JPH02238817A - 植物育成用マット - Google Patents
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G20/00—Cultivation of turf, lawn or the like; Apparatus or methods therefor
- A01G20/20—Cultivation on mats
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、植物育成用マット、特に、草の育成のため用
いる植物育成用マットに関するものである. (従来の技術) この種のマットとしては、ロール芝生の育成用マットが
公知である. この育成用マットを使用した場合には、腐食土層がなく
ても、ロール芝生を非透水性敷物の上で成育させること
できる. このためには、マットの表面に植物の種子を蒔き、栄養
液を加えることにより、この植物の種子を発芽させるこ
とができる. しかも、そのときには、植物の根は、間に挟み込まれて
いるプラスチック箔の孔を貫通して、裏側の繊維フリー
スマットにも延びていく.(発明が解決しようとする課
題) かかる従来の育成マットでは、腐食土層がなくても、極
めて短期間で、マット上にいわゆる芝生を密生させるこ
とができ、このようにして得られた単位面積当り重量の
非常に小さいロール芝生を巻いてロール状にして、もっ
と芝生を植えたい場所に移植することができる. しかし、かかるマットでは、植物の種子の生育及び発芽
の過程を簡素化することができなかった. そこで、本発明の目的は、育成マットにより植物の種子
の生育及び発芽過程を簡素化及び改善することができる
育成用マットを提供することにある. (課題を達成するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、腐食性天然繊維フ
リースの植物育成用マットであって、前記腐食性天然繊
維フリース層内に植物育成用マイクロカプセル化添加物
が挿入されており、そのマイクロカプセルが水溶性から
成るものである.そして、好ましい態様としては、前記
育成用マットは、少なくてもマイクロカプセル化肥料あ
るいは保護薬剤が挿入されているものである.前記フリ
ースマットは、腐食性天然繊維層の育成用マット上に、
腐食性プラスチック箔を重ね、その箔の表面に植物の種
子をまき、粘着性マイクロカプセル化肥料を腐食性プラ
スチック箔の表面に散布し、腐食性天然繊維屡を形成す
るものである. 前記育成用マットは、補強格子が前記箔と上部繊維フリ
ース層との間に挿入されているものである. また、前記フリースマットは、ポリマー処理され、前記
箔のかわりに腐食性調整鉄片により育成用マットを腐食
させ、このマットが打ち抜かれているものである. (作用) 腐食性天然繊維フリース層内に植物育成用マイクロカプ
セル化添加物を挿入することにより、植物の種子をその
マイクロカプセルと同時にマット内に封入することがで
きるので、マット上の植物の生育を極めて早くすること
ができる.すなわち、非透水性のプラスチック箔上に上
記マットを敷いているので、そのマット上に水を注ぐこ
とにより、植物の種子を発芽させ、かつ肥料であるマイ
クロカプセルを開くことができるので、マイクロカプセ
ル内の肥料がマイクロカプセルから植物の種子に流れ、
種子の生育発芽を助長する. この場合には、肥料としてリン酸塩含有量の点から、例
えばトウモロコシ扮又は小麦粉のような天然肥料を用い
る. そして、好ましい態様としては、前記育成用マットは、
少なくてもマイクロカプセル化肥料あるいは保護薬剤が
挿入されているもので、前記マイクロカプセルが乾燥す
るとカプセルを閉じるが、マットに新たに水を加えるこ
とにより、マイクロカプセル内の肥料を容易に放出する
ことができる. したがって、このマイクロカプセルによれば、肥料を複
数回に分けて植物に与えることができる. そのマイクロカプセルに植物保護剤を封入した場合には
、マットに新たに水を加えるたびにマイクロカプセルが
開き、保護薬剤が植物に供給される. また、前記フリースマットは、腐食性天然繊維層上に、
腐食性プラスチック箔を重ね、その箔の表面に植物の種
子をまき、粘着性マイクロカプセル化肥料を腐食性プラ
スチック箔の表面に散布して腐食性天然繊維層が形成さ
れるので、種子が製造時から箔表面に粘着されるので、
ロール芝生の生育の雑草が地面からマット補強格子が前
記箔と上部繊維フリース層との間に挿入される.さらに
、フリースは、ポリマー処理され、前記箔のかわりに腐
食性調整鉄片により育成用マットを腐食させ、このマッ
トが打ち抜かれるようになっているので、育成マット上
の植物の種子の育成を簡単にすることができる. (実施例) 次に、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する. 第1図は本発明の一実施例の拡大射視図である. マットは、ジュート、フエルト、木毛、セルロース、亜
麻、麻またはアブラナのような腐食性天然繊維の上部お
よび下部繊維フリース層1.2ならびにその間に挿入さ
れた腐食性ブラスッチックの孔あき箔3からなる. この箔3、マットの全厚さの略半分、好ましくは、1/
3の所に挿入するのが望ましく、箔3と繊維フリース層
lとの間には、例えば、ボリブロビレンなとの腐食性プ
ラスチック材からなる補強格子4が挿入されている. この補強格子4は、例えば、直径0.006mmの十字
形に配置され、相互に接合されたプラスチック材料.ま
たは相互に結合された繊維糸からなる. 箔3は、例えば、厚さが0.002mmであり、補強格
子4の間隔が例えば15mm、上部繊維フリース層lの
厚さが、例えば2〜4mmである.上部繊維フリース1
内乃至その表面上には、マットへの水の供給によって初
めて開く、添加物マイクロカプセルが封入されている. この実施例では、孔あき箔3の表面上の格子4の目の間
、および層1の中には、例えば、草の種子のような植物
の種子5が、成育に適した分布状態ですでに封入されて
いる. この場合に補強格子4によって種子は、固着され、例え
ば、運搬時にマットの横からこぼれ落ちることがなくな
る. 上記実施例においては、種子5はさらに二重の働きをす
るゲル状のマイクロカプセル化天然肥料の散布によって
箔3の表面に固定されている.補強格子4の使用によっ
て、繊維フリース層1.2の繊維材料は、比較的粗いも
のを選ぶことができ、それによって発芽過程が促進され
る.また、本実施例では、マット1が当たりの重量がわ
ずか200gになる程度まで、フリース中の繊維の目を
粗く形成することができる.上記実施例のマットの製造
のためには、先ず希望の幅、例^ば、前幅が3mの連続
繊維フリース層2を製造し、そして、その表面上にプラ
スチック箔3を重ねる. 続いて、この実施例では、草の種子を希望の分布で蒔き
、最後に種子を箔3を重ね、続いて、草の種子を希望の
分布でまき、最後に種子を箔3に粘着させるゲル状マイ
クロカプセルの天然肥料を全幅にわたって散布する. このようにして、この実施例では、上部繊維フリース層
1を重ね、そのようにして形成された複合材をボーキュ
パインローラ等を使用してハリで固定し、同時にプラス
チック箔3に孔6を形成する. 上部繊維層1を重ねる際には、種子5の一部及びマイク
ロカプセル化添加物の一部がこの上部繊維フリース層の
繊維間に達する. 従って、この実施例では、種子及びマイクロカプセル化
添加物は、完成したマット内で層lと箔3との間に封入
されているだけではなく、繊維フリース層1内全体にあ
る程度均一に分布している. 上記実施例では、2.3年後には腐食してしまう腐食性
材料だけしか使用されないので、腐食がなかなかされな
いため、添加材料の影響によって、自然環境が損なわれ
てしまう不都合がなくなる. マイクロカプセル化添加物としては、植物の育成に必要
なものすべてが含まれるが、添加物としては水溶性のも
のであることが必要である.また、添加物のマイクロカ
プセル化は、通常用いられる公知の方法によって製造さ
れるものである. そして、添加物は希望の用途に応じて、多種多様な皮膜
形成重合体で被覆することができるが、これらの重合体
は、水の添加時に被覆された添加物を開放するという特
性を有するものであってはならない. また、防虫剤、除草剤及び殺虫剤のような植物保護薬剤
の場合には、マット製造時に簡単にマット内に散布でき
る乾燥マイクロカプセル化添加物を作るカプセル用材料
を使用することが、有利になるかもしれない.このこと
は、マイクロカプセル化肥料の場合にも当てはまること
である.そして、例えば、天然肥料のような添加物のマ
イクカプセル化の後には、みずからが粘着性を有してお
り、乾燥した後に初めて固まるようになっているので、
乾燥した後に初めて固まる皮膜形成材料を使用すること
が得に有利になる.また、本実施例では、粘着性ゲル状
材料の使用によって、製造時に蒔かれた植物の種子を箔
の上乃至格子の目の間に粘着させることが可能になる. 従って、上記実施例では、上部繊維層lが重ねられ際に
は、箔3の表面上の外部が粘着性の植物の種子及び繊維
を重ねた時に、繊維層1の中に巻き込まれる場合に、繊
維層1の内部の植物の種子が、その天然繊維に粘着する
. このため、植物の種子はマットの内部に固定され、こぼ
れおちることがなくなり、無駄をなくすことができる. 上記実施例のマットは、様々なおおきさに例えば、幅1
mの帯状のものを、草からロール芝生までの成育に適し
た長さに簡単に切断することができる. また、マットの草の成育を促進するためには、マットを
磁石または電磁石の中に置くことが有利で、これに人工
光を組み合わせることにより、成長がさらに促進される
ようにすることができる.そして、上記実施例において
、マイクロカプセルに植物保護剤を封入した場合には、
マットに新たに水を加えるたびにマイクロカプセルが開
き、保護薬剤が植物に供給される. このマットは、ロール芝生の育成に適しているだけでは
なく、飼料(エンドウまめ、大豆、カラスエンドウなど
)のような植物の成育、ならびにエゾネギ、コショウソ
ウ、パセリのような香辛料植物あるいは、野菜、花の成
育にも適する.また、上記マットを小形に形成すること
により、家庭でも、例えばベランダ、露台またはテラス
で腐食土層を用いなくても、所望の植物を育成させるこ
とができる. 比較的大きな植物の種子の場合には、マット内に添加物
のマイクロカプセルを封入し、種子をマットの表面上に
蒔くことにより、植物の成育を促進させることができる
. (発明の効果) 上記のように本発明によれば、育成マットにより植物の
種子の生育及び発芽過程を簡素にすることができ、かつ
育成マットにより植物の種子の生育及び発芽過程を改善
することができるようにすることができる.
いる植物育成用マットに関するものである. (従来の技術) この種のマットとしては、ロール芝生の育成用マットが
公知である. この育成用マットを使用した場合には、腐食土層がなく
ても、ロール芝生を非透水性敷物の上で成育させること
できる. このためには、マットの表面に植物の種子を蒔き、栄養
液を加えることにより、この植物の種子を発芽させるこ
とができる. しかも、そのときには、植物の根は、間に挟み込まれて
いるプラスチック箔の孔を貫通して、裏側の繊維フリー
スマットにも延びていく.(発明が解決しようとする課
題) かかる従来の育成マットでは、腐食土層がなくても、極
めて短期間で、マット上にいわゆる芝生を密生させるこ
とができ、このようにして得られた単位面積当り重量の
非常に小さいロール芝生を巻いてロール状にして、もっ
と芝生を植えたい場所に移植することができる. しかし、かかるマットでは、植物の種子の生育及び発芽
の過程を簡素化することができなかった. そこで、本発明の目的は、育成マットにより植物の種子
の生育及び発芽過程を簡素化及び改善することができる
育成用マットを提供することにある. (課題を達成するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、腐食性天然繊維フ
リースの植物育成用マットであって、前記腐食性天然繊
維フリース層内に植物育成用マイクロカプセル化添加物
が挿入されており、そのマイクロカプセルが水溶性から
成るものである.そして、好ましい態様としては、前記
育成用マットは、少なくてもマイクロカプセル化肥料あ
るいは保護薬剤が挿入されているものである.前記フリ
ースマットは、腐食性天然繊維層の育成用マット上に、
腐食性プラスチック箔を重ね、その箔の表面に植物の種
子をまき、粘着性マイクロカプセル化肥料を腐食性プラ
スチック箔の表面に散布し、腐食性天然繊維屡を形成す
るものである. 前記育成用マットは、補強格子が前記箔と上部繊維フリ
ース層との間に挿入されているものである. また、前記フリースマットは、ポリマー処理され、前記
箔のかわりに腐食性調整鉄片により育成用マットを腐食
させ、このマットが打ち抜かれているものである. (作用) 腐食性天然繊維フリース層内に植物育成用マイクロカプ
セル化添加物を挿入することにより、植物の種子をその
マイクロカプセルと同時にマット内に封入することがで
きるので、マット上の植物の生育を極めて早くすること
ができる.すなわち、非透水性のプラスチック箔上に上
記マットを敷いているので、そのマット上に水を注ぐこ
とにより、植物の種子を発芽させ、かつ肥料であるマイ
クロカプセルを開くことができるので、マイクロカプセ
ル内の肥料がマイクロカプセルから植物の種子に流れ、
種子の生育発芽を助長する. この場合には、肥料としてリン酸塩含有量の点から、例
えばトウモロコシ扮又は小麦粉のような天然肥料を用い
る. そして、好ましい態様としては、前記育成用マットは、
少なくてもマイクロカプセル化肥料あるいは保護薬剤が
挿入されているもので、前記マイクロカプセルが乾燥す
るとカプセルを閉じるが、マットに新たに水を加えるこ
とにより、マイクロカプセル内の肥料を容易に放出する
ことができる. したがって、このマイクロカプセルによれば、肥料を複
数回に分けて植物に与えることができる. そのマイクロカプセルに植物保護剤を封入した場合には
、マットに新たに水を加えるたびにマイクロカプセルが
開き、保護薬剤が植物に供給される. また、前記フリースマットは、腐食性天然繊維層上に、
腐食性プラスチック箔を重ね、その箔の表面に植物の種
子をまき、粘着性マイクロカプセル化肥料を腐食性プラ
スチック箔の表面に散布して腐食性天然繊維層が形成さ
れるので、種子が製造時から箔表面に粘着されるので、
ロール芝生の生育の雑草が地面からマット補強格子が前
記箔と上部繊維フリース層との間に挿入される.さらに
、フリースは、ポリマー処理され、前記箔のかわりに腐
食性調整鉄片により育成用マットを腐食させ、このマッ
トが打ち抜かれるようになっているので、育成マット上
の植物の種子の育成を簡単にすることができる. (実施例) 次に、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する. 第1図は本発明の一実施例の拡大射視図である. マットは、ジュート、フエルト、木毛、セルロース、亜
麻、麻またはアブラナのような腐食性天然繊維の上部お
よび下部繊維フリース層1.2ならびにその間に挿入さ
れた腐食性ブラスッチックの孔あき箔3からなる. この箔3、マットの全厚さの略半分、好ましくは、1/
3の所に挿入するのが望ましく、箔3と繊維フリース層
lとの間には、例えば、ボリブロビレンなとの腐食性プ
ラスチック材からなる補強格子4が挿入されている. この補強格子4は、例えば、直径0.006mmの十字
形に配置され、相互に接合されたプラスチック材料.ま
たは相互に結合された繊維糸からなる. 箔3は、例えば、厚さが0.002mmであり、補強格
子4の間隔が例えば15mm、上部繊維フリース層lの
厚さが、例えば2〜4mmである.上部繊維フリース1
内乃至その表面上には、マットへの水の供給によって初
めて開く、添加物マイクロカプセルが封入されている. この実施例では、孔あき箔3の表面上の格子4の目の間
、および層1の中には、例えば、草の種子のような植物
の種子5が、成育に適した分布状態ですでに封入されて
いる. この場合に補強格子4によって種子は、固着され、例え
ば、運搬時にマットの横からこぼれ落ちることがなくな
る. 上記実施例においては、種子5はさらに二重の働きをす
るゲル状のマイクロカプセル化天然肥料の散布によって
箔3の表面に固定されている.補強格子4の使用によっ
て、繊維フリース層1.2の繊維材料は、比較的粗いも
のを選ぶことができ、それによって発芽過程が促進され
る.また、本実施例では、マット1が当たりの重量がわ
ずか200gになる程度まで、フリース中の繊維の目を
粗く形成することができる.上記実施例のマットの製造
のためには、先ず希望の幅、例^ば、前幅が3mの連続
繊維フリース層2を製造し、そして、その表面上にプラ
スチック箔3を重ねる. 続いて、この実施例では、草の種子を希望の分布で蒔き
、最後に種子を箔3を重ね、続いて、草の種子を希望の
分布でまき、最後に種子を箔3に粘着させるゲル状マイ
クロカプセルの天然肥料を全幅にわたって散布する. このようにして、この実施例では、上部繊維フリース層
1を重ね、そのようにして形成された複合材をボーキュ
パインローラ等を使用してハリで固定し、同時にプラス
チック箔3に孔6を形成する. 上部繊維層1を重ねる際には、種子5の一部及びマイク
ロカプセル化添加物の一部がこの上部繊維フリース層の
繊維間に達する. 従って、この実施例では、種子及びマイクロカプセル化
添加物は、完成したマット内で層lと箔3との間に封入
されているだけではなく、繊維フリース層1内全体にあ
る程度均一に分布している. 上記実施例では、2.3年後には腐食してしまう腐食性
材料だけしか使用されないので、腐食がなかなかされな
いため、添加材料の影響によって、自然環境が損なわれ
てしまう不都合がなくなる. マイクロカプセル化添加物としては、植物の育成に必要
なものすべてが含まれるが、添加物としては水溶性のも
のであることが必要である.また、添加物のマイクロカ
プセル化は、通常用いられる公知の方法によって製造さ
れるものである. そして、添加物は希望の用途に応じて、多種多様な皮膜
形成重合体で被覆することができるが、これらの重合体
は、水の添加時に被覆された添加物を開放するという特
性を有するものであってはならない. また、防虫剤、除草剤及び殺虫剤のような植物保護薬剤
の場合には、マット製造時に簡単にマット内に散布でき
る乾燥マイクロカプセル化添加物を作るカプセル用材料
を使用することが、有利になるかもしれない.このこと
は、マイクロカプセル化肥料の場合にも当てはまること
である.そして、例えば、天然肥料のような添加物のマ
イクカプセル化の後には、みずからが粘着性を有してお
り、乾燥した後に初めて固まるようになっているので、
乾燥した後に初めて固まる皮膜形成材料を使用すること
が得に有利になる.また、本実施例では、粘着性ゲル状
材料の使用によって、製造時に蒔かれた植物の種子を箔
の上乃至格子の目の間に粘着させることが可能になる. 従って、上記実施例では、上部繊維層lが重ねられ際に
は、箔3の表面上の外部が粘着性の植物の種子及び繊維
を重ねた時に、繊維層1の中に巻き込まれる場合に、繊
維層1の内部の植物の種子が、その天然繊維に粘着する
. このため、植物の種子はマットの内部に固定され、こぼ
れおちることがなくなり、無駄をなくすことができる. 上記実施例のマットは、様々なおおきさに例えば、幅1
mの帯状のものを、草からロール芝生までの成育に適し
た長さに簡単に切断することができる. また、マットの草の成育を促進するためには、マットを
磁石または電磁石の中に置くことが有利で、これに人工
光を組み合わせることにより、成長がさらに促進される
ようにすることができる.そして、上記実施例において
、マイクロカプセルに植物保護剤を封入した場合には、
マットに新たに水を加えるたびにマイクロカプセルが開
き、保護薬剤が植物に供給される. このマットは、ロール芝生の育成に適しているだけでは
なく、飼料(エンドウまめ、大豆、カラスエンドウなど
)のような植物の成育、ならびにエゾネギ、コショウソ
ウ、パセリのような香辛料植物あるいは、野菜、花の成
育にも適する.また、上記マットを小形に形成すること
により、家庭でも、例えばベランダ、露台またはテラス
で腐食土層を用いなくても、所望の植物を育成させるこ
とができる. 比較的大きな植物の種子の場合には、マット内に添加物
のマイクロカプセルを封入し、種子をマットの表面上に
蒔くことにより、植物の成育を促進させることができる
. (発明の効果) 上記のように本発明によれば、育成マットにより植物の
種子の生育及び発芽過程を簡素にすることができ、かつ
育成マットにより植物の種子の生育及び発芽過程を改善
することができるようにすることができる.
第1図は本発明の一実施例を示す育成マットの拡大射視
図である. 図中で、1は上部繊維フリース屡、2は下部繊維フリー
ス層、3は孔あき箔、4は補強格子、4は植物の種子で
ある. 出 願 人 口パート・ブレーム
図である. 図中で、1は上部繊維フリース屡、2は下部繊維フリー
ス層、3は孔あき箔、4は補強格子、4は植物の種子で
ある. 出 願 人 口パート・ブレーム
Claims (5)
- (1)腐食性天然繊維フリースの植物育成用マットにお
いて、前記腐食性天然繊維フリース層内に植物育成用マ
イクロカプセル化添加物が挿入され、そのマイクロカプ
セルが水溶性より成ることを特徴とする植物育成用マッ
ト。 - (2)前記育成用マットには、少なくてもマイクロカプ
セル化肥料あるいは保護薬剤が挿入されていることを特
徴とする請求項1記載の植物育成用マット。 - (3)前記フリースマットは、腐食性天然繊維層上に、
腐食性プラスチック箔を重ね、その箔の表面に植物の種
子をまき、粘着性マイクロカプセル化肥料を腐食性プラ
スチック箔の表面に散布し、腐食性天然繊維層を形成す
ることを特徴とする請求項1記載の植物育成用マット。 - (4)前記育成用マットには、補強格子が前記箔と上部
繊維フリース層との間に挿入されていることを特徴する
請求項1及び請求項3記載の植物育成用マット。 - (5)前記フリースは、ポリマー処理され、前記箔のか
わりに腐食性調整鉄片により育成用マットを腐食させ、
このマットが打ち抜かれることを特徴とする請求項1及
び請求項3記載の植物育成用マット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3816865A DE3816865A1 (de) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | Matte zum aufziehen von pflanzen, insbesondere gras |
DE3816865.0 | 1988-05-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02238817A true JPH02238817A (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=6354597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1092003A Pending JPH02238817A (ja) | 1988-05-18 | 1989-04-13 | 植物育成用マット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02238817A (ja) |
DE (1) | DE3816865A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103621351A (zh) * | 2013-10-27 | 2014-03-12 | 大连东芳果菜专业合作社 | 育苗用生根纤维毡片 |
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DE4301312C2 (de) * | 1993-01-20 | 2002-05-29 | Peter Bott | Pflanzsubstrat |
US5417010A (en) * | 1993-08-09 | 1995-05-23 | Ecer; Gunes M. | Light weight seeding sheet |
ES2139808T3 (es) * | 1994-10-13 | 2000-02-16 | Wolfgang Behrens | Estera de lana mineral higroscopica. |
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DE19648105C2 (de) * | 1996-11-21 | 1999-07-15 | Wolfgang Behrens | Vegetationselement |
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FR2843523B1 (fr) * | 2002-08-13 | 2005-03-04 | Ahlstrom Research & Services | Support fibreux biodegradable pour paillage de sol |
DE102004046570A1 (de) * | 2004-09-24 | 2006-03-30 | Thomas Merschmann | Pflanzsode und Verfahren zur Herstellung derselben |
DE102006057102A1 (de) * | 2006-12-04 | 2008-06-05 | Töpfer, Hans | Rollrasen |
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RU2759933C1 (ru) * | 2018-08-21 | 2021-11-18 | Хайдрофилдс Бв | Опорная структура для гибридного газона, содержащая слой каменной ваты, способ установки такой структуры и биоразлагаемый ящик, содержащий такую структуру |
-
1988
- 1988-05-18 DE DE3816865A patent/DE3816865A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-04-13 JP JP1092003A patent/JPH02238817A/ja active Pending
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3816865A1 (de) | 1989-11-23 |
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