空隙率
と厚みを有するため、田畑に蒔いた種子の保温、
発芽助長に極めて効果があり、また雨風や野鳥の
飼となりまた野鳥に散逸させられることもなく、
しかも雨叩きを防止することができる。本考案に
おける空隙率及び厚さは発芽の助長・保護ととも
に、生産性を高めるため重要な数値であり、この
ためにもやし繊維は太さは細く略一定で絡み易い
ので一定形態維持が容易であり、且マツトの完成
体積を自由に調整できるので、需要に適合した寸
法・厚さ・密度(繊維の量)等のものを機械的に
工場生産でき、しかもその品質管理・保管・敷設
も極めて簡単である等のすぐれた利点を有するも
のである。
よつて、上表より明らかなように、厚さ2〜3
m/mで且空隙率80〜98%のものが、基準発芽率
に合格する最適であることが判明した。 従つて、本考案に係る保護マツトによる時は、
主体構成繊維をやしの繊維で、特定範囲の空隙率
と厚みを有するため、田畑に蒔いた種子の保温、
発芽助長に極めて効果があり、また雨風や野鳥の
飼となりまた野鳥に散逸させられることもなく、
しかも雨叩きを防止することができる。本考案に
おける空隙率及び厚さは発芽の助長・保護ととも
に、生産性を高めるため重要な数値であり、この
ためにもやし繊維は太さは細く略一定で絡み易い
ので一定形態維持が容易であり、且マツトの完成
体積を自由に調整できるので、需要に適合した寸
法・厚さ・密度(繊維の量)等のものを機械的に
工場生産でき、しかもその品質管理・保管・敷設
も極めて簡単である等のすぐれた利点を有するも
のである。
図面は本考案に係る保護マツトを示し、第1図
は斜視図、第2図は拡大図である。 1……繊維、2……耐蝕性接着材、3……保護
マツト。
は斜視図、第2図は拡大図である。 1……繊維、2……耐蝕性接着材、3……保護
マツト。
Claims (1)
- 主体構成繊維を太さの略一定な例えばやしの繊
維のような細い植物性繊維を以てし、この構成繊
維を、空隙率75〜98%有する状態に絡ませて2〜
5m/m厚さのマツト状に成すと共に、上記構成
繊維の交叉部分を耐蝕性接着材で以て接着したこ
とを特徴とする田畑用発芽助長保護マツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3797180U JPS6332621Y2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3797180U JPS6332621Y2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56138563U JPS56138563U (ja) | 1981-10-20 |
JPS6332621Y2 true JPS6332621Y2 (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=29633509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3797180U Expired JPS6332621Y2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6332621Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-22 JP JP3797180U patent/JPS6332621Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56138563U (ja) | 1981-10-20 |
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